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第二章 聖メディアーノ学園編
19 聖メディアーノ学園
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城門から豪奢な馬車が出ていく。そして、緩やかな丘陵を下って城下町へと向かって行った。
シャルが馬車の窓から朝日を吸って輝く湖を見ながら、だるそうに欠伸した。その隣には少し間を開けてマナが座り、反対側の窓際にはアルカードがいる。王太子とマナは互いに触れる程に接近していて、それがごく自然な様に見えた。
今のマナ達は学園の制服姿である。アルカードはネイビーのブレザーとスラックスに、インナーに白いワイシャツ、首には白いスカーフを巻いて遊びの部分をネクタイのように胸に下げる。マナは白いワイシャツの上に若草色のブレザーを重ね、その袖と胴回りにはフリルが付いている。ロングプリーツスカートも若草色で、胸元にはやはり若草色のリボンタイが飾られていた。そして例の首飾りは制服の中に入れて見えないようにしていた。
シャルも同じ制服を着ているが、生地はピンク色であった。学園の制服の色彩は、男子生徒はネイビーで統一されているが、女生徒は赤、青、ピンク、若草色の四種から好きなものを選ぶことが出来た。
初登校の日だと言うのに、マナは俯き加減で、自分の膝の上で脱力して眠っているメラメラを触りながら溜息をついた。その様子をアルカードが気にしていた。
「どうしたんだい?」
「心配なんです。学園に通って来るのは、みんな貴族の偉い人ばっかりなんですよね。そんなところで、わたしなんかがやっていけるのかな……」
「大丈夫さ。もし何かあっても、僕がついてるよ」
「ありがとうございます」
アルカードの言葉が心強かった。しかし、あまりに二人が接近しすぎているのが、シャルは少し心配だった。彼女は冷静に状況を分析して、色々とまずい事が起こりそうな気がしていた。
「マナ、あれ読んでる?」
「ちゃんと読んでるよ」
マナは足元に置いてる鞄から一冊の本を取り出した。表題は、『薬草図鑑初級編』である。城にいる間、マナはシャルの指導の下、薬師になる為の勉強をしていた。学園でもそれを続けるつもりだった。
「半年に一回の薬科試験がもうすぐだけど、それだけしっかり勉強しておけば、ブロンズは余裕で合格できるからね」
「うん、頑張るよ」
丘陵を下り切った馬車は大通りに入って右折すると、湖のある方角に向かっていく。大通りの左右には貴族町が広がっていた。城下町は二本の半環状線によって仕切られていて、城に最も近い半環状線に沿って伯爵以上の貴族の屋敷が立ち並び、外に向かっていくにつれて、下級貴族の住む区画から裕福な平民の住む区画へと移行し、二本目の半環状線から外側に行くほど貧しい人が増えていく。大外にはスラム町のような場所も存在していた。
聖メディアーノ学園があるのは最も城に近い内側の区画で、目の前には湖が広がっていた。
観音開きになっているアーチ形の巨大な鉄門から馬車を乗り入ると、広大な園庭の向こうに洋風の館が見える。窓からそれを見たマナは、庭園の美しさと洋館の厳かな姿に瞠目した。校門から白い砂の道が庭園の中央の噴水に向かっていて、その周囲が馬車のロータリーになっていた。そこに貴族たちの馬車が並んで、生徒たちが降車していく。二階建ての校舎は横に広く、その後背には中庭を挟んで三階建ての洋館が見える。それは学生寮であった。
マナは学園のにも驚いたが、隣接している五階建ての校舎にも驚いた。学園の洋館が木造なのに対して、こちらは重厚な石造りで屋根が平面になっており、マナが元いた世界でいうところのビルに近い建造物だった。
「あの建物は?」
マナの疑問に、シャルが即座に答えてくれる。
