ランジェリーフェチの純情少年と純愛青春

清十郎

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土屋朱美の章

第31話 朱美からの愛撫

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(これまでのあらすじ……)

 愛するおばさんとの辛い別れを経た少年は中学生活の中で思いを募らせた少女と同じ道を歩み始めますが、高校3年の春、愛する少女は遠く異郷の土地で不慮の事故死を迎えました。その前後、少女の死に責任を感じるその少年の前に1人の少女が現れます。少年もまた次第に少女にひかれつつある自分に気づかされますが、かつての最愛の女性の死を引きずる少年はその葛藤に苦しみ始めます。少女との別れを決意した少年は少女を訪れます。対する少女もまたひとつの決意を秘めて、思いきった勝負に出ようとします。

**********

思わず慎一は叫んでしまいました。

「な、なにを! 」

 目の前には純白のスリップ1枚のみの土屋朱美がいます。それは、しなやかに美しい少女の姿でしたし、少年にとってもこの上なく美しく感じられる姿の筈でした。しかし、一方の少年は、予想外の唐突な出来事に、その姿を堪能できる心理的余裕もないままに、驚き固まってしまいました。

 そんな固まっている少年に対して、少女はまるで獲物に襲いかかる女豹のように、間髪いれず、少年に対応する隙を与えないまま、少年に駆け寄り飛びつきました。そして、飛びかかった勢いで、ふたりながらに床に寝転んだまま、少女は少年をひっしと抱きしめたのでした。

「慎一くんをこうして強く抱きしめるられるのはわたしだけ。死んだ人の思い出は、あなたを抱きしめることは出来ない。」

 少年を見つめる少女の瞳は怖いくらいに真剣な眼差しでした。しかし、それはまた、力強く美しい瞳でもありました。少年は驚きつつもその瞳から目が離せなくなってしまいました。

「な! 」

 叫ぼうとした少年の口を塞ぐように、少女が唇を合わせてきました。少女のとろけるような甘い香りが少年の口の中に広がります。少女の長い髪の毛が、少年の顔全体を覆い、少女の髪の毛の香りに包まれ、少年はその甘美な誘惑にとろけそうになってしまいます。

 少年は思わず少女を突き飛ばそうとします。しかし、少女の身体を押し戻そうとしてお互いの身体の間に挟み込んだ少年の手のひらは、ブラジャーもつけないままの柔らかい少女の乳房をつかむ結果となりました。

「あわわっ! 」

 結果的に、その行為はますます少年を動揺させるものとなってしまいました。顔を真っ赤にした少年は、その手のひらを硬直させてしまい、強く押し出すどころか、引っ込ませることもできなくなっていました。

 狼狽する少年の隙を突いて、少女は少年の唇の中に舌を差し入れて少年の舌に絡みつかせます。そして、少年の唾液を吸い上げ、また、少女の唾液を少年の口の中に塗りたくりました。何度も理恵子と繰り返してきたディープキスでしたが、忘れかけていたその官能が、勢い、少年の口に舌に蘇ってきました。その甘美な味わいは、まさに少年の心までとろかそうとしているようでした。

 その甘露な少女の舌先の味わいは、完全に少年の心までてろかせてしまいました。少女が唇をゆっくりと離した時、少女の乳房にあたっていた少年の手のひらは、少女を突き放す力もなく、まるで猫のふみふみのように少女の乳房をゆっくりと揉んでいました。少年は表情を真っ赤にさせて、どうしていいか分からない幼子のようになっているのでした。

 そんな少年に少女は更に絡みつきます。少年のシャツのボタンを外しながら、少年の頬、少年の首筋、少年の胸元、少年の胸板と、執拗に舌を這わせていきます。

 まるでヒルのように、温かくぬめっとしたものが、少年の上半身のいたるところを這いずり回り、少年はまるでウブな少女のように、瞼を伏せて身体をしならせ、何度も何度も官能に身体をびくつかせてしまいます。

「あぁ……あっ……だ、だめだょ……ああん……あ、あけみ……あぁぁ……。ぼ、ぼくは、そんなことをしに……来たんじゃ……。あぁぁ……。」

 少女の長い髪の毛は少年の素肌を覆い、少年の上半身はすべてが敏感な触覚となって少女の跡を慕います。それがまた少年の身体をさわさわとかすめ、官能のさざ波を呼びたててくるのです。

