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森山家の章
第5話 文恵と幸恵
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(これまでのあらすじ……)
今回は街中で目撃した少女をウオッチングしてみます。まずは少女の家庭にお伺いして、少女の部屋で少女の下着と制服を楽しませていただきました。少女の身体と制服を十分に楽しんだ後は、少女のお母さんと楽しませていただきましたが、ふいにやって来た母文恵の妹幸恵も加えて、姉妹そろって楽しませていただきました。
**********
文恵と幸恵の姉妹と、思う存分に楽しませていただいたわたしは、そのあと、文恵と幸恵をダイニングのテーブルに座らせました。
更に、ご丁寧に二人の前に茶卓も二つ用意させて、本来の年齢の姿と衣装に戻しました。まるで何事もなかったかのように……
その上で、二人の魔法を解いてあげたのです。
一方のわたしは、自らの姿を透明化させて、その後の二人の様子をじっくりと観察させていただきました。
……わたしも意地悪ですね。だって、可愛い文恵ちゃんと幸恵ちゃんのリアクションが見たかったんですもの。許されて♪
**********
まもなく二人とも、ぼんやりながらも意識を覚醒したはずです。でも、その後も、どうして自分がそこに座っているのか、二人ともまるで分からずにいたようです。
それでいて、霞のかかったような、蜃気楼のようにおぼろ気な記憶が、かすかに意識の奥底にあるのです。
なにか、おぞましいような……、なにか、死ぬほど恥ずかしいような……、しかし甘美な快感に溢れたような……、そんな夢見心地の不思議なぼんやりとした記憶が、記憶の奥の奥にあるような気がするのです。
(何だろう、中学の頃の思い出? ……そんな、中学生の時に幸恵とあんないやらしい、ふしだらなことなんてしていないし……わたし、あんなことをしたいなんて、思ったこともない……。それに、何でいつのまに幸恵がうちに来てるの?わけが分からない……。)
一方の妹も……、
(ええ~! お姉ちゃんは大好きだけど……あんなこと……わたし、小学生みたいだったけど……でも、なんだかすごくリアルだったし、あれは何? ……で、なんでわたし、ここに座って? ……お姉ちゃんの家に着いたところから、わけがわからない??? )
ですが、二人ともそれについて、決して口にしようとはしません。もちろん、出来ないでしょうがね。
「えへ、えへへへへっ……。」
「うふふ、ふふふっ……。」
ふと目があった二人は、妙な愛想笑い、照れ笑いのような笑みを浮かべました。
不思議な感覚です。自分の胎内にしっかりとアノ感触は残っています。確かに身体には何らかの名残を感じるのです。
(そんな……あり得ない……。)
(まさか……そんかわけない……。)
今、二人は己れの深層心理にある、淫らで淫乱で汚らわしい、心の奥底に秘められたおぞましい欲望があったのを、なぜか見つけてしまったように感じているのかもしれません。
自分でも意識していなかった自分の淫乱さに、ただただ愕然としているのかもしれません。
「……あぁ、も、もう、こんな時間……そろそろ帰らなきゃ……。」
「……あぁ、あら、……そ、そうね。……それじゃ……。」
……まず、妹の幸恵の方が、言葉少なにぎこちなく姉の前を辞しました。姉もぎこちなくそれに応えて玄関に妹の姿を見送ります。
それはそうだろう。姉妹それぞれに、幼い自分が狂態を演じているなど、たとえ白日夢だとしても信じられないでしょう。ただただ、己が淫乱さの自覚に愕然とするばかりです。
見ているわたしの方が、表面的な体面を取り繕う主婦の事なかれ主義的な反応に、つい失笑してしまいます。
でも、きっと彼女たちは、清楚でつつましやかな正しい婦徳教育を受けてきた女性なのです。だからこそ、わたしは彼女たちに本当の快楽を味わわせたかったのです。
**********
……そして、その日の夜。わたしの努力はむだではなかったようですね。
「お父さん、……。」
いつものパジャマではなく、珍しくホームウェアのワンピースのような寝巻を着た文恵が、今まさに休もうとしていたベッドの上の夫に体を寄せてきました。もちろん、その中に下着なんかは付けていません。
