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episode 2 無刻の樹海
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「無刻の樹海」
この森の最深部の名前だ。
神々の産まれし陰りのない聖域として、古くは「夜露の知らぬ場所」とも呼ばれ、
紋様の始まりと共に、紋様の及ばぬ地として語られる。
人族と亜人、共通の畏怖すべき地であり、神の墓所と言われる聖域。
だからこそ、この地に追っ手はこない。
ただし、、神々の、それも原初の力の溜まり場とも言われており何がいるのか、世の常識が通じない危険地帯とも言われている。
用意するもの、といっても財産なんてないわけで、、、。
槐槍と松明、木の実などの食料と水筒をそれぞれ4本腰に括り付けている。
彼女の名前は「フィオーラ・ヴィエル」というらしい。
生命の花を意味する。
友人や家族はフィーと呼んでいたらしく、そのように呼んでほしいと言われたので「フィー」と呼ぶことにした。
「フィー、少し待ってもらっていい?」
「ええ、もちろん。」
フィー似合いそうな槐の若木を見つけたのだ。
申し訳ないが、、、根本をなんとか作ってみた石斧で叩き折る。
次いで余計な枝を削ぎ落としていく。
不恰好だがないよりはマシだろう。
「これ、フィーの杖にどうかな?」
「ふふ、お揃いだね。」
お揃いだね、は不意打ちだった。
と言うのも、、少しフィーを意識してしまっているのだ。
頼る人が他にいない彼女に漬け込むようで、絶対に悟られたくはない。
当初は、ボサボサの髪に汚れた肌、酷い怪我だったし、、自分にも余裕はなかったから気づかなかった。
水場で清めた彼女は、どこか神秘的で儚く、、、ただ美しかった。
ああ、いやいや。そんな時でないだろ。
「落ち着いたらもう少し綺麗に削るよ。今はこれで。」
「ふふ、ありがとう。」
——————————-
出発して数日
森の植生は変わらないが、少し空気が重い、、いや、香りというか微かな違和感。
「ノア。あの茂みを見て」
姿勢を低くしたフィーの視線を追うと野鼠らしい小動物が餌を食べているのが見えた。
ノアは僕の名前だ。
と言っても前世の微かな記憶に自分の名前はなかった。
名前がわからないと伝えるとフィーが考えてくれた名前だ。
「うん。」
音が鳴らないように風下から近づき、、、槐槍で一気に突き刺し仕留める。
「フィーは気配を隠すのが上手いね。」
森の深部を目指す逃避行だけど、拠点のない僕らは都度獲物を獲って進まなければならない。
フィーの話では、徒歩で1週間も進めばまず人に見つかる事はないと言われたが、安心はできないと思って行動した方がいい。
拠点を作って生活の場を安定させるのはまだ先になるだろう。
だから水場を見つけたら可能な限り水を確保してすすむし、食料になるものは手当たり次第採取する事にしている。
「今日はもう少し進んだら火起こししよう。水場があれば完璧だけど、、、。」
手順なんてわからないなりに、解体しながら話す。
腹を割き内臓を取り除いたら念の為穴を掘って埋める。
あとは流れるにまかせて血抜きするのみだ。
「できれば、、粗末でもいいから家を建てて、ゆっくり暮らしたいね。」
「そうね。安心して寝たいかも。」
夜の森は想像以上に煩いのだ。
虫の鳴き声に動物の気配。
風の音、、、心穏やかに聴ける環境ではないのだ。
警戒を交代しながらの睡眠は満足に休めているとはとても言えない。
できればこの肉も冷水で冷やしたいがそんなことも言ってられない。
できるだけ早く熱を通して食べないと雑菌が繁殖して汚染されてしまうだろう。
孤独感はなくなったけど、生活しているとはとても言えない。
2時間ほど進んだ先で運良く水のせせらぎが聞こえてきた。
「本当に、、運がいい。小さくても水筋があればいいけど、、」
音を頼りに進むと現れたのは小さな湧き水の溜まりと少しだけ開けた空間に出る。
念の為、動物の痕跡を探すが、大型の動物はいなさそうだ。
「この森にはあまり大きな動物はいないのかな?」
「んー、そんな事はないわ。鹿や熊、狼なんかはいると思う。でも、不思議よね。本当に痕跡がない。」
いるんだ、、。聞いた瞬間背筋が凍る気がした。
もし、、捕食者に見つかれば僕らは終わりだ。
見つかったらその時だ、なんて割り切れたもんじゃないが、それでも他に選択肢があるかと言えばそんな事はない。
「考えてもしょうがないかも、だけど、、出来ることをするしかないね。僕は火を起こすから念の為周囲の警戒を頼めるかな?」
「ええ、任せて。私が成人したら、もっと色々と助けられるんだけど、、、」
フィーが言うには、亜人は成人することで魔力を使えるようになるそうだ。
フィーの親は、生活に必要な火を魔法で生み出していたそうだ。成人したら薪に火をくべるくらい朝飯前だと言っていた。
正直、、めちゃくちゃ羨ましい。
だって魔法だぜ?夢だよなぁ、、、。
この原始的な火起こしは、かなり力作業で役割分担として僕がすると言い張って今に至る。
火を起こしたら、獲物の表面を炙りながら毛を処理していく。
切れ味の良いナイフもないから、不恰好な肉の塊に分けて、枝を刺して焼くだけだ。
焚き火の揺らめきを眺めながら見入っていると、水を汲んできたフィーは煮沸して明日からの水の準備をしてくれる。
「ねぇノア。深部へ行けば人に怯える必要はなくなると思うの。でも、、何があるのかわからない。どこかで決めないといけないと思う。」
「うん、いつまでも彷徨ってられないしね。でもまだ安心できる程進んではいないだろ?もう少し、、せめてあと4日程は進んだ方がいいと思う。」
「うん、、、。」
今日はなんとか生きられたけど、これがいつまで続けられるだろう?
