5 / 25
第5話 呆れるくらいドスケベです
しおりを挟む
こっ、これでは羞恥プレイではないかっ!
妾は完全にこのショタにいじめられておる。
イヤらしい店で奇妙なブルブルマシーンを購入し、それをセットさせられた妾は……喘ぎ声を上げさせられながら街を練り歩かされている。
先程からすれ違う男共は皆、にやり顔で妾を見て振り返っておるのじゃ。
女は変態を見るような軽蔑の眼差しを妾に向けておる。
その軽蔑の眼差しが妾に突き刺さる度に、ついついにやけてしまう。
こんなド変態なことを平気でさせる人間に召喚されたのは初めてじゃ。
一ヶ月間毎日何度も求められ続けた妾の体は干からびそうになっておったのだが……新たな何かを目覚めさせられそうじゃ。
それは色を司る悪魔である妾からすれば至高の喜びでもある。
このタタリという少年は妾を新たな段階へと押し上げてくれる存在かもしれん。
もしそうだとすれば、妾は悪魔としてさらに上位の存在へと生まれ変わる鍵を手に入れたことになる。
その昔、妾が崇拝する色欲のアスモデウスさまが言っておった。
今以上に色を司る悪魔へと成長するためには、必ず鍵が必要となる。
その鍵は人間界でしか手に入らぬと……。
鍵とはおそらく人間のことだと妾は考える。
その人間に調教された時、色を司る悪魔は一段階上へと進めるのだろう。
それに……このタタリという少年は超が付くほどの美少年。
ショタコンではない妾でも……萌えてしまうほどじゃ。
「少し歩き疲れましたね。そこに座って休憩しますよ」
「ああぁっん!?」
タタリに促されるまま石段に座ると、雷に打たれたような衝撃と快楽が全身を走った。
思わず下半身に力が入り、スカートの上から手で押さえつけてしまう。
そんな妾を横目に見て、タタリがにたーっとスケベな微笑みを浮かべた。
「このブルブルくんにはレベルが3段階あるんですよ。今までは弱、つまりレベル1ですね。でも今のは中、レベル2のブルブルパワーです。強のレベル3は……失神ものですよ!」
「ハァ、ハァ……あっん」
妾は間違いなく調教されておる。
それは妾が数百年望み続けていたこと。
ああ、ダメじゃ。気持ちよすぎる。
悪魔を調教してしまうほどの性欲の持ち主に出会えることなど、数百年に一度訪れるかどうかじゃ。
そして……調教されればされるほどタタリが狂おしいほどに……愛おしくなっていくのは何故じゃ。
◆
リリスは余程ブルブルくんがお気に召したのか、先程から僕を見る目がトロけている。
リリスは跳ねた息遣いで僕にしなだれてくる。
その表情も仕草もとても可愛い。
そんなリリスの頭をいい子いい子するのは最高だ。
ほら、道行く人々が羨ましそうに僕を見ている。
誇らしげにしたり顔でいる僕の元に、商人らしき男たちの会話が聞こえてきた。
「おい、聞いたか? また出たらしいぞ」
「出たって……まさか例の喋る〝ホブゴブリン〟か?」
……っ!? 喋る〝ホブゴブリン〟だと!?
男たちの会話を聞いた僕の体は一瞬金縛りに遭ったように固まってしまう。
なぜなら、僕の脳裏には史上最強の怪物ジャミコが浮かんでいたんだ。
僕は身悶えるリリスをよそ目に、男たちの会話に聞き耳を立てた。
「ああ、なんでも祟りはどこだ祟りはどこだと、村や街を破壊しながら呪いの書を探しているって話だ」
「呪いの書!?」
「ああ、さすがに不味いと判断したBランク冒険者が討伐しようとしたらしいんだが、一撃だったらしい。一撃でBランク冒険者数名が即死だったそうだ」
「冗談だろ!? だって相手はただの〝ホブゴブリン〟だろ?」
「ああ、噂では奇行種――或は特殊個体じゃないかって話だ。お前も気をつけた方がいいぞ」
冗談じゃない……その〝ホブゴブリン〟は間違いなくジャミコじゃないか!?
祟りはどこだ……ってタタリはどこだでしょ!?
僕のことじゃないかッ!?
それをみんな聞き間違えて、祟りを探すイコール呪いの書だと勘違いしてるんだ。
それに……男たちはとんでもないことを言っていた。
Bランク冒険者数名が一撃で死んだと……。
Bランク冒険者と言えば一般的にベテランと言われる冒険者じゃないか!?
冒険者はギルドに登録してランクによって強さの位置づけをされる。
それは各冒険者が自分に見合った依頼を受けるためだ。
冒険者のランクは通常7段階まで存在する。
ランクは以下の通りだ。
Fランク
『駆け出し』冒険者ギルドに登録した際、例外なくこの階級から始まる。
Eランク
『見習い』一度でもギルドで依頼を行した者が昇格するランク。新米冒険者の証である。
Dランク
『下級冒険者』一人前の冒険者と見なされるランクである。実力はそこまで期待されていないのが現状。
Cランク
『中級冒険者』下級冒険者が複数で討伐する魔物を単騎討伐することの可能な冒険者に与えられるランク。それなりに腕の立つ冒険者と見なされるランクである。
Bランク
『上級冒険者』中級冒険者が複数で討伐する大型魔物を単騎討伐することの可能な冒険者に与えられるランク。ベテランと呼ばれる者の多くがこのランクに位置する。
Aランク
『超人級冒険者』災害クラスの危機から大都市を守った者や、それが可能と見なされたされた者が得る称号である。
世間一般的に一流冒険者と呼ばれるランクである。
Sランク
『勇者、伝説級冒険者』
魔王を討伐、或いは国を救った英雄に与えられる称号である。このランクに上り詰めた冒険者は無条件で貴族の地位を与えられる。
すべての冒険者が憧れ目指すランクである。
さらにその上も存在するが、そのランクは歴史上ただ一人だけに与えられた称号。
それが……。
Qランク
『神級冒険者』世界を破滅から救った救世主、アポロ・ポルメニアに与えられた称号。
男たちの話しが事実だとするなら……やっぱり村のじいさまたちの言う通り、ジャミコは最強なんだ!
例えAランクの冒険者であったとしても、Bランクの冒険者を数名――それもたったの一撃で屠ってしまうなど不可能だ。
ジャミコが嘗て勇者パーティーが適わなかったという魔王軍の幹部を一撃で倒したことを考慮すれば……Sランク以上であることは間違いない。
僕はこのときようやく、村のじいさまたちが言っていたジャミコが最強と言う言葉を信じたのだ。
こうしちゃいられない。
ハーレムを……仲間を探すのも大事だけど、お金を貯めて逃走資金を稼がなきゃ!
僕は呑気にいつまでも感じているリリスを見てムッとした。
「いつまでやってるんですかッ!?」
「あっ、ああぁんっ……だってぇ、ひっ……あれ!?」
僕はブルブルくんを切った。
そしてリリスの肩をガシッと両手で掴んだ。
「今の話し聞いていましたか?」
「なにが……じゃ?」
リリスは物欲しそうな顔で人差し指を下唇に押し当てて僕を見ている。
なんってスケベなお姉さんなんだ!
「ジャミコが僕たちを追ってすぐそこまで来ているかもしれないんですよ! もしも見つかったら間違いなくジ・エンド。僕たちは殺されます! そうなる前に逃走資金を稼ぎに行きますよ。まずはダンジョンに入るためにギルドで登録です」
「ちょっ、調教はどうなる!? まだ途中ではないか!」
「こんな時に何を言ってるんですかッ! 怒りますよ!」
疲れ果ててあんなに嫌がっていたのに、回復してしまったのかリリスはエロエロパワー全開になっている。
その証拠に、ブルブルくんを止められたリリスが頬を膨らませて恨めしそうに僕を見ていた。
いや、睨んでいる。
不満げな表情でまったく動こうとしないリリス。
まるで玩具を取り上げられた3歳児のようだ。
まっ、玩具は今も変わらずリリスが所持しているのだが……。
「早く行きますよ、立って下さい!」
「だからッ! 調教はどうするんじゃ、まだ途中ではないか! それに肝心の仲間も見つかっておらん!」
「さっきから調教って何のことですか!? それに仲間だってそのうち見つかります。今は資金を稼ぐのが先決です!」
「言っていることが最初と違うではないかッ!」
「それはリリスもでしょ! 状況は常に変わるんですよ!」