 その少女の髪の毛は、心地よい香りを放って少年を捉えます。少年は、少女の髪の毛に触感的にも臭覚的にも身体を身動きできないようにされていました。あたかも、女郎蜘蛛の糸に絡めとられたかのように。

「あん……だ、だめ……いけない……あっ、あぁ……あけみ……はぁぁ……。」

「慎一くん、これからわたしが、精一杯、あなたを愛してあげる。いままでのすべての辛かったことを、わたしが忘れさせてあげる。」

 そして、少年を抱きしめていた少女の手は、シャツのボタンをすべて外し終わると、次は少年のズボンに手をかけたのでした。ベルトをゆるめ、ジッパーを下におろし、あっという間に少年のズボンを脱がしてしまいました。

 少年は、自らの服をはぎとられていることをしっかりと感じていました。しかし、少年にはもはやそれに逆らう術を持っていませんでした。むしろ、積極的に彼女からの衣類剥ぎ取りを心待ちにしていたのかもしれません。

 上半身では、少女の舌先が少年の小さな乳首を執拗になめあげています。小さな男の子の乳首は、それでも、少女からの執拗な愛撫によって、小さいながらも固く勃起しています。少年は乳首への愛撫で身体をビクビクと震わせています。

「はぁぁん……いや……あぁぁ……いけない……あん……あけみ……だ、だめだよ……あぁぁぁ……。」

「もっと、もっと、気持ちよくさせてあげる。すべてをわたしにゆだねて。」

 少年が陶然として完全な無抵抗になった状態で、少女は乳首や胸板に舌先での愛撫を続けつつ、少年のトランクスに両手をかけて、少年の大きく勃起したものを外に解放させたのです。

 少年はトランクスを脱がされたことも分からぬまま、力なく床に仰向けになり、少女のなすがままにされていました。

(まただ、……ぼくはいつも優柔不断で成り行きにまかせてしまう。朱美を愛してるかもしれない自分を否定しながら、いつか朱美とこうなることを期待している卑怯な男なんだ……。)

 少年には、まだ、しっかりと意識があります。しかし、もはや彼女を拒絶することができませんでした。

(ぼくはこんな男なんだ……理恵子を失った悲しみを演じながら、理恵子を裏切っている卑怯な男なんだ……。)

 少年自身が彼女に対する愛情を募らせ始めていることを自覚してしまい、この素晴らしい官能の波に、自ら喜んで乗ってしまっている自分を容認していました。

(中学の友人も、みんな内心では、ぼくを薄情者、汚らわしい、と思っているのに……、ぼくの気持ちを正しく理解してくれているのは、再会して半年くらいしか経っていないこの朱美だけ。皮肉なものだ。)

 少年には少女の悲しみがよく分かりました。その悲しみの原因が自分にあることも、その自分の思いが余計に少女を悲しませていることも、よく理解していました。

(……それに、こんな時でも、なんでも勃起してしまうぼくは、なんて情けなく、なんていやらしい奴なんだ。)

 朱美は初めて男のモノを目の前にしました。まるで恐ろしい蛇のように鎌首をもたげて、その先端は映画で見るエイリアンのようにグロテスクに大きな口を縦に裂けさせています。

 その体には、その凶悪さを示すかのように、血管がピキピキと筋を浮かせて、まるで怒り狂っているかのようです。でも、少女はここまで来て、今更ひるむわけにはいきません。

(ここで怖気づいてどうするの、朱美。ここまで来たらやるしかないじゃない。やるのよ、朱美! )

 少女はまず、左の手のひらで少年の肉棒を優しく握ります。そして、自分の知識を便りにその腕を上下させました。

(確か……こうやるのよね。……上下にしごくって聞いた……うん……慎一くんも目をつむって、気持ちよさそうにしている。大丈夫。)

