65 / 86
第三章 森の薬師編
64 フロスブルグへ
しおりを挟む
休日にニイナが薬売りに出るというので、マナも付いて行って手伝う事にした。2頭立ての乗合馬車を拾って二人でフロスブルグという町に向かう。
季節は秋に差し掛かり、この日は快晴で良い気候だ。少し熱いくらいなので、馬車の窓が開けられていて、肌に当たる風が爽やかだった。
「荷物が多いから、一緒に来てくれて助かったよ」
「いつも一人でこんなに大きい荷物持ってるんですか?」
「まあな。わたしの薬を心待ちにしている人がいるからな」
馬車に揺られながらニイナとマナは話していた。薬瓶や粉薬を詰め込んだ鞄が二つあって、マナは小さい方を持っている。それでもかなり重かった。
「わたし、ロディス以外の町に行くのは初めてです」
「これから行くのはフロスブルグって言って、シェルリの生まれた町なんだ」
「王妃様が住んでいた町なんですね。どんなところなんだろう」
「いいところ、だったんだが、例の流行り病で深刻な打撃を受けて、未だに復興中だ」
ニイナの話を聞いて、マナは驚いてしまう。
「流行り病って、ずいぶん前の事なんですよね?」
「18年も前だ。それだけ悲惨だったんだよ。馬鹿宰相がいなければ、ここまでにはならなかったがな」
二人が話している側で、子供とメラメラが戯れる声が聞こえてくる。メラメラは乗合馬車で出会った子供と意気投合して、すっかり仲良くなっていた。
♢♢♢
乗合馬車がフロスブルグに入り、町の中心にある噴水広場に停車した。マナは降りると中央にある池に目を落とす。そこにはこんこんと大量の清水が湧いていて魚も泳いでいた。この水は水路を通って町中に広がっていて、池に直接、水を汲みに来る人も多かった。
「綺麗だなぁ。わたしが知ってる噴水とは全然違う」
「この広場にアリア先生とシェルリが住んでいた薬屋があったんだ」
「え? どこですか?」
マナが辺りを見ると、ニイナが淡白に言った。
「燃やされちまって、もうない」
「も、燃やされたって!?」
「あの当時、アリア先生は罪人扱いされて捕まったからな」
「酷いですね……」
「色々酷かったよ。この町の惨状も筆舌に尽くしがたいものがあった。どれくらい悲惨かというとな、あの建物と建物の間に隙間があるだろ」
ニイナが指差した二つの店の間に、人一人が入れるくらいの隙間があった。
「あの隙間がどうかしたんですか?」
「あそこにな、流行り病で死んだ人間が詰め込まれていたんだよ。死体の置き場がなかったんだろうな」
あまりにも想像しがたい悲惨さで、マナは戦慄のあまりしばらく声も出なかった。頭の上にいるメラメラまで一緒になって固まっていた。
「あっちの馬車に乗り換えて貴族街に行くぞ」
ニイナは呆然とするマナの手を引いて、豪華な造りの馬車に乗り込んだ。マナはしばらく放心していたが、やがて正気に戻ると美しい町並みを見つめる。
「綺麗なところですね」
「良いのは貴族街だけだ。この町は目に見えないところがやばいんだ」
それから二人で貴族の家々を回る。どの貴族もニイナを上客として迎えて、薬と引き替えにかなりの枚数の金貨を支払っていた。お茶の誘いもあったが、ニイナはそういうものを全て断って、さっさと仕事を済ませて元の噴水広場に戻った。
「さて、そろそろ昼か。腹が減ったな」
「あれがいい」
メラメラがマナの頭の上でパン屋を指した。行ってみると、昼時だというのに店は閉まっていた。奇妙な事に、店の中には美味しそうなパンがひしめくように並んでいた。
「うん? 飲食店がこの時間に昼休みってわけはないよな」
ニイナが店の中を覗いていると、店の女将がドアを開けてくる。
「ごめんなさいね、もうパンは売り切れなのよ。全部買い占めた方がいらっしゃって」
「そういう事か、じゃあ仕方ないな」
マナ達はパンを諦めて、近くの定食屋に入った。
昼以降は、歩いて町の裏路地に入った。するとそこは、町の美しい外見からは想像できないスラムになっていた。暗くて嫌な臭いも漂う、うら寂れた世界だ。貴族街とは正反対と言える場所だった。
「さて、あそこから行くか」
ニイナは勝手を知っていて、どんどん歩いていく。マナは少し怖くてニイナの背中に隠れるように歩いていた。
