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気になる異世界
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ゴブリン一匹で銅貨2枚、200円で魔石が売れるとか、さらに装備品なども安いが使い道はあるという、薬草なども銅貨2枚で結構簡単に見つける事が出来るので、子供達に人気なのだとか、他にもホーンラビットは魔石も肉も角もお金になるので、なりたて冒険者にはいいお金稼ぎなんだとか。
冒険者と言えば聞こえはいいが、要は害獣駆除や薬になる薬草や、街の近くでは生えていない高価な薬の材料など集めて来る、何でも屋と言えばわかりやすいかもしれない、中には街で従業員をやる人や生必需品の配達、郵便物の配達、ゴミ屋敷の掃除、下水の清掃など雑多な仕事を任される職業の様だ。
どうしてここまで落ち着いて聞いていられるか、否確かに今もなんかふわふわした、夢でも見ているかのような気分なのだが、俺の家があると言う事といざと言う時、日本にドアを設定してロックしてしまえば、こちらの世界に干渉しないですむって事が、心に何処か余裕を与えてくれた。
自由に行き来出来る権利を俺が握っているって所がポイントが高い。
ちょっとだけワクワクする反面、やはり魔物と言う生き物がいて、人間を襲うのかと考えると、やはり怖い、地球ですら虎や熊、狼なんかちょっと大型の動物ですら怖いし、噛まれたらとんでもない事になるのに、ゴブリンやオーク、オーガ、ミノタウロスなど人型で武器まで振り回してくるなんて、俺がマシンガン持ってても勝てるかどうか怪しい所だ、銃が手に入るアメリカとかならまだしも、俺が住んでいるのは日本のド田舎だし、現代兵器なんてそんな簡単に手に入らない、例え頑張って猟銃が手に入っても、相手に効くかどうか・・・。
うん、冷静に考えて街の外にはいける武力がないな、冒険者さんに護衛してもらって、いざと言う時の槍とか短剣とか、恰好だけでも護身的な物もってないと不安すぎる。
ホーンラビットのお肉なんか、ちょっと気になるんだけどなぁ。
「うん、やっぱり俺の料理は素人料理だし、値段を決める為にも、ネネとリリの意見とか聞きたいから、やっぱり食事は・・・・・」
そこまでいって考えた、家族はいるのだろうか?もっと早くに気が付くべきだった、親御さんがいたら迷惑になるかもしれない、それに子供達だけって言うのも角が立ちそうだし。
「その前に二人の親御さんに、挨拶しないと、俺みたいな独り身の男の所出入りしてたら、親も心配するだろうし」
・・・・・・・・・・
返事が返ってこない、静かな空気だ。
「あの、両親はもういないんです。私とねねしか・・・父は冒険者で収入も多かったんで、貯金がまだあるので大丈夫ですが、討伐で怪我を負って、父も母もその時の傷や怪我が原因で亡くなりました」
物凄く聞いてはいけない事を聞いてしまった、そうか・・・やはり安全な世界ではないんだろうな、狐人族って言ってたけど、人間よりは絶対身体能力高そうだし、この世界に慣れてるであろう親御さん達ですら、一つのミスで命を落とす結果になるのか。
子供二人くらい食費が増えても、水道光熱費や家賃が安いから余裕はある、なにせ使う事があまりないので、溜まる一方だったのが、田舎生活になり、貯金を更に加速させたからなぁ。
「あ~・・・二人とも、朝はどうなるかわからないけど、昼と夕飯は家で食べていくといい、これから先何があるかもわからないんだし、節約にもなるだろ?」
「いいんですか!?」
「その変わり、もし店を開いたら手伝ってくれないかな?」
「手伝う!ねね手伝うよ!」
「いつになるか、わからないけどね」
「なんだかお世話になりっぱなしで・・本当にいいんですか?」
「二人は街の外に出たりもするの?」
「薬草捕りにいったり、ホーンラビットを捕まえにいったりぐらいなら、たまにあります」
「今すぐいこうとは思わないけど、いつかホーンラビット捕まえてみたいとか思ってたんだ、手伝ってくれたりすると、ありがたい」
「ホーンラビットなら、ねねでも捕まえられるよ!美味しいよね!」
美味いのか、興味あるなぁ。
「まぁわかんない事いっぱいあるから、その都度教えてくれると助かるんだ。そのお礼って事で、それに今回みたいに毎回凄く美味しい!とかできないと思うし、レトルトの日も多分あるから・・・」
「そんな事でいいなら・・・よろしくお願いします。斗真さん!」
嬉しそうに笑うリリ、美人さんだなぁ、こんな子達だけで住んでたら、変態とかに襲われたりしないか?凄く不安になるぞ。
「どうします?夕飯の時間まで、早速街を案内しますか?」
「ああ、いいね!急ぎの仕事もないし、こういうファンタジーな世界を体験できるのは、取材になって助かるよ!」
お約束の冒険者ギルドから、食料品市場や魔法の道具のお店、鍛冶屋や武器屋なんかも気になるなぁ、街を散策するだけなら危険はないだろうし、面白そうだ!あとは財布に一万円を入れてこっちの世界にきてみよう、俺の推測が正しかったら、銀貨か金貨に変わっているはずだ。
恰好は普通の長袖の服に、薄手のパーカー、ジーンズで変じゃないかな?いざ逃げる時の事を考えて、ジーンズは止めて動きやすい、黒のジャージにしようか?靴はあのちょっとでも速く走れる構造になってるスニーカーにしよう。
冒険者と言えば聞こえはいいが、要は害獣駆除や薬になる薬草や、街の近くでは生えていない高価な薬の材料など集めて来る、何でも屋と言えばわかりやすいかもしれない、中には街で従業員をやる人や生必需品の配達、郵便物の配達、ゴミ屋敷の掃除、下水の清掃など雑多な仕事を任される職業の様だ。
どうしてここまで落ち着いて聞いていられるか、否確かに今もなんかふわふわした、夢でも見ているかのような気分なのだが、俺の家があると言う事といざと言う時、日本にドアを設定してロックしてしまえば、こちらの世界に干渉しないですむって事が、心に何処か余裕を与えてくれた。
自由に行き来出来る権利を俺が握っているって所がポイントが高い。
ちょっとだけワクワクする反面、やはり魔物と言う生き物がいて、人間を襲うのかと考えると、やはり怖い、地球ですら虎や熊、狼なんかちょっと大型の動物ですら怖いし、噛まれたらとんでもない事になるのに、ゴブリンやオーク、オーガ、ミノタウロスなど人型で武器まで振り回してくるなんて、俺がマシンガン持ってても勝てるかどうか怪しい所だ、銃が手に入るアメリカとかならまだしも、俺が住んでいるのは日本のド田舎だし、現代兵器なんてそんな簡単に手に入らない、例え頑張って猟銃が手に入っても、相手に効くかどうか・・・。
うん、冷静に考えて街の外にはいける武力がないな、冒険者さんに護衛してもらって、いざと言う時の槍とか短剣とか、恰好だけでも護身的な物もってないと不安すぎる。
ホーンラビットのお肉なんか、ちょっと気になるんだけどなぁ。
「うん、やっぱり俺の料理は素人料理だし、値段を決める為にも、ネネとリリの意見とか聞きたいから、やっぱり食事は・・・・・」
そこまでいって考えた、家族はいるのだろうか?もっと早くに気が付くべきだった、親御さんがいたら迷惑になるかもしれない、それに子供達だけって言うのも角が立ちそうだし。
「その前に二人の親御さんに、挨拶しないと、俺みたいな独り身の男の所出入りしてたら、親も心配するだろうし」
・・・・・・・・・・
返事が返ってこない、静かな空気だ。
「あの、両親はもういないんです。私とねねしか・・・父は冒険者で収入も多かったんで、貯金がまだあるので大丈夫ですが、討伐で怪我を負って、父も母もその時の傷や怪我が原因で亡くなりました」
物凄く聞いてはいけない事を聞いてしまった、そうか・・・やはり安全な世界ではないんだろうな、狐人族って言ってたけど、人間よりは絶対身体能力高そうだし、この世界に慣れてるであろう親御さん達ですら、一つのミスで命を落とす結果になるのか。
子供二人くらい食費が増えても、水道光熱費や家賃が安いから余裕はある、なにせ使う事があまりないので、溜まる一方だったのが、田舎生活になり、貯金を更に加速させたからなぁ。
「あ~・・・二人とも、朝はどうなるかわからないけど、昼と夕飯は家で食べていくといい、これから先何があるかもわからないんだし、節約にもなるだろ?」
「いいんですか!?」
「その変わり、もし店を開いたら手伝ってくれないかな?」
「手伝う!ねね手伝うよ!」
「いつになるか、わからないけどね」
「なんだかお世話になりっぱなしで・・本当にいいんですか?」
「二人は街の外に出たりもするの?」
「薬草捕りにいったり、ホーンラビットを捕まえにいったりぐらいなら、たまにあります」
「今すぐいこうとは思わないけど、いつかホーンラビット捕まえてみたいとか思ってたんだ、手伝ってくれたりすると、ありがたい」
「ホーンラビットなら、ねねでも捕まえられるよ!美味しいよね!」
美味いのか、興味あるなぁ。
「まぁわかんない事いっぱいあるから、その都度教えてくれると助かるんだ。そのお礼って事で、それに今回みたいに毎回凄く美味しい!とかできないと思うし、レトルトの日も多分あるから・・・」
「そんな事でいいなら・・・よろしくお願いします。斗真さん!」
嬉しそうに笑うリリ、美人さんだなぁ、こんな子達だけで住んでたら、変態とかに襲われたりしないか?凄く不安になるぞ。
「どうします?夕飯の時間まで、早速街を案内しますか?」
「ああ、いいね!急ぎの仕事もないし、こういうファンタジーな世界を体験できるのは、取材になって助かるよ!」
お約束の冒険者ギルドから、食料品市場や魔法の道具のお店、鍛冶屋や武器屋なんかも気になるなぁ、街を散策するだけなら危険はないだろうし、面白そうだ!あとは財布に一万円を入れてこっちの世界にきてみよう、俺の推測が正しかったら、銀貨か金貨に変わっているはずだ。
恰好は普通の長袖の服に、薄手のパーカー、ジーンズで変じゃないかな?いざ逃げる時の事を考えて、ジーンズは止めて動きやすい、黒のジャージにしようか?靴はあのちょっとでも速く走れる構造になってるスニーカーにしよう。
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