本当なら、スケスケのベビードールかネグリジェでの登場と行きたいところだったのでしょうが、普通の真面目な主婦にそんな衣装の持ち合わせがあるわけがないですものね。
「え?……どうしたんだ?……。」
「お父さん、久しぶりに……お願い……。」
結婚した当初ですら、恥じらいながら、自分からせがむような女ではなかった妻の様子に、夫は驚きを隠せませんでした。
しかも、この何年か、お互いに40歳を過ぎてからは、月に一度か二度、あるかないかの夜の逢瀬です。
しかし、今夜の妻は、夫が今まで見たことのないような艶やかさを見せています。しかも、その潤んだ瞳は夫の心を奪い去るには十分でした。
「あなた……お情けを……ちょうだい……。」
今までに言ったこともない、そんな妻の悩ましい言葉に、夫も忘れかけていた若き日の逞しさが甦って来たように感じたのでした。
更に、まるで夫の気持ちにダメ押しをするかのように、今まで自分からしたこともない行為、……夫のものを咥え始めたのです。
(じゅぶ……じゅぶ……じゅぼ……。)
「あぁぁ、ふみえ……ふみえ……。」
「あなた……あなた……ああぁぁぁ。」
**********
……そして、夜は更けていきます。当然、同じような光景が、今夜の妹の家でも起きていることでしょう。
(良かったわね、お父さん。これこそ、家族和合の第一歩、わたしもお手伝いした甲斐があろうというものよ。)
わたしは、部屋の上空に意識を飛ばし、ふたりの睦事を楽しく観察させていただきました。どうやら、文恵さんと幸恵さんの姉妹は、なかなか素晴らしい素質をお持ちのようです。これからが、とても楽しみですね。
**********
(おわりに)
文恵と幸恵と楽しんだあと、その不思議な記憶のみが二人に残りました。しかし、体つきにも刻まれた快感の記憶は、どこまでも二人にまとわりついていくようです。
今回は街中で目撃した少女をウオッチングしてみます。まずは少女の家庭にお伺いして、少女の部屋で少女の下着と制服を楽しませていただきました。少女の身体と制服を十分に楽しんだ後は、少女のお母さんと楽しませていただきましたが、ふいにやって来た母文恵の妹幸恵も加えて、姉妹そろって楽しませていただきました。
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文恵と幸恵の姉妹と、思う存分に楽しませていただいたわたしは、そのあと、文恵と幸恵をダイニングのテーブルに座らせました。
更に、ご丁寧に二人の前に茶卓も二つ用意させて、本来の年齢の姿と衣装に戻しました。まるで何事もなかったかのように……
その上で、二人の魔法を解いてあげたのです。
一方のわたしは、自らの姿を透明化させて、その後の二人の様子をじっくりと観察させていただきました。
……わたしも意地悪ですね。だって、可愛い文恵ちゃんと幸恵ちゃんのリアクションが見たかったんですもの。許されて♪
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まもなく二人とも、ぼんやりながらも意識を覚醒したはずです。でも、その後も、どうして自分がそこに座っているのか、二人ともまるで分からずにいたようです。
それでいて、霞のかかったような、蜃気楼のようにおぼろ気な記憶が、かすかに意識の奥底にあるのです。
なにか、おぞましいような……、なにか、死ぬほど恥ずかしいような……、しかし甘美な快感に溢れたような……、そんな夢見心地の不思議なぼんやりとした記憶が、記憶の奥の奥にあるような気がするのです。
(何だろう、中学の頃の思い出? ……そんな、中学生の時に幸恵とあんないやらしい、ふしだらなことなんてしていないし……わたし、あんなことをしたいなんて、思ったこともない……。それに、何でいつのまに幸恵がうちに来てるの?わけが分からない……。)
一方の妹も……、
(ええ~! お姉ちゃんは大好きだけど……あんなこと……わたし、小学生みたいだったけど……でも、なんだかすごくリアルだったし、あれは何? ……で、なんでわたし、ここに座って? ……お姉ちゃんの家に着いたところから、わけがわからない??? )
ですが、二人ともそれについて、決して口にしようとはしません。もちろん、出来ないでしょうがね。
「えへ、えへへへへっ……。」
「うふふ、ふふふっ……。」
ふと目があった二人は、妙な愛想笑い、照れ笑いのような笑みを浮かべました。
不思議な感覚です。自分の胎内にしっかりとアノ感触は残っています。確かに身体には何らかの名残を感じるのです。
(そんな……あり得ない……。)
(まさか……そんかわけない……。)
今、二人は己れの深層心理にある、淫らで淫乱で汚らわしい、心の奥底に秘められたおぞましい欲望があったのを、なぜか見つけてしまったように感じているのかもしれません。
自分でも意識していなかった自分の淫乱さに、ただただ愕然としているのかもしれません。
「……あぁ、も、もう、こんな時間……そろそろ帰らなきゃ……。」
「……あぁ、あら、……そ、そうね。……それじゃ……。」
……まず、妹の幸恵の方が、言葉少なにぎこちなく姉の前を辞しました。姉もぎこちなくそれに応えて玄関に妹の姿を見送ります。
それはそうだろう。姉妹それぞれに、幼い自分が狂態を演じているなど、たとえ白日夢だとしても信じられないでしょう。ただただ、己が淫乱さの自覚に愕然とするばかりです。
見ているわたしの方が、表面的な体面を取り繕う主婦の事なかれ主義的な反応に、つい失笑してしまいます。
でも、きっと彼女たちは、清楚でつつましやかな正しい婦徳教育を受けてきた女性なのです。だからこそ、わたしは彼女たちに本当の快楽を味わわせたかったのです。
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……そして、その日の夜。わたしの努力はむだではなかったようですね。
「お父さん、……。」
いつものパジャマではなく、珍しくホームウェアのワンピースのような寝巻を着た文恵が、今まさに休もうとしていたベッドの上の夫に体を寄せてきました。もちろん、その中に下着なんかは付けていません。
本当なら、スケスケのベビードールかネグリジェでの登場と行きたいところだったのでしょうが、普通の真面目な主婦にそんな衣装の持ち合わせがあるわけがないですものね。
「え?……どうしたんだ?……。」
「お父さん、久しぶりに……お願い……。」
結婚した当初ですら、恥じらいながら、自分からせがむような女ではなかった妻の様子に、夫は驚きを隠せませんでした。
しかも、この何年か、お互いに40歳を過ぎてからは、月に一度か二度、あるかないかの夜の逢瀬です。
しかし、今夜の妻は、夫が今まで見たことのないような艶やかさを見せています。しかも、その潤んだ瞳は夫の心を奪い去るには十分でした。
「あなた……お情けを……ちょうだい……。」
今までに言ったこともない、そんな妻の悩ましい言葉に、夫も忘れかけていた若き日の逞しさが甦って来たように感じたのでした。
更に、まるで夫の気持ちにダメ押しをするかのように、今まで自分からしたこともない行為、……夫のものを咥え始めたのです。
(じゅぶ……じゅぶ……じゅぼ……。)
「あぁぁ、ふみえ……ふみえ……。」
「あなた……あなた……ああぁぁぁ。」
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……そして、夜は更けていきます。当然、同じような光景が、今夜の妹の家でも起きていることでしょう。
(良かったわね、お父さん。これこそ、家族和合の第一歩、わたしもお手伝いした甲斐があろうというものよ。)
わたしは、部屋の上空に意識を飛ばし、ふたりの睦事を楽しく観察させていただきました。どうやら、文恵さんと幸恵さんの姉妹は、なかなか素晴らしい素質をお持ちのようです。これからが、とても楽しみですね。
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(おわりに)
文恵と幸恵と楽しんだあと、その不思議な記憶のみが二人に残りました。しかし、体つきにも刻まれた快感の記憶は、どこまでも二人にまとわりついていくようです。
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