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第六話
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王都を震撼させた「マナ・イーター変異種」の消滅事件。その報告を受けた王立魔導学院の教授会は、未曾有の混乱に陥っていた。
「あり得ん……! 属性魔法の最上位を無効化する個体が、一瞬で霧散しただと? しかも物理的な攻撃形跡すらなく、ただ存在そのものが失われたなどと、そんな魔導理論は聞いたこともない!」
机を叩き、老教授が叫ぶ。彼の前には、生還した騎士たちが提出した、あまりにも現実離れした報告書が置かれていた。そこに記されていたのは、銀髪の少女を連れた、学院を追放されたはずの「無属性」の青年の姿だった。
「アリスティア・レイロード……。あの、数式ばかりを並べていた落ちこぼれが、まさか。報告によれば、彼は魔法を『デバッグ』したと言ったそうではないか。それが真実なら、彼は我々が一生をかけて積み上げた魔導学の体系そのものを、根底から覆したことになる」
教授たちの間に、重苦しい沈黙が流れる。自分たちが「無能」と断じて放逐した少年が、実は自分たちの理解を遥かに超えた高みにいたのではないか。その疑念は、彼らのプライドを鋭く削り取っていった。
一方で、かつてアリスティアを「無属性のゴミ」と蔑んだセシル・フォン・グラードは、自室のテラスで燃え盛る夕焼けを見つめていた。彼女の指先には、小さな火種が灯っている。しかし、その輝きは以前のような傲慢さを失い、どこか弱々しく震えていた。
「……算数、だなんて」
セシルは、報告書で聞いたアリスティアの言葉を反芻する。彼女にとって、魔法は天賦の才能であり、血筋がもたらす神秘だった。だが、アリスティアにとっては、それは単なる計算の結果に過ぎなかったというのか。
「もし、世界が彼の言う通り『記述されるべき論理』でしかないのなら……私のこの炎は、ただの書き間違いに過ぎないというの?」
彼女が突き当たっている属性魔法の限界。それを、アリスティアは軽々と、そして無慈悲に踏み越えていった。セシルの胸に去来するのは、怒りよりもむしろ、圧倒的な「理解への渇望」だった。
*
世俗の騒乱などどこ吹く風。アリスティアは、研究所の静寂の中でペンを走らせていた。
窓の外には、彼が定義した「永遠に穏やかな高原」の景色が広がっている。空気の組成、湿度、光の屈折率に至るまで、アリスティアの脳内計算によって最適化された空間。そこは、外側の死の森とは切り離された、論理の楽園だった。
「……ふむ。概念削除の際に発生したマナの真空状態は、周囲の因果律に微細な歪みを生じさせるようです。ルナ、次に削除を行う際は、事象の余白を埋めるための『ダミーデータ』の生成を並列で行う必要があります」
「ダミーデータ? 何よそれ。魔法を消したあとに、何か偽物の情報を置いておくってこと?」
ルナが、研究所のキッチンで自動生成されたばかりの特製パンケーキを頬張りながら尋ねる。彼女の銀髪は陽光を反射し、真珠のような輝きを放っていた。
「ええ。世界は真空を嫌います。存在が消えた場所に何も残さないと、周囲の事象が無理やりその穴を埋めようとして、結果的に不自然な現象――例えば、重力の局所的な反転や、時間の停滞を引き起こす。それを防ぐために、内容を伴わない『空の概念』で補強するのです。いわば、世界のバグ取り(デバッグ)を行ったあとの、整合性チェックですね」
アリスティアは淡々と語り、手元の巨大な論文――タイトル『存在定義の記述抹消と、それに付随する事象整合性の維持について』――に書き足していく。
「アリスティアって、本当に楽しそうね、そういう難しいことをしている時。……あんなに大きな怪物を倒して、王国中の噂になってるっていうのに、貴方の頭の中はまだその『計算』の続きなの?」
「当然です。怪物を倒すことは、理論を証明するためのプロセスに過ぎません。僕が興味があるのは『なぜ倒せたか』という記述の正当性であって、倒したという結果や、それに伴う名声には興味がありません。名声など、脳内リソースを浪費するだけの有害なデータです」
「はいはい、わかったわよ。……でもね、アリスティア。外の世界は、貴方が放っておいても、勝手に動き始めているみたいよ」
ルナが、研究所の「監視結界」が捉えた情報をアリスティアの脳内に転送する。
それは、王国の国境付近で動きを見せる隣国・帝国の軍勢だった。彼らの手には、これまでの戦争では見られなかった、異質な兵器が握られている。
「帝国が開発した新兵器……『属性中和弾』ですか」
アリスティアは、転送された画像データを瞬時に解析する。
「……なるほど。特定の属性波長を打ち消す干渉波を発生させる、原始的な概念干渉兵器ですね。魔法そのものを消すことはできませんが、対象の魔法の『形』を崩して無効化する。……王国軍の旧態依然とした属性魔法使いにとっては、天敵と言える代物だ」
「これって、アリスティアの『概念削除』の劣化版みたいなもの?」
「劣化版というのもおこがましい。あちらは単なるノイズの発生装置に過ぎません。僕の魔法が『記述の抹消』なら、あちらは『インクを薄めている』程度だ。しかし、それでも王国にとっては致命的でしょうね。彼らの誇る騎士団は、魔法というペンがなければ何も書けない無力な存在ですから」
アリスティアの言葉には、嘲笑すら含まれていなかった。ただ、冷徹な事実の指摘だけがあった。
「ねえ、もし王国が攻め滅ぼされたら、私たちのこの快適なニート生活も脅かされるんじゃない? 研究所の周りにも、軍隊が来ちゃうかも」
ルナの言葉に、アリスティアはペンを止め、初めて顔を上げた。
「……それは、非常に非合理的ですね。僕の静寂を乱し、研究の進捗を妨げる要因は、あらかじめ排除されなければならない」
「あ、やっぱりそうなる?」
「ですが、僕が直接戦場に出る必要はありません。世界の記述を少し書き換えれば、戦争という事象そのものの効率を下げ、自然消滅させることも可能です。……あるいは、誰かに『正しい定義』の端切れを教えてやるか」
アリスティアは、デスクの隅に置かれた、かつて自分が捨てた学院の教科書を眺めた。
世界は今、大きな転換期を迎えようとしていた。 属性という幻想に守られてきた古い時代の終焉。そして、論理という冷徹な真理が支配する新しい時代の到来。
アリスティア・レイロードという一人の青年が、森の奥でペンを走らせるたびに、世界の運命という数式の定数が、少しずつ書き換えられていく。
「さて、ルナ。コーヒーを一杯淹れてください。……これから、少し長めの計算に入ります。帝国の『中和弾』程度の低俗な論理に、僕の領域を汚されるわけにはいきませんからね」
「りょーかい! 天才研究者様!」
研究所に、コーヒーの香りが漂い始める。 窓の外では、迫りくる戦争の足音が聞こえ始めていたが、この白亜の聖域だけは、今日も完璧な調和の中にあった。
アリスティアは静かに眼鏡を直し、再びノートに向き合う。 彼の戦いは、剣でも魔法でもなく、ただ一筋の論理によって進められるのだ。
「あり得ん……! 属性魔法の最上位を無効化する個体が、一瞬で霧散しただと? しかも物理的な攻撃形跡すらなく、ただ存在そのものが失われたなどと、そんな魔導理論は聞いたこともない!」
机を叩き、老教授が叫ぶ。彼の前には、生還した騎士たちが提出した、あまりにも現実離れした報告書が置かれていた。そこに記されていたのは、銀髪の少女を連れた、学院を追放されたはずの「無属性」の青年の姿だった。
「アリスティア・レイロード……。あの、数式ばかりを並べていた落ちこぼれが、まさか。報告によれば、彼は魔法を『デバッグ』したと言ったそうではないか。それが真実なら、彼は我々が一生をかけて積み上げた魔導学の体系そのものを、根底から覆したことになる」
教授たちの間に、重苦しい沈黙が流れる。自分たちが「無能」と断じて放逐した少年が、実は自分たちの理解を遥かに超えた高みにいたのではないか。その疑念は、彼らのプライドを鋭く削り取っていった。
一方で、かつてアリスティアを「無属性のゴミ」と蔑んだセシル・フォン・グラードは、自室のテラスで燃え盛る夕焼けを見つめていた。彼女の指先には、小さな火種が灯っている。しかし、その輝きは以前のような傲慢さを失い、どこか弱々しく震えていた。
「……算数、だなんて」
セシルは、報告書で聞いたアリスティアの言葉を反芻する。彼女にとって、魔法は天賦の才能であり、血筋がもたらす神秘だった。だが、アリスティアにとっては、それは単なる計算の結果に過ぎなかったというのか。
「もし、世界が彼の言う通り『記述されるべき論理』でしかないのなら……私のこの炎は、ただの書き間違いに過ぎないというの?」
彼女が突き当たっている属性魔法の限界。それを、アリスティアは軽々と、そして無慈悲に踏み越えていった。セシルの胸に去来するのは、怒りよりもむしろ、圧倒的な「理解への渇望」だった。
*
世俗の騒乱などどこ吹く風。アリスティアは、研究所の静寂の中でペンを走らせていた。
窓の外には、彼が定義した「永遠に穏やかな高原」の景色が広がっている。空気の組成、湿度、光の屈折率に至るまで、アリスティアの脳内計算によって最適化された空間。そこは、外側の死の森とは切り離された、論理の楽園だった。
