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女装者の夢
第18話 少年の葛藤
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(これまでのあらすじ……)
私が連れ回した少年はテニス・バレー・新体操の姿で際限なく自慰にふけり、更に憧れの女子の下着と制服に、彼は歓喜して官能に悶えます。そして、次に彼の目前に彼が愛する少女本人を連れて来るとともに、私が実は少年の未来の存在であり、私と少年は同一の人格であるという驚愕の真実を彼に伝えたのでした。いきなり未来の自分を名乗る人物の出現には驚きを隠せぬ少年でしたが、驚きもさることながら、目前の愛する少女の誘惑には勝てず、少女の身体を堪能し始めるのでした。
**********
少年は首筋から頬にかけて舌を這わせつつ、少女の柔らかな頬に自らの顔をすり付けています。
(あぁぁぁ……栄理……栄理……はぁ、はぁ、はぁ……栄理……。)
少年の視野いっぱいに、夢にまで見た愛する少女の容貌が広がっています。
小さくぷっくりしながらも、鼻筋が通った可愛らしい鼻梁、笑えば屈託のない無邪気さを表す大きな口、その唇は控え目な薄さではなく、かといってそんなに厚ぼったくもなく、しかしその質感のある濡れた唇は蠱惑的な魅力をたたえて少年の心を誘惑します。奥二重の瞳は、幼くたれ目気味ながらクリクリと大きく、そのいたずらな可愛らしさで少年の心をかき乱します。
眉毛は薄くもなく厚すぎず整ったほどほどさ。田舎娘のような元気闊達さを表すかのように、眉も髪も、毛髪は太く黒々としています。少年の顔をくすぐる少女の髪の毛は、肩までかからない程度のナチュラルボブ、少年の鼻の奥の臭粘膜の臭細胞がフルに活動し、少女の飾らないありのままの素朴な香りを1マイクログラム、いや、1ナノグラムさえも逃すまいと働いていました。
肌はきめ細やかで柔らかく、一分の隙もない健康さを表すかのように潤いもほどよく、少年の肌にひたひたと張り付いてきます。皮膚細胞のひとつひとつが見えるほどに密着した幸せを、少年は噛み締めていました。
少年は毎晩のようにこの容貌を瞼に思い浮かべて、己のたぎる分身を握りしめていました。どれだけ、そんな寂しい切ない夜を繰り返したことだろうか。それが今、目の前にその少女がいるのです。
もう間もなく、少年は望みをかなえ、そして、わたしもまた、わたしの望みをかなえる事ができるでしょう。その時は、もう目の前まで来ています。
でも、その時、少年は見てしまいました。少女の可愛らしい大きな瞳の、そのたれ目がちの目尻に溢れた、……光るものを。
**********
少年は、正面から少女に顔を近づけます。まるで、これからくちづけをするかのように。……しかし、少年はそうはしませんでした。
くちづけをする代わりに、少年は少女のおでこに自らの額を付けて、鼻先までも付きそうなばかりに顔を密着させました。
少年の欲望を刺激する少女の甘い香りが、少年の鼻腔に溢れんばかりに届きます。少年は、少女の唇をすぐにでも奪いたい、そんな激しい衝動に突き動かされていることでしょう。しかし、なぜか少年はそこから動こうとはせず、じっと少女の瞳を見つめ続けました。
「さあ、愛する者の唇を奪いなさい。彼女の舌を、歯茎を、甘露な愛の蜜を思い切り味わうのよ。今なら、思う存分、それができるの。おのが欲望のままに、……さあ、やりなさい。」
わたしは少年に次の行動を促します。しかし、少年は石にでもなったかのようにその姿勢からピクリとも動こうとはしませんでした。女子制服姿の男女二人が、抱き合い、見つめあったまま……
「何をためらうことがあるの。今こそ、あなたの夢が叶うのよ。さあ、目の前の唇を奪いなさい。それだけで、あなたの夢の未来が開けるのよ。」
わたしはじれったい思いを言葉に乗せて少年の行動を促します。
あと4㎝か5㎝……吐息さえ感じられる至近距離、あと僅か顔を近づけさえすれば、彼女のすべてを手に入れられる。その筈でした。しかし、……この期に及んで少年はまだ葛藤していました。
「栄理……、僕は栄理が大好きだ、……でも、僕が栄理にふさわしくないのは自分が一番良く知っている。……だって、……毎日、栄理のことばかり思って、いやらしいことばかり考えている。たった今も、我慢できずに栄理に抱きついてしまった。」
