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第一章 幼少期編
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「ふぅ、何とか乗り越えた…。」
母様に連れ回され色々な方にご挨拶ご挨拶…ごあいさつ……。体が悲鳴をあげ始めたので、そそくさと抜け出して庭の奥にある東屋へと逃げました。
「レミリア、大丈夫?」
「アクア…?大丈夫だよ。少し疲れちゃって今こっそり抜け出してきちゃったわ。」
えへへ、とアクアに言うと困った笑顔で頭をそっと撫でてくれた。
「お疲れ様。すごく緊張してたみたいだから心配で私も部屋を抜け出して来ちゃった。私の場合は才能のある子か精霊系の能力者で無ければ見えないもの。」
「アクアはそんなに私の事が心配なの?私、前よりは大きくなったと思うけれど。」
「それはそうね。人はあっという間に成長していくんだもの。私は多分、レミリアに過保護なのよ。もっと甘えてもいいのよ?ふふっ。」
「もうっ!アクアったら最後の一言は余計よ。」
そうかしら?と笑うアクアはやはり精霊で、人とは違う生き物だと感じてくる。精霊の親は自然でその力を人間は借りているだけ。
力を貸してくれるからこそ人間は魔法が使えている。
だけどその魔法にも適性があって使える人間と使えない人間がいる。貴族が必ずしも使える訳では無いから魔法士が大切にされているのもあるらしい。
殆どがタリーシャ先生の受け売りなのだけれどね。
「貴方がレミリアちゃんかしら?」
「ひゃぁぁっ!」
色々考えていて人がいる事なんて気が付かなかった!びっくりしたぁ。
「驚かせてしまってごめんなさいね。未来の娘になる子だから早く会いたくてこっそり早めに来てしまったの。」
「え、えっと…。」
「そういえば自己紹介がまだだったわね。マーガレット・セレーナ・フォン・トランディアよ。よろしくねレミリアちゃん。」
マーガレット・セレーナ・フォン・トランディア……トランディア…?
「マーガレット王妃様っ?!!」
なんでこんなところに王妃様がいるの??
「ふふっ当たり。」
「王妃様とは知らず名も名乗らず大変失礼致しました。
お初にお目にかかります。私はレミリア・キャンベントです。以後お見知りおきを。」
「そんなに気にしなくていいのよ。私が驚かせたかったのだし。それに会うのは初めてではないのよ。貴方が小さい頃シャーリィに頼んで王宮に連れてきてもらったの。大きくなったわね。もうこんなに立派なレディになってるなんて!」
「とんでもございません。まだまだ勉強中の身です。それに私、小さい頃の記憶が無くて…覚えていなくて……申し訳ありません。」
「記憶はまた作ればいい事だわ。それに今からでも遅くは無いしそれにあったのは1歳の頃だから覚えていなくても当たり前よ。」
マーガレット王妃様は優しくて少しお茶目な方です。少し母様に似てる…。
「マーガレット王妃様っ! レミリアもいたのね。王宮騎士の方が慌てて来られたから何かと思ったのだけど、マーガレット様また抜け出したのですね。」
「あらシャーリィ。会えて嬉しいわ。」
「ええ、あえて私も嬉しいわ…じゃなくてですね!レミリアも突然王妃が現れたら驚いてしまうでしょう!」
「あらあらシャーリィったら怖いわ。」
「マーガレット!…はぁ。もういいわ。見つかった事だし。さあ、パーティに顔を出してもらわないとお忍びで来た意味がないわよ。」
「ええ、そうね。それじゃあ行きましょうか、レミリアちゃんも、レミリアの周りにいるかもしれない精霊さんもね。」
「っ!」
マーガレット王妃様は精霊のことを、私の能力を知っている。知っていても怖がる事は無くて。笑顔を見せてくれた。少し心がぽかぽかして顔がほんのり赤くなった。
母様に連れ回され色々な方にご挨拶ご挨拶…ごあいさつ……。体が悲鳴をあげ始めたので、そそくさと抜け出して庭の奥にある東屋へと逃げました。
「レミリア、大丈夫?」
「アクア…?大丈夫だよ。少し疲れちゃって今こっそり抜け出してきちゃったわ。」
えへへ、とアクアに言うと困った笑顔で頭をそっと撫でてくれた。
「お疲れ様。すごく緊張してたみたいだから心配で私も部屋を抜け出して来ちゃった。私の場合は才能のある子か精霊系の能力者で無ければ見えないもの。」
「アクアはそんなに私の事が心配なの?私、前よりは大きくなったと思うけれど。」
「それはそうね。人はあっという間に成長していくんだもの。私は多分、レミリアに過保護なのよ。もっと甘えてもいいのよ?ふふっ。」
「もうっ!アクアったら最後の一言は余計よ。」
そうかしら?と笑うアクアはやはり精霊で、人とは違う生き物だと感じてくる。精霊の親は自然でその力を人間は借りているだけ。
力を貸してくれるからこそ人間は魔法が使えている。
だけどその魔法にも適性があって使える人間と使えない人間がいる。貴族が必ずしも使える訳では無いから魔法士が大切にされているのもあるらしい。
殆どがタリーシャ先生の受け売りなのだけれどね。
「貴方がレミリアちゃんかしら?」
「ひゃぁぁっ!」
色々考えていて人がいる事なんて気が付かなかった!びっくりしたぁ。
「驚かせてしまってごめんなさいね。未来の娘になる子だから早く会いたくてこっそり早めに来てしまったの。」
「え、えっと…。」
「そういえば自己紹介がまだだったわね。マーガレット・セレーナ・フォン・トランディアよ。よろしくねレミリアちゃん。」
マーガレット・セレーナ・フォン・トランディア……トランディア…?
「マーガレット王妃様っ?!!」
なんでこんなところに王妃様がいるの??
「ふふっ当たり。」
「王妃様とは知らず名も名乗らず大変失礼致しました。
お初にお目にかかります。私はレミリア・キャンベントです。以後お見知りおきを。」
「そんなに気にしなくていいのよ。私が驚かせたかったのだし。それに会うのは初めてではないのよ。貴方が小さい頃シャーリィに頼んで王宮に連れてきてもらったの。大きくなったわね。もうこんなに立派なレディになってるなんて!」
「とんでもございません。まだまだ勉強中の身です。それに私、小さい頃の記憶が無くて…覚えていなくて……申し訳ありません。」
「記憶はまた作ればいい事だわ。それに今からでも遅くは無いしそれにあったのは1歳の頃だから覚えていなくても当たり前よ。」
マーガレット王妃様は優しくて少しお茶目な方です。少し母様に似てる…。
「マーガレット王妃様っ! レミリアもいたのね。王宮騎士の方が慌てて来られたから何かと思ったのだけど、マーガレット様また抜け出したのですね。」
「あらシャーリィ。会えて嬉しいわ。」
「ええ、あえて私も嬉しいわ…じゃなくてですね!レミリアも突然王妃が現れたら驚いてしまうでしょう!」
「あらあらシャーリィったら怖いわ。」
「マーガレット!…はぁ。もういいわ。見つかった事だし。さあ、パーティに顔を出してもらわないとお忍びで来た意味がないわよ。」
「ええ、そうね。それじゃあ行きましょうか、レミリアちゃんも、レミリアの周りにいるかもしれない精霊さんもね。」
「っ!」
マーガレット王妃様は精霊のことを、私の能力を知っている。知っていても怖がる事は無くて。笑顔を見せてくれた。少し心がぽかぽかして顔がほんのり赤くなった。
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