14 / 49
第一章 幼少期編
13
しおりを挟む
ティーパーティー当日、穏やかで良い天気です。
アンナはとびきり可愛くして差し上げます!と張り切っていて口も出せない状況になり私は黙ってお人形のようにして、髪は綺麗だからと流したままにして編み込みでオシャレに仕上がり、アクアも何故か張り切ってて髪には潤いが大切なのよっ!と魔法を容赦なく使用しています。
ドレスは7歳にしては大人びているエンパイアドレスで薄いピンクで子供らしさもあるものでした。
「お嬢様、出来ました。バッチリです!」
「ええ、なかなかいいわ。今までの可愛さが何十倍にもなってて可愛くて仕方ないわっ!」
「アンナは兎も角、アクアは言い過ぎよ。」
「そうかしら?私達の愛する子はいつでも可愛いのだし、当然の事よ?」
「ありがとう。嬉しいわ。そろそろお母さまのところに行かなくちゃ、それじゃあ行ってくるわね!」
「行ってらっしゃい。」
「行ってらっしゃいませ!お嬢様。」
さあ、ティーパーティーの始まりです!
「ミリィ、…あら、とっても綺麗ね。自慢の娘だわ。」
「ありがとうございます、母様。」
「さあ、これから皆様が到着するわ。案内は皆がしてくれるから私達はお出迎えよ。」
「わかりました。頑張りますわ。」
緊張してきました。失敗したらどうしましょう。母様に迷惑がかかってしまいます。
「そんなに緊張しなくていいわ。ちゃんと落ち着いてやればいいのよ。私もできる限りフォローするわ。」
「はい。」
母様はにっこりと微笑んで背中を押してくれました。1度深呼吸してだいぶ楽になりました。…でも少し緊張します。
「皆様、本日はキャンベント家のティーパーティーにお越しいただきありがとうございます。お初にお目にかかります、私レミリア・キャンベントと申します。まだまだ未熟者ですがよろしくお願い致します。」
周囲の視線が集まり心臓の音がバクバク聞こえている。母様、助けてぇぇぇ!ちゃんとレディのお辞儀になっているかしら?変じゃない???
「おお、あれがキャンベント家の長女、レミリア様か、立派なレディになりそうだな。」
「ええ、そうですわね。成長が楽しみです。」
「あんなにお若いのにしっかりしていらっしゃるわ。」
「ですけど学園には在籍していらっしゃらないとか…」
「ですがあのトランジアの魔女がレミリア様の家庭教師だとか…。」
「あのトランジアの魔女がですのっ?!」
色々な会話が飛び交っている中、レミリアの頭の中はパニックでほとんど何も聞こえていなかった。
「さあ、皆様折角のティーパーティーです。お話だけでなく、私達の自慢の紅茶を召し上がって下さいな。本日の為にご用意した茶葉もございますから
どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ。。」
母様の声に皆つられてティーカップに注がれていく紅茶を飲んでいく人達。舞踏会の練習場と言っても過言ではないこのパーティーは皆座らずに語り合う場になっていて隣には温室がある為、
そこに椅子やリラックス出来る休憩用のソファが用意されている。
「レミリア、よく頑張ったわね。可愛かったわよ。」
「ありがとうございます、母様。ほっとしました。」
「しばらくは連れ回すことになるからもっと頑張って頂戴!」
「…は、はい。」
これはなかなか…辛そうです。
アンナはとびきり可愛くして差し上げます!と張り切っていて口も出せない状況になり私は黙ってお人形のようにして、髪は綺麗だからと流したままにして編み込みでオシャレに仕上がり、アクアも何故か張り切ってて髪には潤いが大切なのよっ!と魔法を容赦なく使用しています。
ドレスは7歳にしては大人びているエンパイアドレスで薄いピンクで子供らしさもあるものでした。
「お嬢様、出来ました。バッチリです!」
「ええ、なかなかいいわ。今までの可愛さが何十倍にもなってて可愛くて仕方ないわっ!」
「アンナは兎も角、アクアは言い過ぎよ。」
「そうかしら?私達の愛する子はいつでも可愛いのだし、当然の事よ?」
「ありがとう。嬉しいわ。そろそろお母さまのところに行かなくちゃ、それじゃあ行ってくるわね!」
「行ってらっしゃい。」
「行ってらっしゃいませ!お嬢様。」
さあ、ティーパーティーの始まりです!
「ミリィ、…あら、とっても綺麗ね。自慢の娘だわ。」
「ありがとうございます、母様。」
「さあ、これから皆様が到着するわ。案内は皆がしてくれるから私達はお出迎えよ。」
「わかりました。頑張りますわ。」
緊張してきました。失敗したらどうしましょう。母様に迷惑がかかってしまいます。
「そんなに緊張しなくていいわ。ちゃんと落ち着いてやればいいのよ。私もできる限りフォローするわ。」
「はい。」
母様はにっこりと微笑んで背中を押してくれました。1度深呼吸してだいぶ楽になりました。…でも少し緊張します。
「皆様、本日はキャンベント家のティーパーティーにお越しいただきありがとうございます。お初にお目にかかります、私レミリア・キャンベントと申します。まだまだ未熟者ですがよろしくお願い致します。」
周囲の視線が集まり心臓の音がバクバク聞こえている。母様、助けてぇぇぇ!ちゃんとレディのお辞儀になっているかしら?変じゃない???
「おお、あれがキャンベント家の長女、レミリア様か、立派なレディになりそうだな。」
「ええ、そうですわね。成長が楽しみです。」
「あんなにお若いのにしっかりしていらっしゃるわ。」
「ですけど学園には在籍していらっしゃらないとか…」
「ですがあのトランジアの魔女がレミリア様の家庭教師だとか…。」
「あのトランジアの魔女がですのっ?!」
色々な会話が飛び交っている中、レミリアの頭の中はパニックでほとんど何も聞こえていなかった。
「さあ、皆様折角のティーパーティーです。お話だけでなく、私達の自慢の紅茶を召し上がって下さいな。本日の為にご用意した茶葉もございますから
どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ。。」
母様の声に皆つられてティーカップに注がれていく紅茶を飲んでいく人達。舞踏会の練習場と言っても過言ではないこのパーティーは皆座らずに語り合う場になっていて隣には温室がある為、
そこに椅子やリラックス出来る休憩用のソファが用意されている。
「レミリア、よく頑張ったわね。可愛かったわよ。」
「ありがとうございます、母様。ほっとしました。」
「しばらくは連れ回すことになるからもっと頑張って頂戴!」
「…は、はい。」
これはなかなか…辛そうです。
0
あなたにおすすめの小説
本当に現実を生きていないのは?
朝樹 四季
恋愛
ある日、ヒロインと悪役令嬢が言い争っている場面を見た。ヒロインによる攻略はもう随分と進んでいるらしい。
だけど、その言い争いを見ている攻略対象者である王子の顔を見て、俺はヒロインの攻略をぶち壊す暗躍をすることを決意した。
だって、ここは現実だ。
※番外編はリクエスト頂いたものです。もしかしたらまたひょっこり増えるかもしれません。
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
家を乗っ取られて辺境に嫁がされることになったら、三食研究付きの溺愛生活が待っていました
ミズメ
恋愛
ライラ・ハルフォードは伯爵令嬢でありながら、毎日魔法薬の研究に精を出していた。
一つ結びの三つ編み、大きな丸レンズの眼鏡、白衣。""変わり者令嬢""と揶揄されながら、信頼出来る仲間と共に毎日楽しく研究に励む。
「大変です……!」
ライラはある日、とんでもない事実に気が付いた。作成した魔法薬に、なんと"薄毛"の副作用があったのだ。その解消の為に尽力していると、出席させられた夜会で、伯爵家を乗っ取った叔父からふたまわりも歳上の辺境伯の後妻となる婚約が整ったことを告げられる。
手詰まりかと思えたそれは、ライラにとって幸せへと続く道だった。
◎さくっと終わる短編です(10話程度)
◎薄毛の話題が出てきます。苦手な方(?)はお気をつけて…!
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
リトライさせていただきます!〜死に戻り令嬢はイケメン神様とタッグを組んで人生をやり直す事にした。今度こそ幸せになります!!〜
ゆずき
恋愛
公爵家の御令嬢クレハは、18歳の誕生日に何者かに殺害されてしまう。そんなクレハを救ったのは、神を自称する青年(長身イケメン)だった。
イケメン神様の力で10年前の世界に戻されてしまったクレハ。そこから運命の軌道修正を図る。犯人を返り討ちにできるくらい、強くなればいいじゃないか!! そう思ったクレハは、神様からは魔法を、クレハに一目惚れした王太子からは武術の手ほどきを受ける。クレハの強化トレーニングが始まった。
8歳の子供の姿に戻ってしまった少女と、お人好しな神様。そんな2人が主人公の異世界恋愛ファンタジー小説です。
※メインではありませんが、ストーリーにBL的要素が含まれます。少しでもそのような描写が苦手な方はご注意下さい。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
わたしは婚約者の不倫の隠れ蓑
岡暁舟
恋愛
第一王子スミスと婚約した公爵令嬢のマリア。ところが、スミスが魅力された女は他にいた。同じく公爵令嬢のエリーゼ。マリアはスミスとエリーゼの密会に気が付いて……。
もう終わりにするしかない。そう確信したマリアだった。
本編終了しました。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる