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第1章 新人探索者
新人探索者クリフ4
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――さて。
所変わってクリフを送り出してから数時間後のセーブ屋。
日も傾く頃合い。天気や時間によって色が変化する刻限石が琥珀色を指し示す時刻になってくると、迷宮の中から探索者たちが一様に戻ってくる時間となる。
「おかえりなさい」
「おう、ただいまミルカちゃん」
ミルカの日課は、帰ってくる探索者たちにおかえりなさいを言う事だった。ちゃんと帰ってきた探索者たちは、ボロボロであったりしているが、それなりの稼ぎを手に入れてこれから夜の街に繰り出していくのだろう。
セーブ屋であるため、ここを通った探索者たちとは顔なじみである。帰還した全員が気さくな挨拶を返してくれる。
そうしながら顔ぶれを確認して帰ってこなかった者がいないかを確認する。もし帰ってこなかった者がいたのならば、死体運びに頼んで迷宮の中にある死体を探してきてもらわなければならない。
あるいは、もう既に迷宮の中に入っている死体運びが運んでくるのを待つ必要がある。そうなるとミルカは就業時間を過ぎてもここに残っていなければならない。
「今日は、多分待った方がいいわね」
思い浮かべるのは昼間のクリフ少年のこと。忠告を聞かない探索者というのは多い。特に新人のうちはそういう跳ねっ返りばかりだ。
そういう輩は、迷宮に揉まれて痛い目にあってようやく気が付くのだ。もちろんそういう輩のせいで苦労することになるのは誰であろうセーブ屋であり、この場合はミルカだ。
「帰りの中にはいなかった。まだ潜ってる……わけないわよね」
あの新人の荷物の中に食料の類が一切なかったのは確認済みである。そうなれば迷宮の中での調達になるが、何が食べられて何を食べられないのかは講習を受けなければわからないだろうし、何より水がどこで手に入るかもわからないのだ。
だから、本当にマズイ時間になったら帰ってくるだろうとミルカは予測している。昼頃に潜ったのならば、一番遅くても戻ってくるのは晩下の時間になるだろう。
壁に埋め込まれた刻限石は、琥珀色から紫夜色になろうとしている。あれが完全に紫夜色になったのならば晩下の時間で、それを超過したならば生存は絶望的だろう。現時点でも絶望的なのがさらに絶望的になるだけであまり結果は変わらないだろうが。
それからしばらくしてすっかりと晩下の時間となった頃、迷宮の中から出てくる人影があった。何かを担いでいるようで、黒いフードのついた衣装に身を包んだ姿はミルカも馴染みの死体運びの少女だ。
「……みつけた」
セーブ屋の受付窓のところまでやってきて、背中に担いだ袋を見せる。言葉少ないが、付き合いの長いミルカはそれだけで彼女が何を言いたいかがわかる。
「ありがとう。貴女と背中の子で最後よ」
「……ん、おそくなって、ごめんなさい」
「いいのよ。そろそろお願いしようかと思っていたから自主的に見つけてきてくれたのは手間が省けたもの。はい、これ死体運びの手数料」
銀貨が数十枚ほど入った皮袋を手渡し背中の袋を受け取る。軽い硬質な音がする。ミルカにとってはすっかりと聞きなれた骨が奏でる音だ。
中を除けばきっちりと一人分の人間の骨が入っている。漏れはないようだった。相変わらずいい仕事をするとミルカは感心しながら袋をとじる。
「……それと、これ」
クリフが持っていた背嚢だ。中は荒らされていないようで魔法が付与された剣が入っている。
なるほど、探索者として一番重要な運は持っているようだ。
「ありがとう」
「……ん」
死体運びは、そのままセーブ屋を出ていった。
「さて、それじゃあ始めましょうか」
それからミルカは死体の入った袋を複雑な表情で見つめながら奥の部屋へと持っていく。床に何層もの円系魔法陣の描かれた部屋だ。
ミルカは魔導灯をつけると、魔法陣の上に骨を並べていく。なるべく本人と同じになるように。特別配置が重要というわけではないが、ミルカはいつもこうしている。
並べ終わったあとが彼女の本当の仕事だ。
「…………」
深呼吸をしてから、術式加工によってつくられた宝石ペンを取り出し、目の前に術式陣を作図していく。その中には何も書かれていないプレーンな術式陣。
