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朝と夜(1)
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股間を生暖かい粘膜に包まれて。ちゅぷ♡ちゅぷ♡と擦られて。柔らかい彼の髪が胸に当たってくすぐったくて。ちゅぅ、と吸う彼の肉竿が切なげに震えて。甘くとろけるような快楽が優しく身を包んで__?
ここで、ふと違和感に気がつく。挿入していたはずなのにダリスのそれを舐めているのはおかしい。それに、今いる場所はどこだ?
「……ん」
まばたきをすれば、見慣れた自宅の天井が瞳に映る。ぼんやりとした支離滅裂な快楽はただの淫夢だった。せっかく夢でダリスとセックスができるのだったら、現実では絶対にできないようなめちゃくちゃなセックスをしてみたかったと後悔する。あんな夢を見たからか下肢は熱いままで、ずっとぬるぬるした感触が残っている。一発抜いてしまおうと上体を起こす。
「……あ♡」
「え?」
剥き取られぐしゃぐしゃに寄せられた掛け布団と、自分の上に跨がるダリスが目に映る。
「おはよー……♡」
「……ダリ、ス?」
「起きるの遅かったから、しちゃった」
しちゃったって何だよと叫びたくなるが、朝一番のからからの喉からはまともな声など出ない。
「言ってなかったっけ。おれ今日予定あるから朝済ませよーって、……んッ、……昨日の帰りに、話したじゃん……♡」
「は、ぁ、……ッ…………♡」
「起こしてもぜんぜん起きてくんないから……、っ♡ はー……♡」
「腰、待ってくれ、♡ ダリスっ、あ、♡♡」
俺の制止を振り切り、ダリスはぬりゅぬりゅと肉襞で陰茎を愛撫する。腹のあたりに置いた小さな手に体重を預け、ゆっくりと腰を動かしている。あたたかい粘膜が先端を甘やかしてきて、どっと快楽の波が押し寄せる。
「ダリス、そんな、あぁ♡♡♡ あ゛♡♡…、~~ッ♡♡♡♡」
「なに喘いでんの、かっこわるー……♡、ッ♡、ふふ♡ そんなにおれのなかきもちいい?♡♡」
「ひぐッ……♡ お゛ッ♡ お゛ッ♡ ………………あ゛ー……♡♡ むり、やめろ、待ってくれ、」
「っふ♡ かわいー……♡ おれのあっさいとこでぬぽぬぽされただけでちんちん満足しちゃうんだぁ……♡ よっわぁ……♡」
きゅ♡と不意打ちの締め付けが下肢を襲う。込み上げる熱に抵抗し下唇を噛む。つう、と唇の淵から唾液が漏れるが、そんなのには構っていられない。
「っぐ、っ……♡ はっ、イく……♡ くそっ…………♡」
「ふふ、いいよ♡ だしなー……♡」
「ぅ゛、は、♡♡♡、ぁ゛~~~♡♡♡♡♡」
どぷっ♡♡♡ごぷぷッ♡♡♡びゅぷ~~~♡♡♡♡♡
「あー……♡ いっぱい出てるね……♡ きもちいーんだぁ……♡」
「ぐ、……ッ……♡」
「んじゃ、おつかれさまー……♡」
ぬぷん♡と派手な水音がして、彼の尻が遠ざかる。まだ出ている途中の肉竿は硬いまま、空中に向かって無駄な射精を止められないでいた。
とんでもない朝だった。行為を済ませてそのまま帰って行った彼を思い出しながら、一人ベッドに腰掛ける。昨夜を共にし、朝もセックスしただけあって彼の残り香がして、どこか悲しいような寂しいような気持ちでいた。
適当に朝食と流れ作業の家事を済ませると、ようやく休日らしい何かをしようという気になった。このまま一人で彼の香りが残る家にいても発狂するだけだしと、身支度を整えて外に出る。行き先など出てから考えれば良い話だ。
ブラブラと通りを歩いていると、ふと最近行っていなかった場所があることを思い出した。地下通路の自動階段を上がり、地上に出て徒歩二分もないその施設へ急ぐ。受付を済ませ中に入ると、屈強な男たちが各自トレーニングに励んでいた。
ダリスと付き合う前までは毎日通っていたそのジムは、職場の自警団の面々や軍部の人間も利用するそこそこ大きい規模のものである。入会時に体脂肪率で人を選別しているのかと思うほど筋肉ゴリラの多いそのジムに健康目的で通う人間はほとんどいない。日々のトレーニングのため利用する軍人、ボディビルやらフィジークやらの大会で通う意志の強い者など本気で肉体改造に取り組んでいる者が多く、見た目こそ筋肉ゴリラであるものの暇つぶしにトレーニングをしている自分と彼らとは話が合わずに友人もできなくて。彼と付き合ったことで足が遠のいたのは仕方のない話だった。
「おぉ!?アイン!久々だな、最近見なくてみんなどうした?って心配してたぞー。なんかあったのか?……あ。言いにくかったらいいんだけど。」
