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本編
63 番外編 もしもハインツが少しヤバい奴だったら
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もしもだよ!もしもだからねっ!
時間軸は完全にズレます。似た様な物語だと思って見てください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はハインツ・フォン・アインツベルク。この酒場の店主であり、実はフェンデュダートの魔王です。今は職務ほっぽり出して軽くバカンス、みたいなものですよ。ずっとやってたら肩がこるんです。
そして最近来たフード被ったお嬢さんがお気に入りなんです。黒髪だったのが銀髪になって益々興味が湧きました。え?なんでわかったかって?そりゃそうですよ。魔力の波動というか、オーラで、同じ人物だって分かるもんなんです。
「おはよう、カンナさん。」
「マスターおはようございます。」
「今日はパンケーキだよ。リルの実のソースですよ。」
「わぁっ!本当に!朝からテンションが上がるっ!」
「ふふふっ、カンナさんはリルの実が好きですね。」
「そりゃもう!」
カンナさんはこの前酒場にいた薄汚いクソ馬鹿共が手を出そうとしてした時私は逃げろと目で訴えたのだがそれを聞こうともせずに魔法で馬鹿共を吹っ飛ばし、お陰でこの酒場は壁にポッカリと穴が空いてしまったことがありました。
その事にカンナさんは凄く謝罪をしてきて、そのポッカリ穴をいとも簡単に直してしまいました。この時私の中で確信したのだ。
カンナさんは私の嫁にする。と。
それからカンナさんはよくお店に来てくれました。コチラとしては好都合ですし、いい事なのでニコニコです。早く俺のモノにして、俺の事で頭いっぱいにして、外は危ない事だらけなのだからずっと守るためにフェンデュダートに戻り正妃の部屋で一生愛す。もちろん彼女の身の回りのことはすべて俺がやる。体の隅々まで俺の手で綺麗にし、あの銀髪は一本たりとも傷つけないように丁寧に潤してそのあと身体の奥の奥まで蕩けさせるのだ…っと、心の声が…。
そんなことより今はその夢の第一段階にいます。そう!そうなんです!カンナさんは私の酒場に寝泊まりしているのです!かれこれ2週間前のことです。カンナさんが夕食を食べに来てくれていた時、また別の馬鹿に絡まれたのです。それも国の王子だとか言う奴でした。
「おい、そこの小娘。」
「………(もぐもぐもぐもぐ)。」
「おいっ!聞いてるのかっ!」
カンナさんは口の中に食べ物が入っているからか、それともただただ無視しているのか分かりませんが男性の声に対して反応しません。それにカンナさんを小娘呼ばわり…殺していいか?この馬鹿…。
「……(もぐもぐもぐもぐもぐ…ごっくん。)んーっ!マスターの料理はやっぱり美味しいです!胃袋つかまれたってこういう事なんだなー。」
「おいっ!聞いてんのか!銀髪の小娘っ!!」
「……なんですか、人の食事中に…。私食事の邪魔されるのが一番嫌いなんです。どうか手荒なマネだけはしたくないのでお引き取り下さい。」
「それは謝るが、人の話を無視するのは如何なものかとおもうが?」
「逆にお聞きしますが貴方が食事中に見知らぬ人に話しかけられ、それも無視をするな!と言われたらどう思いますか?そもそも私は貴方と話をするためにここに来たわけではないですよ。それでもまだ私が無礼だとでもおっしゃるんですか?」
「っ……、それは失礼した…。」
「分かっていただいたのなら結構です。で、何かご用ですか?マスターの料理が冷める前に話し終えてください。」
「ああ、私はこの国の第一王子のユリウス・ナダルシア。貴女を婚約者として迎えたい。」
「………は?」
は?今この馬鹿なんて言った?婚約者として迎えたい?
「は?では無いぞ。貴女の評判は聞いている。魔法がとても強くそれも美しいと聞いて一目みようと城下を訪れたのだ。」
だから何だっつーんだ?このクソ王子は。カンナさんは俺のモノにするんだよ。死ね。
「で?私を見物しに来てどうだったんです?」
「それはもう気に入った!あなたのその銀髪も、美しさも貴族に劣らず輝いている。さぁ!私の姫になってくれ!」
酒場で大告白するこの馬鹿殺していいかな?俺はこんな馬鹿なクソ王子何かすぐに殺したい。殺す殺す殺す…。
「……」
カンナさんは目の前にいるバカ王子を見つめています。何も言葉を発さずに私は後ろ姿だけしか見れません。
「姫?」
「そうだったんですね。この国の第一王子が私を気に入ったと。」
「そう!そうなのだ!だから姫早くこの手をお取りください。」
ゆっくりと神奈さんの手がバカ王子の手に近付いて行くのを見て頭の中が沸騰しそうになり…いえ、もう沸騰して怒りの頂点です。
もう我慢出来ずにカンナさんを俺の腕の中にずっと閉じ込めてやろうと思った瞬間…
「お前みたいな噂が最低な奴の妻に何かなりたいわけねぇーだろ!少しは考えろこのクソ第一王子っっっ!」
カンナさんはバカ王子の腕を掴み。風魔法を使い思いっきり宙に浮かせてからたたき落とした。
相当痛かったのか悶えているバカ王子…ざまあ。
「いっ…なっ何故だ……っ、」
「いや、貴方の私生活と城下に降りてくる理由知ってるよ?貴方公爵令嬢という婚約者いるくせに女漁りに来てるってウワサされてんの。そんな不純なことしてる奴の妻?女を甘く見るなよ。女はただの道具じゃねぇんだよ。」
「なっ…!お前この国の王子に向かって…少し下に出てやったからっていい気になるとは!お前も下衆なのだ!兵士っ!この者を命令違反で捕らえろっ!」
何を馬鹿なことを言ってるんでしょうかねぇ…この店で争い事を起こそうなどとは……。ふふふふふふふふふふふっ!!!
「お嬢さん…少し下がってて頂けますか?」
「ま、マスター…?」
私はカンナさんににっこりと笑顔を向けて頭をぽんぽんと撫でるとカンナさんは邪魔にならないようにと後ろに下がってくれた。
(マスターの笑顔…めちゃくちゃ怖い……。)
「お前…何様だ!邪魔をすると言うのならば容赦しないっ!」
「何様…ですか?私はこの店の店主です。私の店では争い事は好まないんですよ。タダでさえむさ苦しい奴らが集まるんでそこら辺はきちっとしてるつもりなんです。」
「だからなんだと言うのだっ!!」
「王子であっても騒ぎを起こすのはやめて頂きたい。お引き取り下さいと言ったら出て行ってもらえますかね?」
「そんなの無理にきまっているだろうっ!」
「そうですか。そういう事でしたら…それなりの覚悟が出来ているという事ですよね。(ニコッ!)」
「それなりの覚悟?」
『黒の精霊黒の眷属たちよ。我の望みを叶え、目の前の悪を滅ぼせ。二度と立ち向かう気力を根こそぎ奪え。我の大切な人に手を出そうとした罰だ…。死ね…!』
そう唱えると目の前の馬鹿共が消え去り、ガランとした酒場となりました。いつの間にか食事をしていた客は居なくなっていたので被害は無いでしょう。
「さて!食事が冷めてしまいましたね。また作りますから座ってください。」
「あ、あの、マスター…。すみません。また迷惑を掛けて…営業妨害ばかりしている気がします。それにさっき大切な人って…いったいどう言う事ですか?」
「そんなこと気にしないでください。カンナさんは大切な人ですよ。(一生私の腕に閉じ込めて置きたいくらいに!そして体の隅々まで私でいっぱいにしたい。)」
「でも、何か、手伝えることとかあるなら言ってください。何でもします!」
そんな申し出が来るとは!思っても見ませんでした!ふふふっ。大歓迎ですよ。
「そうですか?では夜の酒場を少し手伝って頂けますか?ウエイトレスさんです。ちゃんとお金はお支払いしますよ。」
「ウエイトレスですか??」
「ええ、やって下さい。むさ苦しい男ばかり見ていると滅入るんです。」
「分かりました。私でよければ。よろしくお願いします。」
「ええ。よろしくお願いします。」
そうして手伝ってくれた彼女をずるずると手繰り寄せ、この店に住まわせることに成功し、私は第二段階へと、進もうとしているのだ。え?バカ王子はどこに消えたか?一応城に返しましたよ。その後すぐにナダルシア国王宛に手紙を書きました。次は無いと。国は滅びたくないですよね。滅ぼされたくもないでしょう。私の計画の邪魔をするものは消えればいいのです。
時間軸は完全にズレます。似た様な物語だと思って見てください。
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私はハインツ・フォン・アインツベルク。この酒場の店主であり、実はフェンデュダートの魔王です。今は職務ほっぽり出して軽くバカンス、みたいなものですよ。ずっとやってたら肩がこるんです。
そして最近来たフード被ったお嬢さんがお気に入りなんです。黒髪だったのが銀髪になって益々興味が湧きました。え?なんでわかったかって?そりゃそうですよ。魔力の波動というか、オーラで、同じ人物だって分かるもんなんです。
「おはよう、カンナさん。」
「マスターおはようございます。」
「今日はパンケーキだよ。リルの実のソースですよ。」
「わぁっ!本当に!朝からテンションが上がるっ!」
「ふふふっ、カンナさんはリルの実が好きですね。」
「そりゃもう!」
カンナさんはこの前酒場にいた薄汚いクソ馬鹿共が手を出そうとしてした時私は逃げろと目で訴えたのだがそれを聞こうともせずに魔法で馬鹿共を吹っ飛ばし、お陰でこの酒場は壁にポッカリと穴が空いてしまったことがありました。
その事にカンナさんは凄く謝罪をしてきて、そのポッカリ穴をいとも簡単に直してしまいました。この時私の中で確信したのだ。
カンナさんは私の嫁にする。と。
それからカンナさんはよくお店に来てくれました。コチラとしては好都合ですし、いい事なのでニコニコです。早く俺のモノにして、俺の事で頭いっぱいにして、外は危ない事だらけなのだからずっと守るためにフェンデュダートに戻り正妃の部屋で一生愛す。もちろん彼女の身の回りのことはすべて俺がやる。体の隅々まで俺の手で綺麗にし、あの銀髪は一本たりとも傷つけないように丁寧に潤してそのあと身体の奥の奥まで蕩けさせるのだ…っと、心の声が…。
そんなことより今はその夢の第一段階にいます。そう!そうなんです!カンナさんは私の酒場に寝泊まりしているのです!かれこれ2週間前のことです。カンナさんが夕食を食べに来てくれていた時、また別の馬鹿に絡まれたのです。それも国の王子だとか言う奴でした。
「おい、そこの小娘。」
「………(もぐもぐもぐもぐ)。」
「おいっ!聞いてるのかっ!」
カンナさんは口の中に食べ物が入っているからか、それともただただ無視しているのか分かりませんが男性の声に対して反応しません。それにカンナさんを小娘呼ばわり…殺していいか?この馬鹿…。
「……(もぐもぐもぐもぐもぐ…ごっくん。)んーっ!マスターの料理はやっぱり美味しいです!胃袋つかまれたってこういう事なんだなー。」
「おいっ!聞いてんのか!銀髪の小娘っ!!」
「……なんですか、人の食事中に…。私食事の邪魔されるのが一番嫌いなんです。どうか手荒なマネだけはしたくないのでお引き取り下さい。」
「それは謝るが、人の話を無視するのは如何なものかとおもうが?」
「逆にお聞きしますが貴方が食事中に見知らぬ人に話しかけられ、それも無視をするな!と言われたらどう思いますか?そもそも私は貴方と話をするためにここに来たわけではないですよ。それでもまだ私が無礼だとでもおっしゃるんですか?」
「っ……、それは失礼した…。」
「分かっていただいたのなら結構です。で、何かご用ですか?マスターの料理が冷める前に話し終えてください。」
「ああ、私はこの国の第一王子のユリウス・ナダルシア。貴女を婚約者として迎えたい。」
「………は?」
は?今この馬鹿なんて言った?婚約者として迎えたい?
「は?では無いぞ。貴女の評判は聞いている。魔法がとても強くそれも美しいと聞いて一目みようと城下を訪れたのだ。」
だから何だっつーんだ?このクソ王子は。カンナさんは俺のモノにするんだよ。死ね。
「で?私を見物しに来てどうだったんです?」
「それはもう気に入った!あなたのその銀髪も、美しさも貴族に劣らず輝いている。さぁ!私の姫になってくれ!」
酒場で大告白するこの馬鹿殺していいかな?俺はこんな馬鹿なクソ王子何かすぐに殺したい。殺す殺す殺す…。
「……」
カンナさんは目の前にいるバカ王子を見つめています。何も言葉を発さずに私は後ろ姿だけしか見れません。
「姫?」
「そうだったんですね。この国の第一王子が私を気に入ったと。」
「そう!そうなのだ!だから姫早くこの手をお取りください。」
ゆっくりと神奈さんの手がバカ王子の手に近付いて行くのを見て頭の中が沸騰しそうになり…いえ、もう沸騰して怒りの頂点です。
もう我慢出来ずにカンナさんを俺の腕の中にずっと閉じ込めてやろうと思った瞬間…
「お前みたいな噂が最低な奴の妻に何かなりたいわけねぇーだろ!少しは考えろこのクソ第一王子っっっ!」
カンナさんはバカ王子の腕を掴み。風魔法を使い思いっきり宙に浮かせてからたたき落とした。
相当痛かったのか悶えているバカ王子…ざまあ。
「いっ…なっ何故だ……っ、」
「いや、貴方の私生活と城下に降りてくる理由知ってるよ?貴方公爵令嬢という婚約者いるくせに女漁りに来てるってウワサされてんの。そんな不純なことしてる奴の妻?女を甘く見るなよ。女はただの道具じゃねぇんだよ。」
「なっ…!お前この国の王子に向かって…少し下に出てやったからっていい気になるとは!お前も下衆なのだ!兵士っ!この者を命令違反で捕らえろっ!」
何を馬鹿なことを言ってるんでしょうかねぇ…この店で争い事を起こそうなどとは……。ふふふふふふふふふふふっ!!!
「お嬢さん…少し下がってて頂けますか?」
「ま、マスター…?」
私はカンナさんににっこりと笑顔を向けて頭をぽんぽんと撫でるとカンナさんは邪魔にならないようにと後ろに下がってくれた。
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「お前…何様だ!邪魔をすると言うのならば容赦しないっ!」
「何様…ですか?私はこの店の店主です。私の店では争い事は好まないんですよ。タダでさえむさ苦しい奴らが集まるんでそこら辺はきちっとしてるつもりなんです。」
「だからなんだと言うのだっ!!」
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「そうですか。そういう事でしたら…それなりの覚悟が出来ているという事ですよね。(ニコッ!)」
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そう唱えると目の前の馬鹿共が消え去り、ガランとした酒場となりました。いつの間にか食事をしていた客は居なくなっていたので被害は無いでしょう。
「さて!食事が冷めてしまいましたね。また作りますから座ってください。」
「あ、あの、マスター…。すみません。また迷惑を掛けて…営業妨害ばかりしている気がします。それにさっき大切な人って…いったいどう言う事ですか?」
「そんなこと気にしないでください。カンナさんは大切な人ですよ。(一生私の腕に閉じ込めて置きたいくらいに!そして体の隅々まで私でいっぱいにしたい。)」
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そんな申し出が来るとは!思っても見ませんでした!ふふふっ。大歓迎ですよ。
「そうですか?では夜の酒場を少し手伝って頂けますか?ウエイトレスさんです。ちゃんとお金はお支払いしますよ。」
「ウエイトレスですか??」
「ええ、やって下さい。むさ苦しい男ばかり見ていると滅入るんです。」
「分かりました。私でよければ。よろしくお願いします。」
「ええ。よろしくお願いします。」
そうして手伝ってくれた彼女をずるずると手繰り寄せ、この店に住まわせることに成功し、私は第二段階へと、進もうとしているのだ。え?バカ王子はどこに消えたか?一応城に返しましたよ。その後すぐにナダルシア国王宛に手紙を書きました。次は無いと。国は滅びたくないですよね。滅ぼされたくもないでしょう。私の計画の邪魔をするものは消えればいいのです。
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