あとはそこに内容を書き込んでいく。それは、昼頃に見た彼の冒険の書の内容だ。序文から現在の最後までを一字一句たがえることなく書いていく。
膨大ともいえるような内容をただひたすらに、正確無比に記述すればだんだんと術式陣の輝きは強くなっていく。すっかりと日も堕ちたというのに部屋の中は昼間のように明るい。
それが最高潮に達した時こそ彼女が筆を止める時。全ての内容を記述し終えた時だ。
光の奔流がミルカの視界を塞ぎ、数秒もすれば収まる。術式陣の輝きの一切は失せて床の術式陣の上の骨はなくなっていた。
その代わりに、そこには一糸まとわぬ姿となったクリフが横たわっている。呼吸も正常であり生きていた。
「ふぅ……」
仕事をやり遂げたミルカは、思わず床に座り込む。額からは汗が流れてきている。ローブはその汗で肌に張り付いていた。
これがセーブ屋の仕事だ。冒険の書を記憶し、もしその持ち主が死んだときはこれを蘇生する。
探索者の死亡による優秀な人材の損失を防ぐために国がはじめたのがはじまりとされているが、正確なところはわからない。
ミルカは、代々セーブ屋の家系であった。
「う、ん? あ、れ、ここは……? って、うわああ、なんで裸!?」
「起きたわね……ふぅ……どこかおかしなところはないかしら」
「全部おかしいですよ!? なんで裸!? さっきまで普通に話してたのに!?」
「落ち着きなさい説明してあげるから」
とりあえず混乱する彼に布をかぶせて落ち着かせてからミルカは事情を説明するべく口を開いた。
「まず端的に逝ってしまえば貴方は死んだのよ」
「は? 死んだ? いやいや、だってさっきまでセーブするとか話してたじゃないですか。まだ迷宮に潜ってもいないのに、どうして死ぬんです」
「潜ったのよ。そして死んだ。そうね、言っても初めてじゃ信じられないだろうから信じられるようにしてあげる。貴方、今何時だと思う?」
「時間ですか? さっき太陽は一番高い位置にあったんで、昼でしょう?」
「なら外を見てきなさい」
首をかしげながら窓がある部屋にいって外を見る。
「なっ――」
外は真っ暗で太陽はなくすっかりと日が沈んでいることを告げていた。あまりの事態に震えながら外を指す。
「ええ、夜よ。あれからもう何時間も経っているわ。あいにく、貴方を気絶させたりとかしたわけじゃないわ。どうして私がそうしなければいけないのかしら」
「…………ほんとう、なのか……?」
「ええ、本当よ」
がっくりとクリフはうなだれる。自信満々であったが死んだと聞かされたのだ。嘘だと言いたい。だが、宝紫色の瞳がそれが真実なのだと告げている。
「くそ……」
「さて、落ち込んでいるところ悪いのだけど、蘇生代を貰わなくちゃいけないの」
「蘇生、代……?」
「ええまさか無償で生き返らせるわけないでしょう。無鉄砲な輩が増えられても困るの。だから、蘇生代をいつも要求しているわ」
「いくら、なんだ……?」
「そうね。貴方くらいの年齢だと金貨20枚程度かしら」
「金貨20枚!? 金貨一枚でも、慎ましやかに生活すれば三か月、いや四ヵ月は暮らせるんだぞ!? それが20枚!? そんな大金、払えるわけないだろ!?」
それだけあれば安い奴隷が買えてしまうほどの額だ。
「迷宮に潜ればすぐに稼げるようになるわ。それに貴方は運がいい。これ結構な品よ」
そう言ってクリフの背嚢から魔法の付与された剣を見せる。
「これなら金貨10……いいえ、15枚といったくらいはあるわ。そうなれば残りは5枚。ほら、なんとかなりそうじゃない?」
「5枚って……なんとかなるわけ……」
「支払い期限なんて定めてないから、払える時に支払いなさい。まあ、そうやっていつまでも支払えず借金まみれになって売られていく人もいるのだけれど。
でも、貴方は運がいい。それは探索者にとって一番大事な資質よ。でも基礎ができていないとね? 明日は講習を受けなさい。そこで仲間を見つけて潜るの。いいわね?」
「……わかりました……」
こうしてクリフの初めての冒険は失敗に終わった。
だが、これから遠くない未来で彼は未踏破領域を踏破する凄腕探索者として有名になる。
そんな彼がいつも新人に言うのは。
――セーブは忘れるな。
――人の忠告は素直に聞いておけ。
常に彼はそう言い続けていた。
だが、そうなるのはまだもう少し先の話――。
所変わってクリフを送り出してから数時間後のセーブ屋。
日も傾く頃合い。天気や時間によって色が変化する刻限石が琥珀色を指し示す時刻になってくると、迷宮の中から探索者たちが一様に戻ってくる時間となる。
「おかえりなさい」
「おう、ただいまミルカちゃん」
ミルカの日課は、帰ってくる探索者たちにおかえりなさいを言う事だった。ちゃんと帰ってきた探索者たちは、ボロボロであったりしているが、それなりの稼ぎを手に入れてこれから夜の街に繰り出していくのだろう。
セーブ屋であるため、ここを通った探索者たちとは顔なじみである。帰還した全員が気さくな挨拶を返してくれる。
そうしながら顔ぶれを確認して帰ってこなかった者がいないかを確認する。もし帰ってこなかった者がいたのならば、死体運びに頼んで迷宮の中にある死体を探してきてもらわなければならない。
あるいは、もう既に迷宮の中に入っている死体運びが運んでくるのを待つ必要がある。そうなるとミルカは就業時間を過ぎてもここに残っていなければならない。
「今日は、多分待った方がいいわね」
思い浮かべるのは昼間のクリフ少年のこと。忠告を聞かない探索者というのは多い。特に新人のうちはそういう跳ねっ返りばかりだ。
そういう輩は、迷宮に揉まれて痛い目にあってようやく気が付くのだ。もちろんそういう輩のせいで苦労することになるのは誰であろうセーブ屋であり、この場合はミルカだ。
「帰りの中にはいなかった。まだ潜ってる……わけないわよね」
あの新人の荷物の中に食料の類が一切なかったのは確認済みである。そうなれば迷宮の中での調達になるが、何が食べられて何を食べられないのかは講習を受けなければわからないだろうし、何より水がどこで手に入るかもわからないのだ。
だから、本当にマズイ時間になったら帰ってくるだろうとミルカは予測している。昼頃に潜ったのならば、一番遅くても戻ってくるのは晩下の時間になるだろう。
壁に埋め込まれた刻限石は、琥珀色から紫夜色になろうとしている。あれが完全に紫夜色になったのならば晩下の時間で、それを超過したならば生存は絶望的だろう。現時点でも絶望的なのがさらに絶望的になるだけであまり結果は変わらないだろうが。
それからしばらくしてすっかりと晩下の時間となった頃、迷宮の中から出てくる人影があった。何かを担いでいるようで、黒いフードのついた衣装に身を包んだ姿はミルカも馴染みの死体運びの少女だ。
「……みつけた」
セーブ屋の受付窓のところまでやってきて、背中に担いだ袋を見せる。言葉少ないが、付き合いの長いミルカはそれだけで彼女が何を言いたいかがわかる。
「ありがとう。貴女と背中の子で最後よ」
「……ん、おそくなって、ごめんなさい」
「いいのよ。そろそろお願いしようかと思っていたから自主的に見つけてきてくれたのは手間が省けたもの。はい、これ死体運びの手数料」
銀貨が数十枚ほど入った皮袋を手渡し背中の袋を受け取る。軽い硬質な音がする。ミルカにとってはすっかりと聞きなれた骨が奏でる音だ。
中を除けばきっちりと一人分の人間の骨が入っている。漏れはないようだった。相変わらずいい仕事をするとミルカは感心しながら袋をとじる。
「……それと、これ」
クリフが持っていた背嚢だ。中は荒らされていないようで魔法が付与された剣が入っている。
なるほど、探索者として一番重要な運は持っているようだ。
「ありがとう」
「……ん」
死体運びは、そのままセーブ屋を出ていった。
「さて、それじゃあ始めましょうか」
それからミルカは死体の入った袋を複雑な表情で見つめながら奥の部屋へと持っていく。床に何層もの円系魔法陣の描かれた部屋だ。
ミルカは魔導灯をつけると、魔法陣の上に骨を並べていく。なるべく本人と同じになるように。特別配置が重要というわけではないが、ミルカはいつもこうしている。
並べ終わったあとが彼女の本当の仕事だ。
「…………」
深呼吸をしてから、術式加工によってつくられた宝石ペンを取り出し、目の前に術式陣を作図していく。その中には何も書かれていないプレーンな術式陣。
あとはそこに内容を書き込んでいく。それは、昼頃に見た彼の冒険の書の内容だ。序文から現在の最後までを一字一句たがえることなく書いていく。
膨大ともいえるような内容をただひたすらに、正確無比に記述すればだんだんと術式陣の輝きは強くなっていく。すっかりと日も堕ちたというのに部屋の中は昼間のように明るい。
それが最高潮に達した時こそ彼女が筆を止める時。全ての内容を記述し終えた時だ。
光の奔流がミルカの視界を塞ぎ、数秒もすれば収まる。術式陣の輝きの一切は失せて床の術式陣の上の骨はなくなっていた。
その代わりに、そこには一糸まとわぬ姿となったクリフが横たわっている。呼吸も正常であり生きていた。
「ふぅ……」
仕事をやり遂げたミルカは、思わず床に座り込む。額からは汗が流れてきている。ローブはその汗で肌に張り付いていた。
これがセーブ屋の仕事だ。冒険の書を記憶し、もしその持ち主が死んだときはこれを蘇生する。
探索者の死亡による優秀な人材の損失を防ぐために国がはじめたのがはじまりとされているが、正確なところはわからない。
ミルカは、代々セーブ屋の家系であった。
「う、ん? あ、れ、ここは……? って、うわああ、なんで裸!?」
「起きたわね……ふぅ……どこかおかしなところはないかしら」
「全部おかしいですよ!? なんで裸!? さっきまで普通に話してたのに!?」
「落ち着きなさい説明してあげるから」
とりあえず混乱する彼に布をかぶせて落ち着かせてからミルカは事情を説明するべく口を開いた。
「まず端的に逝ってしまえば貴方は死んだのよ」
「は? 死んだ? いやいや、だってさっきまでセーブするとか話してたじゃないですか。まだ迷宮に潜ってもいないのに、どうして死ぬんです」
「潜ったのよ。そして死んだ。そうね、言っても初めてじゃ信じられないだろうから信じられるようにしてあげる。貴方、今何時だと思う?」
「時間ですか? さっき太陽は一番高い位置にあったんで、昼でしょう?」
「なら外を見てきなさい」
首をかしげながら窓がある部屋にいって外を見る。
「なっ――」
外は真っ暗で太陽はなくすっかりと日が沈んでいることを告げていた。あまりの事態に震えながら外を指す。
「ええ、夜よ。あれからもう何時間も経っているわ。あいにく、貴方を気絶させたりとかしたわけじゃないわ。どうして私がそうしなければいけないのかしら」
「…………ほんとう、なのか……?」
「ええ、本当よ」
がっくりとクリフはうなだれる。自信満々であったが死んだと聞かされたのだ。嘘だと言いたい。だが、宝紫色の瞳がそれが真実なのだと告げている。
「くそ……」
「さて、落ち込んでいるところ悪いのだけど、蘇生代を貰わなくちゃいけないの」
「蘇生、代……?」
「ええまさか無償で生き返らせるわけないでしょう。無鉄砲な輩が増えられても困るの。だから、蘇生代をいつも要求しているわ」
「いくら、なんだ……?」
「そうね。貴方くらいの年齢だと金貨20枚程度かしら」
「金貨20枚!? 金貨一枚でも、慎ましやかに生活すれば三か月、いや四ヵ月は暮らせるんだぞ!? それが20枚!? そんな大金、払えるわけないだろ!?」
それだけあれば安い奴隷が買えてしまうほどの額だ。
「迷宮に潜ればすぐに稼げるようになるわ。それに貴方は運がいい。これ結構な品よ」
そう言ってクリフの背嚢から魔法の付与された剣を見せる。
「これなら金貨10……いいえ、15枚といったくらいはあるわ。そうなれば残りは5枚。ほら、なんとかなりそうじゃない?」
「5枚って……なんとかなるわけ……」
「支払い期限なんて定めてないから、払える時に支払いなさい。まあ、そうやっていつまでも支払えず借金まみれになって売られていく人もいるのだけれど。
でも、貴方は運がいい。それは探索者にとって一番大事な資質よ。でも基礎ができていないとね? 明日は講習を受けなさい。そこで仲間を見つけて潜るの。いいわね?」
「……わかりました……」
こうしてクリフの初めての冒険は失敗に終わった。
だが、これから遠くない未来で彼は未踏破領域を踏破する凄腕探索者として有名になる。
そんな彼がいつも新人に言うのは。
――セーブは忘れるな。
――人の忠告は素直に聞いておけ。
常に彼はそう言い続けていた。
だが、そうなるのはまだもう少し先の話――。
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