犬のきもち

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友人4

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これでよかったんだ。ポチに心配をかけるわけにはいかない。
ポチはラブラドールレトリバーだ毛並みもいいきっと愛情をうけて育ったんだろう。雑種の俺は飼い主は見つからなかったが、純血種のポチならあんな変なことしなきゃすぐ見つかるだろう、なら知らないままでいい。

毎日恐怖で怯え、バカみたいなテンションと大声で恐怖を誤魔化して過ごしてた俺に、ポチは眩しかった。こんな怪しげな檻ばかりの所に連れてこられても全く動じず受け入れていた。なんであんなに強くいられるのかわからなかった。もしポチがここの秘密を知っていても恐怖することはなかっただろうな、俺にはわかるなんたって友達だからな。
たぶんポチは俺が想像もつかないような経験をしたんだろうな。だからあんなにもつよいんだろう。

俺はそんなポチの強さに救われてたんだぜ!しってるか!ポチ!!

お前との数日間は恐怖なんて忘れて起きるのが楽しみなくらいたのしかったぞ。

さようならポチ・・・



俺以外の犬も数匹連れられて狭い部屋に閉じ込められた。これから一体何が始まるのだろうか。
ドアが完全に閉められたあたりに緊張感が走る。
シューっとガスのようなものが流れ込んでくる感じがする。あたりの犬たちもおびえきっている。
それもそのはずだこんな真っ暗で狭くなにもないところでたくさんの犬が押し込められている。
そして聞こえてくるのはシューという音だけ。

だんだん皆が状況を理解してきたのだろう泣きだすものが出てきた。
徐々に息が苦しくなってきた息を吸っているのに苦しい、喉から肺にかけて外から締め付けられるように痛い、苦しい。

こわい こわい しにたくない まだ生きてい ポチぃ

ここで声を出すわけにはいかないもしかしたらポチに聞こえてしまうかもしれない。
なんたって俺は

「声のでかさだけは自信あるからな」

ははっちょっと笑えて来たこんなとこでも元気くれるのかよポチ、、

ドサッ

目の前にいた犬が倒れ痙攣しやがて動かなくなった。

っあ

「しにたくない!!おれはまだ死にたくない!たすけて!ポチー!!」



その声を最後にジェムは動かなくなった。

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