追っ手がいる可能性は低いと思うけど、、毎日進むのが正解とも言えない。
少し悩んだが、僕は一つ決断する。
「ここで数日かけて準備しようか。簡単なシェルターを作って、水と食料を確保して、一気に進むための準備をするのはどうだろう?」
「そうね。ほんとは少し、、疲れが溜まってて。準備してる間に体調を戻せるように頑張る。」
「そうだよね。あんな大怪我してた訳だし、無理させてごめん。」
「ううん、そうじゃないの。ごめん、そんな気で言ったんじゃないの、、ごめんなさい。」
少しの沈黙。
「お互いに、さ。無理はしないようにしよう。遠慮せずにさ。だって、僕らは2人しかいないんだ。気を使って過ごすのは危険だし疲れちゃうからさ。信頼するしかないし、して欲しいとも思ってる。」
「うん。わかってる。私はノアを信じる。」
「ああ、だから、これこらもよろしく。」
食事を終えた僕らはいつも通り交互に休みながら朝を待つ。
当たり前に明日を心配しない生活、なんて贅沢だったんだろう。
空に浮かぶ、輪をもつ月。
あぁ、夜空はすごく、、、美しいな。
ふっと心が軽くなるような、自然に神や精霊を見た昔の人々の気持ちが少しわかった気がした。
—————————————————
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神々の産まれし陰りのない聖域として、古くは「夜露の知らぬ場所」とも呼ばれ、
紋様の始まりと共に、紋様の及ばぬ地として語られる。
人族と亜人、共通の畏怖すべき地であり、神の墓所と言われる聖域。
だからこそ、この地に追っ手はこない。
ただし、、神々の、それも原初の力の溜まり場とも言われており何がいるのか、世の常識が通じない危険地帯とも言われている。
用意するもの、といっても財産なんてないわけで、、、。
槐槍と松明、木の実などの食料と水筒をそれぞれ4本腰に括り付けている。
彼女の名前は「フィオーラ・ヴィエル」というらしい。
生命の花を意味する。
友人や家族はフィーと呼んでいたらしく、そのように呼んでほしいと言われたので「フィー」と呼ぶことにした。
「フィー、少し待ってもらっていい?」
「ええ、もちろん。」
フィー似合いそうな槐の若木を見つけたのだ。
申し訳ないが、、、根本をなんとか作ってみた石斧で叩き折る。
次いで余計な枝を削ぎ落としていく。
不恰好だがないよりはマシだろう。
「これ、フィーの杖にどうかな?」
「ふふ、お揃いだね。」
お揃いだね、は不意打ちだった。
と言うのも、、少しフィーを意識してしまっているのだ。
頼る人が他にいない彼女に漬け込むようで、絶対に悟られたくはない。
当初は、ボサボサの髪に汚れた肌、酷い怪我だったし、、自分にも余裕はなかったから気づかなかった。
水場で清めた彼女は、どこか神秘的で儚く、、、ただ美しかった。
ああ、いやいや。そんな時でないだろ。
「落ち着いたらもう少し綺麗に削るよ。今はこれで。」
「ふふ、ありがとう。」
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出発して数日
森の植生は変わらないが、少し空気が重い、、いや、香りというか微かな違和感。
「ノア。あの茂みを見て」
姿勢を低くしたフィーの視線を追うと野鼠らしい小動物が餌を食べているのが見えた。
ノアは僕の名前だ。
と言っても前世の微かな記憶に自分の名前はなかった。
名前がわからないと伝えるとフィーが考えてくれた名前だ。
「うん。」
音が鳴らないように風下から近づき、、、槐槍で一気に突き刺し仕留める。
「フィーは気配を隠すのが上手いね。」
森の深部を目指す逃避行だけど、拠点のない僕らは都度獲物を獲って進まなければならない。
フィーの話では、徒歩で1週間も進めばまず人に見つかる事はないと言われたが、安心はできないと思って行動した方がいい。
拠点を作って生活の場を安定させるのはまだ先になるだろう。
だから水場を見つけたら可能な限り水を確保してすすむし、食料になるものは手当たり次第採取する事にしている。
「今日はもう少し進んだら火起こししよう。水場があれば完璧だけど、、、。」
手順なんてわからないなりに、解体しながら話す。
腹を割き内臓を取り除いたら念の為穴を掘って埋める。
あとは流れるにまかせて血抜きするのみだ。
「できれば、、粗末でもいいから家を建てて、ゆっくり暮らしたいね。」
「そうね。安心して寝たいかも。」
夜の森は想像以上に煩いのだ。
虫の鳴き声に動物の気配。
風の音、、、心穏やかに聴ける環境ではないのだ。
警戒を交代しながらの睡眠は満足に休めているとはとても言えない。
できればこの肉も冷水で冷やしたいがそんなことも言ってられない。
できるだけ早く熱を通して食べないと雑菌が繁殖して汚染されてしまうだろう。
孤独感はなくなったけど、生活しているとはとても言えない。
2時間ほど進んだ先で運良く水のせせらぎが聞こえてきた。
「本当に、、運がいい。小さくても水筋があればいいけど、、」
音を頼りに進むと現れたのは小さな湧き水の溜まりと少しだけ開けた空間に出る。
念の為、動物の痕跡を探すが、大型の動物はいなさそうだ。
「この森にはあまり大きな動物はいないのかな?」
「んー、そんな事はないわ。鹿や熊、狼なんかはいると思う。でも、不思議よね。本当に痕跡がない。」
いるんだ、、。聞いた瞬間背筋が凍る気がした。
もし、、捕食者に見つかれば僕らは終わりだ。
見つかったらその時だ、なんて割り切れたもんじゃないが、それでも他に選択肢があるかと言えばそんな事はない。
「考えてもしょうがないかも、だけど、、出来ることをするしかないね。僕は火を起こすから念の為周囲の警戒を頼めるかな?」
「ええ、任せて。私が成人したら、もっと色々と助けられるんだけど、、、」
フィーが言うには、亜人は成人することで魔力を使えるようになるそうだ。
フィーの親は、生活に必要な火を魔法で生み出していたそうだ。成人したら薪に火をくべるくらい朝飯前だと言っていた。
正直、、めちゃくちゃ羨ましい。
だって魔法だぜ?夢だよなぁ、、、。
この原始的な火起こしは、かなり力作業で役割分担として僕がすると言い張って今に至る。
火を起こしたら、獲物の表面を炙りながら毛を処理していく。
切れ味の良いナイフもないから、不恰好な肉の塊に分けて、枝を刺して焼くだけだ。
焚き火の揺らめきを眺めながら見入っていると、水を汲んできたフィーは煮沸して明日からの水の準備をしてくれる。
「ねぇノア。深部へ行けば人に怯える必要はなくなると思うの。でも、、何があるのかわからない。どこかで決めないといけないと思う。」
「うん、いつまでも彷徨ってられないしね。でもまだ安心できる程進んではいないだろ?もう少し、、せめてあと4日程は進んだ方がいいと思う。」
「うん、、、。」
今日はなんとか生きられたけど、これがいつまで続けられるだろう?
追っ手がいる可能性は低いと思うけど、、毎日進むのが正解とも言えない。
少し悩んだが、僕は一つ決断する。
「ここで数日かけて準備しようか。簡単なシェルターを作って、水と食料を確保して、一気に進むための準備をするのはどうだろう?」
「そうね。ほんとは少し、、疲れが溜まってて。準備してる間に体調を戻せるように頑張る。」
「そうだよね。あんな大怪我してた訳だし、無理させてごめん。」
「ううん、そうじゃないの。ごめん、そんな気で言ったんじゃないの、、ごめんなさい。」
少しの沈黙。
「お互いに、さ。無理はしないようにしよう。遠慮せずにさ。だって、僕らは2人しかいないんだ。気を使って過ごすのは危険だし疲れちゃうからさ。信頼するしかないし、して欲しいとも思ってる。」
「うん。わかってる。私はノアを信じる。」
「ああ、だから、これこらもよろしく。」
食事を終えた僕らはいつも通り交互に休みながら朝を待つ。
当たり前に明日を心配しない生活、なんて贅沢だったんだろう。
空に浮かぶ、輪をもつ月。
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