「……ふむ。概念削除の際に発生したマナの真空状態は、周囲の因果律に微細な歪みを生じさせるようです。ルナ、次に削除を行う際は、事象の余白を埋めるための『ダミーデータ』の生成を並列で行う必要があります」
「ダミーデータ? 何よそれ。魔法を消したあとに、何か偽物の情報を置いておくってこと?」
ルナが、研究所のキッチンで自動生成されたばかりの特製パンケーキを頬張りながら尋ねる。彼女の銀髪は陽光を反射し、真珠のような輝きを放っていた。
「ええ。世界は真空を嫌います。存在が消えた場所に何も残さないと、周囲の事象が無理やりその穴を埋めようとして、結果的に不自然な現象――例えば、重力の局所的な反転や、時間の停滞を引き起こす。それを防ぐために、内容を伴わない『空の概念』で補強するのです。いわば、世界のバグ取り(デバッグ)を行ったあとの、整合性チェックですね」
アリスティアは淡々と語り、手元の巨大な論文――タイトル『存在定義の記述抹消と、それに付随する事象整合性の維持について』――に書き足していく。
「アリスティアって、本当に楽しそうね、そういう難しいことをしている時。……あんなに大きな怪物を倒して、王国中の噂になってるっていうのに、貴方の頭の中はまだその『計算』の続きなの?」
「当然です。怪物を倒すことは、理論を証明するためのプロセスに過ぎません。僕が興味があるのは『なぜ倒せたか』という記述の正当性であって、倒したという結果や、それに伴う名声には興味がありません。名声など、脳内リソースを浪費するだけの有害なデータです」
「はいはい、わかったわよ。……でもね、アリスティア。外の世界は、貴方が放っておいても、勝手に動き始めているみたいよ」
ルナが、研究所の「監視結界」が捉えた情報をアリスティアの脳内に転送する。
それは、王国の国境付近で動きを見せる隣国・帝国の軍勢だった。彼らの手には、これまでの戦争では見られなかった、異質な兵器が握られている。
「帝国が開発した新兵器……『属性中和弾』ですか」
アリスティアは、転送された画像データを瞬時に解析する。
「……なるほど。特定の属性波長を打ち消す干渉波を発生させる、原始的な概念干渉兵器ですね。魔法そのものを消すことはできませんが、対象の魔法の『形』を崩して無効化する。……王国軍の旧態依然とした属性魔法使いにとっては、天敵と言える代物だ」
「これって、アリスティアの『概念削除』の劣化版みたいなもの?」
「劣化版というのもおこがましい。あちらは単なるノイズの発生装置に過ぎません。僕の魔法が『記述の抹消』なら、あちらは『インクを薄めている』程度だ。しかし、それでも王国にとっては致命的でしょうね。彼らの誇る騎士団は、魔法というペンがなければ何も書けない無力な存在ですから」
アリスティアの言葉には、嘲笑すら含まれていなかった。ただ、冷徹な事実の指摘だけがあった。
「ねえ、もし王国が攻め滅ぼされたら、私たちのこの快適なニート生活も脅かされるんじゃない? 研究所の周りにも、軍隊が来ちゃうかも」
ルナの言葉に、アリスティアはペンを止め、初めて顔を上げた。
「……それは、非常に非合理的ですね。僕の静寂を乱し、研究の進捗を妨げる要因は、あらかじめ排除されなければならない」
「あ、やっぱりそうなる?」
「ですが、僕が直接戦場に出る必要はありません。世界の記述を少し書き換えれば、戦争という事象そのものの効率を下げ、自然消滅させることも可能です。……あるいは、誰かに『正しい定義』の端切れを教えてやるか」
アリスティアは、デスクの隅に置かれた、かつて自分が捨てた学院の教科書を眺めた。
世界は今、大きな転換期を迎えようとしていた。 属性という幻想に守られてきた古い時代の終焉。そして、論理という冷徹な真理が支配する新しい時代の到来。
アリスティア・レイロードという一人の青年が、森の奥でペンを走らせるたびに、世界の運命という数式の定数が、少しずつ書き換えられていく。
「さて、ルナ。コーヒーを一杯淹れてください。……これから、少し長めの計算に入ります。帝国の『中和弾』程度の低俗な論理に、僕の領域を汚されるわけにはいきませんからね」
「りょーかい! 天才研究者様!」
研究所に、コーヒーの香りが漂い始める。 窓の外では、迫りくる戦争の足音が聞こえ始めていたが、この白亜の聖域だけは、今日も完璧な調和の中にあった。
アリスティアは静かに眼鏡を直し、再びノートに向き合う。 彼の戦いは、剣でも魔法でもなく、ただ一筋の論理によって進められるのだ。
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