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女装者の夢
第3話 事情聴取
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(これまでのあらすじ……)
簡素な部屋の中に裸の少年がひとりいました。女装魔法使いたる私は、裸のままにうずくまる少年に、女性の下着を用意しました。それを見た少年は、かつて密かに一人遊びを始めた時に愛用していた母親のランジェリーであった事に驚愕します。私がそれを少年に着用させると、少年は初めて一人遊びを始めた頃の興奮を蘇らせました。しかし、その次に私が少年に提示した女性物の下着は更に少年を驚愕させました。それもまた少年には深く思い入れのあるよく知っている物だったからです。
**********
「はぁ? 聞こえないなぁ! なぁに? もっと大きな声で! さぁ、言って! 」
顔を真っ赤にした少年は声を張り上げようとしましたが、急に喉がカラカラになってしまったように、滑らかには言葉が出てきません。途切れ途切れに、ようやく話すことができました。
「佐藤……千草さんの、ブラとパンツ……です。それと、片山……朋美さんの……スリップ……です。」
正直に答えた少年に対して、わたしは笑顔で応えます。
ですが、もちろん、それだけで済ます程に甘くはありません。可愛い男の子はトコトン追い込んであげたくなるのです。羞恥に顔を歪ませる少年なんて、どんなにか美しく可愛らしいものでしょう。
「はい、よく出来ました。じゃあ、これは、ど・こ・で、手に入れたのかな?」
わたしは、にっこりと笑顔で尋ねます。どこで?…全国展開のイオンのようなスーパーでも、ユニクロ・しまむらのような衣料品店でも、どこででも買えます。でも、だからといって誰でも買えるような品物ではありません。
どこで手に入れたか?有無を言わさぬわたしの質問に、観念した少年は次も素直に答えました。こういう場合には少年に考える余裕を与えてはなりません。
「夜中に……佐藤さんと片山さんの自宅の、庭の、……洗濯物干し場から……。」
少年の言葉にかぶせるように、わたしの問いかけは続きます。
「へえ、夜中に他人の敷地に入ったの?で……、『これ、ください』ってお願いした? お断りした上でもらってきたの? それとも、……黙って勝手に持ってきたの? 」
究極の二者択一です。しかし、どう考えても前者はありえません。最初から答えの決まっている二者択一で、少年はわたしの思惑通りに答えるしか選択の余地はありません。
「黙って……勝手に持ってきました。」
「あららら~!お嬢さんの下着を、本人や親御さんの断りもなく、勝手に持ってきちゃったの~!それって泥棒よね~!」
わざとらしく、わたしが驚いてみせました。
しかし、そこで少年の行為は決定的となりました。明らかなる初歩的誘導尋問ですが、事実には相違はありません。
「はい、窃盗罪と住居侵入罪は成立よね。」
わたしの宣言に、少年はすっかりアドバンテージを握られてしまいました。もっとも、はなから少年にアドバンテージなんかありはしませんが。
「じゃあ、盗んだものできみが何をしたか、次は、なんできみがそんなことをしちゃったのか、その目的を調べなきゃ。さぁ、事情聴取をしようね。」
いつの間にか、そこは警察署の取調室のようになっていました。もちろん、わたしは警察官でもなければ、民間の補導員でもありません。でも、少年には、まるで警察官による事情聴取のような流れが、見事に効果的だったようです。
行為の自白に成功したら、動機の解明のためにも、引き続き状況の検証は必要なのです。
「じゃあ、今、着ているお母さんのスリップとボディースーツを脱いで、今度は、千草ちゃんと朋美ちゃんの下着を着てちょうだい。いつもどうやってるか、やって見せて。」
少年は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに私に懇願をします。
「お願いします。それは、……許してください。」
しかし、その哀れな少年の哀願を、わたしは無下に一蹴しました。既に下着女装でのオナニーをしておいて、今更、恥ずかしいもないものです。
もっとも、少年にすれば、同級生の女の子の下着を盗んだ上にそれを着用することは、彼にとって別物の羞恥心がはたらくものなのかも知れません。
「だめよ。警察に行きたくなかったら早く着なさい。今ならわたしの事情聴取だけで終わらせられるけど……。」
そこでわたしは言葉を一区切りしました。少年の反応を楽しんでいたのですが、案の定、「警察」という言葉に、少年は激しく動揺しています。わたしは、さらにたたみかけていきます。
「……警察に行ったら、友達や先生の見ている目の前で下着泥棒の現場検証をしなきゃいけないわよね。それに、下着をあなたがどういうふうに使ったかの事情聴取をしなければならなくなるわ。」
少年は恐怖に顔を真っ青にしました。赤くなったり、青くなったり、まるで信号機!うぶな少年の反応は、可愛らしくも楽しいものです。
「もちろん、被害にあった女の子やその家族全員、それに学校の先生やあなたのお父さんとお母さんのいる目の前でね。」
下着泥棒くらいにそんな実況検分なんかするわけがありません。やったとしたら、余程に暇な田舎警察署です。しかし、今の少年には、そんな理性的な判断がつくわけもありません。
「そ、そんなぁ……。」
少年は情けない哀れな声をあげました。こうなっては、もう、少年は同級生の少女の下着を身につけるしかありません。少年は、それまで着ていた母親のスリップとボディスーツを脱ぎました。ボディスーツのクロッチ部分は、少年が吐き出したザーメンでドロドロになっています。
(あらまあ、さすが若い子は素敵ね。こんなにたっぷり!しかも、ドロッドロで粘りもすごいわ!)
