女装マニアな魔法使いが愛を伝道する

清十郎

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初体験の章

第2話 侵入

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(これまでのあらすじ……)

 今回は、わたしの新しいパートナーとの初めてのお出かけです。新しいパートナーとは、そうです、もちろん中学三年生のわたし自身のことです。まずは、二人仲良く、街角を歩く女性たちを眺めていました。わたしたちは、街角を歩く女性たちの姿を楽しみながら、目の前の女子高から出てくる女子学生を待ちました。そして、そこに今回の目当てとなる女子高生の姿を見つけます。そして、わたしたちは深夜の住宅街の中、その女子高生の家の前にいたのでした。

**********

 わたしは、自分の思い通りに、好きなところから好きなところへと瞬間移動ができるのです。こんなことは飽くまでもわたしの初歩的な能力のひとつに過ぎません。わたしはこの力を世の中の可愛い少女たちの喜びのために使う『愛の伝道師』なのですから。

 今日、街中で見つけた子猫は、友人から「タカネエ」と呼ばれている公立西高等学校三年生の佐藤孝子、18歳。実は、わたしのパートナーの男の子の近所にいる子で、彼がよく知っている子なの。……いえ、知り合いというわけじゃなくて、毎朝、通学時間に見かける綺麗なお姉さんなの。……だから、わたしもよく知ってる子なのよ。

 右の眉毛の顔中心線寄りの上側にある大きめのホクロが不思議にチャーミングで、ちょっと大人びた、落ち着いた雰囲気のあるショートカットの少女でありました。だからでしょうか、タカネエと言うのは、同年輩の女子からも頼りにされるお姉さん的存在からきた「孝子お姉さん」という意味からきた言葉なのかもしれません。

 また、名前から察するに「子」付という古風な昭和的な名づけは、それだけ、少女の家庭の身持ちの固さ、保守的で堅実、政治思想的にも中立という保守性的な信条も感じられます。であればこそ、今や絶滅寸前のスリップという希少価値的なランジェリーの着用も頷けるというものです。

**********

 わたしたちは瞬間移動でその孝子の部屋に音もなく現れたのでした。部屋の片隅の空間が不可思議に歪んだようになったと思いきや、その場に透き通ったかのようにわたしたちの姿がスーッと現れ、それが次第にしっかりした輪郭や色を伴って実体化していきます。

「……♪♪♪……~~♪」

 孝子は、背後で発生した超自然現象の異変にもまったく気づかず、机に向かい勉強に没入しているようです。彼女にとって聖域である自室には、何物も異質なものが侵入することなどあり得ないとでも言うかのように、彼女はまったくの無警戒、無防備で、その背中をわたしたちにさらしているのでした。

 私たちの目の前には、ヘッドホンをしながら机に向かうパジャマ姿の少女の背中が見えています。パジャマは淡いピンクの地色にピンクの濃淡で描かれた格子柄、手触りよく柔らかそうな綿のパジャマでした。

 確か公立西高校は、この近隣において有数の進学校でもある女子高であり、彼女も進学を控えて受験勉強に必死なのでありましょう。ヘッドホンで音楽を聴きながら勉強している孝子は、一向に勉強をやめる素振りもないまま、いまだに自分の部屋への侵入者の存在にさえも気づいていません。風呂上りからそうであるかのようなパジャマ姿のまま、健気に参考書や問題集と格闘しているのでしょう。

 わたしはゆっくりと数歩あゆみだして孝子の背後に近づきました。音もなく近づくわたしに対して、まだ、孝子はなにも気付きません。わたしは、手を伸ばせば簡単に手が届くほどの間近な距離感にまで、簡単に接近しました。

 そして、わたしは手を伸ばし、そっと孝子の肩にわたしの手を置いたのでした。

「!!! 」

 その刹那、孝子は、悲鳴どころか声をあげることすらなく、そのまま崩れるように机の上の参考書のページの上に突っ伏しました。

 わたしは机に顔を伏せている孝子の首筋に顔を近づけました。別に死んだわけではありません。ちゃんと呼吸はしています。それは、気絶……というよりは眠りに近いかもしれません。孝子はスースーと可愛い寝息を立てています。

 わたしは振り返り、パートナーの少年に微笑みながら頷きます。彼も今更ながらにわたしの能力に驚いたでしょうが、そんな素振りも見せずに、笑顔でわたしに頷きを見せながら近寄ってきます。でも、わたしには分かります。平静を装いながらも、彼は期待と興奮に胸をドキドキと高鳴らせているのです。

 彼は少女に近づくと、うつぶせになっている少女のうなじに顔を近づけます。そして、孝子の香りを思い切り吸い込みました。

「……はぁぁぁ……孝子お姉さん、とっても良い匂いがするよ。」

 そう言うと、彼は睡眠魔法をかけられた孝子を後ろから抱きしめました。肩にかかるほどの長さしかないショートカットの髪からはシャンプーの香りがほのかにしました。

 彼は、無意識のうちに、まるで盛りのついた犬のように、少女のうなじから首筋にかけて、ふんふんと鼻を鳴らしながら、貪欲に少女のスメルを吸い込んでいました。

 彼にとって、初めてといえる女性への抱擁です。先日の憧れの同級生の女子生徒との抱擁もありましたが、今回の抱擁は、女性の肉感を伴った、性的な意識を伴っての抱擁です。初めて間近に嗅いだ女性の香りに、彼は夢中になっているようです。

「慌てないでいいのよ。……時間はたっぷりあるわ。ゆっくり楽しみましょう。」

 我を忘れて夢中になりそうになっている少年に対して、わたしはそう言って、彼の肩に手を置きました。すると、彼は自分の焦りを見透かされたかのように、恥ずかしそうにしてわたしに振り向き、頷き返しました。

「あなたが選んだ初体験のお相手の方なんだから、時間をかけてゆっくりと楽しみましょう。それが、この孝子さんに対する礼儀でもあるのよ。」

 そうです、今回は彼の初体験のために、成熟した年上の女性を彼に選んでもらったのです。成熟したとはいっても私からすれば、まだまだ幼い青臭い少女に過ぎませんが、まだ中学生の彼にとって、18歳の女性はまさに大人の女性に他なりません。

「うん、お姉さんは寝ているようなもんだし、何をしても起きたりしないんでしょ?……なら、焦らずゆっくり楽しむことにするよ。……でも、気持ちよすぎて。」

 少年は焦らないとは言いながら、初めて嗅ぐ異性の香りに、再び夢中になっています。彼は改めて少女の身体を抱きしめると、再び彼女の匂いを堪能しています。

 すでに少年の股間は怒張して、少女の背中に無意識になすりつけられているのです。

 そして、もはや匂いだけでは我慢出来なくなってしまったかのように、彼の腕は次の行為に及びます。彼は、少女に抱き着いた腕を少女の身体の上に這わせ、その手のひらを少女の豊かに盛り上がった胸に当てます。

「……すごいなぁ、お姉さん、意外に胸もあるね。揉みがいのある美味しそうな可愛いおっぱいだね。おっぱいってこんなに気持ちがいいものなんだ。……あぁぁ、手が止まんない。やめられない。」

 パジャマの上からつかんだ孝子の乳房は、若々しい弾力をはなちながら、意外に手のひらいっぱいに広がるズシッとした肉感を持っていました。彼はしばらく、孝子の乳房を両手でモミモミと揉みながら、孝子の首筋に舌を這わせて少女の匂いを堪能しています。そして、同時に、少年は自分の股間を少女の背中にぐりぐりと押し付けながら、少女への凌辱を続けているのでした。

「……うん、可愛いいなぁ。孝子さんみたいな、おしとやかなお姉さんを見ていると、ぼく、我慢できないよ。」

 彼は、パジャマのボタンを外さずに下からたくしあげて、直に少女の乳房を両手でつかみます。湯上りでパジャマ姿の少女はブラジャーもしておらず、少年の手のひらに直に肌を合わせてくれています。それは、しっかりした質感と、しっとりと吸い付くようなみずみずしく弾力のある素晴らしい乳房でした。

 そして、彼が包んだ少女の胸の先端には、しっかりとした質感のある乳首がありました。少年は両手の人差し指で、その乳首をくりくりと弄り回します。

 するとその刹那、かすかに少女の反応が見られました。

(……ぁ……ぁぁ……、)

 少女は吐息ともつかない聞こえるか聞こえないかの微かな声で反応を示したのでした。」

**********

(おわりに)

 その孝子という少女の部屋に侵入したわたしたちは、すぐに彼女を眠らせてしまいます。今回はわたしの新しいパートナーである少年の希望を入れて、彼の初体験のお相手を務めていただくべく、お邪魔したのでした。彼は初めての相手に後ろから抱き着くと、少女の香りを堪能しながら、少女の乳房の弾力を手のひら一杯に楽しませていただくのでした。
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