どうやら私は異世界トリップに巻き込まれてしまったようです。

玲藍

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本編

71

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どっかの女神のおかげで簡単に解除できるようになりました。

「さて、【解除】」

ゴゴゴゴゴゴッ!!!
重たい扉が開くと地下へと続く階段があり、螺旋のように続いています。

「暗いね。」

『灯りが必要だね。』

『灯りならボクが付ける!』

「ありがとう。じゃあお願いできる?」

うん!と元気に返事をしたエレは尻尾の先にいくつかの灯りを灯してくれた。
地下と言うからにはジメジメしててかび臭いと思っていたらそうでもなく逆に手入れが行き届いているかのごとく綺麗でピカピカです。魔法で何かしてるのかな?気になる…。ってそうじゃなくて今は結界でしょ!
 
自問自答しながらも階段を降りると少し広めの場所に辿り着く。

 「よいしょ、っと。だいたいこの辺りかな。
【魔石展開…結界との融合開始。融合率90%魔法陣展開、結界循環式回路展開及び保有魔力1割解放。融合率93%。緊急時実行パスワード「神」現在の融合率95%。防御力94%回復 ーーー融合率100% 異常無し、正常作動。魔石(魔力残90%)】」

 これでこの国がどこかの国に攻めてくるのも含めてもこの結界は最低でも3年は持つと思うし大丈夫かな。

やっとひと段落したと思うと力が抜けてその場に倒れる。

『カンナ様っ!?』

『大丈夫?カンナ様?!』

「……なんとか平気。こんな大掛かりな事初めてだから少し疲れちゃっただけ。」

『いやぁ全く凄いことしてくれたね。普通の人間じゃ絶対出来ないことを平気でやってのけるところが凄いよ。』

「ショタ神…。これのどこが平気だと思うの?頭おかしいんじゃないかしら。」

『頭おかしいのは君の方だろう?というか、なんであのクソ女神は手を貸さないんだ?あいつには神力があるだろ?』

「神力?…魔力じゃなくて?」

『神力と魔力は別もんだよ。それに神は魔力より神力の方がよっぽど効率がいい事を知ってるはずだ。』

「あれれ、おかしいね。まだやることがあったみたい。」

『はははっ!次は神殺しでもするのかい?カンナ。』

「神殺し?それもいいかもしれないけど、生憎殺すっていうことは嫌いなの。は平和を愛する、なんてね。それにしれっと呼び捨てにしないでくれる?」

『そうか。頑張ってね。呼び方くらいいいじゃないか。やっと面白くなってきたんだ。これからが楽しみだよ。』

いつも神出鬼没のこのショタ神は腹黒いのかオドオドしてるのが本性なのかイマイチ分からない。しかし、これだけは言える。絶対楽しんでるな、あいつ。
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