でも、わたしの感激をよそに、少年の動作はそこで止まってしまいました。
「早く着なさい。パンティは? どうするの。」
そのパンティは、無地の薄いピンク色した綿パンティで、ウエスト部分にゴム編みの伸縮性を持たせたレース飾りが付いただけの、至って質素なパンティでした。
でもそれは、少年が初めて手にした若い女の子、しかも、少なからず好意を抱いている同級生の女の子のパンティです。地味でも、無地でも、少年にとってはメモリアル的な思い出の特別なパンティなのでした。
少年は、嫌だ嫌だとぐずぐずしながらも、ようやくあきらめがついたのか、同級生の女の子の綿パンティを広げ、足を通します。
「あぁぁ……パンティは……いやぁ、……佐藤さんのパンティを穿くなんて……あぁぁ……佐藤千草さんのパンティ……、千草ちゃんの……。」
そう言いながらも、ようやく両足を通し、パンティを引き上げます。その瞬間でした……。
「あぁぁぁぁ~!」
少年が何度も穿き古して、男性自身の膨らみにより生地が延びきってしまったような、生地のへたったパンティではありません。まっさらな佐藤千鳥のパンティは、しっかりと織り目の詰まったクロッチ生地で、少年の男性自身を柔らかくしっかりとホールドしてくれました。
少年は、まるで、盗んで初めて穿いた瞬間の心地よい圧迫感の官能的感激を思い出して、不覚にも声を上げて感じてしまったのです。
「どう? 今、あなたのおちんちんは、千草ちゃんのオマンコの当たっている所と同じ所にあるの。千草ちゃんのオマンコに、あなたのおちんちんの先っぽが当たっているのよ。」
わたしの声が聞こえたかどうか、パンティにくるまれた少年のものが、生地を突き破らんばかりに膨らみます。
「間接的だけど、あなたのおちんちんが千草ちゃんのオマンコに当たっている気持ちはどう? 千草ちゃんとセックス寸前の状態よね。気持ちいい? 」
もう、少年は快感を取り繕いもしませんでした。自らの快感をあられもなく表現するのに、もはや憚りなどありませんでした。
「あぁぁぁぁ~! 気持ちいいですぅ~! 千草ちゃんのオマンコパンティ、僕のおちんちんをぎゅうぎゅう押さえつけて、最高ですぅ~! 」
少年の痴態を眺めながら、わたしは次の行動を指図します。
「ほら、次はブラジャーを着けるのよ、」
ブラジャーはノンワイヤーのジュニアブラで、胸の谷間のVラインにレースと刺繍をあしらったシンプルなものでしたが、カップの光沢のあるツルツルした化繊の生地が美しいブラジャーです。
「お願いです。もう、許して……佐藤さんの……ブラジャー……そんな、恥ずかしい……いや……。」
少年はやはり前と同じく嫌がる素振りを見せましたが、言葉とは裏腹に本当は着たくてたまりません。パンティを穿いた下半身を、いやらしくなまめかしくモジモジさせています。
「もう、パンティも穿いているんだから、今更、なに言ってるの? 早く着なさい。」
少年は可愛らしい声で抵抗をこころみます。ひょっとしたら、嫌がる自分の言葉にすら興奮しているのでしょうか。
**********
(おわりに)
私は少年にその下着が誰のものであるかを白状させるとともに、更にそれをどこで、どのようにして手に入れたのかを問い詰めます。更にどのような目的をもってそれを手に入れたのか、動機についても問いただします。そして、それをどのように使用したのか、実地に検分したのでした。少年は当時の感覚を蘇らせ興奮してしまうのでした。
簡素な部屋の中に裸の少年がひとりいました。女装魔法使いたる私は、裸のままにうずくまる少年に、女性の下着を用意しました。それを見た少年は、かつて密かに一人遊びを始めた時に愛用していた母親のランジェリーであった事に驚愕します。私がそれを少年に着用させると、少年は初めて一人遊びを始めた頃の興奮を蘇らせました。しかし、その次に私が少年に提示した女性物の下着は更に少年を驚愕させました。それもまた少年には深く思い入れのあるよく知っている物だったからです。
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「はぁ? 聞こえないなぁ! なぁに? もっと大きな声で! さぁ、言って! 」
顔を真っ赤にした少年は声を張り上げようとしましたが、急に喉がカラカラになってしまったように、滑らかには言葉が出てきません。途切れ途切れに、ようやく話すことができました。
「佐藤……千草さんの、ブラとパンツ……です。それと、片山……朋美さんの……スリップ……です。」