「隣のでっかいのは薬学院だよ。あっちは薬師を養成する学校なんだ。聖メディアーノ学園と違って、平民も多いんだよ。薬学院は身分なんて通用しない完全実力主義だ、優秀な人だけが生き残れるのさ」
「アルメリア様は、あの薬学院を既に卒業しているんですね」
「まあ……そうだね」
アルメリアの話になると、シャルの歯切れが悪くなった。彼女はマナを全力で応援するつもりだが、アルメリアは強敵だった。しかし、付け入る隙がないわけではない。
「彼女は出自がねぇ」
シャルの独り言にマナが首を傾げた。
一目で王家のものと分かる豪奢な馬車がロータリーに入って止まると、既に準備して待ち構えていた侍女たちが駆け寄った。御者が急ぎ昇降用のタラップを置いてドアを開けると、侍女たちが主の鞄を受け取り、まずアルカードが馬車から降りて、周囲にいた貴族の令嬢達が色めきだって黄色い声をあげた。
ごきげんよう、と挨拶してくる令嬢たちに、アルカードは微笑と共に手を上げて答えた。妃候補がいることは公表されていないので、令嬢たちは挨拶に多少の期待を込めていた。
アルカードが伸ばした手にマナが掴まって降りてくると、途端に令嬢たちが険しい顔つきで囁き合った。
「あの人はだれなの!?」
「殿下がお手を……よほどの身分にちがいありませんわ」
「でも、あんな方、社交界で見た事ありませんけど」
貴族の少女達は、マナを憎々し気に思いながらも、輝石のような瞳の輝く可愛らしい顔立ちには感嘆を禁じ得なかった。さらに、マナが抱いているメラメラにも注目が集まった。そのフェアリーの存在から、教会か神殿の高位の聖職者の令嬢と予想する者が多かった。
マナは令嬢たちの刺々しい視線にさらされていたが、アルカードと一緒にいることが幸せすぎて、全然気づいていなかった。シャルは逆に令嬢たちの反応に敏感になった。
――うわぁ、マナってば、このやばい空気に気付いていないみたいだ。この子、やっぱり変わってるなぁ。
シャルは密かに気合を入れて、胸の内に誓いを立てた。
――これは想像以上に大変そうだね。わたしがしっかりマナの防波堤にならないとね!
令嬢たちの醸す嫌な空気はユリカも強く感じていて、何があってもマナを守り抜こうと決めた。その思いはシャルよりもずっと固かった。
シャルが馬車の窓から朝日を吸って輝く湖を見ながら、だるそうに欠伸した。その隣には少し間を開けてマナが座り、反対側の窓際にはアルカードがいる。王太子とマナは互いに触れる程に接近していて、それがごく自然な様に見えた。
今のマナ達は学園の制服姿である。アルカードはネイビーのブレザーとスラックスに、インナーに白いワイシャツ、首には白いスカーフを巻いて遊びの部分をネクタイのように胸に下げる。マナは白いワイシャツの上に若草色のブレザーを重ね、その袖と胴回りにはフリルが付いている。ロングプリーツスカートも若草色で、胸元にはやはり若草色のリボンタイが飾られていた。そして例の首飾りは制服の中に入れて見えないようにしていた。
シャルも同じ制服を着ているが、生地はピンク色であった。学園の制服の色彩は、男子生徒はネイビーで統一されているが、女生徒は赤、青、ピンク、若草色の四種から好きなものを選ぶことが出来た。
初登校の日だと言うのに、マナは俯き加減で、自分の膝の上で脱力して眠っているメラメラを触りながら溜息をついた。その様子をアルカードが気にしていた。
「どうしたんだい?」
「心配なんです。学園に通って来るのは、みんな貴族の偉い人ばっかりなんですよね。そんなところで、わたしなんかがやっていけるのかな……」
「大丈夫さ。もし何かあっても、僕がついてるよ」
「ありがとうございます」
アルカードの言葉が心強かった。しかし、あまりに二人が接近しすぎているのが、シャルは少し心配だった。彼女は冷静に状況を分析して、色々とまずい事が起こりそうな気がしていた。
「マナ、あれ読んでる?」
「ちゃんと読んでるよ」
