女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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ケンちゃんの章

第6話 ナース厚子

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(これまでのあらすじ……)

健一は両親の代わりにクリーニング店の店番をして忙しく働いての閉店間際、不思議な女性客がお店を訪れました。彼女は健一の好きな女子の匂いが染み付いた下着や体操着を健一にプレゼントしたのです。そこで気を失った健一が再び目を覚ました時、近所の綺麗なお姉さん、銀行員の辻本夏美が、目の前に現れたのでした。

**********

 銀行員の辻元夏美の姿になったわたしは、健一に優しく語りかけます。

「ケンちゃん、昨日は私の制服でもいっぱいオナニーしてくれてありがとうね。お礼に今度はお姉さんがもっと気持ち良くさせて、あ・げ・る……」
  
 そう言って、辻元夏美こと、私……は、健一に寄り添いベッドに横たわりました。
  
 夏美は健一の頭を両手で抱き上げ、美しい唇で健一の口を吸い上げます。そして、ジュルジュルと淫らな音を立てながら、舌をからませ、舌を吸いあげました。

 同時にスカートを重ね、脚を絡ませます。スカートの中にある私のペニスを、健一の太ももにグリグリと押し付けながら……。
  
「んんんっ……、はあぁぁぁ、お姉さんの唇……甘い香りがする……おいしい……。」
  
「ケンちゃんは男の子として気持ちよくして欲しい?それとも、女の子として気持ちよくして欲しい?どっち?」
  
 健一の耳元で夏美が甘く囁いた。
  
「どっちもぉ……どっちも欲しい……。」
  
 夏美はクスリと笑います。
  
「まあ、欲張りさんねぇ……」
  
 夏美は再び健一の唇をひとしきり舐めあげたあと、セーラーの衿から伸びる健一の首筋に舌を這わせました。同時に、グレーのプリーツスカートの上に手を伸ばし、スカートの前をを膨らませているものに手を置きました。

 そして……その膨らみをおもむろにぐりぐりと揉み回します。竿も袋も一緒くたに、中学のクラスメートだった千鶴のパンティーに覆われたそれを、夏美の綺麗な細い手が凌辱する……。
  
「ああんっ……あんっ、あんっ……お姉さん……気持ちいい……もっとぉぐりぐりしてぇ……モミモミしてぇぇ……ああんっ……あんっ……」
  
「ふふっ……ほんと、変態な坊やよね……自分でするより、してもらう方がずっと気持ちいいでしょ……ほらっ! ほらっ! いきなさい! 私の手の中にドクドクと、あなたの臭いザーメンを吐き出してみなさい! 」
  
 健一は、太ももにグレーのプリーツスカートとスリップを巻き込みながら、くねくねと可愛らしく身悶えていました。
  
「ああんっ、あんっ、あんっ、イクッ! イクッ! お姉さん、イクゥゥゥゥ……!! 」
  
(ズビュビュッ! ……ビュロロッ! ビュッ! ビュッ! )
  
 健一は身体全体をビクビクと痙攣させていました。そして、スリップからグレーのプリーツスカートにまで染み通るほどの大量の白濁液を吐き出したのでした。その精液の量が、健一の興奮の度合いを如実に物語っていました。

 **********

「どう? 一人でするよりずっと気持ち良かったでしょう? ……次はもっと気持ちいい事を教えてあげる……」
  
 夏美の言葉が終わると、今度は、ベッドの周りに吊り下げられた洋服の森の中から、白いワンピースタイプのナース服がゆらりゆらりと先ほどのように舞い踊りながら、夏美の上に降りてきました。

 先程と同じように、夏美の上にナース服がゆらゆらと降りてきて、ナース服と夏美が交錯した瞬間、夏美の姿もろともにその空間が歪んだようになったのでした。そして、空間が戻った時には、夏美とは別の人物がそこに出現したのでした。

 それは近所の病院に勤務する、評判の美人看護婦でした。その方は斎藤厚子という20代前半の美しい女性で、右目の端下に泣きボクロが妖しくもチャーミングに妖艶な方でした。厚子は看護婦なのに長い髪をアップに留めもせず、美しくたなびかせ揺らめかせています。
  
「さあ、お嬢さん、診察しましょうね……。」

 健一のグレーのプリーツスカートとスリップを、厚子がめくります。夏制服の爽やかなグレーのプリスカがひらひらと揺らめき、光沢のあるトリコット生地のスリップがプリスカからチラチラと見え隠れ、清楚な印象をかもしだしています。

