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第二章 王宮編
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しおりを挟む「オスカー様、マーガレット様、ご招待ありがとうございます。」
「レミリア、そんな硬い挨拶はやめてくれ。」
「そうよ、レミリアちゃん。もう少し軽く接してほしいわ。」
そんなこと言われましても王族と貴族、立場が違います。それに身体に作法をならうと染み付いてる動作なので変えようにも変えられないのです。
「レミリアちゃん。今日は大事な話があるのだけれど、いいかしら?」
マーガレット様が真剣な顔で私に向き合い、座ってと、促される。オスカー様もマーガレット様の隣に座り私を見ていた。
「はい。」
「レミリアちゃん。貴女は学園に通いたい?」
「えっ…。」
突然の質問に驚く。内容も内容だから仕方なかったのかもしれない。
「レミリアが学園に行きたいと言うのなら、学園に通うことができる。どうする?」
何故そんなことを……と思っていたが、この前、オスカー様に学園に行っていないことを言ったからかもしれない。
私は正直に言うと学園に行きたかった。色々なことに触れて、友人も作りたい。でも、お父様はそれを許してはくれなかった。思い出すと少し胸が痛くなる。
「今すぐに答えをださなくてもいいわ。家族のことは気にしないで貴女の気持ちを言って頂戴。」
正直な気持ち。マーガレット様とオスカー様は真剣に私に向き合ってくれている。
そう思いが嬉しくて、ふと勝手に言葉が出ていた。
「私は……、私は学園に通いたいです。今からでも遅くなければ通いたいです。」
マーガレット様とオスカー様はとても嬉しそうな顔をして、分かったと言ってくれた。
「分かったわ。そうとなったらキャンベント侯爵を黙らせなくちゃね!」
……………へ?
「え、えと、マーガレット様?」
「レミリア、君は僕と一緒に舞踏会デビューするんだよ。」
オスカー様まで…一体どういう事ですか…??
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