マナは足元に置いてる鞄から一冊の本を取り出した。表題は、『薬草図鑑初級編』である。城にいる間、マナはシャルの指導の下、薬師になる為の勉強をしていた。学園でもそれを続けるつもりだった。
「半年に一回の薬科試験がもうすぐだけど、それだけしっかり勉強しておけば、ブロンズは余裕で合格できるからね」
「うん、頑張るよ」
丘陵を下り切った馬車は大通りに入って右折すると、湖のある方角に向かっていく。大通りの左右には貴族町が広がっていた。城下町は二本の半環状線によって仕切られていて、城に最も近い半環状線に沿って伯爵以上の貴族の屋敷が立ち並び、外に向かっていくにつれて、下級貴族の住む区画から裕福な平民の住む区画へと移行し、二本目の半環状線から外側に行くほど貧しい人が増えていく。大外にはスラム町のような場所も存在していた。
聖メディアーノ学園があるのは最も城に近い内側の区画で、目の前には湖が広がっていた。
観音開きになっているアーチ形の巨大な鉄門から馬車を乗り入ると、広大な園庭の向こうに洋風の館が見える。窓からそれを見たマナは、庭園の美しさと洋館の厳かな姿に瞠目した。校門から白い砂の道が庭園の中央の噴水に向かっていて、その周囲が馬車のロータリーになっていた。そこに貴族たちの馬車が並んで、生徒たちが降車していく。二階建ての校舎は横に広く、その後背には中庭を挟んで三階建ての洋館が見える。それは学生寮であった。
マナは学園のにも驚いたが、隣接している五階建ての校舎にも驚いた。学園の洋館が木造なのに対して、こちらは重厚な石造りで屋根が平面になっており、マナが元いた世界でいうところのビルに近い建造物だった。
「あの建物は?」
マナの疑問に、シャルが即座に答えてくれる。
「隣のでっかいのは薬学院だよ。あっちは薬師を養成する学校なんだ。聖メディアーノ学園と違って、平民も多いんだよ。薬学院は身分なんて通用しない完全実力主義だ、優秀な人だけが生き残れるのさ」
「アルメリア様は、あの薬学院を既に卒業しているんですね」
「まあ……そうだね」
アルメリアの話になると、シャルの歯切れが悪くなった。彼女はマナを全力で応援するつもりだが、アルメリアは強敵だった。しかし、付け入る隙がないわけではない。
「彼女は出自がねぇ」
シャルの独り言にマナが首を傾げた。
一目で王家のものと分かる豪奢な馬車がロータリーに入って止まると、既に準備して待ち構えていた侍女たちが駆け寄った。御者が急ぎ昇降用のタラップを置いてドアを開けると、侍女たちが主の鞄を受け取り、まずアルカードが馬車から降りて、周囲にいた貴族の令嬢達が色めきだって黄色い声をあげた。
ごきげんよう、と挨拶してくる令嬢たちに、アルカードは微笑と共に手を上げて答えた。妃候補がいることは公表されていないので、令嬢たちは挨拶に多少の期待を込めていた。
アルカードが伸ばした手にマナが掴まって降りてくると、途端に令嬢たちが険しい顔つきで囁き合った。
「あの人はだれなの!?」
「殿下がお手を……よほどの身分にちがいありませんわ」
「でも、あんな方、社交界で見た事ありませんけど」
貴族の少女達は、マナを憎々し気に思いながらも、輝石のような瞳の輝く可愛らしい顔立ちには感嘆を禁じ得なかった。さらに、マナが抱いているメラメラにも注目が集まった。そのフェアリーの存在から、教会か神殿の高位の聖職者の令嬢と予想する者が多かった。
マナは令嬢たちの刺々しい視線にさらされていたが、アルカードと一緒にいることが幸せすぎて、全然気づいていなかった。シャルは逆に令嬢たちの反応に敏感になった。
――うわぁ、マナってば、このやばい空気に気付いていないみたいだ。この子、やっぱり変わってるなぁ。
シャルは密かに気合を入れて、胸の内に誓いを立てた。
――これは想像以上に大変そうだね。わたしがしっかりマナの防波堤にならないとね!
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