少年は、じっと少女の瞳を見つめ続けます。
「……いつもいつも、栄理のことを思い出してオナニーばかりして……僕はどうしようもなく変態なんだ。いやらしいんだ。……大好きな栄理の制服を着て、恥ずかしいくらいオナニーをした変態なんだ……。」
唐突に少年は語り続けます。愛する少女の前で、愛の告白ならぬ、変態性癖の告白を始めたのです。
「あらあら、彼女は動けないだけで、意識もあるし、目も見えるし、話も聞こえるわ。もちろん、変な薬は射ってないけど。それがどういうことか、あなたにも分かるわよね。」
わたしの話しに、少年は僅かにピクリと反応をした……ようにも、わたしには見えました。しかし、少年はそれでも動こうとはしません。
「……さぁ、早く彼女を自分のものにしてあげなさい。さもなければあなたは破滅よ。彼女にはすべて見えているし、聞こえているのよ。」
それでも少年は石のようにかたまったまま身じろぎもしません。
「何度、わたしに同じ話しを言わせるのかしら?あなたが女装癖のある変態だとみんなに知れわたるわよ。それで良いの?」
最後の詰めにまで来て、思い通りにならない少年に、わたしもいささか業を煮やしてきました。しかし、少年は少女の瞳を見つめたままの姿勢で微動だにしません。
**********
「さぁ、早くその子の唇を奪いなさい。そして、その可愛い弾力のある乳房にむしゃぶりつくのよ。そして、まだ誰にも触られたことのない、見られたこともない、そのピンクの肉襞にあなたの印を突き立てるのよ。」
わたしは妄想の中で、その少女を何度も何度も犯します。
「……何十回、何百回もあなたの子種を彼女の中に溢れさせて、彼女をあなたでいっぱいにしてあげるのよ。」
わたしは自分で語りながら、自らの言葉に酔い、自らの中学時代を思い出し、栄理とまぐわう妄想世界の中に遊んでいました……。
**********
わたしは可愛い栄理の唇を貪りながら、ファスナーを開けたベストをめくりあげ、ボタンを外したブラウスの中に手を潜りこませます。胸元レースの上品な水色のスリップの上から、まだ少し固さの残る柔らかな胸を鷲掴みにします。ツルツルした滑りの良いスリップの感触が余計に興奮を掻き立てます。
「あぁん……あん……あん……あぁぁ……。」
わたしの妄想の中の栄理は、頬を朱に染めながら、しかし、初めての経験に溜息ともつかぬ小さな呟きで応えます。
「あなたはわたしのもの、誰にも渡しはしない……あなたの爪先から髪の毛の一本一本までも、すべてを愛しているこのわたしだけのもの……。」
わたしは栄理の耳の輪郭をなぞったあと、内側の軟骨の襞を丹念にしゃぶり、更に耳から眉毛に移って唇でなぞりつつ、眉毛にかかる前髪から髪の毛を口に加え、そのまま栄理子の頭を抱えてその後頭部を愛おしそうに撫でまわす。再び栄理のまぶたを唇でなぞると、栄理がピクピクとまぶたを軽く痙攣させて反応してくれるのです。
「あぁぁ……栄理……わたしだけの栄理……あなたを都会の大学なんかにいかせやしない……変な虫なんかに触れさせやしない……ずっとわたしと一緒にいるのよ……。」
そういうとわたしは、妄想の中で思い切り栄理の唇をこれでもかと吸い上げるのです。赤子が夢中で乳房にむしゃぶり吸い付くように、栄理の唇から栄理の甘露な唾液を吸い続けるのです。
同時に、手のひらは栄理のスカートの襞の中に遊び回らせ、更には、水色のスリップから栄理の太ももや股間の形を感じ楽しみ、手のひら全体で感触を味わい尽くすのです。
「あぁぁぁ……あん、あん。……はぁぁぁ……ああん、あっ、あっ、……。」
わたしの妄想の中の栄理は、スリップの上からでも分かるほどに、アソコを熱くほてらせ、パンティのクロッチをぐしょぐしょに濡れさせているのでした。
**********
(おわりに)
少女の身体を堪能する少年は、その少女の目に光るものを見つけてしまいました。その時、少年の心の中で何かが動き始めます。私は、少年に少女を自分のものにするよう、執拗に迫ります。その実現はもう目前に迫っていました。私は妄想の中で少女を凌辱する姿を思い浮かべて、ようやく夢がかないつつある喜びに打ち震えていたのでした。
私が連れ回した少年はテニス・バレー・新体操の姿で際限なく自慰にふけり、更に憧れの女子の下着と制服に、彼は歓喜して官能に悶えます。そして、次に彼の目前に彼が愛する少女本人を連れて来るとともに、私が実は少年の未来の存在であり、私と少年は同一の人格であるという驚愕の真実を彼に伝えたのでした。いきなり未来の自分を名乗る人物の出現には驚きを隠せぬ少年でしたが、驚きもさることながら、目前の愛する少女の誘惑には勝てず、少女の身体を堪能し始めるのでした。
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少年は首筋から頬にかけて舌を這わせつつ、少女の柔らかな頬に自らの顔をすり付けています。
(あぁぁぁ……栄理……栄理……はぁ、はぁ、はぁ……栄理……。)
少年の視野いっぱいに、夢にまで見た愛する少女の容貌が広がっています。
小さくぷっくりしながらも、鼻筋が通った可愛らしい鼻梁、笑えば屈託のない無邪気さを表す大きな口、その唇は控え目な薄さではなく、かといってそんなに厚ぼったくもなく、しかしその質感のある濡れた唇は蠱惑的な魅力をたたえて少年の心を誘惑します。奥二重の瞳は、幼くたれ目気味ながらクリクリと大きく、そのいたずらな可愛らしさで少年の心をかき乱します。
眉毛は薄くもなく厚すぎず整ったほどほどさ。田舎娘のような元気闊達さを表すかのように、眉も髪も、毛髪は太く黒々としています。少年の顔をくすぐる少女の髪の毛は、肩までかからない程度のナチュラルボブ、少年の鼻の奥の臭粘膜の臭細胞がフルに活動し、少女の飾らないありのままの素朴な香りを1マイクログラム、いや、1ナノグラムさえも逃すまいと働いていました。
肌はきめ細やかで柔らかく、一分の隙もない健康さを表すかのように潤いもほどよく、少年の肌にひたひたと張り付いてきます。皮膚細胞のひとつひとつが見えるほどに密着した幸せを、少年は噛み締めていました。
少年は毎晩のようにこの容貌を瞼に思い浮かべて、己のたぎる分身を握りしめていました。どれだけ、そんな寂しい切ない夜を繰り返したことだろうか。それが今、目の前にその少女がいるのです。
もう間もなく、少年は望みをかなえ、そして、わたしもまた、わたしの望みをかなえる事ができるでしょう。その時は、もう目の前まで来ています。
でも、その時、少年は見てしまいました。少女の可愛らしい大きな瞳の、そのたれ目がちの目尻に溢れた、……光るものを。
**********
少年は、正面から少女に顔を近づけます。まるで、これからくちづけをするかのように。……しかし、少年はそうはしませんでした。
くちづけをする代わりに、少年は少女のおでこに自らの額を付けて、鼻先までも付きそうなばかりに顔を密着させました。
少年の欲望を刺激する少女の甘い香りが、少年の鼻腔に溢れんばかりに届きます。少年は、少女の唇をすぐにでも奪いたい、そんな激しい衝動に突き動かされていることでしょう。しかし、なぜか少年はそこから動こうとはせず、じっと少女の瞳を見つめ続けました。
「さあ、愛する者の唇を奪いなさい。彼女の舌を、歯茎を、甘露な愛の蜜を思い切り味わうのよ。今なら、思う存分、それができるの。おのが欲望のままに、……さあ、やりなさい。」
わたしは少年に次の行動を促します。しかし、少年は石にでもなったかのようにその姿勢からピクリとも動こうとはしませんでした。女子制服姿の男女二人が、抱き合い、見つめあったまま……
「何をためらうことがあるの。今こそ、あなたの夢が叶うのよ。さあ、目の前の唇を奪いなさい。それだけで、あなたの夢の未来が開けるのよ。」
わたしはじれったい思いを言葉に乗せて少年の行動を促します。
あと4㎝か5㎝……吐息さえ感じられる至近距離、あと僅か顔を近づけさえすれば、彼女のすべてを手に入れられる。その筈でした。しかし、……この期に及んで少年はまだ葛藤していました。
「栄理……、僕は栄理が大好きだ、……でも、僕が栄理にふさわしくないのは自分が一番良く知っている。……だって、……毎日、栄理のことばかり思って、いやらしいことばかり考えている。たった今も、我慢できずに栄理に抱きついてしまった。」
少年は、じっと少女の瞳を見つめ続けます。
「……いつもいつも、栄理のことを思い出してオナニーばかりして……僕はどうしようもなく変態なんだ。いやらしいんだ。……大好きな栄理の制服を着て、恥ずかしいくらいオナニーをした変態なんだ……。」
唐突に少年は語り続けます。愛する少女の前で、愛の告白ならぬ、変態性癖の告白を始めたのです。
「あらあら、彼女は動けないだけで、意識もあるし、目も見えるし、話も聞こえるわ。もちろん、変な薬は射ってないけど。それがどういうことか、あなたにも分かるわよね。」
わたしの話しに、少年は僅かにピクリと反応をした……ようにも、わたしには見えました。しかし、少年はそれでも動こうとはしません。
「……さぁ、早く彼女を自分のものにしてあげなさい。さもなければあなたは破滅よ。彼女にはすべて見えているし、聞こえているのよ。」
それでも少年は石のようにかたまったまま身じろぎもしません。
「何度、わたしに同じ話しを言わせるのかしら?あなたが女装癖のある変態だとみんなに知れわたるわよ。それで良いの?」
最後の詰めにまで来て、思い通りにならない少年に、わたしもいささか業を煮やしてきました。しかし、少年は少女の瞳を見つめたままの姿勢で微動だにしません。
**********
「さぁ、早くその子の唇を奪いなさい。そして、その可愛い弾力のある乳房にむしゃぶりつくのよ。そして、まだ誰にも触られたことのない、見られたこともない、そのピンクの肉襞にあなたの印を突き立てるのよ。」
わたしは妄想の中で、その少女を何度も何度も犯します。
「……何十回、何百回もあなたの子種を彼女の中に溢れさせて、彼女をあなたでいっぱいにしてあげるのよ。」
わたしは自分で語りながら、自らの言葉に酔い、自らの中学時代を思い出し、栄理とまぐわう妄想世界の中に遊んでいました……。
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わたしは可愛い栄理の唇を貪りながら、ファスナーを開けたベストをめくりあげ、ボタンを外したブラウスの中に手を潜りこませます。胸元レースの上品な水色のスリップの上から、まだ少し固さの残る柔らかな胸を鷲掴みにします。ツルツルした滑りの良いスリップの感触が余計に興奮を掻き立てます。
「あぁん……あん……あん……あぁぁ……。」
わたしの妄想の中の栄理は、頬を朱に染めながら、しかし、初めての経験に溜息ともつかぬ小さな呟きで応えます。
「あなたはわたしのもの、誰にも渡しはしない……あなたの爪先から髪の毛の一本一本までも、すべてを愛しているこのわたしだけのもの……。」
わたしは栄理の耳の輪郭をなぞったあと、内側の軟骨の襞を丹念にしゃぶり、更に耳から眉毛に移って唇でなぞりつつ、眉毛にかかる前髪から髪の毛を口に加え、そのまま栄理子の頭を抱えてその後頭部を愛おしそうに撫でまわす。再び栄理のまぶたを唇でなぞると、栄理がピクピクとまぶたを軽く痙攣させて反応してくれるのです。
「あぁぁ……栄理……わたしだけの栄理……あなたを都会の大学なんかにいかせやしない……変な虫なんかに触れさせやしない……ずっとわたしと一緒にいるのよ……。」
そういうとわたしは、妄想の中で思い切り栄理の唇をこれでもかと吸い上げるのです。赤子が夢中で乳房にむしゃぶり吸い付くように、栄理の唇から栄理の甘露な唾液を吸い続けるのです。
同時に、手のひらは栄理のスカートの襞の中に遊び回らせ、更には、水色のスリップから栄理の太ももや股間の形を感じ楽しみ、手のひら全体で感触を味わい尽くすのです。
「あぁぁぁ……あん、あん。……はぁぁぁ……ああん、あっ、あっ、……。」
わたしの妄想の中の栄理は、スリップの上からでも分かるほどに、アソコを熱くほてらせ、パンティのクロッチをぐしょぐしょに濡れさせているのでした。
**********
(おわりに)
少女の身体を堪能する少年は、その少女の目に光るものを見つけてしまいました。その時、少年の心の中で何かが動き始めます。私は、少年に少女を自分のものにするよう、執拗に迫ります。その実現はもう目前に迫っていました。私は妄想の中で少女を凌辱する姿を思い浮かべて、ようやく夢がかないつつある喜びに打ち震えていたのでした。
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