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初体験の章
第4話 少女のドレッサー
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(これまでのあらすじ……)
今回は新しいパートナーと初めてのお出かけです。私達は、孝子というお目当ての女子高生の部屋に侵入して、彼女を眠らせます。今回は私のパートナーたる少年の希望を入れて、初体験のお相手を務めていただく目的でした。彼は彼女に抱き着き、少女の香りを堪能しながら乳房の弾力を手のひら一杯に楽しみます。少年が少女に長い口づけをすると、少女の顔と体のすべてが彼に転写されたのです。しかし、彼の初体験のため、彼の男性自身だけはそのままでした。そして、私は、乳繰り合う二人の孝子をベッドに残し、少女のドレッサーに向かいます。心地よい少女の香りの充満したそこには、少女の可愛らしい色とりどりの下着がありました。
**********
少女のドレッサーの中、それはわたしにとって夢のアイテムの宝庫でした。
そして、わたしは、そのドレッサーに向き合いながら目を瞑り、無言のまま呪文を唱えます。今度は一体何が起きるのか?
……しかし、何も起こりません。
わたしの背後では、ふたりの孝子が唇をとめどなく吸いあっています。正確には、ひとりは完全に眠ったままで、もうひとりの上に覆いかぶさっている孝子が、眠っている孝子の唇をむしゃぶり、胸を揉みしだいて、その彼女?の興奮した息づかいだけが、部屋の中に静かにしみわたっていました。
(ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅっ、ちゅっ)
「はぁぁぁ……あぁぁぁ……ふぅん……。」
いえ、でも着実に新たな変化があったのです。それはわたし自身でした。わたし自身が自らに魔法をかけて、身体のサイズを微調整したのです。つまり、孝子のサイズに。
わたしは、ドレッサーの引き出しの中の、まるで中学生のように控えめなその下着の中から、白いレースのパンティと、同じく白いレースのブラジャーを選びました。すでにわたしの体そのものも孝子の体を転写して、下着のサイズまでもがぴったりで、なんらの問題もありません。……ただ、ある一箇所を除いて。
わたしは、その唯一のまがまがしきものをパンティのクロッチに押し込んでパンティを穿きましたが、それだけでそれを押さえつけられるものではありません。
「ここの仕上げは……やっぱりこれよね。」
わたしは孝子の下着の引き出しの中に見つけた紺色のブルマにも足を通し、パンティの上に重ね履きした。パンティを持ち上げていたものは、ブルマの圧迫感を受けてひくひくと疼いています。
「あぁぁぁ……やっぱり、肌触りと良い、締め付け感といい、やっぱりブルマは最高よね。」
今やハーフパンツが浸透して、ブルマがどんなものかも知らない子供たちが多い中で、よくもまあこのような少女の部屋にあったものです。心地よいブルマのフィット感と拘束感が私のあそこを刺激してうずかせます……それが余計に私の欲望をたぎらせました。
ハーフパンツはジャージと一緒で男女とも同じ体操着として使用されています。しかし、ブルマは違います。ブルマを着用する男子はいません。完全に女子専用のアイテムです。
しかも、それは女子の股間にピッタリとパンティと同じように密着しているものなのです。故に、そこに掛けられた付加価値はたとえようもない素晴らしいものなのです。
「さすが孝子ちゃん、わたしが目をつけただけはあるわ。学校でもあまり使わない今どき、こんなブルマを持っているなんて、ほんと、素敵な子ね。」
孝子を選んで目をつけたのは少年でしたが、その少年はわたしでもありますから間違いではありません。共通の感覚があるのか、少年の選んだ少女の下着や洋服などの趣味嗜好は、まさにわたしのそれにピッタリと符合しているのでした。
そのまま、わたしはブラジャーのストラップに腕を通し、慣れた手つきで後ろ手にブラジャーのホックを留めました。更に、ブラの中に手を差し込み、孝子と同じ弾力と質感のある乳房をブラのカップの中に丁寧に納め、両側の脇の下のゴムベルト部分に指を入れてパチンパチンと形を整えます。
(パチン! )
「あんっ! 」
腋の下のベルトを当てた瞬間、あまりの気持ちよさに、つい、声が出てしまいました。胸に当たるこの拘束感こそは、女性にしか味わえない素敵な感触であります。この豊かな胸の質感と拘束感だけでも、パンティとブルマに押さえつけられたアソコは、早くもヒクヒクとヨダレを垂らしていることでしょう。
パンティとブラジャーの次に、わたしは四段目の引き出しをあけました。そこはキャミソールやスリップが入っている場所です。わたしは当然のように純白のレースたっぷりのやわらかなスリップを手に取りました。
「これにしましょう。女子高生らしく、純白の清楚なスリップにね。」
そして、スリップのストラップを両手に持ち、次いで左右に広げると、片足づつスリップの中に足をさし入れました。そして、しゅるしゅるとゆっくり上に引き上げます。少しひんやりとするスリップの生地が私の肌を刺激して、皮膚の細胞のひとつひとつまで興奮を誘います。
「ああん、この感触よ。スリップのしゅるしゅるする柔らかさ、なまめかしいドレープ、これこそがランジェリーの真髄なのよ。」
今や、すたれつつあるかわいそうな下着界の絶滅危惧種……
歴史の長い某伝統女子高では「生徒の下着は白のスリップが望ましい」とオリエンテーションで案内したところ、生徒ではなく母親の方から「スリップって、何ですか? 」との質問が飛んだという……。
昭和の学生演劇では、スリップは下着と見なされず、壇上で堂々と少女のスリップ姿がさらされていたというのに……。
しかし、冒頭に紹介しましたように、この世界はわたしが過ごしてきた世界とはちょっと違うパラレルな世界なのです。スリップもブルマの健在の世界です。それでも、スリップを好んで着用するご婦人の貞淑な感覚は、この世界であっても、とても貴重に感じられるのです。
わたしにとってのスリップとは、フレアースカートのようなふくらみとドレープ感で女性の優しさをあらわし、胸元や裾のレース飾りは女性の清楚さをあらわし、ワンピースのように身頃全身を包む姿は女性の貞淑さをあらわしているものなのです。
つまり、スリップこそが、女性を女性たらしめている必須の最強アイテムのひとつなのです。つまるところ、そんな私のさまざまな思いの詰まったこのスリップこそは、女装乙女のこだわりのアイテムなのです。
スリップには、ツルツルした光沢のあるサテンのスリップもありますが、激しい運動や大量の汗を考慮に入れなければならないティーンのインナーは、やはり吸湿性と伸縮性の高さが求められます。そこで、大手量販店では、綿素材にポリウレタンをかませて伸縮性を付けた織物を使用したキャミソールを、スクールインナーとして大量販売をしています。
しかし、スクールインナーとは異なる従来のスリップでも、ポリエステル素材の極細ゲージ編み地であるトリコット生地を素材とした伸縮性・吸湿性に優れた商品を出しています。そのスリップは、サテン素材には及びませんが、ポリウレタンの綿キャミなんかよりも遥かに光沢が美しく、しゅるしゅるした肌触りがとても気持ちいいスリップでした。
それこそが、わたしにとって、清楚で貞淑な少女に欠かせない必須のアイテムなのです。
ですので、この世界でも、やはり女子の中には、スリップ派、キャミ派、じかブラ派が存在し、スリップ派は限りなくマイノリティな立場に置かれているのです。
「そう、これよ。少女の濃紺の制服には、こんな純白のスリップこそが最高に似合うわ。……孝子ちゃん、可愛い。」
わたしは恍惚と陶酔しながら、壁に掛かった姿見鏡に映った自分の姿にうっとりと見とれていました。既に身体だけではなく、いつの間にか顔それ自体も孝子の顔を転写していたのです。自分自身であるところの、孝子そっくりの少女のスリップ姿にわたしは酔いしれました。
この部屋には、つまるところ三人の孝子が存在していたのでした。
**********
その時でした。
「あっ!あ~!あ~~~!」
わたしの背後で、ひときわ大きな絶叫がしたかと思うと、途端に部屋の中はピタリと静寂に包まれました。それまで密やかに染みわたっていた二人の孝子のまぐわりの音が、ピタリと聞こえなくなったのです。
「うふふ。」
わたしは全てを察した上で、驚くでもなく、にこりと微笑みました。
「二人とも、もうちょっと待っててね。お姉さんはまだしなきゃいけないことがあるの。」
そう言って、わたしは姿見鏡を離れました。いったい、背後のベッドの上では何が起きているのでしょう?
