29 / 49
第二章 王宮編
9 精霊
しおりを挟む
一応テッラ視点です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ただいま。」
「ただ今戻りました。」
精霊の森に戻ってきた僕達は、精霊王がいる霊樹の元へ行く。
ウェントゥスは自分の仕事があるからとそそくさと逃げた。僕を置いて。逃げた。
「テッラ、お前達一体どこへ行っていたのだ?」
「レミリア。元気だった。」
「なっ、テッラ…お前達レミリアに会いに行っていたのか?!」
精霊王は驚いて、少し怒ってた。僕相手だからあまり強くは怒ってないみたい。
僕は四大精霊の中で1番年下で若い。人間で言うと親と子供くらい離れてる。だからみんな僕に甘かったりする。
「うん。大きくなってた。綺麗。レミリア。」
「我に秘密で行くとは…テッラ、ずるいぞ。」
「イグニス。レミリア。会った。僕。レミリア。会いたかった。ごめんなさい。」
「いや、いい。会いたい気持ちは我も理解している。ひとりが行けば皆が行くのは予想はしていたのだ。レミリアはどうしていた?」
「笑顔だった。魔法。勉強してた。精霊王のこと。聞いてきた。精霊王。レミリア好き。伝えた。レミリア。笑ってた。」
「今レミリアは魔法を勉強しているのか。我に興味を示してくれただけでも嬉しい。それに笑っていたか。そうか、そうか。」
精霊王は懐かしい思い出に浸るように微笑んでどこか悲しそうで嬉しそうだった。
悲しくて嬉しい。何となく分かる。レミリアが僕達のこと忘れてた事は悲しかったけれど、また会えて嬉しかった。その気持ちは精霊王と同じなんだ。
「精霊王。レミリア。会わない?」
「会ってしまったら歯止めが効かなくなる。だから水鏡でたまに様子を見るだけで今は十分だ。
しかしレミリアがここに来たいと言うのならば我は歓迎し、助けを求めるならば我の命にかえてもレミリアを助けよう。」
「……精霊王、レミリア。きっと会える。」
「ああ。感謝するぞ、テッラ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ただいま。」
「ただ今戻りました。」
精霊の森に戻ってきた僕達は、精霊王がいる霊樹の元へ行く。
ウェントゥスは自分の仕事があるからとそそくさと逃げた。僕を置いて。逃げた。
「テッラ、お前達一体どこへ行っていたのだ?」
「レミリア。元気だった。」
「なっ、テッラ…お前達レミリアに会いに行っていたのか?!」
精霊王は驚いて、少し怒ってた。僕相手だからあまり強くは怒ってないみたい。
僕は四大精霊の中で1番年下で若い。人間で言うと親と子供くらい離れてる。だからみんな僕に甘かったりする。
「うん。大きくなってた。綺麗。レミリア。」
「我に秘密で行くとは…テッラ、ずるいぞ。」
「イグニス。レミリア。会った。僕。レミリア。会いたかった。ごめんなさい。」
「いや、いい。会いたい気持ちは我も理解している。ひとりが行けば皆が行くのは予想はしていたのだ。レミリアはどうしていた?」
「笑顔だった。魔法。勉強してた。精霊王のこと。聞いてきた。精霊王。レミリア好き。伝えた。レミリア。笑ってた。」
「今レミリアは魔法を勉強しているのか。我に興味を示してくれただけでも嬉しい。それに笑っていたか。そうか、そうか。」
精霊王は懐かしい思い出に浸るように微笑んでどこか悲しそうで嬉しそうだった。
悲しくて嬉しい。何となく分かる。レミリアが僕達のこと忘れてた事は悲しかったけれど、また会えて嬉しかった。その気持ちは精霊王と同じなんだ。
「精霊王。レミリア。会わない?」
「会ってしまったら歯止めが効かなくなる。だから水鏡でたまに様子を見るだけで今は十分だ。
しかしレミリアがここに来たいと言うのならば我は歓迎し、助けを求めるならば我の命にかえてもレミリアを助けよう。」
「……精霊王、レミリア。きっと会える。」
「ああ。感謝するぞ、テッラ。」
0
あなたにおすすめの小説
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
家を乗っ取られて辺境に嫁がされることになったら、三食研究付きの溺愛生活が待っていました
ミズメ
恋愛
ライラ・ハルフォードは伯爵令嬢でありながら、毎日魔法薬の研究に精を出していた。
一つ結びの三つ編み、大きな丸レンズの眼鏡、白衣。""変わり者令嬢""と揶揄されながら、信頼出来る仲間と共に毎日楽しく研究に励む。
「大変です……!」
ライラはある日、とんでもない事実に気が付いた。作成した魔法薬に、なんと"薄毛"の副作用があったのだ。その解消の為に尽力していると、出席させられた夜会で、伯爵家を乗っ取った叔父からふたまわりも歳上の辺境伯の後妻となる婚約が整ったことを告げられる。
手詰まりかと思えたそれは、ライラにとって幸せへと続く道だった。
◎さくっと終わる短編です(10話程度)
◎薄毛の話題が出てきます。苦手な方(?)はお気をつけて…!
リトライさせていただきます!〜死に戻り令嬢はイケメン神様とタッグを組んで人生をやり直す事にした。今度こそ幸せになります!!〜
ゆずき
恋愛
公爵家の御令嬢クレハは、18歳の誕生日に何者かに殺害されてしまう。そんなクレハを救ったのは、神を自称する青年(長身イケメン)だった。
イケメン神様の力で10年前の世界に戻されてしまったクレハ。そこから運命の軌道修正を図る。犯人を返り討ちにできるくらい、強くなればいいじゃないか!! そう思ったクレハは、神様からは魔法を、クレハに一目惚れした王太子からは武術の手ほどきを受ける。クレハの強化トレーニングが始まった。
8歳の子供の姿に戻ってしまった少女と、お人好しな神様。そんな2人が主人公の異世界恋愛ファンタジー小説です。
※メインではありませんが、ストーリーにBL的要素が含まれます。少しでもそのような描写が苦手な方はご注意下さい。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
婚約者を妹に譲ったら、婚約者の兄に溺愛された
みみぢあん
恋愛
結婚式がまじかに迫ったジュリーは、幼馴染の婚約者ジョナサンと妹が裏庭で抱き合う姿を目撃する。 それがきっかけで婚約は解消され、妹と元婚約者が結婚することとなった。 落ち込むジュリーのもとへ元婚約者の兄、ファゼリー伯爵エドガーが謝罪をしに訪れた。 もう1人の幼馴染と再会し、ジュリーは子供の頃の初恋を思い出す。
大人になった2人は……
わたしは婚約者の不倫の隠れ蓑
岡暁舟
恋愛
第一王子スミスと婚約した公爵令嬢のマリア。ところが、スミスが魅力された女は他にいた。同じく公爵令嬢のエリーゼ。マリアはスミスとエリーゼの密会に気が付いて……。
もう終わりにするしかない。そう確信したマリアだった。
本編終了しました。
『婚約なんて予定にないんですが!? 転生モブの私に公爵様が迫ってくる』
ヤオサカ
恋愛
この物語は完結しました。
現代で過労死した原田あかりは、愛読していた恋愛小説の世界に転生し、主人公の美しい姉を引き立てる“妹モブ”ティナ・ミルフォードとして生まれ変わる。今度こそ静かに暮らそうと決めた彼女だったが、絵の才能が公爵家嫡男ジークハルトの目に留まり、婚約を申し込まれてしまう。のんびり人生を望むティナと、穏やかに心を寄せるジーク――絵と愛が織りなす、やがて幸せな結婚へとつながる転生ラブストーリー。
魔法使いとして頑張りますわ!
まるねこ
恋愛
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる