堕ちろ!激かわ猫男子

芋谷

文字の大きさ
1 / 50

処女喪失!

しおりを挟む
自警団のダリスは図体ばかりでかいメンバーの中で唯一小柄な、シンガプーラの猫種だった。明らかに自警団向きではないガリガリの体型で、正直のところ足手纏いであったが、愛くるしい容貌と高く透き通るような声に、俺はすっかり魅了されていた。
そんな彼がかなり深刻な面持ちで、何でもするから金を貸してくれ、と頼んでいる。渡せなくもないが決して安くない金額。

「何でも?」
「何でもする。お願いアイン、あんたにしか頼めない」
「……じゃあ、俺とセックスしろ」

心底意味のわからないといった表情を浮かべながらも、ダリスは承諾した。

そこから中をほぐし、全ての支度を終えるまでは早かった。終始ダリスに気持ち悪いと繰り返され、とても乗り気とは思えない表情で見つめられていたが、彼が俺だけを見ているという事実がすでに幸せそのものだった。
ただでさえ嫌そうな顔をしていたダリスの表情は、いきりたった自分のそれを露わにした時さらに悪化した。

「………ねえ、ほんとに無理、怖すぎ」
「大丈夫、痛くはしない」
「はいるわけないじゃん、バカなの?むり、ほんとに死ぬ、尻裂けて死ぬ」
「そう怖がるな」
「ごめんなさい怖い無理、手なら貸すしフェラも全然するから許して、死ぬ、死んじゃう」

恐怖に震え耳をへたらせて、壁に背をつけたダリスを強引に引き剥がす。

「待って、やめて、ごめんなさい、ごめんなさい」

自分の倍はあるような屹立を押し付けられ、ダリスの目元に涙が溜まる。

「大丈夫だから」
「やだほんと、あ、ひッ、ぁ゛、あ゛」

肉棒の先端がつぷりと入り、ダリスは痛みに悶える。

「もう少し踏ん張って、多少楽になるから」
「ッ、い、しぬっ、むり、」

腰をすすめカリまで入れる。

「ひぐっ、い゛、ぁ゛……」

奥まで俺を咥えたダリスの瞳から、ぼろぼろと大粒の涙がこぼれ落ちる。そんな姿も愛しくて堪らない。
ぎちぎちとしたダリスの肉が痙攣する。早く動きたい。そんな気持ちが高まるが、必死に押さえながらダリスを宥める。

「ぅ゛……っ、ひぅ゛……、っ」
「大丈夫、もう全部入った」
「むり……、ほんと、最悪、……っ……、いだい゛……」
「ゆっくり動くから」
「やだ……抜いて……抜いてよぉ゛……」

ぐずぐずと泣くダリスに欲をそそられ、耐えられなくなって腰を動かす。壊さないように慎重に彼を愛したい思いと、もう戻れないほどにめちゃくちゃにしてしまいたい思いがぶつかりあう。

「ぁ゛、ひぐッ……♡ っぅ……」

軽くイったのか何なのか、ダリスの口から甘い声が漏れる。

「良くなってきたか?」
「きも……っ、抜いて、痛い」

俺を睨む視線は厳しかったが、明らかな熱を持っている。

「素質あるな、ダリス」

そのままゆっくりと彼の奥を突き始める。嗚咽と吐息と痛みの入り混じった声が、奥に触れるたびに漏れる。ストロークを繰り返す度に甘くなる声が愛しくて堪らない。

「慣れてきたか?」
「ッ……♡ っ……ぃ……♡」

答えはなく、ただ抑えるような喘ぎばかりが返される。

「……、一旦抜くな」
「えっうそまっ、急に動かさな……ッあ゛っ!?♡ ぁ、やめ、め゛く゛れ゛る゛!!ひ、む゛り゛っっ♡♡♡ ね゛ぇ、だ、だめぇ♡♡♡♡♡♡♡」

ダリスの中が絡みつくが、構わずずるりと亀頭まで抜く。ぬちゃりと生々しい水音が立つ。ダリスの入り口は開いたまま、くぱくぱと収縮を繰り返している。やっと抜いてくれたという安堵からか、ダリスの表情が緩んだ。

「悪かった、動くにはもう少し慣らすべきだったな」
「へ、ひッ!?!♡♡♡♡♡」

閉じ切っていなかったダリスの中は挿入前に比べはるかに緩くなっていた。

「ひ、ぁッ♡♡♡ あぁぁああッ♡♡♡♡」

中で指を動かしているだけなのに、準備の時とは打って変わったような嬌声が響く。

「ッッーーーー♡♡♡ うそ、やだ、っ、ぁ゛ああ゛ぁあ゛♡♡♡♡♡」

びく、と体を震えさせたダリスの竿から勢いのないどろどろとした精液が垂れる。挿れたままの指がぎゅうぎゅうと、搾り取るように締め付けられる。

「っは……ッ♡」

射精を終えたダリスはだらりと脱力した。

「……その。挿れていいか」
「無理。嫌。最低」
「でも……」
「絶対嫌。今めっちゃ死にたいし最悪な気分だから話しかけないで変態。帰って」

しっしとダリスが手を払う。俺は痛いほどに勃起したままの物を収めて帰るほかなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

完成した犬は新たな地獄が待つ飼育部屋へと連れ戻される

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

学園の卒業パーティーで卒業生全員の筆下ろしを終わらせるまで帰れない保険医

ミクリ21
BL
学園の卒業パーティーで、卒業生達の筆下ろしをすることになった保険医の話。 筆下ろしが終わるまで、保険医は帰れません。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 ★1000 Thank_You!!

処理中です...