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とりま始まり
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前回の簡単なあらすじ
喧嘩を売りました。以上!
「誰だお前?今俺たちは大切な商談をしてんだよ。そんなことも分からないガキはとっとこの場から去ったらどうだぁ?」
「いやーそういう訳にも行かないですよ。だって明らかに大人が子供を脅してるようにしか見えないんですから」
「だったらなんだってんだ!今この場にいんのは俺らとそこにいるガキ2人とお前だけなんだぞ?それがどういうことか分かるよな?」
うわーだるぅー
言論での解決が無理だからって暴力かよ…
正直大人5人に勝ちに行くとか無理すぎる。どうにかしてあの子らだけでも逃がす方法ねぇか?
状況は路地裏。あの子らはあいつら5人に囲まれてる。つまりは行き止まりで追い込まれてるってわけじゃない。だったら俺のやれることは一つだ。
「分からないよ。僕は暴力で解決しようとしているバカ5人とそれに困らされてる2人がいるってことしか、ね?」
そう、俺に注意を引き付けてあの子らを逃がす。
お、あの女の子俺が何やろうか気づいたみたいだな。だったら話は早い。このまま俺に注意を向けさせる方向で行こう。
「正直恥ずかしくないんですか?商業国家、その中央の都市でチンピラ紛いのことをして。もっと真っ当な職があるだろうに」
「ってめぇ!言わせておけば!」
俺の言葉に反応した男が円を崩し、俺の方に向かってくる。
よし!チャンスだ!
「行けっ!この場は俺がどうにかする!」
その言葉と共に女の子が男の子の手を引き、走り出す。
「な!?」
追おうとするチンピラ
「させないよ!喰らえ必殺〈使用済み油〉!」
俺は手元にあった油を地面にぶちまけてチンピラの行く手を阻む。
大量にぶちまけられた油に足を滑らせ、頭からコケるチンピラ1人。
そいつのおかげでチンピラの足を止めれたのはラッキーだったな
「てめぇ、自分が何したかわかってんだろうな?」
チンピラのボスだと思われるハゲが俺の事を睨む
「分かってますよ。でもやるべきだとは思ったので」
逃げれないよな…これ
どうする?さすがにやばいか?
「そうか。だったら落とし前くらい…つけれるよなぁ!」
ハゲが構える。
「分かってま
言葉の続きはでなかった。
なぜかって?
俺がそれを言う前に宙を舞っているからだよ。
チンピラの拳は俺が構える前に飛んできた。
ゴリゴリマッチョのハゲと12歳の俺。
体格差があるのは分かってたけど、ここまでとは…
やばい。こんなこと考えてる間に何発食らった?
肋は逝ったな。痛え…身体中が悲鳴をあげてる。
「なぁ?立てよクソガキ!かっこよく入ってきてそんなもんかよ?」
倒れる俺を見下すハゲ
うるせえ…殴ったお前が1番分かってんだろ?俺がもう動けないことくらい。
あばら骨は三本は折れてる。全身に打撲。普通に考えたらよく生きてる方だよ。
「あー、もういい。お前見てるとイラつくわ。おい!あれ持ってこい!」
ハゲがそう叫ぶとチンピラのひとりがハゲの元に1本の剣を持ってきた
まじかよ?剣?斬られんのか?それとも刺されるのか?ってかこの雰囲気…俺死ぬのか?やばい冷や汗が止まらない…でも身体が動かないからどうしようもない…
「つまんねぇ真似しやがって。だからお前みたいなやつは死ぬんだよ。じゃあな。クソ偽善者野郎」
剣が振り下ろされる。切っ先は俺の心臓目掛けて迫ってくる。
ちくしょう…俺の2度目の人生はここまでか…
ったく後悔しかねぇよ。ごめんな。父さん、母さん。先に逝くわ。
『おっと、それはまだ早いんじゃないか?』
その言葉と共に世界は灰色に染る。迫る剣は宙に留まり、振り下ろされた剣も俺に届かない。
灰色の世界で俺は否応にも"それ"を見ざるを得なかった。
その世界に似つかわしくない程に光り輝く"それ"は次第に人型のようになっていく。
ただその輪郭はぼやけており、上手く捉えられない。
「あんたは一体何者なんだ?」
俺は"それ"に問いかける。
『そうだね。僕の名前を君に言っても理解できないかもしれないからね。だから僕は仮として神様を名乗っておくとしよう。』
『さて、こういう自己紹介的な話は置いておいて、根本的な話をしようか。』
『ここがどこで、僕は何をしに来たのか。そういう話をしようか。』
その発言を聞いた時、俺には"それ"がニヤリと笑ったように思えた。
喧嘩を売りました。以上!
「誰だお前?今俺たちは大切な商談をしてんだよ。そんなことも分からないガキはとっとこの場から去ったらどうだぁ?」
「いやーそういう訳にも行かないですよ。だって明らかに大人が子供を脅してるようにしか見えないんですから」
「だったらなんだってんだ!今この場にいんのは俺らとそこにいるガキ2人とお前だけなんだぞ?それがどういうことか分かるよな?」
うわーだるぅー
言論での解決が無理だからって暴力かよ…
正直大人5人に勝ちに行くとか無理すぎる。どうにかしてあの子らだけでも逃がす方法ねぇか?
状況は路地裏。あの子らはあいつら5人に囲まれてる。つまりは行き止まりで追い込まれてるってわけじゃない。だったら俺のやれることは一つだ。
「分からないよ。僕は暴力で解決しようとしているバカ5人とそれに困らされてる2人がいるってことしか、ね?」
そう、俺に注意を引き付けてあの子らを逃がす。
お、あの女の子俺が何やろうか気づいたみたいだな。だったら話は早い。このまま俺に注意を向けさせる方向で行こう。
「正直恥ずかしくないんですか?商業国家、その中央の都市でチンピラ紛いのことをして。もっと真っ当な職があるだろうに」
「ってめぇ!言わせておけば!」
俺の言葉に反応した男が円を崩し、俺の方に向かってくる。
よし!チャンスだ!
「行けっ!この場は俺がどうにかする!」
その言葉と共に女の子が男の子の手を引き、走り出す。
「な!?」
追おうとするチンピラ
「させないよ!喰らえ必殺〈使用済み油〉!」
俺は手元にあった油を地面にぶちまけてチンピラの行く手を阻む。
大量にぶちまけられた油に足を滑らせ、頭からコケるチンピラ1人。
そいつのおかげでチンピラの足を止めれたのはラッキーだったな
「てめぇ、自分が何したかわかってんだろうな?」
チンピラのボスだと思われるハゲが俺の事を睨む
「分かってますよ。でもやるべきだとは思ったので」
逃げれないよな…これ
どうする?さすがにやばいか?
「そうか。だったら落とし前くらい…つけれるよなぁ!」
ハゲが構える。
「分かってま
言葉の続きはでなかった。
なぜかって?
俺がそれを言う前に宙を舞っているからだよ。
チンピラの拳は俺が構える前に飛んできた。
ゴリゴリマッチョのハゲと12歳の俺。
体格差があるのは分かってたけど、ここまでとは…
やばい。こんなこと考えてる間に何発食らった?
肋は逝ったな。痛え…身体中が悲鳴をあげてる。
「なぁ?立てよクソガキ!かっこよく入ってきてそんなもんかよ?」
倒れる俺を見下すハゲ
うるせえ…殴ったお前が1番分かってんだろ?俺がもう動けないことくらい。
あばら骨は三本は折れてる。全身に打撲。普通に考えたらよく生きてる方だよ。
「あー、もういい。お前見てるとイラつくわ。おい!あれ持ってこい!」
ハゲがそう叫ぶとチンピラのひとりがハゲの元に1本の剣を持ってきた
まじかよ?剣?斬られんのか?それとも刺されるのか?ってかこの雰囲気…俺死ぬのか?やばい冷や汗が止まらない…でも身体が動かないからどうしようもない…
「つまんねぇ真似しやがって。だからお前みたいなやつは死ぬんだよ。じゃあな。クソ偽善者野郎」
剣が振り下ろされる。切っ先は俺の心臓目掛けて迫ってくる。
ちくしょう…俺の2度目の人生はここまでか…
ったく後悔しかねぇよ。ごめんな。父さん、母さん。先に逝くわ。
『おっと、それはまだ早いんじゃないか?』
その言葉と共に世界は灰色に染る。迫る剣は宙に留まり、振り下ろされた剣も俺に届かない。
灰色の世界で俺は否応にも"それ"を見ざるを得なかった。
その世界に似つかわしくない程に光り輝く"それ"は次第に人型のようになっていく。
ただその輪郭はぼやけており、上手く捉えられない。
「あんたは一体何者なんだ?」
俺は"それ"に問いかける。
『そうだね。僕の名前を君に言っても理解できないかもしれないからね。だから僕は仮として神様を名乗っておくとしよう。』
『さて、こういう自己紹介的な話は置いておいて、根本的な話をしようか。』
『ここがどこで、僕は何をしに来たのか。そういう話をしようか。』
その発言を聞いた時、俺には"それ"がニヤリと笑ったように思えた。
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