4 / 9
2日目:弘南線で黒石市へ
しおりを挟む
午前5時40分、起床。
ホテルの窓から外を見て、真正面に美しい岩木山が見えてびっくり。
昨晩は暗くて気が付かなかったが、まさかこんなに眺望の良い部屋だったとは。
朝日に照らされた岩木山と弘前の駅前を眺めながら、コーヒーを一杯。
シティホテルならではの至福のひととき。
6時30分、身支度を整えて弘前駅の城東口へ。
今日はここの1階にある弘南鉄道・弘南線に乗って、黒石駅へと行く予定。
改札口の前には既に10人ほどが待機していた。
有人改札を通ってホームへ進むと、生の津軽弁が聞こえてくる。
みなさん地元の方だった模様。
6時45分、弘前駅出発。
しばらくは奥羽本線と並走するが、最初の駅である弘前東高前駅が近づくと左に折れて進路を東へ。
大湊線と同じで線形は真っすぐなのだが、スピードは緩やか。
雪の積もった田んぼと背後の山々という、いかにも北国といった車窓を楽しませながら列車はのんびりと東へ進む。
平川市へ入り館田駅を過ぎると、列車は進路を北へ。
途中、平賀駅で下車した方が少しいたものの、ほとんどの方は終点まで乗り通していた。
午前7時21分、黒石駅に到着。
改札も駅舎も昔ながらのレトロな雰囲気。
正面玄関は駅舎の北側で、立派なローターリーもある。
しかし中心市街地へは南側から出た方が早いため、北側から出る人はほとんどいない。
駅を出たら黒石城跡を目指して南へ。
黒石市は人口3万人の小さな自治体。
主要産業はリンゴ栽培などの農業だが、観光にも力を入れている。
ご当地グルメ『黒石つゆ焼きそば』の成功は記憶に新しいところだ。
江戸時代は黒石藩という弘前藩の支藩で、1万石を有するれっきとした大名。
とはいえ1万石のうち2000石は上野国大舘(現在の群馬県太田市)にあったので、領地経営には苦労したと思われる。
10分ほど歩いて御幸公園内にある黒石城址跡に到着。
ここは城跡といっても小大名あるあるで、城壁や天守のようなものは特に無い。
実質的には陣屋跡だ。
しかし用水路や南の浅瀬石川を上手に利用しており、城塞としてはなかなかの要害だったことがわかる。
御幸公園は、かつて馬場のあった場所になる。
実際の陣屋跡は、明治6年に黒石小学校が建設され、移転後は市民文化会館となった。
行ってみるとちょうど確定申告の時期で、中で順番待ちをしている方々がいた。
黒石城跡を見学した後は、いったん大鰐浪岡線へ出て北へ。
頭上に「中町こみせ通り」の看板が見えた所で、黒石駅方面へ戻る。
曲がってすぐ、三重の塔があるのを見てびっくり。
調べると妙経寺というお寺だった模様。
狭い路地を歩いていくと、中町こみせ通りに到着。
藩政時代から日差しや吹雪から人を守ってきた、木造のアーケードが特徴の通りだ。
道路と歩道の間には深い排水路があって、積雪対策にもなっている。
まだ早朝のため、店や観光施設は営業していない。
だが伝統的な街並みを一人で満喫できるのは、なかなか贅沢な話だ。
こういうのも悪くはない。
歴史と風情をたっぷりと満喫してから黒石駅へ。
午前8時を過ぎると学生が増え、黒石駅前もにぎやかに。
(次はつゆ焼きそばを食べにここに来たいな)
そう思いつつ、黒石駅で折り返しの電車を待った。
ホテルの窓から外を見て、真正面に美しい岩木山が見えてびっくり。
昨晩は暗くて気が付かなかったが、まさかこんなに眺望の良い部屋だったとは。
朝日に照らされた岩木山と弘前の駅前を眺めながら、コーヒーを一杯。
シティホテルならではの至福のひととき。
6時30分、身支度を整えて弘前駅の城東口へ。
今日はここの1階にある弘南鉄道・弘南線に乗って、黒石駅へと行く予定。
改札口の前には既に10人ほどが待機していた。
有人改札を通ってホームへ進むと、生の津軽弁が聞こえてくる。
みなさん地元の方だった模様。
6時45分、弘前駅出発。
しばらくは奥羽本線と並走するが、最初の駅である弘前東高前駅が近づくと左に折れて進路を東へ。
大湊線と同じで線形は真っすぐなのだが、スピードは緩やか。
雪の積もった田んぼと背後の山々という、いかにも北国といった車窓を楽しませながら列車はのんびりと東へ進む。
平川市へ入り館田駅を過ぎると、列車は進路を北へ。
途中、平賀駅で下車した方が少しいたものの、ほとんどの方は終点まで乗り通していた。
午前7時21分、黒石駅に到着。
改札も駅舎も昔ながらのレトロな雰囲気。
正面玄関は駅舎の北側で、立派なローターリーもある。
しかし中心市街地へは南側から出た方が早いため、北側から出る人はほとんどいない。
駅を出たら黒石城跡を目指して南へ。
黒石市は人口3万人の小さな自治体。
主要産業はリンゴ栽培などの農業だが、観光にも力を入れている。
ご当地グルメ『黒石つゆ焼きそば』の成功は記憶に新しいところだ。
江戸時代は黒石藩という弘前藩の支藩で、1万石を有するれっきとした大名。
とはいえ1万石のうち2000石は上野国大舘(現在の群馬県太田市)にあったので、領地経営には苦労したと思われる。
10分ほど歩いて御幸公園内にある黒石城址跡に到着。
ここは城跡といっても小大名あるあるで、城壁や天守のようなものは特に無い。
実質的には陣屋跡だ。
しかし用水路や南の浅瀬石川を上手に利用しており、城塞としてはなかなかの要害だったことがわかる。
御幸公園は、かつて馬場のあった場所になる。
実際の陣屋跡は、明治6年に黒石小学校が建設され、移転後は市民文化会館となった。
行ってみるとちょうど確定申告の時期で、中で順番待ちをしている方々がいた。
黒石城跡を見学した後は、いったん大鰐浪岡線へ出て北へ。
頭上に「中町こみせ通り」の看板が見えた所で、黒石駅方面へ戻る。
曲がってすぐ、三重の塔があるのを見てびっくり。
調べると妙経寺というお寺だった模様。
狭い路地を歩いていくと、中町こみせ通りに到着。
藩政時代から日差しや吹雪から人を守ってきた、木造のアーケードが特徴の通りだ。
道路と歩道の間には深い排水路があって、積雪対策にもなっている。
まだ早朝のため、店や観光施設は営業していない。
だが伝統的な街並みを一人で満喫できるのは、なかなか贅沢な話だ。
こういうのも悪くはない。
歴史と風情をたっぷりと満喫してから黒石駅へ。
午前8時を過ぎると学生が増え、黒石駅前もにぎやかに。
(次はつゆ焼きそばを食べにここに来たいな)
そう思いつつ、黒石駅で折り返しの電車を待った。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる









