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episode 2 無刻の樹海
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二度目のシェルター作りはそれなりに順調だ。
陽の光や風をしのげる場所があるだけで心が安らぐのだから不思議だ。
木の枝を組み合わせて枯葉や草で屋根を作る。
不恰好で、前世なら浮浪者の棲家にしか見えないが、必要十分だろう。
焚き木を確保して、水を煮沸する。
これだけで、数日はいきられるのだ。
「さて、、食料を探しがてら辺りを探索しようと思う。フィーは火の番をお願いできるかな?」
「ええ、もちろんよ。だけど、気をつけてね。」
「もちろんだよ。水場の周辺に大型の獣の痕跡はなさそうだけど、絶対じゃない。フィーも十分気をつけて。」
——————————————
森の奥へ進む。
数日前に感じた違和感、、空気の澱みというか、とにかくその違和感が強くなる。
日はまだ高いにも関わらず辺りを不気味な静寂が包んでいる。
「そろそろ帰るか。」
探索を始めて1時間程だと思う。
帰りを考えれば、そろそろ潮時だ。
立ち止まると一息ついて当たりをゆっくりと見渡す。
なんだ?!今、微かな違和感が、、、
生き物の気配、というわけではないが念の為姿勢を比較してゆっくりと違和感の先へ進む。
薮を分け入り少し進んだ先に違和感の正体が現れた。
草木の隙間に一瞬捉えたのだろう。
違和感の正体、それは明らかな人工物。
森の中でどれだけの時間そこにあったのかわからない。
わからないがだからこそ異様なのだ。
鏡面のように平らで光を反射する壁。
その壁の前に1mほどの高さの円柱の遺物。
円柱の先に、反円球の透明なカバー?が取り付けられている。
「中世異世界転生かと思ったらSFでした。」
なんてくだらない感想が口をつく。
神々のなんとやらと言うより超古代文明とかそんな遺物だろうか?
透明なカバーの中には赤い宝石が嵌められているが、その宝石の周辺はいかにも人工的な印象を抱かせる回路のような紋様が刻まれている。
「手をかざしたら開いたりしてな。」
冗談半分だけど、、、まさかな?
なんだか気まずくなって当たりをままですがもちろん何もない。
まぁ、なるようにしかならんし何がが起こるとも限らない。
意を決して手をかざす。
すると宝石がぼんやりと光りを発する。
ピッ
機械音だ。
まだこれは生きている。
ピッピッピーーーッ
大音量なら心臓止まってるぞ。
次の瞬間、蒼白い光の線が指紋でも読み取るように上から下へ一度流れ、、、
ップシュー
空気の抜ける音と共に目の前の壁が割れる。
音もなく人が数人は通れそうな入り口が出現する。
「まじか、、、」
恐る恐る入り口を見る。
本当に不思議だ。
まるで最初から開いている状態だったように、口を開けているがどこにも仕切りがないのだ。
どんな仕組みなんだ?この硬い無質は液体のように形を変えて固まった、そんな感じだ。
このまま進むか、一度戻ってフィーと探索すべきだろうか?
中に入ってはいいが自動で閉じて出れない、なんて事になったらフィーはどうなる?
樹海より人工物の方が僕には遥かに身近だ。
だから、ここに入りたいという誘惑は想像以上に強い。
それでも、、またくればいい。
失う可能性を考えた時にどっちを?なら答えは決まっている。
再び手をかざすと先ほどと同じ流れで装置が動き扉が音もなく閉じてしまう。
閉じた部分を注意深く見ても全く割れ目がない。
この世界は、、、なんなんだ?
フィーの元は帰りながら考察する。と言っても何もわからないので妄想とも言う。
まずこの場所は無印の樹海で、理を無視して好き勝手やってた人類のいた中心地なのかもしれない。
それを嫌った神々により封印された場所だとしたら?
そして、あんなテクノロジーがえるなら個人認証くらいわけないだろ?
なぜ僕が手をかざして開くんだ?
例えば無印で得る事が条件ならどうだ?
これはフィーに試してもらえば結論が出る。
あの中はどうなっている?
壁は一部だけ出ているように思う。
古墳のようにあの場所だけ不自然に盛り上がった地形で、壁の一部だけが出ていたのか?
それとも隠すようにあの様に作ったのだろうか?
隠したなら何から?
神か?それとも神の眷属たる人族や亜人だろうか?
無印狩りがあったなら、無印の隠れ家とか?
もしそうなら、、自分がその無印なら亜人や人族が来たら迎撃するシステムがあってもおかしくない。
フィーで試すのは危険かもしれない。
だらだらと妄想しながら歩いたせいか帰りはあっという間だった。
「ノア!良かった。」
「フィー、心配かけたね。そちらの方はどう?」
「ええ、水の煮沸が終わって覚ましているところよ。あとは、少し散策して木の実と食べられる茸が見つかったわ。」
「さすが!あー、安心したらお腹空いたよ。」
「食べられる様に準備してるわ。といっても、焼いただけなんだけど。」
「十分だよ。僕の方も話したい事があるし、とりあえずご飯にしよう。」
火で炙った茸は水々しくて噛むたびに味が染み出す。
料理と呼べるものではないけど、十分に美味しいのだ。
食べ終えてシェルターに腰をおろすと、フィーも寄り添うように隣に座る。
夜が冷えるからか、自然とお互いの体温を寄せ合うようになる。
「それで、何があったの?」
「実は、、、」
僕は、奥で見つけた人工物についてフィーに説明した。
「無印の施設、、ね。実は、誰が作ったのか、何のためにあるのかわからない遺物は複数発見されているわ。中にはノアが説明してくれたようなものもあったと思う。でも、魔法でも、鉄器でも傷一つつかないし、何かわからない何か、としか。だから、入り口があったなんて、、、すごい!」
予想に反してフィーは目を輝かせて話を聞いてくれた。
「私のお父さん、歴史を調べていたの。」
「歴史?」
「うん。教会が教える神々の歴史、人の成り立ち、そう言うものに疑問を持つ人だったの。その意味では異端だし、私も異端の娘ね。」
彼女は異端と言ったがそれは自嘲する訳でもなく、どこか誇らしささえ滲ませていた。
「父はね、古い経典と今の経典には記述に違いがあるって言ってたわ。それはつまり、どこかのタイミングで意図して歪められたものではないかって。もしそうなら、事実は?私たちが信じている事が本当に神の意思に沿うものなの?誰かに歪められた真実ではなく、事実を知りたい。そんな風にね、何度も小さい頃から話してくれていたの。」
なんて賢明なんだろう。
経典を疑うこと自体が不敬だと思考停止しそうなものだ。
と、同時に持っていた疑問を口にする。
「不思議だったんだ。なぜ、フィーが人族に囚われていたのか。戦争で連れてこられたのかと思っていたけど、普通より、なんというか色々と詳しい気がするし視点も柔軟な気がする。」
「ふふ、父は亜人国家ルミナリアで調べられることは調べ尽くしたんだって。
それで、危険を侵してでも、、人族の持つ知識に触れたくなったの。
両国間で戦争は続いているけど、、、血も混じるのよ。
迫害の対象だけど、それでも生きている混血の村が国境付近にあってね。
母は小さい時に亡くなっていて、身寄りもなかったから危険だけど私も連れて行く事にしたの。
伝手もあって、なんとかなるだろうって。」
自身の情熱に娘を巻き込む事が正しいとは言えない。
それでも、離れる事も諦める事も出来なかったんだろう。
他人が安易に批判していいことでもない。
「ごめんね。暗い話になっちゃったね。でも、私は父が好きだった。だから、、私をそこに連れて行って欲しいの。父の夢を私は、、私が継ぐ。」
そんな無謀で理知的な人だから、フィーも僕を受け入れてくれたのかもしれない。
「わかった。どちらにしても、僕もあれがなんなのか知りたかったんだ。さっそく、明日行ってみよう。」
「やったぁ!ふふ、ノアは、、私に幸運を運んでくれる天使様だね。」
「て、天使?いやいや、そんな上等なものじゃないよ。」
久しぶりに明るい気持ちで話したからか、気付いたら2人とも寝入ってしまった。
次の日
「ノア!早く行こう!」
満遍の笑顔でフィーに起こされる。
「あぁ、、おはよう。ぐっすり寝てしまった、、、。」
目的があるようでなかった今までと違う。
いつもより心も身体も軽い気がする。
「念の為、水と、、」
「はい!これ!水筒2本ずつと、木の実が一袋。」
「おっ、、おう。ばっちりだね。」
さぁ!行くよ!
フィーもお父さんの影響を受けてる、、ってだけじゃないな。
父の遺志を継げる喜びを抑えきれないんだ。
「あぁ、行こう!」
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陽の光や風をしのげる場所があるだけで心が安らぐのだから不思議だ。
木の枝を組み合わせて枯葉や草で屋根を作る。
不恰好で、前世なら浮浪者の棲家にしか見えないが、必要十分だろう。
焚き木を確保して、水を煮沸する。
これだけで、数日はいきられるのだ。
「さて、、食料を探しがてら辺りを探索しようと思う。フィーは火の番をお願いできるかな?」
「ええ、もちろんよ。だけど、気をつけてね。」
「もちろんだよ。水場の周辺に大型の獣の痕跡はなさそうだけど、絶対じゃない。フィーも十分気をつけて。」
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森の奥へ進む。
数日前に感じた違和感、、空気の澱みというか、とにかくその違和感が強くなる。
日はまだ高いにも関わらず辺りを不気味な静寂が包んでいる。
「そろそろ帰るか。」
探索を始めて1時間程だと思う。
帰りを考えれば、そろそろ潮時だ。
立ち止まると一息ついて当たりをゆっくりと見渡す。
なんだ?!今、微かな違和感が、、、
生き物の気配、というわけではないが念の為姿勢を比較してゆっくりと違和感の先へ進む。
薮を分け入り少し進んだ先に違和感の正体が現れた。
草木の隙間に一瞬捉えたのだろう。
違和感の正体、それは明らかな人工物。
森の中でどれだけの時間そこにあったのかわからない。
わからないがだからこそ異様なのだ。
鏡面のように平らで光を反射する壁。
その壁の前に1mほどの高さの円柱の遺物。
円柱の先に、反円球の透明なカバー?が取り付けられている。
「中世異世界転生かと思ったらSFでした。」
なんてくだらない感想が口をつく。
神々のなんとやらと言うより超古代文明とかそんな遺物だろうか?
透明なカバーの中には赤い宝石が嵌められているが、その宝石の周辺はいかにも人工的な印象を抱かせる回路のような紋様が刻まれている。
「手をかざしたら開いたりしてな。」
冗談半分だけど、、、まさかな?
なんだか気まずくなって当たりをままですがもちろん何もない。
まぁ、なるようにしかならんし何がが起こるとも限らない。
意を決して手をかざす。
すると宝石がぼんやりと光りを発する。
ピッ
機械音だ。
まだこれは生きている。
ピッピッピーーーッ
大音量なら心臓止まってるぞ。
次の瞬間、蒼白い光の線が指紋でも読み取るように上から下へ一度流れ、、、
ップシュー
空気の抜ける音と共に目の前の壁が割れる。
音もなく人が数人は通れそうな入り口が出現する。
「まじか、、、」
恐る恐る入り口を見る。
本当に不思議だ。
まるで最初から開いている状態だったように、口を開けているがどこにも仕切りがないのだ。
どんな仕組みなんだ?この硬い無質は液体のように形を変えて固まった、そんな感じだ。
このまま進むか、一度戻ってフィーと探索すべきだろうか?
中に入ってはいいが自動で閉じて出れない、なんて事になったらフィーはどうなる?
樹海より人工物の方が僕には遥かに身近だ。
だから、ここに入りたいという誘惑は想像以上に強い。
それでも、、またくればいい。
失う可能性を考えた時にどっちを?なら答えは決まっている。
再び手をかざすと先ほどと同じ流れで装置が動き扉が音もなく閉じてしまう。
閉じた部分を注意深く見ても全く割れ目がない。
この世界は、、、なんなんだ?
フィーの元は帰りながら考察する。と言っても何もわからないので妄想とも言う。
まずこの場所は無印の樹海で、理を無視して好き勝手やってた人類のいた中心地なのかもしれない。
それを嫌った神々により封印された場所だとしたら?
そして、あんなテクノロジーがえるなら個人認証くらいわけないだろ?
なぜ僕が手をかざして開くんだ?
例えば無印で得る事が条件ならどうだ?
これはフィーに試してもらえば結論が出る。
あの中はどうなっている?
壁は一部だけ出ているように思う。
古墳のようにあの場所だけ不自然に盛り上がった地形で、壁の一部だけが出ていたのか?
それとも隠すようにあの様に作ったのだろうか?
隠したなら何から?
神か?それとも神の眷属たる人族や亜人だろうか?
無印狩りがあったなら、無印の隠れ家とか?
もしそうなら、、自分がその無印なら亜人や人族が来たら迎撃するシステムがあってもおかしくない。
フィーで試すのは危険かもしれない。
だらだらと妄想しながら歩いたせいか帰りはあっという間だった。
「ノア!良かった。」
「フィー、心配かけたね。そちらの方はどう?」
「ええ、水の煮沸が終わって覚ましているところよ。あとは、少し散策して木の実と食べられる茸が見つかったわ。」
「さすが!あー、安心したらお腹空いたよ。」
「食べられる様に準備してるわ。といっても、焼いただけなんだけど。」
「十分だよ。僕の方も話したい事があるし、とりあえずご飯にしよう。」
火で炙った茸は水々しくて噛むたびに味が染み出す。
料理と呼べるものではないけど、十分に美味しいのだ。
食べ終えてシェルターに腰をおろすと、フィーも寄り添うように隣に座る。
夜が冷えるからか、自然とお互いの体温を寄せ合うようになる。
「それで、何があったの?」
「実は、、、」
僕は、奥で見つけた人工物についてフィーに説明した。
「無印の施設、、ね。実は、誰が作ったのか、何のためにあるのかわからない遺物は複数発見されているわ。中にはノアが説明してくれたようなものもあったと思う。でも、魔法でも、鉄器でも傷一つつかないし、何かわからない何か、としか。だから、入り口があったなんて、、、すごい!」
予想に反してフィーは目を輝かせて話を聞いてくれた。
「私のお父さん、歴史を調べていたの。」
「歴史?」
「うん。教会が教える神々の歴史、人の成り立ち、そう言うものに疑問を持つ人だったの。その意味では異端だし、私も異端の娘ね。」
彼女は異端と言ったがそれは自嘲する訳でもなく、どこか誇らしささえ滲ませていた。
「父はね、古い経典と今の経典には記述に違いがあるって言ってたわ。それはつまり、どこかのタイミングで意図して歪められたものではないかって。もしそうなら、事実は?私たちが信じている事が本当に神の意思に沿うものなの?誰かに歪められた真実ではなく、事実を知りたい。そんな風にね、何度も小さい頃から話してくれていたの。」
なんて賢明なんだろう。
経典を疑うこと自体が不敬だと思考停止しそうなものだ。
と、同時に持っていた疑問を口にする。
「不思議だったんだ。なぜ、フィーが人族に囚われていたのか。戦争で連れてこられたのかと思っていたけど、普通より、なんというか色々と詳しい気がするし視点も柔軟な気がする。」
「ふふ、父は亜人国家ルミナリアで調べられることは調べ尽くしたんだって。
それで、危険を侵してでも、、人族の持つ知識に触れたくなったの。
両国間で戦争は続いているけど、、、血も混じるのよ。
迫害の対象だけど、それでも生きている混血の村が国境付近にあってね。
母は小さい時に亡くなっていて、身寄りもなかったから危険だけど私も連れて行く事にしたの。
伝手もあって、なんとかなるだろうって。」
自身の情熱に娘を巻き込む事が正しいとは言えない。
それでも、離れる事も諦める事も出来なかったんだろう。
他人が安易に批判していいことでもない。
「ごめんね。暗い話になっちゃったね。でも、私は父が好きだった。だから、、私をそこに連れて行って欲しいの。父の夢を私は、、私が継ぐ。」
そんな無謀で理知的な人だから、フィーも僕を受け入れてくれたのかもしれない。
「わかった。どちらにしても、僕もあれがなんなのか知りたかったんだ。さっそく、明日行ってみよう。」
「やったぁ!ふふ、ノアは、、私に幸運を運んでくれる天使様だね。」
「て、天使?いやいや、そんな上等なものじゃないよ。」
久しぶりに明るい気持ちで話したからか、気付いたら2人とも寝入ってしまった。
次の日
「ノア!早く行こう!」
満遍の笑顔でフィーに起こされる。
「あぁ、、おはよう。ぐっすり寝てしまった、、、。」
目的があるようでなかった今までと違う。
いつもより心も身体も軽い気がする。
「念の為、水と、、」
「はい!これ!水筒2本ずつと、木の実が一袋。」
「おっ、、おう。ばっちりだね。」
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