ニイナが立て付けの悪いドアをノックして大声を出した。
「おおい、爺さん! 薬持ってきたぞ!」
ドアの向こうから音がして、白髪の翁が姿を現す。
「ニイナさん、いつもすまないね」
「いいんだよ、気にするなって」
ニイナはマナの持っていたカバンに手を突っ込んで、薬瓶を一つ取り出して翁に渡した。そして次の場所へと向かって再び歩き出す。
「お金は取らないんですか?」
「金なんか取れないよ。ここいらに住んでる人たちは、食うや食わずの生活をしているからな」
そうしてニイナは、スラムに住んでいる人たちに薬を無償で配っていった。マナはそれを手伝いながら、ニイナの優しさには心を打たれた。
薬がかなり減ってきた頃に、マナ達の先に目立つ集団が現れる。町娘風の二人を、外套をかぶった3人の男が囲んで歩いていた。一応は王侯貴族の世界を見てきたマナは、その男たちが護衛の騎士だとすぐに分かった。彼女らが向こうから歩いてきて近づいてくると、町娘の片方がとても隠し切れぬ気品を漂わせていて、マナは思わず見つめた。その時に、向こうの話し声が聞こえてきた。
「こんな所まで付いてきてくれたのは、あなただけよ」
「お嬢様のためなら、火の中でも行っちゃいますよ!」
「いくらわたくしでも、そこまでの無理難題は言わないわ」
「例えですよ、お嬢様」
マナはその二人の正体が分かると、あっと声をあげた。
季節は秋に差し掛かり、この日は快晴で良い気候だ。少し熱いくらいなので、馬車の窓が開けられていて、肌に当たる風が爽やかだった。
「荷物が多いから、一緒に来てくれて助かったよ」
「いつも一人でこんなに大きい荷物持ってるんですか?」
「まあな。わたしの薬を心待ちにしている人がいるからな」
馬車に揺られながらニイナとマナは話していた。薬瓶や粉薬を詰め込んだ鞄が二つあって、マナは小さい方を持っている。それでもかなり重かった。
「わたし、ロディス以外の町に行くのは初めてです」
「これから行くのはフロスブルグって言って、シェルリの生まれた町なんだ」
「王妃様が住んでいた町なんですね。どんなところなんだろう」
「いいところ、だったんだが、例の流行り病で深刻な打撃を受けて、未だに復興中だ」
ニイナの話を聞いて、マナは驚いてしまう。
「流行り病って、ずいぶん前の事なんですよね?」
「18年も前だ。それだけ悲惨だったんだよ。馬鹿宰相がいなければ、ここまでにはならなかったがな」
二人が話している側で、子供とメラメラが戯れる声が聞こえてくる。メラメラは乗合馬車で出会った子供と意気投合して、すっかり仲良くなっていた。
♢♢♢
乗合馬車がフロスブルグに入り、町の中心にある噴水広場に停車した。マナは降りると中央にある池に目を落とす。そこにはこんこんと大量の清水が湧いていて魚も泳いでいた。この水は水路を通って町中に広がっていて、池に直接、水を汲みに来る人も多かった。
「綺麗だなぁ。わたしが知ってる噴水とは全然違う」
「この広場にアリア先生とシェルリが住んでいた薬屋があったんだ」
「え? どこですか?」
マナが辺りを見ると、ニイナが淡白に言った。
「燃やされちまって、もうない」
「も、燃やされたって!?」
「あの当時、アリア先生は罪人扱いされて捕まったからな」
「酷いですね……」
「色々酷かったよ。この町の惨状も筆舌に尽くしがたいものがあった。どれくらい悲惨かというとな、あの建物と建物の間に隙間があるだろ」
ニイナが指差した二つの店の間に、人一人が入れるくらいの隙間があった。
「あの隙間がどうかしたんですか?」
「あそこにな、流行り病で死んだ人間が詰め込まれていたんだよ。死体の置き場がなかったんだろうな」
あまりにも想像しがたい悲惨さで、マナは戦慄のあまりしばらく声も出なかった。頭の上にいるメラメラまで一緒になって固まっていた。
「あっちの馬車に乗り換えて貴族街に行くぞ」
ニイナは呆然とするマナの手を引いて、豪華な造りの馬車に乗り込んだ。マナはしばらく放心していたが、やがて正気に戻ると美しい町並みを見つめる。
「綺麗なところですね」
「良いのは貴族街だけだ。この町は目に見えないところがやばいんだ」
