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23:取り調べ④
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「これは頑張ったご褒美だ。君にために作らせたものだから、遠慮なく受け取ってくれ」
「そ、そんなのいやっ! やめてっ!」
葉月の収蔵品になったことを証明する装具を、弥生は全力で拒否した。
だがいくら首を振っても、拘束されていてはどうにもならない。
女怪盗の白くたおやかな首筋に、禍々しい装具が装着される。
「似合っているよ、アクア」
パシャッ! パシャッ! パシャッ!
写真撮影を終えると、葉月は手元のリモコンを操作した。
ピッという電子音と供に、弥生の両腕を戒めていた拘束具が解かれる。
「あっ、ううっ」
どさりと音を立てて、レオタードに包まれた身体が床に崩れた。
全身に鞭の痕をつけた無残な姿だ。
汗でぬめった身体が、呼吸の度に上下している。
「さあ、次は何をして遊んで欲しい? 三角木馬がいいかね? それとも水責め? なんならベッド上でもかまわないぞ、はっはっはっ」
嗜虐の笑みを浮かべる葉月の前で、弥生は顔を伏せながら呼吸を整えていた。
そして自由になった両腕に力が戻るのを待つ。
(葉月は油断している、今なら逃げられるかも)
目だけを動かし、周りの状況を冷静に確認する。
護衛の人型ロボットとは距離がある、今ならこの監禁部屋から脱出することも不可能ではない。
ダッ!
音もなく弥生は出口へ向かって駆けた。
その動きは猫のように俊敏で、虚を突かれた葉月も、警備用ロボット達も反応できない。
だがAI搭載の監視カメラだけは、女怪盗の動きを素早く察知した。
「キャァァァァァッ!!」
激痛と同時に、弥生の視界が真っ白に染まる。
彼女の身体はそのまま床に崩れた。
「おやおや、まだそれだけの元気があるとはね。本当に楽しませてくれる泥棒さんだ」
葉月はポケットからリモコンを取り出すと、まだ電気ショックの余韻から立ち上がれない女怪盗へ向けてボタンを押した。
「ギャァァァァァァァァァァ!!」
悲鳴を上げ、全身をのけ反らせて悶える弥生。
5秒ほど悶絶した後、ようやく電気ショックが止まる。
うつ伏せに倒れた女怪盗の身体が、ピクピクと痙攣している。
「言い忘れたが、君の首輪はスタンガンにもなっているんだ。監視カメラのAIが脱走や私への反抗を察知すると、自動的に電気ショックが流れるようになっている。もちろん遠隔操作で私自らが罰を与えることも可能だ」
自慢げに説明する葉月に、弥生は言い返すことさえできない。
両手を床に付け、苦しそうに身体を震わせている。
その様子を見た葉月は、再びリモコンのボタンを押した。
「ギャァァァァァァァ!!」
弥生の身体が床に転がり、海老のように反り返る。
「やめてぇぇぇぇぇッ!! もうやめてぇぇぇぇぇッ!! お願いぃぃぃぃぃッ!!」
絶叫し許しを乞う女怪盗。
だが葉月はかまわず、リモコンのボタンを押し続ける。
「許して欲しいなら、まずは自分の名前を吐くんだ。そして私のものになると誓いなさい」
「い、嫌ッ、それだけは……イヤアアアアアアアアアッ」
威力を上げた首輪からの電気ショックが、弥生に絶叫を上げさせる。
首が引きちぎれたのではないかと思うほどの激痛が走り、視界が白く染まる。
「あっ、あっ、あっ、ギャァァァァァァァッ!!」
ひときわ大きな悲鳴を上げ、弥生がぴんと身体を強張らせる。
女怪盗そのままがっくりとうなだれ、失神してしまった。
「そ、そんなのいやっ! やめてっ!」
葉月の収蔵品になったことを証明する装具を、弥生は全力で拒否した。
だがいくら首を振っても、拘束されていてはどうにもならない。
女怪盗の白くたおやかな首筋に、禍々しい装具が装着される。
「似合っているよ、アクア」
パシャッ! パシャッ! パシャッ!
写真撮影を終えると、葉月は手元のリモコンを操作した。
ピッという電子音と供に、弥生の両腕を戒めていた拘束具が解かれる。
「あっ、ううっ」
どさりと音を立てて、レオタードに包まれた身体が床に崩れた。
全身に鞭の痕をつけた無残な姿だ。
汗でぬめった身体が、呼吸の度に上下している。
「さあ、次は何をして遊んで欲しい? 三角木馬がいいかね? それとも水責め? なんならベッド上でもかまわないぞ、はっはっはっ」
嗜虐の笑みを浮かべる葉月の前で、弥生は顔を伏せながら呼吸を整えていた。
そして自由になった両腕に力が戻るのを待つ。
(葉月は油断している、今なら逃げられるかも)
目だけを動かし、周りの状況を冷静に確認する。
護衛の人型ロボットとは距離がある、今ならこの監禁部屋から脱出することも不可能ではない。
ダッ!
音もなく弥生は出口へ向かって駆けた。
その動きは猫のように俊敏で、虚を突かれた葉月も、警備用ロボット達も反応できない。
だがAI搭載の監視カメラだけは、女怪盗の動きを素早く察知した。
「キャァァァァァッ!!」
激痛と同時に、弥生の視界が真っ白に染まる。
彼女の身体はそのまま床に崩れた。
「おやおや、まだそれだけの元気があるとはね。本当に楽しませてくれる泥棒さんだ」
葉月はポケットからリモコンを取り出すと、まだ電気ショックの余韻から立ち上がれない女怪盗へ向けてボタンを押した。
「ギャァァァァァァァァァァ!!」
悲鳴を上げ、全身をのけ反らせて悶える弥生。
5秒ほど悶絶した後、ようやく電気ショックが止まる。
うつ伏せに倒れた女怪盗の身体が、ピクピクと痙攣している。
「言い忘れたが、君の首輪はスタンガンにもなっているんだ。監視カメラのAIが脱走や私への反抗を察知すると、自動的に電気ショックが流れるようになっている。もちろん遠隔操作で私自らが罰を与えることも可能だ」
自慢げに説明する葉月に、弥生は言い返すことさえできない。
両手を床に付け、苦しそうに身体を震わせている。
その様子を見た葉月は、再びリモコンのボタンを押した。
「ギャァァァァァァァ!!」
弥生の身体が床に転がり、海老のように反り返る。
「やめてぇぇぇぇぇッ!! もうやめてぇぇぇぇぇッ!! お願いぃぃぃぃぃッ!!」
絶叫し許しを乞う女怪盗。
だが葉月はかまわず、リモコンのボタンを押し続ける。
「許して欲しいなら、まずは自分の名前を吐くんだ。そして私のものになると誓いなさい」
「い、嫌ッ、それだけは……イヤアアアアアアアアアッ」
威力を上げた首輪からの電気ショックが、弥生に絶叫を上げさせる。
首が引きちぎれたのではないかと思うほどの激痛が走り、視界が白く染まる。
「あっ、あっ、あっ、ギャァァァァァァァッ!!」
ひときわ大きな悲鳴を上げ、弥生がぴんと身体を強張らせる。
女怪盗そのままがっくりとうなだれ、失神してしまった。
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