突然背後から声をかけられる。職場を同じにする、自警団のライザだった。
「少し用が増えてな。そんなことならもっと早く聞いてくれればよかったのに。」
「そうか。それにしても最近来てなかったのに相変わらずムキムキだ、マジうらやましー!ずりぃよお前ー!」
肘でぐいぐいと脇腹を押される。朝ダリスに触られたその部位にびくりと体が反応しかけて、雑に返事をして慌てて逃げた。
ベンチプレスからスクワットまで一通りのメニューをこなしていると、あっという間に時間は過ぎていた。程よい疲れが気持ちいい。あとはこの後ダリスに会って、セックスして寝るだけだ。
「……あ」
ダリスの家のインターホンを鳴らしたところで気がつく。毎日セックスするという約束は、あくまで一日一回に過ぎない。今日の分のセックスは、朝終わってしまった。突然の謎の訪問をしてしまったが、押してしまったインターホンを取り消すことはできない。迷惑にならないだろうか?いやでも、一応付き合っているのだし。
悶々と悩んでいるうちに、家の中からドタバタとした足音がして、ドアが開いた。
「……あれ、アインじゃん…………どしたの」
慌てて出てきたダリスは拍子抜けしたような声でそう言った。ほてった頬と、ゆるい部屋着がかわいい。
「その__。顔が見たくなって」
「そ。じゃあもういいね。ばいばい」
「待て。もう少し話したい。」
「やだよ、おれもうねむいもん」
「まだ寝る時間ってほどでもないだろ。まさか体調が悪いのか?」
「……、……………。うん」
考えたような素振りをし、そう答えたダリスは黙った。不自然に何度も部屋の中を見る仕草に不信感を抱き、半開きのドアを全開になるまで開く。
「上がっていいか」
「なっ、やだ!なんで、もーいいでしょ帰ってよ」
「体調不良なら世話が必要だろ。彼氏なんだから頼ってくれ。それとも何、見られて困るものでもあるのか?」
「ない、し……一人で大丈夫だから!どーせ明日も会うでしょ、帰って!」
「遠慮するなよ」
手を広げて廊下を阻むダリスを押しのけて、廊下を進む。ワンルームに人の気配はなく、クローゼットもベランダも、風呂場も誰もいなかった。
赤い顔ときれ気味の息からまさか浮気しているのではと疑ったが、杞憂だったようだ。
「……。」
「なに、浮気でも疑ってたの」
「すまない。俺が悪かった」
「ほんとだよ。帰ってね」
ダリスの両の掌で背中を押され、玄関へと連れられる。ドアを開かれ、早く帰れと手を払われたところで振り返る。
「邪魔した身でいうべきことではないのだが、ひとつ頼みたい。……帰る前に、ハグだけしてくれないか」
「めんど…………。まあ、いいけど。」
だるそうに両手を広げた彼の体に触れる。60cmを超える体格差では、とても抱きついてお互いの目を合わせて……なんて恋人らしいことはできず覆い被さるようなハグしかできないのだが、それでも心は満たされる。
「ありがとう。おやすみ、ダリス。愛している」
「ん。またね」
面倒そうに、でも少し嬉しそうに笑んだ彼が、ドアを閉めようとこちらへ歩み寄った。そのとき。
ずるッ……♡ ぼどッ♡
「あ♡」
「……ん?」
鈍い音を立てて、玄関マットに何かが落下する。彼がしゃがみ込んでそれを隠すより、俺の目がそれを視認する方が早かった。
「……それ、ダリス」
「~~~っ……………………♡」
床に手をついてそれを拾った彼の顔が、みるみる赤くなる。彼の手に握られた、肌色の男性器を模したそれは、玄関の照明に照らされぬらぬらと光を反射させている。
「挿れていたのか?今まで、ずっと?」
「~~違うから!!!!!!変な想像しないで!!おやすみ!!!」
「ドアを閉めるな。もう少し話をしよう。なぁ。さっきまで一人でオナニーしてたのか?」
「帰れ気持ち悪い!!!変態!!!!!!!!」
「発情期でもないんだし、そんなに吠えるなよ。……あぁ!指がふやけている。やっぱりオナニーしてたんだな。全く。そんなに恥ずかしがらなくていいのに」
「…………っ」
弁明の余地がないと悟ったダリスは黙り込んで、耳をへたらせてただ静かに羞恥に震えている。
「あ、アインが……わるいんだもん」
「俺?俺が何かしたか?」
「だって、……だってだっていつも、…………ッ、してるから……、……………なか、疼いちゃって、…………」
涙混じりの声でそう紡ぐ彼に理性が持つはずもなく。気が付けば、腕の中でひんひんと喘ぐ彼がいた。
ここで、ふと違和感に気がつく。挿入していたはずなのにダリスのそれを舐めているのはおかしい。それに、今いる場所はどこだ?
「……ん」
まばたきをすれば、見慣れた自宅の天井が瞳に映る。ぼんやりとした支離滅裂な快楽はただの淫夢だった。せっかく夢でダリスとセックスができるのだったら、現実では絶対にできないようなめちゃくちゃなセックスをしてみたかったと後悔する。あんな夢を見たからか下肢は熱いままで、ずっとぬるぬるした感触が残っている。一発抜いてしまおうと上体を起こす。
「……あ♡」
「え?」
剥き取られぐしゃぐしゃに寄せられた掛け布団と、自分の上に跨がるダリスが目に映る。
「おはよー……♡」
「……ダリ、ス?」
「起きるの遅かったから、しちゃった」
しちゃったって何だよと叫びたくなるが、朝一番のからからの喉からはまともな声など出ない。
「言ってなかったっけ。おれ今日予定あるから朝済ませよーって、……んッ、……昨日の帰りに、話したじゃん……♡」
「は、ぁ、……ッ…………♡」
「起こしてもぜんぜん起きてくんないから……、っ♡ はー……♡」
「腰、待ってくれ、♡ ダリスっ、あ、♡♡」
俺の制止を振り切り、ダリスはぬりゅぬりゅと肉襞で陰茎を愛撫する。腹のあたりに置いた小さな手に体重を預け、ゆっくりと腰を動かしている。あたたかい粘膜が先端を甘やかしてきて、どっと快楽の波が押し寄せる。
「ダリス、そんな、あぁ♡♡♡ あ゛♡♡…、~~ッ♡♡♡♡」
「なに喘いでんの、かっこわるー……♡、ッ♡、ふふ♡ そんなにおれのなかきもちいい?♡♡」
「ひぐッ……♡ お゛ッ♡ お゛ッ♡ ………………あ゛ー……♡♡ むり、やめろ、待ってくれ、」
「っふ♡ かわいー……♡ おれのあっさいとこでぬぽぬぽされただけでちんちん満足しちゃうんだぁ……♡ よっわぁ……♡」
きゅ♡と不意打ちの締め付けが下肢を襲う。込み上げる熱に抵抗し下唇を噛む。つう、と唇の淵から唾液が漏れるが、そんなのには構っていられない。
「っぐ、っ……♡ はっ、イく……♡ くそっ…………♡」
「ふふ、いいよ♡ だしなー……♡」
「ぅ゛、は、♡♡♡、ぁ゛~~~♡♡♡♡♡」
どぷっ♡♡♡ごぷぷッ♡♡♡びゅぷ~~~♡♡♡♡♡
「あー……♡ いっぱい出てるね……♡ きもちいーんだぁ……♡」
「ぐ、……ッ……♡」
「んじゃ、おつかれさまー……♡」
ぬぷん♡と派手な水音がして、彼の尻が遠ざかる。まだ出ている途中の肉竿は硬いまま、空中に向かって無駄な射精を止められないでいた。
とんでもない朝だった。行為を済ませてそのまま帰って行った彼を思い出しながら、一人ベッドに腰掛ける。昨夜を共にし、朝もセックスしただけあって彼の残り香がして、どこか悲しいような寂しいような気持ちでいた。
適当に朝食と流れ作業の家事を済ませると、ようやく休日らしい何かをしようという気になった。このまま一人で彼の香りが残る家にいても発狂するだけだしと、身支度を整えて外に出る。行き先など出てから考えれば良い話だ。
ブラブラと通りを歩いていると、ふと最近行っていなかった場所があることを思い出した。地下通路の自動階段を上がり、地上に出て徒歩二分もないその施設へ急ぐ。受付を済ませ中に入ると、屈強な男たちが各自トレーニングに励んでいた。
ダリスと付き合う前までは毎日通っていたそのジムは、職場の自警団の面々や軍部の人間も利用するそこそこ大きい規模のものである。入会時に体脂肪率で人を選別しているのかと思うほど筋肉ゴリラの多いそのジムに健康目的で通う人間はほとんどいない。日々のトレーニングのため利用する軍人、ボディビルやらフィジークやらの大会で通う意志の強い者など本気で肉体改造に取り組んでいる者が多く、見た目こそ筋肉ゴリラであるものの暇つぶしにトレーニングをしている自分と彼らとは話が合わずに友人もできなくて。彼と付き合ったことで足が遠のいたのは仕方のない話だった。
「おぉ!?アイン!久々だな、最近見なくてみんなどうした?って心配してたぞー。なんかあったのか?……あ。言いにくかったらいいんだけど。」
突然背後から声をかけられる。職場を同じにする、自警団のライザだった。
「少し用が増えてな。そんなことならもっと早く聞いてくれればよかったのに。」
「そうか。それにしても最近来てなかったのに相変わらずムキムキだ、マジうらやましー!ずりぃよお前ー!」
肘でぐいぐいと脇腹を押される。朝ダリスに触られたその部位にびくりと体が反応しかけて、雑に返事をして慌てて逃げた。
ベンチプレスからスクワットまで一通りのメニューをこなしていると、あっという間に時間は過ぎていた。程よい疲れが気持ちいい。あとはこの後ダリスに会って、セックスして寝るだけだ。
「……あ」
ダリスの家のインターホンを鳴らしたところで気がつく。毎日セックスするという約束は、あくまで一日一回に過ぎない。今日の分のセックスは、朝終わってしまった。突然の謎の訪問をしてしまったが、押してしまったインターホンを取り消すことはできない。迷惑にならないだろうか?いやでも、一応付き合っているのだし。
悶々と悩んでいるうちに、家の中からドタバタとした足音がして、ドアが開いた。
「……あれ、アインじゃん…………どしたの」
慌てて出てきたダリスは拍子抜けしたような声でそう言った。ほてった頬と、ゆるい部屋着がかわいい。
「その__。顔が見たくなって」
「そ。じゃあもういいね。ばいばい」
「待て。もう少し話したい。」
「やだよ、おれもうねむいもん」
「まだ寝る時間ってほどでもないだろ。まさか体調が悪いのか?」
「……、……………。うん」
考えたような素振りをし、そう答えたダリスは黙った。不自然に何度も部屋の中を見る仕草に不信感を抱き、半開きのドアを全開になるまで開く。
「上がっていいか」
「なっ、やだ!なんで、もーいいでしょ帰ってよ」
「体調不良なら世話が必要だろ。彼氏なんだから頼ってくれ。それとも何、見られて困るものでもあるのか?」
「ない、し……一人で大丈夫だから!どーせ明日も会うでしょ、帰って!」
「遠慮するなよ」
手を広げて廊下を阻むダリスを押しのけて、廊下を進む。ワンルームに人の気配はなく、クローゼットもベランダも、風呂場も誰もいなかった。
赤い顔ときれ気味の息からまさか浮気しているのではと疑ったが、杞憂だったようだ。
「……。」
「なに、浮気でも疑ってたの」
「すまない。俺が悪かった」
「ほんとだよ。帰ってね」
ダリスの両の掌で背中を押され、玄関へと連れられる。ドアを開かれ、早く帰れと手を払われたところで振り返る。
「邪魔した身でいうべきことではないのだが、ひとつ頼みたい。……帰る前に、ハグだけしてくれないか」
「めんど…………。まあ、いいけど。」
だるそうに両手を広げた彼の体に触れる。60cmを超える体格差では、とても抱きついてお互いの目を合わせて……なんて恋人らしいことはできず覆い被さるようなハグしかできないのだが、それでも心は満たされる。
「ありがとう。おやすみ、ダリス。愛している」
「ん。またね」
面倒そうに、でも少し嬉しそうに笑んだ彼が、ドアを閉めようとこちらへ歩み寄った。そのとき。
ずるッ……♡ ぼどッ♡
「あ♡」
「……ん?」
鈍い音を立てて、玄関マットに何かが落下する。彼がしゃがみ込んでそれを隠すより、俺の目がそれを視認する方が早かった。
「……それ、ダリス」
「~~~っ……………………♡」
床に手をついてそれを拾った彼の顔が、みるみる赤くなる。彼の手に握られた、肌色の男性器を模したそれは、玄関の照明に照らされぬらぬらと光を反射させている。
「挿れていたのか?今まで、ずっと?」
「~~違うから!!!!!!変な想像しないで!!おやすみ!!!」
「ドアを閉めるな。もう少し話をしよう。なぁ。さっきまで一人でオナニーしてたのか?」
「帰れ気持ち悪い!!!変態!!!!!!!!」
「発情期でもないんだし、そんなに吠えるなよ。……あぁ!指がふやけている。やっぱりオナニーしてたんだな。全く。そんなに恥ずかしがらなくていいのに」
「…………っ」
弁明の余地がないと悟ったダリスは黙り込んで、耳をへたらせてただ静かに羞恥に震えている。
「あ、アインが……わるいんだもん」
「俺?俺が何かしたか?」
「だって、……だってだっていつも、…………ッ、してるから……、……………なか、疼いちゃって、…………」
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