零からスタートの終わりなき果へ

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第2章 自分磨き

お叱りのダブルパンチ

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「リフィアが王女だって知った時は本当に驚いたよ。リフィアって今年のお披露目会に出るの?」

「はい。私は今年で5歳なので。もしかしてネル様もお披露目会に出るんですか?」

「はい。俺も今年で5歳になったのでお披露目会に参加するために今日王都に着いたばっかりなんですよ」

「同い年ですか。とても嬉しく思いますわ」

「な、なんでですか?」

「学校にも行きますよね?同い年だったら同じクラスになるかもしれないじゃないですか。沢山話せると思うと···。なのでいっぱいおしゃべりしましょうね!」

「俺で良かったらいつでも話し相手になりますよ。まぁ、用事があれば断るかもですけど。王女様のお願いを断ったら何かされますかね?」

「用事があるんでしたら仕方がない事なので断ってもらっても大丈夫ですよ。もちろん処罰されることはないと思いますよ。何も無い時はお呼びしますね」

「はい。分かりました。お待ちしてます」

そうこうして俺とリフィアはお城に向かった。途中で厄介を受けることはなく進むことが出来た。もうすぐお城に到着するのだが、せっかく友達になったので、プレゼントを上げることにした。この世界で初めてのお友達だ。あぁ、セルモンド王国の王女様はまだお友達じゃないからな。多分。リフィアもまた襲われないようにそのプレゼントにスキルを付与して渡すことにする。もちろん俺が作ったものだ。

〘ローズクリスタルの髪飾り〙
〈不壊〉〈使用者固定〉〈自動修復〉〈常時清潔〉〈サイズ適化〉〈魔法無効〉〈スキル無効〉〈物理無効〉〈念話〉〈結界〉〈魔力貯蓄〉

こんな感じの効果をつけた。つけすぎかと思うかもしれないがまぁ仕方の無いことだろう。付けようと思ったら次から次へと効果を付与したくなる。

「リフィア、今日会ったのも何かの縁だと思うからさ。これを受け取ってくれないか?」

「えっ!?な、なんですか?これ」

「これはローズクリスタルの髪飾りだ。それを付けておくとどんな時でもリフィアを守ってくれるだろう。それにいつでも俺と話すことができるようになるよ」

「そ、そんなものをくれるんですか?」

「もちろん。リフィアが助けて欲しいと思った時は絶対に守ってくれる。あと、俺と話したいと強く思った時に心で思うと俺と会話が出来るようになるよ。きっとリフィアの為にもなるからね」

「そんなものを·····。あ、ありがとうございます。一生大切にします」



髪飾りを渡してから少ししてお城に着いた。

「そこの者!止まれ!王城に何の用だ?·····そ、そちらはっ!?王女様!?き、貴様!今すぐ王女様をこちらに渡せ!」

「い、いえ。このお方は···」

「王女様、とても苦しかったでしょう。もう大丈夫です」

「で、ですから···」

「大丈夫です。こやつは我らが抑えます」

「ですからっ!?このお方はネル・ネロリア、ネロリア伯の次男です!私をここまで送り届けてくれたのです!」

「??え、何かをされた訳ではないのですか?」

「当たり前です。今すぐ謝ることをおすすめしますよ」

「も、ももも、申し訳ありませんでしたっっ!まさか王女様を送り届けて頂いていたとも知らずに。本当に申し訳ありませんでした!」

「僕は大丈夫ですから。今日はもうかえらないとお父様に叱られてしまうので失礼します」

「ネル様明日も王城でまた会いましょうね!」

「はい。楽しみにしています。では」

リフィアと別れてからちょっとして、お父様のお屋敷に着いた。

「ただいま」

「ネ、ネルかっ!?良かった。大丈夫だったのか?」

「俺も助けた人も無事ですよ」

「そうか。だがすごく心配だったんだ。これからはあんなことするなよ。リフレもいたんだ。一緒に行けばいい」

「は、はい。すみませんでした」

「分かったならば良い。今日はもう遅いんだ。夕食を食べて寝た方がいい」

「あ、助けた人が王女様だったので明日王城に行くように言われているので行かないと行けません」

「·····は?」

「ですから、助けた少女は王女様だったので明日王城に行かなければならないのです!」

「はぁぁ。お前はなんてことを。王女様にはきちんと接したんだろうな?」

「あ、も、もちろんです?」

「なんでお前が疑問なんだ。まさか何かした訳ではないだろうな?」

「い、いえ。王女様が大丈夫と言ったので。敬語とかでは喋っていませんが、俺もそこはきちんと聞いておいたので大丈夫かと」

「分かった。明日は行ってこい。私も一応行くから準備だけはしとけよ」

「お父様も行くんですね。俺1人で王城に入るのも不安だったので嬉しいです!」



こうして、門番とお父様からのお叱りが終わった。
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