正直に答えた少年に対して、わたしは笑顔で応えます。
ですが、もちろん、それだけで済ます程に甘くはありません。可愛い男の子はトコトン追い込んであげたくなるのです。羞恥に顔を歪ませる少年なんて、どんなにか美しく可愛らしいものでしょう。
「はい、よく出来ました。じゃあ、これは、ど・こ・で、手に入れたのかな?」
わたしは、にっこりと笑顔で尋ねます。どこで?…全国展開のイオンのようなスーパーでも、ユニクロ・しまむらのような衣料品店でも、どこででも買えます。でも、だからといって誰でも買えるような品物ではありません。
どこで手に入れたか?有無を言わさぬわたしの質問に、観念した少年は次も素直に答えました。こういう場合には少年に考える余裕を与えてはなりません。
「夜中に……佐藤さんと片山さんの自宅の、庭の、……洗濯物干し場から……。」
少年の言葉にかぶせるように、わたしの問いかけは続きます。
「へえ、夜中に他人の敷地に入ったの?で……、『これ、ください』ってお願いした? お断りした上でもらってきたの? それとも、……黙って勝手に持ってきたの? 」
究極の二者択一です。しかし、どう考えても前者はありえません。最初から答えの決まっている二者択一で、少年はわたしの思惑通りに答えるしか選択の余地はありません。
「黙って……勝手に持ってきました。」
「あららら~!お嬢さんの下着を、本人や親御さんの断りもなく、勝手に持ってきちゃったの~!それって泥棒よね~!」
わざとらしく、わたしが驚いてみせました。
しかし、そこで少年の行為は決定的となりました。明らかなる初歩的誘導尋問ですが、事実には相違はありません。
「はい、窃盗罪と住居侵入罪は成立よね。」
わたしの宣言に、少年はすっかりアドバンテージを握られてしまいました。もっとも、はなから少年にアドバンテージなんかありはしませんが。
「じゃあ、盗んだものできみが何をしたか、次は、なんできみがそんなことをしちゃったのか、その目的を調べなきゃ。さぁ、事情聴取をしようね。」
いつの間にか、そこは警察署の取調室のようになっていました。もちろん、わたしは警察官でもなければ、民間の補導員でもありません。でも、少年には、まるで警察官による事情聴取のような流れが、見事に効果的だったようです。
行為の自白に成功したら、動機の解明のためにも、引き続き状況の検証は必要なのです。
「じゃあ、今、着ているお母さんのスリップとボディースーツを脱いで、今度は、千草ちゃんと朋美ちゃんの下着を着てちょうだい。いつもどうやってるか、やって見せて。」
少年は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに私に懇願をします。
「お願いします。それは、……許してください。」
しかし、その哀れな少年の哀願を、わたしは無下に一蹴しました。既に下着女装でのオナニーをしておいて、今更、恥ずかしいもないものです。
もっとも、少年にすれば、同級生の女の子の下着を盗んだ上にそれを着用することは、彼にとって別物の羞恥心がはたらくものなのかも知れません。
「だめよ。警察に行きたくなかったら早く着なさい。今ならわたしの事情聴取だけで終わらせられるけど……。」
そこでわたしは言葉を一区切りしました。少年の反応を楽しんでいたのですが、案の定、「警察」という言葉に、少年は激しく動揺しています。わたしは、さらにたたみかけていきます。
「……警察に行ったら、友達や先生の見ている目の前で下着泥棒の現場検証をしなきゃいけないわよね。それに、下着をあなたがどういうふうに使ったかの事情聴取をしなければならなくなるわ。」
少年は恐怖に顔を真っ青にしました。赤くなったり、青くなったり、まるで信号機!うぶな少年の反応は、可愛らしくも楽しいものです。
「もちろん、被害にあった女の子やその家族全員、それに学校の先生やあなたのお父さんとお母さんのいる目の前でね。」
下着泥棒くらいにそんな実況検分なんかするわけがありません。やったとしたら、余程に暇な田舎警察署です。しかし、今の少年には、そんな理性的な判断がつくわけもありません。
「そ、そんなぁ……。」
少年は情けない哀れな声をあげました。こうなっては、もう、少年は同級生の少女の下着を身につけるしかありません。少年は、それまで着ていた母親のスリップとボディスーツを脱ぎました。ボディスーツのクロッチ部分は、少年が吐き出したザーメンでドロドロになっています。
(あらまあ、さすが若い子は素敵ね。こんなにたっぷり!しかも、ドロッドロで粘りもすごいわ!)
でも、わたしの感激をよそに、少年の動作はそこで止まってしまいました。
「早く着なさい。パンティは? どうするの。」
そのパンティは、無地の薄いピンク色した綿パンティで、ウエスト部分にゴム編みの伸縮性を持たせたレース飾りが付いただけの、至って質素なパンティでした。
でもそれは、少年が初めて手にした若い女の子、しかも、少なからず好意を抱いている同級生の女の子のパンティです。地味でも、無地でも、少年にとってはメモリアル的な思い出の特別なパンティなのでした。
少年は、嫌だ嫌だとぐずぐずしながらも、ようやくあきらめがついたのか、同級生の女の子の綿パンティを広げ、足を通します。
「あぁぁ……パンティは……いやぁ、……佐藤さんのパンティを穿くなんて……あぁぁ……佐藤千草さんのパンティ……、千草ちゃんの……。」
そう言いながらも、ようやく両足を通し、パンティを引き上げます。その瞬間でした……。
「あぁぁぁぁ~!」
少年が何度も穿き古して、男性自身の膨らみにより生地が延びきってしまったような、生地のへたったパンティではありません。まっさらな佐藤千鳥のパンティは、しっかりと織り目の詰まったクロッチ生地で、少年の男性自身を柔らかくしっかりとホールドしてくれました。
少年は、まるで、盗んで初めて穿いた瞬間の心地よい圧迫感の官能的感激を思い出して、不覚にも声を上げて感じてしまったのです。
「どう? 今、あなたのおちんちんは、千草ちゃんのオマンコの当たっている所と同じ所にあるの。千草ちゃんのオマンコに、あなたのおちんちんの先っぽが当たっているのよ。」
わたしの声が聞こえたかどうか、パンティにくるまれた少年のものが、生地を突き破らんばかりに膨らみます。
「間接的だけど、あなたのおちんちんが千草ちゃんのオマンコに当たっている気持ちはどう? 千草ちゃんとセックス寸前の状態よね。気持ちいい? 」
もう、少年は快感を取り繕いもしませんでした。自らの快感をあられもなく表現するのに、もはや憚りなどありませんでした。
「あぁぁぁぁ~! 気持ちいいですぅ~! 千草ちゃんのオマンコパンティ、僕のおちんちんをぎゅうぎゅう押さえつけて、最高ですぅ~! 」
少年の痴態を眺めながら、わたしは次の行動を指図します。
「ほら、次はブラジャーを着けるのよ、」
ブラジャーはノンワイヤーのジュニアブラで、胸の谷間のVラインにレースと刺繍をあしらったシンプルなものでしたが、カップの光沢のあるツルツルした化繊の生地が美しいブラジャーです。
「お願いです。もう、許して……佐藤さんの……ブラジャー……そんな、恥ずかしい……いや……。」
少年はやはり前と同じく嫌がる素振りを見せましたが、言葉とは裏腹に本当は着たくてたまりません。パンティを穿いた下半身を、いやらしくなまめかしくモジモジさせています。
「もう、パンティも穿いているんだから、今更、なに言ってるの? 早く着なさい。」
少年は可愛らしい声で抵抗をこころみます。ひょっとしたら、嫌がる自分の言葉にすら興奮しているのでしょうか。
**********
(おわりに)
私は少年にその下着が誰のものであるかを白状させるとともに、更にそれをどこで、どのようにして手に入れたのかを問い詰めます。更にどのような目的をもってそれを手に入れたのか、動機についても問いただします。そして、それをどのように使用したのか、実地に検分したのでした。少年は当時の感覚を蘇らせ興奮してしまうのでした。
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