それから二人で貴族の家々を回る。どの貴族もニイナを上客として迎えて、薬と引き替えにかなりの枚数の金貨を支払っていた。お茶の誘いもあったが、ニイナはそういうものを全て断って、さっさと仕事を済ませて元の噴水広場に戻った。
「さて、そろそろ昼か。腹が減ったな」
「あれがいい」
メラメラがマナの頭の上でパン屋を指した。行ってみると、昼時だというのに店は閉まっていた。奇妙な事に、店の中には美味しそうなパンがひしめくように並んでいた。
「うん? 飲食店がこの時間に昼休みってわけはないよな」
ニイナが店の中を覗いていると、店の女将がドアを開けてくる。
「ごめんなさいね、もうパンは売り切れなのよ。全部買い占めた方がいらっしゃって」
「そういう事か、じゃあ仕方ないな」
マナ達はパンを諦めて、近くの定食屋に入った。
昼以降は、歩いて町の裏路地に入った。するとそこは、町の美しい外見からは想像できないスラムになっていた。暗くて嫌な臭いも漂う、うら寂れた世界だ。貴族街とは正反対と言える場所だった。
「さて、あそこから行くか」
ニイナは勝手を知っていて、どんどん歩いていく。マナは少し怖くてニイナの背中に隠れるように歩いていた。
ニイナが立て付けの悪いドアをノックして大声を出した。
「おおい、爺さん! 薬持ってきたぞ!」
ドアの向こうから音がして、白髪の翁が姿を現す。
「ニイナさん、いつもすまないね」
「いいんだよ、気にするなって」
ニイナはマナの持っていたカバンに手を突っ込んで、薬瓶を一つ取り出して翁に渡した。そして次の場所へと向かって再び歩き出す。
「お金は取らないんですか?」
「金なんか取れないよ。ここいらに住んでる人たちは、食うや食わずの生活をしているからな」
そうしてニイナは、スラムに住んでいる人たちに薬を無償で配っていった。マナはそれを手伝いながら、ニイナの優しさには心を打たれた。
薬がかなり減ってきた頃に、マナ達の先に目立つ集団が現れる。町娘風の二人を、外套をかぶった3人の男が囲んで歩いていた。一応は王侯貴族の世界を見てきたマナは、その男たちが護衛の騎士だとすぐに分かった。彼女らが向こうから歩いてきて近づいてくると、町娘の片方がとても隠し切れぬ気品を漂わせていて、マナは思わず見つめた。その時に、向こうの話し声が聞こえてきた。
「こんな所まで付いてきてくれたのは、あなただけよ」
「お嬢様のためなら、火の中でも行っちゃいますよ!」
「いくらわたくしでも、そこまでの無理難題は言わないわ」
「例えですよ、お嬢様」
マナはその二人の正体が分かると、あっと声をあげた。
1
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
ひきこもり娘は前世の記憶を使って転生した世界で気ままな錬金術士として生きてきます!
966
ファンタジー
「錬金術士様だ!この村にも錬金術士様が来たぞ!」
最低ランク錬金術士エリセフィーナは錬金術士の学校、|王立錬金術学園《アカデミー》を卒業した次の日に最果ての村にある|工房《アトリエ》で一人生活することになる、Fランクという最低ランクで錬金術もまだまだ使えない、モンスター相手に戦闘もできないエリナは消えかけている前世の記憶を頼りに知り合いが一人もいない最果ての村で自分の夢『みんなを幸せにしたい』をかなえるために生活をはじめる。
この物語は、最果ての村『グリムホルン』に来てくれた若き錬金術士であるエリセフィーナを村人は一生懸命支えてサポートしていき、Fランクという最低ランクではあるものの、前世の記憶と|王立錬金術学園《アカデミー》で得た知識、離れて暮らす錬金術の師匠や村でできた新たな仲間たちと一緒に便利なアイテムを作ったり、モンスター盗伐の冒険などをしていく。
錬金術士エリセフィーナは日本からの転生者ではあるものの、記憶が消えかかっていることもあり錬金術や現代知識を使ってチート、無双するような物語ではなく、転生した世界で錬金術を使って1から成長し、仲間と冒険して成功したり、失敗したりしながらも楽しくスローライフをする話です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる