3 / 15
第3話:鉄の生徒会長と見えない部員
しおりを挟む
九条院 凛(くじょういん りん)。 青藍高校の生徒会長にして、成績優秀、眉目秀麗。 しかし、そのあまりの規律への厳格さと、違反者に対する容赦ない言動から、ついたあだ名が『鉄の女』、あるいは『青藍の断頭台』。
そんな学園の絶対権力者が今、俺の目の前で仁王立ちしていた。
「……もう一度聞くわ、八雲零士くん」
凛とした、しかし絶対零度の響きを持つ声が、夕暮れの下駄箱に響く。 彼女は腕組みをし、鋭い眼光で俺を射抜いていた。
「貴方は先程まで、誰もいない空間に向かって話しかけ、あまつさえ笑っていた。……違法薬物の類か、あるいは精神的な疲労か。どちらにせよ、見過ごすわけにはいかないわね」
彼女の視線の先には、俺と――俺の隣で「うわぁ、怖い顔~」と能天気にピースサインをしている白鷺瑞希がいる。 もちろん、凛に瑞希は見えていない。
「……独り言です」
俺は極力表情を動かさずに答えた。
「役作りをしていたんです。今度、演劇の手伝いをする予定でして」 「演劇? 貴方、オカルト部所属よね?」
眉がピクリと跳ねる。 やはり、俺の素性は既に割れているらしい。生徒会長の情報網を甘く見ていたか。
「オカルト部……。部員一名、活動実績ゼロ。部室を私物化し、電気代の無駄遣いをしているだけの不良債権」
凛が一歩、俺に近づく。 その迫力に、俺は思わず半歩下が……ろうとしたが、背後に下駄箱があって下がれない。
「単刀直入に言うわ。オカルト部は今月末をもって廃部とします」
俺の隣で、瑞希が「ええーっ!?」と叫んだ。 鼓膜にキンと響くが、俺は無視して凛を見返す。
「廃部……ですか。入部届は受理されているはずですが」 「部としての体を成していないからよ。それに……」
凛はふと、鼻を鳴らした。 彼女の視線が、俺の隣――瑞希がいる空間へとスライドする。 その瞳が、怪訝そうに細められた。
「……あの部屋、空気が淀んでいるのよ。校舎の管理上、不衛生な場所を放置するわけにはいかないわ」
ドキリとした。 「空気が淀んでいる」。それは一般的な衛生の話ではない。 彼女の家系――九条院家は、由緒正しい退魔師の一族だという噂を聞いたことがある。まさか、瑞希の気配を感じ取っているのか?
「とにかく、明日放課後、生徒会室に来なさい。退部届と部室の鍵を提出してもらうわ」
凛はそれだけ言い放つと、長い黒髪を翻して去っていった。 カツ、カツ、カツ……と、規律正しいローファーの音が遠ざかっていく。
後に残されたのは、俺と、幽霊一匹。
「ど、どうしよう零士くん! 廃部だって! 私の家がなくなっちゃう!」
瑞希が俺の腕にすがりついてくる。 体温共有(バッテリー充電)のせいで、彼女の焦りが直接肌に伝わってきた。
「……俺にとっても死活問題だ」
ようやく見つけた静寂の聖域(もっとも、今は騒がしい幽霊付きだが)。それを失えば、俺はまた「ノイズ」だらけの学園生活に放り出されることになる。 それだけは阻止しなければならない。
2
翌日の放課後。 オカルト部の部室は、お通夜のような雰囲気……ではなく、緊急作戦会議の熱気に包まれていた。
「絶対反対! 断固拒否! 生徒会長だからって何でも決めていいと思ったら大間違いだよ!」
瑞希が机の上で抗議のデモ行進をしている。プラカードはないが、拳を突き上げる姿は勇ましい。
「騒ぐな。……問題は『活動実績がない』と言われたことだ」
俺は椅子に座り、腕を組んだ。 廃部を回避するには、オカルト部が存在する意義を証明しなければならない。だが、何をすればいい? こっくりさんでもやるか? それともUFO召喚か?
その時、ガララッ! と引き戸が乱暴に開けられた。 現れたのは、昨日の今日で再び登場の「鉄の女」、九条院凛だった。
「来ないから、こちらから来てあげたわ」
凛は部室に入ってくるなり、眉を顰めて室内を見回した。 彼女の手には、退去命令書のような書類が握られている。
「……相変わらず、嫌な気配ね」
彼女は独り言のように呟き、瑞希が座っている机の方を睨んだ。 瑞希が「ひっ」と声を上げて俺の背後に隠れる。 やはり、見えてはいなくても「感じる」らしい。
「八雲くん。この書類にサインを。今すぐ部室を明け渡しなさい」 「断る、と言ったら?」 「強制執行よ。生徒会権限を行使します」
問答無用か。 俺が反論の言葉を探していると、背中から瑞希の小さな声が聞こえた。
「……ねえ、零士くん。取引を持ちかけてみて」 「(取引?)」 「うん。実績がないなら、作ればいいじゃない。『学園の七不思議を解決したら、部として認める』って!」
なるほど。 オカルト部らしい活動で成果を出せば、文句はないはずだ。 俺は意を決して、凛に向き直った。
「会長。廃部の理由は『活動実績がない』ことでしたね」 「ええ。学校への貢献度が皆無だわ」 「ならば、証明してみせます。オカルト部が、この学園の『平穏』を守るために必要だと」
凛が怪訝な顔をする。 俺は瑞希のアドバイスに従い、ハッタリをかました。
「最近、学園内で噂になっている『開かずの音楽室』の怪異。ご存知ですか?」 「……音楽室?」
凛の表情がわずかに動いた。 図星だ。彼女は生徒会長として、あるいは退魔師の家系として、学園内の「異変」には敏感なはずだ。
「夜な夜なピアノの音が聞こえるという噂。さらに、そこに近づいた生徒が高熱を出して寝込む事件が相次いでいる……。オカルト部がその原因を究明し、解決してみせます」
俺が言い切ると、凛は目を細め、値踏みするように俺を見た。
「……フン。ただのオカルトマニアかと思っていたけれど、その件を知っているとはね」
彼女は持っていた書類を下げた。
「いいでしょう。実はその件、生徒会……いえ、私の家の方でも調査対象になっていたの」
ボロが出た。やはり「家」絡みか。
「期限は一週間。もし貴方がその怪異を解決できたら、オカルト部の存続を認めましょう。ただし、失敗すれば即刻廃部。さらに貴方には、生徒会の雑用係として奉仕活動をしてもらうわ」
凛は不敵に笑った。その笑顔は美しかったが、捕食者のそれだった。
「乗ります」
俺の返答に、彼女は満足そうに頷き、「期待しているわよ、オカルトくん」と言い残して部室を出て行った。
3
嵐が去った部室で、俺は大きく息を吐いた。
「……言っちゃったな」 「言っちゃったねー! かっこよかったよ零士くん!」
瑞希が俺の背中から飛び出し、パチパチと拍手をする。
「でも、大丈夫? 『開かずの音楽室』って、結構ヤバい噂だよ? 前の部長さんも『あそこには近づくな』って言ってたし」 「お前が提案したんだろうが」 「勢いで! てへ!」
瑞希は悪びれもせず舌を出す。 だが、俺には勝算がないわけではない。 俺には「視える」目がある。そして何より、こちらの世界に詳しい「ガイド役」がいる。
「瑞希。お前の出番だ」 「え?」 「幽霊のことは幽霊に聞け、だ。音楽室に何がいるのか、偵察に行くぞ」
俺は立ち上がった。 こうして、俺と瑞希の――オカルト部の初仕事が始まった。 学園の七不思議、その一つ『開かずの音楽室』。 だが俺たちはまだ知らなかった。 それが単なる幽霊騒ぎではなく、もっと根深い、この街全体を巻き込む陰謀の入り口に過ぎないということを。
「よし! しゅっぱーつ! ……あ、零士くん、手! 手繋いで!」 「……移動中だけだぞ」
俺が差し出した手を、瑞希が嬉しそうに握る。 冷たくて温かいその感触と共に、俺たちは夕闇の校舎へと歩き出した。
そんな学園の絶対権力者が今、俺の目の前で仁王立ちしていた。
「……もう一度聞くわ、八雲零士くん」
凛とした、しかし絶対零度の響きを持つ声が、夕暮れの下駄箱に響く。 彼女は腕組みをし、鋭い眼光で俺を射抜いていた。
「貴方は先程まで、誰もいない空間に向かって話しかけ、あまつさえ笑っていた。……違法薬物の類か、あるいは精神的な疲労か。どちらにせよ、見過ごすわけにはいかないわね」
彼女の視線の先には、俺と――俺の隣で「うわぁ、怖い顔~」と能天気にピースサインをしている白鷺瑞希がいる。 もちろん、凛に瑞希は見えていない。
「……独り言です」
俺は極力表情を動かさずに答えた。
「役作りをしていたんです。今度、演劇の手伝いをする予定でして」 「演劇? 貴方、オカルト部所属よね?」
眉がピクリと跳ねる。 やはり、俺の素性は既に割れているらしい。生徒会長の情報網を甘く見ていたか。
「オカルト部……。部員一名、活動実績ゼロ。部室を私物化し、電気代の無駄遣いをしているだけの不良債権」
凛が一歩、俺に近づく。 その迫力に、俺は思わず半歩下が……ろうとしたが、背後に下駄箱があって下がれない。
「単刀直入に言うわ。オカルト部は今月末をもって廃部とします」
俺の隣で、瑞希が「ええーっ!?」と叫んだ。 鼓膜にキンと響くが、俺は無視して凛を見返す。
「廃部……ですか。入部届は受理されているはずですが」 「部としての体を成していないからよ。それに……」
凛はふと、鼻を鳴らした。 彼女の視線が、俺の隣――瑞希がいる空間へとスライドする。 その瞳が、怪訝そうに細められた。
「……あの部屋、空気が淀んでいるのよ。校舎の管理上、不衛生な場所を放置するわけにはいかないわ」
ドキリとした。 「空気が淀んでいる」。それは一般的な衛生の話ではない。 彼女の家系――九条院家は、由緒正しい退魔師の一族だという噂を聞いたことがある。まさか、瑞希の気配を感じ取っているのか?
「とにかく、明日放課後、生徒会室に来なさい。退部届と部室の鍵を提出してもらうわ」
凛はそれだけ言い放つと、長い黒髪を翻して去っていった。 カツ、カツ、カツ……と、規律正しいローファーの音が遠ざかっていく。
後に残されたのは、俺と、幽霊一匹。
「ど、どうしよう零士くん! 廃部だって! 私の家がなくなっちゃう!」
瑞希が俺の腕にすがりついてくる。 体温共有(バッテリー充電)のせいで、彼女の焦りが直接肌に伝わってきた。
「……俺にとっても死活問題だ」
ようやく見つけた静寂の聖域(もっとも、今は騒がしい幽霊付きだが)。それを失えば、俺はまた「ノイズ」だらけの学園生活に放り出されることになる。 それだけは阻止しなければならない。
2
翌日の放課後。 オカルト部の部室は、お通夜のような雰囲気……ではなく、緊急作戦会議の熱気に包まれていた。
「絶対反対! 断固拒否! 生徒会長だからって何でも決めていいと思ったら大間違いだよ!」
瑞希が机の上で抗議のデモ行進をしている。プラカードはないが、拳を突き上げる姿は勇ましい。
「騒ぐな。……問題は『活動実績がない』と言われたことだ」
俺は椅子に座り、腕を組んだ。 廃部を回避するには、オカルト部が存在する意義を証明しなければならない。だが、何をすればいい? こっくりさんでもやるか? それともUFO召喚か?
その時、ガララッ! と引き戸が乱暴に開けられた。 現れたのは、昨日の今日で再び登場の「鉄の女」、九条院凛だった。
「来ないから、こちらから来てあげたわ」
凛は部室に入ってくるなり、眉を顰めて室内を見回した。 彼女の手には、退去命令書のような書類が握られている。
「……相変わらず、嫌な気配ね」
彼女は独り言のように呟き、瑞希が座っている机の方を睨んだ。 瑞希が「ひっ」と声を上げて俺の背後に隠れる。 やはり、見えてはいなくても「感じる」らしい。
「八雲くん。この書類にサインを。今すぐ部室を明け渡しなさい」 「断る、と言ったら?」 「強制執行よ。生徒会権限を行使します」
問答無用か。 俺が反論の言葉を探していると、背中から瑞希の小さな声が聞こえた。
「……ねえ、零士くん。取引を持ちかけてみて」 「(取引?)」 「うん。実績がないなら、作ればいいじゃない。『学園の七不思議を解決したら、部として認める』って!」
なるほど。 オカルト部らしい活動で成果を出せば、文句はないはずだ。 俺は意を決して、凛に向き直った。
「会長。廃部の理由は『活動実績がない』ことでしたね」 「ええ。学校への貢献度が皆無だわ」 「ならば、証明してみせます。オカルト部が、この学園の『平穏』を守るために必要だと」
凛が怪訝な顔をする。 俺は瑞希のアドバイスに従い、ハッタリをかました。
「最近、学園内で噂になっている『開かずの音楽室』の怪異。ご存知ですか?」 「……音楽室?」
凛の表情がわずかに動いた。 図星だ。彼女は生徒会長として、あるいは退魔師の家系として、学園内の「異変」には敏感なはずだ。
「夜な夜なピアノの音が聞こえるという噂。さらに、そこに近づいた生徒が高熱を出して寝込む事件が相次いでいる……。オカルト部がその原因を究明し、解決してみせます」
俺が言い切ると、凛は目を細め、値踏みするように俺を見た。
「……フン。ただのオカルトマニアかと思っていたけれど、その件を知っているとはね」
彼女は持っていた書類を下げた。
「いいでしょう。実はその件、生徒会……いえ、私の家の方でも調査対象になっていたの」
ボロが出た。やはり「家」絡みか。
「期限は一週間。もし貴方がその怪異を解決できたら、オカルト部の存続を認めましょう。ただし、失敗すれば即刻廃部。さらに貴方には、生徒会の雑用係として奉仕活動をしてもらうわ」
凛は不敵に笑った。その笑顔は美しかったが、捕食者のそれだった。
「乗ります」
俺の返答に、彼女は満足そうに頷き、「期待しているわよ、オカルトくん」と言い残して部室を出て行った。
3
嵐が去った部室で、俺は大きく息を吐いた。
「……言っちゃったな」 「言っちゃったねー! かっこよかったよ零士くん!」
瑞希が俺の背中から飛び出し、パチパチと拍手をする。
「でも、大丈夫? 『開かずの音楽室』って、結構ヤバい噂だよ? 前の部長さんも『あそこには近づくな』って言ってたし」 「お前が提案したんだろうが」 「勢いで! てへ!」
瑞希は悪びれもせず舌を出す。 だが、俺には勝算がないわけではない。 俺には「視える」目がある。そして何より、こちらの世界に詳しい「ガイド役」がいる。
「瑞希。お前の出番だ」 「え?」 「幽霊のことは幽霊に聞け、だ。音楽室に何がいるのか、偵察に行くぞ」
俺は立ち上がった。 こうして、俺と瑞希の――オカルト部の初仕事が始まった。 学園の七不思議、その一つ『開かずの音楽室』。 だが俺たちはまだ知らなかった。 それが単なる幽霊騒ぎではなく、もっと根深い、この街全体を巻き込む陰謀の入り口に過ぎないということを。
「よし! しゅっぱーつ! ……あ、零士くん、手! 手繋いで!」 「……移動中だけだぞ」
俺が差し出した手を、瑞希が嬉しそうに握る。 冷たくて温かいその感触と共に、俺たちは夕闇の校舎へと歩き出した。
1
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
荷物持ちチート(倉庫、翻訳、環境適用)から始める異世界物流革命
ニャルC
ファンタジー
事務屋の僕が授かったのは、勇者の「荷物持ち用」と揶揄される地味なスキルセット(倉庫・翻訳・適応)だった。神には「魔王は倒せない」と笑われ、商業ギルドには「実績不足」と門前払い。算盤一つで砂漠に水道橋を架け、「砂漠の水道王」になる。神のシナリオを越えた、持たざる者の「逆襲」。痛快な異世界インフラ革命!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる