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ぱち、ーぱちーーー
死んだのかな?
目覚めて思ったことがそれだけだった。
目の前には白い天井、隣にはぽとぽとと
点滴の滴が落ちていた。
蓮「奏多っ!!」
「若呼んでくるから待っとけ!」
ガラガラーーー
奏多『あ、生きてるんだ。』
それに少しがっかりしている自分がいた。
桐谷「か、奏多…」
奏多は、その声を聞いてハッと肩を震わす。
奏多『やだ、こんな姿、見られたくない…
いやだ、来ないで、、』
桐谷の足音が近づくとともに、呼吸のペースが速くなる。
奏多「はっ、はっ、はぁ、ふっ、はっ」
そして、桐谷が奏多の顔を覗き込むと
桐谷が目を見開く。
桐谷「お、おい、奏多!れ、蓮、ナースコール!」
奏多は下を向いて目を見開いたまま、口をパクパクとしているが、息が吸えてない。
ガラガラーーーー
医者「奏多さん、大丈夫ですよ。」
「ゆっくりふぅーと息を吐いてー。」
奏多「はっ、はっ、ふぅぅー、はっぁぁー」
奏多『あ、駄目だ、おちる…』
バタンーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
窓から明るい日がさす。
蓮「目覚めたか?」
奏多 コクリ
蓮「若呼んでもいいか、?」
奏多 …
蓮「…なら、先に検査してもらおう。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
医者「レントゲン、ctは撮りましょう。
あと他にしたい検査有りますか?」
奏多『声が出ない、、どうしよう、、』
奏多は手で喉を刺し、その後にバツと手で表すと、医者は慌てて小さいホワイトボードを取り出し、奏多に書かせた。
奏多(いつの日か、声が出なくなってしまって…。けど、たまに小さく出る時があります。)
医者「そうですか、、」
そう言って看護師と顔を見合わせた。
医者「他にしたい検査などありますか?」
奏多(…ーーーーーしてもらえますか?)
また医者は驚くような顔をして、
医者「分かりました。」
とだけ言った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
検査が終わって結果を待つために病室に戻ると、そこには、蓮と桐谷が待っていた。
奏多「ッッッ」
桐谷「っ、奏多、俺がいたら嫌か?、」
奏多はゆっくり横に首を振る。
奏多はゆっくり進み、ベッドに横たわる。
桐谷「すまなかった。本当に。
会いたかった。」
そう言って奏多を抱きしめようとすると、
奏多が咄嗟に桐谷の手を払った。
桐谷「え?」
蓮「奏多っ!」
奏多「ッッッッぁ、。」
奏多『違くて、、汚いから、、うつっちゃう』
伝えようとするも、声にはです、ただ口がパクパクとするだけー。
奏多「はぁ、ふぅ、はっ、」
桐谷「いいんだ、すまない。軽率すぎた。」
「また来るよ。」
そう言って、桐谷と蓮は病室から出て行った。
ただ、奏多の嗚咽だけが病室に響いていた。
翌日病室には桐谷はおらず、蓮だけが隣についていた。
蓮「おはよう。」
奏多『…』ぺこっ
蓮「検査結果の時に若来るから安心しろ。」
「ただ、相当昨日のはやられてたぞ笑ほどほどにな笑」
奏多『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
看護師「橋本奏多さんー、次どうぞー」
さっき合流した桐谷さんと蓮さんと一緒に入る。
医者「やはり、助骨が2本折れてますね。ですが、治りかけって感じです。他にも自然治癒した箇所がありました。
火傷に関しては、軟膏を出しておきますね。
ただ、火傷跡は残ると思います。
栄養失調が酷いため、数週間は入院して最初は点滴から、徐々に食べられるようになりましょうね。
右目に関しては、傷跡として残ると思います。
傷が深く中の軟膜まで傷ついてしまっているので失明とはいきませんが…」
奏多は分かってるようにコクリと頷く。
そして、ホワイトボードに
眼帯だけ貰えますか?とー。
医者「…はい。」
奏多はそれを聞いてホッとした。
こんな醜い姿を見られたくなかった。
医者「あ、あと、奏多さんがしたいと仰っていた検査結果なのですが…」
奏多は、ハッとして急いでホワイトボードに
あとで個人的に聞いてもいいですか。
と書く。
医者「分かりました。」
蓮「俺たち聞いたら駄目なのか?」
奏多 コクリ
蓮「そうかー。」
医者「あ、あと奏多さんから、声が出ないということを聞いてたのですが、、」
桐谷&蓮「っ!?!!」
蓮「そういうことだったのか!すまない。」
奏多はブンブンと横に首を振る。
医者「検査したところ、腫れてはいましたがそれが原因ではなさそうなので、何かストレスなどの精神的なものだと思います。」
「精神科の受診もおすすめします。」
「最後に薬物検査なのですが、違法ドラッグに二つ引っかかっていました。
これから、フラッシュバックなどの症状があると思いますが、頑張って乗り越えて行きましょうね。」
「では、お二人は外でお待ちください。」
どこか不屈ように桐谷さんと蓮さんは出て行った。
医者「では、奏多さん。
検査したいと仰っていた性病の検査なのですがー。」
奏多「コクリ」
医者「HIV感染症が陽性でした。」
分かっていた。
あんだけ、いろんな人との性交渉。
注射器の使い回し。
陰性なはずがない。
医者「でも、今は医療が発達していて、完治はしませんが、増殖を抑えることは可能です。」
医者「治療一緒に頑張って行きましょう。」
奏多(…はい。ありがとうございました。)
ガラガラーーーー
桐谷「終わったか?」
奏多『コクリ』
桐谷「じゃ戻ろうか」
病室ーーーーーーー
ベッドの登り降りの瞬間がとてつもなく痛い。
奏多「っふぅ、」
桐谷が手を伸ばそうとするが途中で手を下ろしてしまう。
桐谷「布団かけるぞ」
奏多『コクリ』
そして、隣に置いていたホワイトボードに
ありがとうございます。
そして、ごめんなさい
とだけを書き、眠りについた。
桐谷「……おやすみ」
死んだのかな?
目覚めて思ったことがそれだけだった。
目の前には白い天井、隣にはぽとぽとと
点滴の滴が落ちていた。
蓮「奏多っ!!」
「若呼んでくるから待っとけ!」
ガラガラーーー
奏多『あ、生きてるんだ。』
それに少しがっかりしている自分がいた。
桐谷「か、奏多…」
奏多は、その声を聞いてハッと肩を震わす。
奏多『やだ、こんな姿、見られたくない…
いやだ、来ないで、、』
桐谷の足音が近づくとともに、呼吸のペースが速くなる。
奏多「はっ、はっ、はぁ、ふっ、はっ」
そして、桐谷が奏多の顔を覗き込むと
桐谷が目を見開く。
桐谷「お、おい、奏多!れ、蓮、ナースコール!」
奏多は下を向いて目を見開いたまま、口をパクパクとしているが、息が吸えてない。
ガラガラーーーー
医者「奏多さん、大丈夫ですよ。」
「ゆっくりふぅーと息を吐いてー。」
奏多「はっ、はっ、ふぅぅー、はっぁぁー」
奏多『あ、駄目だ、おちる…』
バタンーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
窓から明るい日がさす。
蓮「目覚めたか?」
奏多 コクリ
蓮「若呼んでもいいか、?」
奏多 …
蓮「…なら、先に検査してもらおう。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
医者「レントゲン、ctは撮りましょう。
あと他にしたい検査有りますか?」
奏多『声が出ない、、どうしよう、、』
奏多は手で喉を刺し、その後にバツと手で表すと、医者は慌てて小さいホワイトボードを取り出し、奏多に書かせた。
奏多(いつの日か、声が出なくなってしまって…。けど、たまに小さく出る時があります。)
医者「そうですか、、」
そう言って看護師と顔を見合わせた。
医者「他にしたい検査などありますか?」
奏多(…ーーーーーしてもらえますか?)
また医者は驚くような顔をして、
医者「分かりました。」
とだけ言った。
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検査が終わって結果を待つために病室に戻ると、そこには、蓮と桐谷が待っていた。
奏多「ッッッ」
桐谷「っ、奏多、俺がいたら嫌か?、」
奏多はゆっくり横に首を振る。
奏多はゆっくり進み、ベッドに横たわる。
桐谷「すまなかった。本当に。
会いたかった。」
そう言って奏多を抱きしめようとすると、
奏多が咄嗟に桐谷の手を払った。
桐谷「え?」
蓮「奏多っ!」
奏多「ッッッッぁ、。」
奏多『違くて、、汚いから、、うつっちゃう』
伝えようとするも、声にはです、ただ口がパクパクとするだけー。
奏多「はぁ、ふぅ、はっ、」
桐谷「いいんだ、すまない。軽率すぎた。」
「また来るよ。」
そう言って、桐谷と蓮は病室から出て行った。
ただ、奏多の嗚咽だけが病室に響いていた。
翌日病室には桐谷はおらず、蓮だけが隣についていた。
蓮「おはよう。」
奏多『…』ぺこっ
蓮「検査結果の時に若来るから安心しろ。」
「ただ、相当昨日のはやられてたぞ笑ほどほどにな笑」
奏多『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
看護師「橋本奏多さんー、次どうぞー」
さっき合流した桐谷さんと蓮さんと一緒に入る。
医者「やはり、助骨が2本折れてますね。ですが、治りかけって感じです。他にも自然治癒した箇所がありました。
火傷に関しては、軟膏を出しておきますね。
ただ、火傷跡は残ると思います。
栄養失調が酷いため、数週間は入院して最初は点滴から、徐々に食べられるようになりましょうね。
右目に関しては、傷跡として残ると思います。
傷が深く中の軟膜まで傷ついてしまっているので失明とはいきませんが…」
奏多は分かってるようにコクリと頷く。
そして、ホワイトボードに
眼帯だけ貰えますか?とー。
医者「…はい。」
奏多はそれを聞いてホッとした。
こんな醜い姿を見られたくなかった。
医者「あ、あと、奏多さんがしたいと仰っていた検査結果なのですが…」
奏多は、ハッとして急いでホワイトボードに
あとで個人的に聞いてもいいですか。
と書く。
医者「分かりました。」
蓮「俺たち聞いたら駄目なのか?」
奏多 コクリ
蓮「そうかー。」
医者「あ、あと奏多さんから、声が出ないということを聞いてたのですが、、」
桐谷&蓮「っ!?!!」
蓮「そういうことだったのか!すまない。」
奏多はブンブンと横に首を振る。
医者「検査したところ、腫れてはいましたがそれが原因ではなさそうなので、何かストレスなどの精神的なものだと思います。」
「精神科の受診もおすすめします。」
「最後に薬物検査なのですが、違法ドラッグに二つ引っかかっていました。
これから、フラッシュバックなどの症状があると思いますが、頑張って乗り越えて行きましょうね。」
「では、お二人は外でお待ちください。」
どこか不屈ように桐谷さんと蓮さんは出て行った。
医者「では、奏多さん。
検査したいと仰っていた性病の検査なのですがー。」
奏多「コクリ」
医者「HIV感染症が陽性でした。」
分かっていた。
あんだけ、いろんな人との性交渉。
注射器の使い回し。
陰性なはずがない。
医者「でも、今は医療が発達していて、完治はしませんが、増殖を抑えることは可能です。」
医者「治療一緒に頑張って行きましょう。」
奏多(…はい。ありがとうございました。)
ガラガラーーーー
桐谷「終わったか?」
奏多『コクリ』
桐谷「じゃ戻ろうか」
病室ーーーーーーー
ベッドの登り降りの瞬間がとてつもなく痛い。
奏多「っふぅ、」
桐谷が手を伸ばそうとするが途中で手を下ろしてしまう。
桐谷「布団かけるぞ」
奏多『コクリ』
そして、隣に置いていたホワイトボードに
ありがとうございます。
そして、ごめんなさい
とだけを書き、眠りについた。
桐谷「……おやすみ」
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