 そして、いやらしくたくしあげられたスカートとスリップの端から覗いてきたパンティ、それをスルスルと脱がしていきます。

 すると、パンティに押さえつけられたものがピンッと弾けるように立ち上がるとともに、むわっとするザーメンのくぐもったむせるような匂いが、厚子の顔面に猛烈にまとわりついてきます。しかし、その臭気すらも愛おしそうに厚子はニコリと微笑みました。
  
「じゃあ、お嬢ちゃんのオチンチンをキレイキレイにしましょうね~。」
  
 そう言うと、厚子はナース服のポケットから綿棒を取り出しました。そして、勃起する健一のペニスの亀頭をつまみます。縦に避ける男のしるし……そしてその健一の亀頭を、慣れた手つきでいじくり、尿道口をパックリと開けました。
  
「ひゃあん!」
  
 女の子のような可愛い声で鳴く健一……その反応を楽しむかのように、にっこりと微笑んだ厚子は、その綿棒を尿道口の縁にくるくると遊ばせます。
  
「はああぁぁぁん……ぁぁぁん……ふにゃあん……。」

 厚子は健一の反応を見て楽しみながら、健一のなだらかな亀頭に、へりのカリに、舌を這わせます。そして、綿棒を、痛みの出る限界ぎりぎりを見切って、尿道の中と入口に……健一の歓喜の先走り液が、男の裂け口にじとじととしみ出てきます。

 綿棒の先は、健一の先走り液を染み込ませて太くなりますが、厚子は一向にかまわず、水分を含んで太くなった綿棒で、尿道を掻き回します。
  
「はああああ……あああ……あああん……。」
  
 厚子の亀頭や尿道への責めは、健一の快感中枢を激しく刺激します。しかし、どんなに快感をおぼえても、竿部への前後に摩擦する刺激がなければ、男性としての射精は出来にくいところです。つまり、どんなに快楽が強くてもイクことができない辛い状況が続きます。

 健一は出口の見えない快楽で頭が狂いそうになっていました。白目をむいて、涎と鼻水と涙で、健一の顔はビショビショになっています。
  
「ああん……もう、だめぇ……ああん……いかせてぇぇぇ……はあんんんん……変になるぅぅぅぅ……」
  
 健一の亀頭に舌をはわせながら、上目遣いに健一を観察していた厚子は、女の子のようによがる健一の姿を確認してニタリと笑いました。

 そして、尿道を攻める手を左手に持ち替え、右手を健一のお尻に這わせました。厚子は人差し指を立て、涎を垂らしひと舐めすると、健一の菊門にズブズブと突き立てた!
  
「ひゃいん! 」
  
 突然の思わぬ所からの責めに、たまらず健一は可愛い声をあげました。初めて感じる被挿入感……しかし、それは決して痛みを嫌がるような性質のものではありませんでした。厚子は健一の反応を確かめながら指をゆっくりと奥へ奥へと進めました。
  
「あぁぁぁ……」
  
「健一くん、初めてなのに、ここもイヤじゃないのね……ふぅん、素質あるみたい。」
  
 喜んだように厚子は、今度は人差し指と中指の二本を差し込んでみました。そして、健一の反応をにやにやと楽しみながら、直腸の中に入れ込んだ指を内部でグリグリと掻き回します。
  
「ああっ……あぁぁぁ……」
  
「ほうら、ここがGスポットていうトコよ。」
  
「ああぁぁぁんんん……はあぁぁぁ……そこぉ……そこイイィィィ……」
  
「女の子なら子宮の裏側に当たって気持ちいいんだけど、慣れると男の子も気持ちよくなるんだよ。」
  
「ああんっ! あんっ!!! 」
  
「あらあら、もう感じてるのね……素敵よ、ケンチャン……」
  
 厚子の指の動きに耐え切れず健一が声を上げます。同時に健一のペニスもグンッと反りを強めます。女の肉襞のようにペニスの裂け口をヒクヒクとひくつかせ、その口から先走り液をたらたらと流しながら……。
  
「すごいっ、すっごぉぉいっ!! ケンチャン、お尻で感じてるんだね! お尻がいいのね! お姉さん嬉しい! 」
  
「あんっ、……お願い、お姉さん……いかせて……ああんっ……あぁぁん……あんっ! ……もお……許して……いかせてぇ! ……ああーっ!! 」
  
**********

(おわりに)

銀行員の辻本夏美との夢のような時間を過ごした健一の前に、次は、やはり近所でも評判の美人看護士の斎藤厚子があらわれました。今度は厚子との夢のようなお医者さんごっこの始まりです。
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