 左手で少年のものをしごきながら、再び少女は身体を少年と合わせ、少年と唇を重ね合わせます。そして、自分の胸を少年の胸に、それと分かるように押し付けてやりました。

 今度は、少年の方から舌が迎えに出てきます。少女の舌先に少年の舌が自ら絡み付き、少女の唾液をすすり上げます。

 その少年の求めに答えるように、少女の左手は更に激しさを増し、少年のものはより固さを増し、角度を上げてきました。

 少女は自分の左足を少年の股の間に分け入らせ、その太股で少年の股間をぐりぐりと押しつけます。自然と少女の股間が少年の左足の太股に乗り上げる格好となり、少女は少年の股間を締め上げると同時に、少年の左足を両太股で挟みあげるのです。少女のまだ幼く短い若草が、しゅりしゅりと少年の太股に擦り付けられていきます。

 この多方面からする執拗かつ効果的な少女の同時飽和攻勢に、受け身に回っている少年はもはや抵抗の術を知らず、少女の舌・指・脚の三位一体の絶妙なる攻めに翻弄されます。

(慎一くん、まだまだよ。慎一くんをもっともっと気持ち良くさせてあげる。悲しいことなんか、つらいことなんか、全部、忘れさせてあげる。……ううん、理恵子さんのことまでも、きっと、わたしが忘れさせてあげる。)

 少女は左手でしごきあげた少年のモノに目をやります。初めて実物を目の前にして、一瞬の躊躇がなかったかと言えばそれは嘘になるかもしれません。でも、少女は意を決して立ち向かいます。

 少女は体勢を変えるために、いったん少年から身体を離します。既に少年は逃げたり抵抗したりする素振りもありません。

 少女は少年のモノにゆっくりと顔を近づけます。それは生殖器官であると同時に、排尿をする排泄器官でもあることは知っています。しかし、そこから排泄物のアンモニア臭はしていません。少女は意を決して、それにガバッとむしゃぶりつきました。

(慎一くん、もう、我慢しないで、理恵子さんの死は誰のせいでもない。あなたが十字架を背負う必要もない。お願い、わたしに身をゆだねて……。)

 まったく性経験のない少女にとって、その行為が本当はどうやるのか、正解も分かりません。でも、耳年増な女子高生には、極端に偏った情報だけには事欠きません。少女は今までに仕入れた情報を総動員して少年のモノに果敢に立ち向かいます。

(じゅぽ……じゅる……じゅぷ……じゅるる……。)

 少女は、一心不乱に、少年の亀頭に唾液を含ませながら舌先を絡みつかせ、縦に裂けた口に舌先をすぼめ、その亀頭の元のカリにまで舌を這わせます。

 そして、その肉棒を右手でしごきながら、口を激しく上下させて、口全体でその肉棒をしごきあげます。

「あっ、……あっ、あぁぁぁ……うっ、……で、でる……でちゃう。」

(しゅこ、しゅこ、しゅこ……。)

(ちろちろ……れろれろ……。)

 少女は、肉棒をしごき、尿道口を舌先で刺激しながら答えます。

「出して、……思い切り出すのよ。……私の口の中を……慎一くんのもので……いっぱいにして。」

 そして、再び少女が口全体でズポズポと少年のモノを加えて上下動している時にそれはやってきました。

(じゅぷ……じゅぽ……じゅぷ……。)

「あっ……ああっ! 」

(ずぴゅっ! ……びゅるる! ……。)

 理恵子のことを忘れて土屋朱美の体操着で自分を慰めてしまった罪悪感から、この数日間、しばらく少年が封印していたものが、少女の口の中に激しく大量に噴き出しました。

 同時に、少女の口の中に青汁どころでない青臭くて苦いものがたっぷりと吐き出されたのでした。しかも、糊か何かのように粘性も高く、口の中の上顎にもベッタリと付着しているのが少女にも分かります。

 少女にとっては生まれて初めてのフェラチオと精飲でしたが、この時は必死でした。臭いとか苦いとか、そんな味わう余裕もありませんでした。

 でも、愛する少年のものを、吐き出させ受け止めた女としての不思議な昂揚感と幸福感が、急速に少女の心の中に広がっていきます。

**********

……が、しかし、その時、ふと、唐突に頭の中に閃いたイタズラを、少女はついやってしまいました。それは、すべてに計画的で用意周到な彼女にはあり得ない、突拍子もないイタズラだったのでした。
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