**********
(おわりに)
少女のドレッサーの中、少女の下着を物色して身につけた私は、鏡に自分の姿を映して堪能していました。その鏡の中に映し出された姿は、いつのまにか、その部屋の少女と瓜二つでした。かくして、この部屋には3人の孝子が揃ったのでした。
今回は新しいパートナーと初めてのお出かけです。私達は、孝子というお目当ての女子高生の部屋に侵入して、彼女を眠らせます。今回は私のパートナーたる少年の希望を入れて、初体験のお相手を務めていただく目的でした。彼は彼女に抱き着き、少女の香りを堪能しながら乳房の弾力を手のひら一杯に楽しみます。少年が少女に長い口づけをすると、少女の顔と体のすべてが彼に転写されたのです。しかし、彼の初体験のため、彼の男性自身だけはそのままでした。そして、私は、乳繰り合う二人の孝子をベッドに残し、少女のドレッサーに向かいます。心地よい少女の香りの充満したそこには、少女の可愛らしい色とりどりの下着がありました。
**********
少女のドレッサーの中、それはわたしにとって夢のアイテムの宝庫でした。
そして、わたしは、そのドレッサーに向き合いながら目を瞑り、無言のまま呪文を唱えます。今度は一体何が起きるのか?
……しかし、何も起こりません。
わたしの背後では、ふたりの孝子が唇をとめどなく吸いあっています。正確には、ひとりは完全に眠ったままで、もうひとりの上に覆いかぶさっている孝子が、眠っている孝子の唇をむしゃぶり、胸を揉みしだいて、その彼女?の興奮した息づかいだけが、部屋の中に静かにしみわたっていました。
(ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅっ、ちゅっ)
「はぁぁぁ……あぁぁぁ……ふぅん……。」
いえ、でも着実に新たな変化があったのです。それはわたし自身でした。わたし自身が自らに魔法をかけて、身体のサイズを微調整したのです。つまり、孝子のサイズに。
わたしは、ドレッサーの引き出しの中の、まるで中学生のように控えめなその下着の中から、白いレースのパンティと、同じく白いレースのブラジャーを選びました。すでにわたしの体そのものも孝子の体を転写して、下着のサイズまでもがぴったりで、なんらの問題もありません。……ただ、ある一箇所を除いて。
わたしは、その唯一のまがまがしきものをパンティのクロッチに押し込んでパンティを穿きましたが、それだけでそれを押さえつけられるものではありません。
「ここの仕上げは……やっぱりこれよね。」
わたしは孝子の下着の引き出しの中に見つけた紺色のブルマにも足を通し、パンティの上に重ね履きした。パンティを持ち上げていたものは、ブルマの圧迫感を受けてひくひくと疼いています。
「あぁぁぁ……やっぱり、肌触りと良い、締め付け感といい、やっぱりブルマは最高よね。」
今やハーフパンツが浸透して、ブルマがどんなものかも知らない子供たちが多い中で、よくもまあこのような少女の部屋にあったものです。心地よいブルマのフィット感と拘束感が私のあそこを刺激してうずかせます……それが余計に私の欲望をたぎらせました。
ハーフパンツはジャージと一緒で男女とも同じ体操着として使用されています。しかし、ブルマは違います。ブルマを着用する男子はいません。完全に女子専用のアイテムです。
しかも、それは女子の股間にピッタリとパンティと同じように密着しているものなのです。故に、そこに掛けられた付加価値はたとえようもない素晴らしいものなのです。
「さすが孝子ちゃん、わたしが目をつけただけはあるわ。学校でもあまり使わない今どき、こんなブルマを持っているなんて、ほんと、素敵な子ね。」
孝子を選んで目をつけたのは少年でしたが、その少年はわたしでもありますから間違いではありません。共通の感覚があるのか、少年の選んだ少女の下着や洋服などの趣味嗜好は、まさにわたしのそれにピッタリと符合しているのでした。
そのまま、わたしはブラジャーのストラップに腕を通し、慣れた手つきで後ろ手にブラジャーのホックを留めました。更に、ブラの中に手を差し込み、孝子と同じ弾力と質感のある乳房をブラのカップの中に丁寧に納め、両側の脇の下のゴムベルト部分に指を入れてパチンパチンと形を整えます。
(パチン! )
「あんっ! 」
腋の下のベルトを当てた瞬間、あまりの気持ちよさに、つい、声が出てしまいました。胸に当たるこの拘束感こそは、女性にしか味わえない素敵な感触であります。この豊かな胸の質感と拘束感だけでも、パンティとブルマに押さえつけられたアソコは、早くもヒクヒクとヨダレを垂らしていることでしょう。
パンティとブラジャーの次に、わたしは四段目の引き出しをあけました。そこはキャミソールやスリップが入っている場所です。わたしは当然のように純白のレースたっぷりのやわらかなスリップを手に取りました。
「これにしましょう。女子高生らしく、純白の清楚なスリップにね。」
そして、スリップのストラップを両手に持ち、次いで左右に広げると、片足づつスリップの中に足をさし入れました。そして、しゅるしゅるとゆっくり上に引き上げます。少しひんやりとするスリップの生地が私の肌を刺激して、皮膚の細胞のひとつひとつまで興奮を誘います。
「ああん、この感触よ。スリップのしゅるしゅるする柔らかさ、なまめかしいドレープ、これこそがランジェリーの真髄なのよ。」
今や、すたれつつあるかわいそうな下着界の絶滅危惧種……
歴史の長い某伝統女子高では「生徒の下着は白のスリップが望ましい」とオリエンテーションで案内したところ、生徒ではなく母親の方から「スリップって、何ですか? 」との質問が飛んだという……。
昭和の学生演劇では、スリップは下着と見なされず、壇上で堂々と少女のスリップ姿がさらされていたというのに……。
しかし、冒頭に紹介しましたように、この世界はわたしが過ごしてきた世界とはちょっと違うパラレルな世界なのです。スリップもブルマの健在の世界です。それでも、スリップを好んで着用するご婦人の貞淑な感覚は、この世界であっても、とても貴重に感じられるのです。
わたしにとってのスリップとは、フレアースカートのようなふくらみとドレープ感で女性の優しさをあらわし、胸元や裾のレース飾りは女性の清楚さをあらわし、ワンピースのように身頃全身を包む姿は女性の貞淑さをあらわしているものなのです。
つまり、スリップこそが、女性を女性たらしめている必須の最強アイテムのひとつなのです。つまるところ、そんな私のさまざまな思いの詰まったこのスリップこそは、女装乙女のこだわりのアイテムなのです。
スリップには、ツルツルした光沢のあるサテンのスリップもありますが、激しい運動や大量の汗を考慮に入れなければならないティーンのインナーは、やはり吸湿性と伸縮性の高さが求められます。そこで、大手量販店では、綿素材にポリウレタンをかませて伸縮性を付けた織物を使用したキャミソールを、スクールインナーとして大量販売をしています。
しかし、スクールインナーとは異なる従来のスリップでも、ポリエステル素材の極細ゲージ編み地であるトリコット生地を素材とした伸縮性・吸湿性に優れた商品を出しています。そのスリップは、サテン素材には及びませんが、ポリウレタンの綿キャミなんかよりも遥かに光沢が美しく、しゅるしゅるした肌触りがとても気持ちいいスリップでした。
それこそが、わたしにとって、清楚で貞淑な少女に欠かせない必須のアイテムなのです。
ですので、この世界でも、やはり女子の中には、スリップ派、キャミ派、じかブラ派が存在し、スリップ派は限りなくマイノリティな立場に置かれているのです。
「そう、これよ。少女の濃紺の制服には、こんな純白のスリップこそが最高に似合うわ。……孝子ちゃん、可愛い。」
わたしは恍惚と陶酔しながら、壁に掛かった姿見鏡に映った自分の姿にうっとりと見とれていました。既に身体だけではなく、いつの間にか顔それ自体も孝子の顔を転写していたのです。自分自身であるところの、孝子そっくりの少女のスリップ姿にわたしは酔いしれました。
この部屋には、つまるところ三人の孝子が存在していたのでした。
**********
その時でした。
「あっ!あ~!あ~~~!」
わたしの背後で、ひときわ大きな絶叫がしたかと思うと、途端に部屋の中はピタリと静寂に包まれました。それまで密やかに染みわたっていた二人の孝子のまぐわりの音が、ピタリと聞こえなくなったのです。
「うふふ。」
わたしは全てを察した上で、驚くでもなく、にこりと微笑みました。
「二人とも、もうちょっと待っててね。お姉さんはまだしなきゃいけないことがあるの。」
そう言って、わたしは姿見鏡を離れました。いったい、背後のベッドの上では何が起きているのでしょう?
**********
(おわりに)
少女のドレッサーの中、少女の下着を物色して身につけた私は、鏡に自分の姿を映して堪能していました。その鏡の中に映し出された姿は、いつのまにか、その部屋の少女と瓜二つでした。かくして、この部屋には3人の孝子が揃ったのでした。
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