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第2章 自分磨き
御屋敷
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お披露目会が、終わって次の日、朝一番に陛下からの呼び出しがかかった。使者が今日の午前中ならいつでもいいので王城に来て欲しいと陛下からの伝言を言った。
急な事だったが支度をしてから行くことにした。ちなみにセルモンド獣王国に行く日はまだ決めていない。この王都でも色々なことがあったので、忙しくなってしまった。だから行くのはもう少しあとになるかもしれない。
10時頃に家を出て王城に向かう。その間使者がずっと待ってくれていたのでその馬車に乗っての移動となる。
王城に着いてからはいつもの部屋に案内され、少しの時間が経ったら陛下が部屋に入ってきた。
「ネル君、お待たせ。来てくれてありがとう」
今日は陛下と宰相、そして俺の3人で話をするらしい。まぁ、宰相は話を聞くだけが多いので実質俺と陛下の2人の会話となる。
「まず、君に渡す屋敷が決まったよ。元々、伯爵家が持っていたんだけど色々な悪事を働いていたから屋敷ごと全て没収していたんだ。今は僕達が管理しているんだけど、結構広いからネル君でも問題なく住めると思うよ。なんなら、空き地を渡して立ててもらってもいいんだけとね。どうする?」
「だったら両方ください。貰う方は屋敷を貰うので空き地は俺が買い取ります。それでも大丈夫ですか?」
「え?両方欲しいの?別に両方渡してしまっても構わないけど、1つだけでも困らないと思うよ?」
「いえ。1つ考え事があったので、もし良かったら2つとも貰いたい」
「それは構わないよ。ん~そうだな。土地に関しては500万ルルでどうだろう?少し安くしといたけど後払いでもいいよ?」
「今払っておこうかな。陛下にも大金を貰ったし、払えるからね」
「分かった。それじゃあ、屋敷の鍵と地図を渡そうか。土地の方に家は作るのかい?必要なら人手を補うけど」
「俺1人で建てれるからいいかな」
「さすがネル君だね。あ、ちなみに屋敷と土地は隣同士で、学校まで近いから便利な場所だし、ここにも、さほど遠くないからいつでも来れるね」
「よく、そんな都合の良い場所が残ってましたね」
「ははっ。そうだね。僕もびっくりだよ。でもこの日のために残しておいたのかもね。それで肝心の執事と、メイドだけど、どうする?こっちでも公募は出せるけど、ネル君に考えがあるなら教えて欲しい」
「それもこっちで何とかしようかな?数人はもう決めてるし、あとは奴隷を買って、働かせてあげるのもいいかもしれない」
「ふふっ。働かせる、か、凄いことを思いつくものだ。働かせるということは相手の同意の元、給料も支払うのだろう?」
「そのつもりだよ。この間奴隷商に行ったけどめぼしい人も見つけたしね」
「奴隷商に行ったの!?」
「うん。良い人がいるって、思って行ってみたらビンゴだったよ」
「分かった。人員の方も君に任せるよ。あとは家具かな?」
「それも何とかする」
「そうなるよね。一応前の家具が置いてあるけど、捨ててもらっても使ってもらっても構わないよ。また分からないことがあったら教えてね。これで家の話はおしまいだ。次は僕の父についてだ」
やはりか。
さてどうなんのやら。
急な事だったが支度をしてから行くことにした。ちなみにセルモンド獣王国に行く日はまだ決めていない。この王都でも色々なことがあったので、忙しくなってしまった。だから行くのはもう少しあとになるかもしれない。
10時頃に家を出て王城に向かう。その間使者がずっと待ってくれていたのでその馬車に乗っての移動となる。
王城に着いてからはいつもの部屋に案内され、少しの時間が経ったら陛下が部屋に入ってきた。
「ネル君、お待たせ。来てくれてありがとう」
今日は陛下と宰相、そして俺の3人で話をするらしい。まぁ、宰相は話を聞くだけが多いので実質俺と陛下の2人の会話となる。
「まず、君に渡す屋敷が決まったよ。元々、伯爵家が持っていたんだけど色々な悪事を働いていたから屋敷ごと全て没収していたんだ。今は僕達が管理しているんだけど、結構広いからネル君でも問題なく住めると思うよ。なんなら、空き地を渡して立ててもらってもいいんだけとね。どうする?」
「だったら両方ください。貰う方は屋敷を貰うので空き地は俺が買い取ります。それでも大丈夫ですか?」
「え?両方欲しいの?別に両方渡してしまっても構わないけど、1つだけでも困らないと思うよ?」
「いえ。1つ考え事があったので、もし良かったら2つとも貰いたい」
「それは構わないよ。ん~そうだな。土地に関しては500万ルルでどうだろう?少し安くしといたけど後払いでもいいよ?」
「今払っておこうかな。陛下にも大金を貰ったし、払えるからね」
「分かった。それじゃあ、屋敷の鍵と地図を渡そうか。土地の方に家は作るのかい?必要なら人手を補うけど」
「俺1人で建てれるからいいかな」
「さすがネル君だね。あ、ちなみに屋敷と土地は隣同士で、学校まで近いから便利な場所だし、ここにも、さほど遠くないからいつでも来れるね」
「よく、そんな都合の良い場所が残ってましたね」
「ははっ。そうだね。僕もびっくりだよ。でもこの日のために残しておいたのかもね。それで肝心の執事と、メイドだけど、どうする?こっちでも公募は出せるけど、ネル君に考えがあるなら教えて欲しい」
「それもこっちで何とかしようかな?数人はもう決めてるし、あとは奴隷を買って、働かせてあげるのもいいかもしれない」
「ふふっ。働かせる、か、凄いことを思いつくものだ。働かせるということは相手の同意の元、給料も支払うのだろう?」
「そのつもりだよ。この間奴隷商に行ったけどめぼしい人も見つけたしね」
「奴隷商に行ったの!?」
「うん。良い人がいるって、思って行ってみたらビンゴだったよ」
「分かった。人員の方も君に任せるよ。あとは家具かな?」
「それも何とかする」
「そうなるよね。一応前の家具が置いてあるけど、捨ててもらっても使ってもらっても構わないよ。また分からないことがあったら教えてね。これで家の話はおしまいだ。次は僕の父についてだ」
やはりか。
さてどうなんのやら。
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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