納得できないと言った顔を見せるドスケベ悪魔の腕を引っ張り、僕は街の中央付近に位置するギルドへと足を運んだ。
本当に呆れるくらいドスケベなんだから、まったく。
妾は完全にこのショタにいじめられておる。
イヤらしい店で奇妙なブルブルマシーンを購入し、それをセットさせられた妾は……喘ぎ声を上げさせられながら街を練り歩かされている。
先程からすれ違う男共は皆、にやり顔で妾を見て振り返っておるのじゃ。
女は変態を見るような軽蔑の眼差しを妾に向けておる。
その軽蔑の眼差しが妾に突き刺さる度に、ついついにやけてしまう。
こんなド変態なことを平気でさせる人間に召喚されたのは初めてじゃ。
一ヶ月間毎日何度も求められ続けた妾の体は干からびそうになっておったのだが……新たな何かを目覚めさせられそうじゃ。
それは色を司る悪魔である妾からすれば至高の喜びでもある。
このタタリという少年は妾を新たな段階へと押し上げてくれる存在かもしれん。
もしそうだとすれば、妾は悪魔としてさらに上位の存在へと生まれ変わる鍵を手に入れたことになる。
その昔、妾が崇拝する色欲のアスモデウスさまが言っておった。
今以上に色を司る悪魔へと成長するためには、必ず鍵が必要となる。
その鍵は人間界でしか手に入らぬと……。
鍵とはおそらく人間のことだと妾は考える。
その人間に調教された時、色を司る悪魔は一段階上へと進めるのだろう。
それに……このタタリという少年は超が付くほどの美少年。
ショタコンではない妾でも……萌えてしまうほどじゃ。
「少し歩き疲れましたね。そこに座って休憩しますよ」
「ああぁっん!?」
タタリに促されるまま石段に座ると、雷に打たれたような衝撃と快楽が全身を走った。
思わず下半身に力が入り、スカートの上から手で押さえつけてしまう。
そんな妾を横目に見て、タタリがにたーっとスケベな微笑みを浮かべた。
「このブルブルくんにはレベルが3段階あるんですよ。今までは弱、つまりレベル1ですね。でも今のは中、レベル2のブルブルパワーです。強のレベル3は……失神ものですよ!」
「ハァ、ハァ……あっん」
妾は間違いなく調教されておる。
それは妾が数百年望み続けていたこと。
ああ、ダメじゃ。気持ちよすぎる。
悪魔を調教してしまうほどの性欲の持ち主に出会えることなど、数百年に一度訪れるかどうかじゃ。
そして……調教されればされるほどタタリが狂おしいほどに……愛おしくなっていくのは何故じゃ。
◆
リリスは余程ブルブルくんがお気に召したのか、先程から僕を見る目がトロけている。
リリスは跳ねた息遣いで僕にしなだれてくる。
その表情も仕草もとても可愛い。
そんなリリスの頭をいい子いい子するのは最高だ。
ほら、道行く人々が羨ましそうに僕を見ている。
誇らしげにしたり顔でいる僕の元に、商人らしき男たちの会話が聞こえてきた。
「おい、聞いたか? また出たらしいぞ」
「出たって……まさか例の喋る〝ホブゴブリン〟か?」
……っ!? 喋る〝ホブゴブリン〟だと!?
男たちの会話を聞いた僕の体は一瞬金縛りに遭ったように固まってしまう。
なぜなら、僕の脳裏には史上最強の怪物ジャミコが浮かんでいたんだ。
僕は身悶えるリリスをよそ目に、男たちの会話に聞き耳を立てた。
「ああ、なんでも祟りはどこだ祟りはどこだと、村や街を破壊しながら呪いの書を探しているって話だ」
「呪いの書!?」
「ああ、さすがに不味いと判断したBランク冒険者が討伐しようとしたらしいんだが、一撃だったらしい。一撃でBランク冒険者数名が即死だったそうだ」
「冗談だろ!? だって相手はただの〝ホブゴブリン〟だろ?」
「ああ、噂では奇行種――或は特殊個体じゃないかって話だ。お前も気をつけた方がいいぞ」
冗談じゃない……その〝ホブゴブリン〟は間違いなくジャミコじゃないか!?
祟りはどこだ……ってタタリはどこだでしょ!?
僕のことじゃないかッ!?
それをみんな聞き間違えて、祟りを探すイコール呪いの書だと勘違いしてるんだ。
それに……男たちはとんでもないことを言っていた。
Bランク冒険者数名が一撃で死んだと……。
Bランク冒険者と言えば一般的にベテランと言われる冒険者じゃないか!?
冒険者はギルドに登録してランクによって強さの位置づけをされる。
それは各冒険者が自分に見合った依頼を受けるためだ。
冒険者のランクは通常7段階まで存在する。
ランクは以下の通りだ。
Fランク
『駆け出し』冒険者ギルドに登録した際、例外なくこの階級から始まる。
Eランク
『見習い』一度でもギルドで依頼を行した者が昇格するランク。新米冒険者の証である。
Dランク
『下級冒険者』一人前の冒険者と見なされるランクである。実力はそこまで期待されていないのが現状。
Cランク
『中級冒険者』下級冒険者が複数で討伐する魔物を単騎討伐することの可能な冒険者に与えられるランク。それなりに腕の立つ冒険者と見なされるランクである。
Bランク
『上級冒険者』中級冒険者が複数で討伐する大型魔物を単騎討伐することの可能な冒険者に与えられるランク。ベテランと呼ばれる者の多くがこのランクに位置する。
Aランク
『超人級冒険者』災害クラスの危機から大都市を守った者や、それが可能と見なされたされた者が得る称号である。
世間一般的に一流冒険者と呼ばれるランクである。
Sランク
『勇者、伝説級冒険者』
魔王を討伐、或いは国を救った英雄に与えられる称号である。このランクに上り詰めた冒険者は無条件で貴族の地位を与えられる。
すべての冒険者が憧れ目指すランクである。
さらにその上も存在するが、そのランクは歴史上ただ一人だけに与えられた称号。
それが……。
Qランク
『神級冒険者』世界を破滅から救った救世主、アポロ・ポルメニアに与えられた称号。
男たちの話しが事実だとするなら……やっぱり村のじいさまたちの言う通り、ジャミコは最強なんだ!
例えAランクの冒険者であったとしても、Bランクの冒険者を数名――それもたったの一撃で屠ってしまうなど不可能だ。
ジャミコが嘗て勇者パーティーが適わなかったという魔王軍の幹部を一撃で倒したことを考慮すれば……Sランク以上であることは間違いない。
僕はこのときようやく、村のじいさまたちが言っていたジャミコが最強と言う言葉を信じたのだ。
こうしちゃいられない。
ハーレムを……仲間を探すのも大事だけど、お金を貯めて逃走資金を稼がなきゃ!
僕は呑気にいつまでも感じているリリスを見てムッとした。
「いつまでやってるんですかッ!?」
「あっ、ああぁんっ……だってぇ、ひっ……あれ!?」
僕はブルブルくんを切った。
そしてリリスの肩をガシッと両手で掴んだ。
「今の話し聞いていましたか?」
「なにが……じゃ?」
リリスは物欲しそうな顔で人差し指を下唇に押し当てて僕を見ている。
なんってスケベなお姉さんなんだ!
「ジャミコが僕たちを追ってすぐそこまで来ているかもしれないんですよ! もしも見つかったら間違いなくジ・エンド。僕たちは殺されます! そうなる前に逃走資金を稼ぎに行きますよ。まずはダンジョンに入るためにギルドで登録です」
「ちょっ、調教はどうなる!? まだ途中ではないか!」
「こんな時に何を言ってるんですかッ! 怒りますよ!」
疲れ果ててあんなに嫌がっていたのに、回復してしまったのかリリスはエロエロパワー全開になっている。
その証拠に、ブルブルくんを止められたリリスが頬を膨らませて恨めしそうに僕を見ていた。
いや、睨んでいる。
不満げな表情でまったく動こうとしないリリス。
まるで玩具を取り上げられた3歳児のようだ。
まっ、玩具は今も変わらずリリスが所持しているのだが……。
「早く行きますよ、立って下さい!」
「だからッ! 調教はどうするんじゃ、まだ途中ではないか! それに肝心の仲間も見つかっておらん!」
「さっきから調教って何のことですか!? それに仲間だってそのうち見つかります。今は資金を稼ぐのが先決です!」
「言っていることが最初と違うではないかッ!」
「それはリリスもでしょ! 状況は常に変わるんですよ!」
納得できないと言った顔を見せるドスケベ悪魔の腕を引っ張り、僕は街の中央付近に位置するギルドへと足を運んだ。
本当に呆れるくらいドスケベなんだから、まったく。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる