ランゲルハンス島奇譚(3)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(下)」

乙訓書蔵 Otokuni Kakuzoh

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六章

十一節

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 ポンペオと義弟のハリラオスは共にフォスフォロが有する火の井戸から現れた。瞳の色も違えば体つきも違った。ポンペオは華奢で、ハリラオスは逞しい。所属者故に記憶を失っていた。しかし同じ特徴を有していたので何らかの関係があるようで直ぐに意気投合した。二人の首筋にはエラがあり、指の間には水かきがあった。

 森に囲まれた大地ではなく、海を臨む所に住みたいと二人は東の街へ旅立った。東の街に住み着くと漁をして生計を立てた。農耕でも牧畜でも商売でも工芸でもなく、漁を選んだ。きっと現世でも漁師として生きて来たのだろうと二人は笑い合った。

 ある日、沖に出た二人は大時化に見舞われた。舟は転覆し、海に飲まれた。しかし幸運な事に二人共、南の地に流れ着いた。そこは白い砂浜と透明度の高い海と山以外に何も無い土地だった。拠点を作り暫くはそこで落ち着いた。しかし蔓で網を作り、山の麓で取った枝で銛を作り、漁へ出ても目立った成果は上がらない。美しくても栄養が乏しい海故の問題だった。そして大地にも問題があった。大地は命を抱いていなかった。草も樹もそこには生らない。それ故に日を避ける為の木陰すらない。二人は海から引き上げた藻屑を天日干しにして乾燥させ、それを薪の代わりにし、焚火を囲んで夜を過ごした。

 二人は南の土地からの脱出を幾度となく試みた。

 見渡す限り水平線しか見えない海を渡る事は諦めた。舟を作ろうにも肝心の樹がない。だったら山を越えるまでだ。二人は青い影を落とす山へ足を踏み入れた。日の出から登れども一向に頂上に着く気配がない。日が暮れかけていた。麓から見れば半日程で登れそうな高さなのにどうしたものだろう。仕方が無いので崖に注意しつつも山中で夜を明かし、次の日も登った。次の次の日も登った。しかし頂上に着く事は無かった。五日目の昼、二人はとうとう諦めた。山を下りると二時間程で南の地に足を着けた。

 ポンペオは眉を顰め、ハリラオスは悪態を吐いた。

 幾度となく登山に挑戦した。しかし山中で六日経っても七日経っても一月経とうと二人は頂上に着けなかった。

 まるで南の地が彼らを手離したがらないようだ。

 しかし諦めなかった。再び山に入った二人は漂流物の短剣で樹を切った。サビをとってもなまくらの短剣故に気が遠くなるような作業だった。樹を何本か伐採しては南の地に戻り、また山に戻って木を倒す。そんな作業を幾度となく繰り返した。

 伐採した木から筏を造った彼らは海に出た。筏が浜を離れ浮力に身を任せると、二人は筏に乗り手製のオールを漕いだ。今度こそこの地を出てやる、と鬨の声を上げた。

 結果は残酷だった。渦に巻き込まれ筏は転覆した。二人は浜に打ち上げられた。

「畜生! 漁に出た時には渦なんて無かったのに!」ハリラオスは白い砂浜に拳を突き立てた。

「ポイントを変えてみましょう。また筏を作れば良い。生きているだけまだ救いがあります」ポンペオは目に涙を浮かべた義弟を宥めた。

 幾度となく彼らは挑戦した。そして幾度となく失敗した。筏を海に浮かべる度に漁では見かけなかった渦が出現する。あたかも彼らが南の地を離れるのを拒むかのように。

 二人の体には水中で呼吸出来るエラと水かきがあったので、泳いで南の地を出ようとした。しかし結果は同じだった。

「……まるでオデュッセイアだ。海神ポセイドンの怒りに触れ、故郷に帰れないオデュッセウスと一緒ではないか」

 頭を抱えたポンペオの呟きにハリラオスは憔悴した。

 現世の記憶を取り戻していない彼らは所属者だった。所属者は死ねる。死を選ぼうかと幾度となく考えたが、止めた。ポンペオは明るく固い意志を持つハリラオスが生きている限り生きようと想っていた。そしてハリラオスも聡明で優しいポンペオが生きている限り生きようと想った。

 彼らは脱出を一旦忘れて当面の生活を整える事にした。

 少ない魚では腹は満たされない。ポンペオは服に忍ばせていたオリーブの種の殻を破り、大地に埋めた。ハリラオスもそれを見届けた。乾燥や痩せた土地にも強いオリーブなら実を結ぶだろう。実を結んだら種を取ればいい。それを土に植えればオリーブの樹は増えていく。気の遠くなるような時間を要するがいつか腹を満たす程になるだろう。オリーブの種にひび割れた土を被せる二人の眼には小さな希望が灯っていた。

 海水を蒸留した水を、種を植えた土に注ぐ。表土が乾燥しないようにこまめに湿らせた。

 半月経って漸く芽が出た。愛らしい双葉が土から覗く。

 二人は破顔した。

 ポンペオもハリラオスも芽を放って置けなかった。強い海風に薙ぎ倒されるのではないか、砂を被って萎れてしまうのではないかと我が子のように案じた。二人で漁へ出ても気が気ではない。交代で漁に出るようになった。

 二人の希望を注がれオリーブは成長していった。細く、たおやかな幹から枝葉が伸びる。

「……もし今助けが来て『この地を出られる』と言われたらどうする?」ポンペオは問うた。

「この地を出る。無論、オリーブと共に」ハリラオスは笑った。

「蔓で編んだ籠に入れて?」ポンペオは微笑んだ。

「ああ。痩せた土地よりも肥沃な土地の方が喜ぶだろう」

 運命は残酷だった。

 オリーブの葉に黒やグレーの点が現れた。害虫や水の所為だろうと想った二人は葉についた虫を払い、二度蒸留した水を与えた。しかしオリーブは枯れた。

 ハリラオスは天に向かって慟哭し、ポンペオは地に拳を突き立てた。

「口に出したからか?」ハリラオスは問うた。

 瞳に涙を浮かべたポンペオは彼を見遣った。

「この地を出る、と口に出したからオリーブは枯れたのだろうか?」

「……馬鹿げている。土地が私達に嫉妬を起こすなど」ポンペオは俯いた。

「しかしそう思わざるを得ない状況だ。山を登っても頂上に着けず、筏を出しても渦に巻き込まれ、『この地を出る』と想うと健やかに育っていたオリーブでさえ枯れた」

 ポンペオは唇を引き結んだ。ハリラオスは長い溜め息を吐いた。

 二人は南の土地から出るのを諦めた。

 二月経とうが三月経とうが、彼らは会話をしなかった。事実を認めるのは胸を引き裂かれそうだったし、希望を口に出すと打ち砕かれるからだ。瞳を伏せ、表情に影を落とし彼らは単調で終わりの無い生活を続けた。

 しかしそれを破る者が現れた。

 海から女が流されて来た。彼女は西の地より流された女だった。小枝のような角が生えていた。ハリラオスに頬を打たれ意識を取り戻した女は話を聞いて絶望した。しかし受け入れるしか無いと、男達と共に南の地での生活を営んだ。男達は山で伐採した樹を使って小屋を建て、女は乾燥させた葉を編み、日用品を作った。

 ハリラオスは女に惚れた。女もハリラオスを気に入った。ポンペオに祝福され二人は夫婦となった。ハリラオスに似て猫のような瞳をした男児が生まれた。水かきとエラは付いていなかったが申し訳程度に首に鱗が生えていた。男児は三人の大人の間で育っていった。

 しかしポンペオ、ハリラオス、女の仲は順調ではなかった。女に誘惑され、ポンペオは彼女と不義の仲になった。ポンペオと彼女の間にも男児が生まれた。女に似た姿だった。ハリラオスは初めの内こそ憤っていたが『人口が少ない土地では仕方ない事だ。その上、相手が兄とも慕うポンペオなら仕方ない』と諦めた。

 二人の男児は少年へ成長した。少年達は山の向こうや海の向こうに興味を抱いた。彼らは海を漂流して来たと言う母から山の向こうの話を聞いて育った。

 それについてハリラオスは良い顔をしなかった。いつか『山の向こうへ行きたい』と言い出す日が来る。無駄な希望を抱かせて絶望の縁に落とすのは不憫だ。ハリラオスは妻に山の向こうの話をしないよう、窘めた。しかし妻は『山の向こうを懐かしんで何が悪い。いつか私はあの肥沃な土地へ帰る』と激高した。妻が息子に山の向こうの話を聞かせる度に口論は始まる。『私も昔のあなたみたいに山に登って真実を確かめたい』と妻は怒鳴る。『山にだけは行くな、この地を出ようと考えるな。神罰が当たる』とハリラオスは怒鳴り返す。幾度となく口論が重なり、二人の仲は険悪になった。

 隣家から響く喧嘩を聞きポンペオはうんざりする。

 溜め息を吐いていると夫婦喧嘩に辟易した長男が訪ねて来た。ポンペオと共に生活している次男と戯れると『山の向こうはどんな人達がいるのか』と長男は問うた。ポンペオは『ハリラオスに聞きましたか? 彼は何て答えたのですか』と問うた。長男は首を横に振った。小さな溜め息を吐いたポンペオは『だったら同じです。私も答える事がありません』と返した。

 少年達は成長し青年になった。長男は好奇心が強く、次男は心優しく育った。

 そんな頃、母は死んだ。『山の向こうにも帰れず話も出来ず何が楽しい。こんな単調な生活もう嫌だ』と母は海へ潜った。彼女は渦に巻き込まれて死んだ。母を救おうと渦へ潜った次男も死んだ。二人の魂は霧散して冥府へ逝ったのか渦に巻き込まれたのか、浜には上がらなかった。

 長男の心に山の向こうの土地への憧れと妬みが募る。彼は肥沃な土地と変化に富んだ生活を望み一人で山を登る事にした。

 父親とポンペオは反対するだろう。彼は夜も明けぬ内に小屋を出て山を登った。しかし崖の近くで父とポンペオに追いつかれた。

 崖を背にハリラオスは青年を捕まえると肉薄し怒鳴った。

 長男も負けじと怒鳴り返す。『お前が母と弟を殺したのだ』と。

 ポンペオは親子喧嘩を仲裁するが、二人の耳には届かない。

 怒りを露わにしたハリラオスが地を踏みしめると、足の側にあった小石が転がり崖から落ちる。登るにしても引き返すにしてもこのまま話し合うにしてもこんな場所に留まるのは賢明ではない。聡明なポンペオは二人を窘めようとする。しかし血が頭に昇った、がたいの良い親子は聞く耳を持たず喧嘩を続ける。

 口論に痺れを切らしたハリラオスは長男の頬を想い切り打った。長男は二倍の力でハリラオスの頬を打ち返した。ハリラオスは四倍の力で打ち返す。

 ……こうなってはもう止められない。華奢なポンペオは眉を下げてその様を眺める他無かった。

 頬を打たれた長男はハリラオスの頬を打ち返した。崖を背にしたハリラオスはバランスを崩し、よろめく。ポンペオと長男の顔から血の気が一瞬にして失せる。ポンペオは咄嗟に手を差し出す。しかしハリラオスはポンペオの手を取れずに崖から落ちた。

 落下するハリラオスの声が崖にこだまする。

 青ざめた長男とポンペオは落ちて行くハリラオスを見つめる他無かった。

 ハリラオスの姿が消える。

 その瞬間、ポンペオは記憶を取り戻した。かつて現世で同じような場面に遭遇した事がある。あれは妹を亡くした時だ。妹は崖で足を滑らせた。崖下から虫の息の彼女を抱きあげたポンペオは医者の家を訪ねた。しかし『金が無ければ話にならない』と取り合った貰えなかった。話を聞きつけ駆けつけたハリラオスも医者の家を訪ねて回った。隣の集落、その隣の集落の医者へ駆けつけ頭を下げたが答えは同じだった。ポンペオ達がかけずり回っている内に妹は息を引き取った。

 彼女はハリラオスの婚約者だった。ポンペオも妹もハリラオスも互いに仲が良かった。親を早くに亡くして貧しいポンペオと妹は山に囲まれた海の側に住み、漁をし生活していた。

 嫁入りの前日『頭に飾る白い花が欲しい』と妹は呟いた。海の側には赤い花しか咲いていない。山に行かねば白い花を手に入れられない。しかし夫となるハリラオスは近所への挨拶回りで多忙を極めている。ポンペオは『私が取って来よう』と腰を上げた。

 妹は首を横に振った。『兄妹最後の想い出作りをしたい。一緒に行きたい』と。本来なら嫁入りの前日、花嫁は慎ましく過ごさなくてはならない。しかし一世一代の晴れ舞台だ。妹の好きなようにしてやりたい。瞳を潤ませて自分を見つめる妹にポンペオは『支度をしなさい』と微笑んだ。

 やがて地から嫌な音が響き渡ると、ポンペオは現実に引き戻された。

 あの時も今も山になんて行かなければ良かった。崖の側になんていなければ、もう少し早く手を差し伸べていたら、もっと力があれば、医者が診察を拒否しなければ……。仮定の話と後悔と自責の念がポンペオの心を支配する。

 やり切れなくなったポンペオは唇を噛み締めた。長男は呆然とした。

 瞳に涙を浮かべたポンペオは長男を見遣る。するとポンペオの視線に気付いた長男は己の罪深さに戦慄し、唇を震わせた。

「……アルキス」ポンペオは長男の名前を呟いた。

 アルキスは首を横に幾度となく振ると、駆け去った。

 記憶を取り戻し、義弟を失ったポンペオはその場に崩れた。

 暫くして気を取り直すとアルキスを捜した。しかし一晩、山中を幾ら探しても見つからない。

 ハリラオスの遺体を弔ってやらねばならない。早くしないと腐ってしまう。ポンペオは一度山を下り、遺体を弔ってから再びアルキスの捜索をする事にした。

 山を下りたポンペオは誓った、崖下に横たわる凄惨な遺体になった友であり義弟であるハリラオスの眼の前で。二度とこのような悲しい事故は起こさないと。無謀な山に人を登らせないと。それが記憶を取り戻したポンペオの選択だった。すると蛆がたかっていた遺体は光の粒子となって消えた。

 ポンペオは再び山に入るとアルキスを捜索した。幾日も掛けて山を登りつつもハリラオスに似た背格好を探した。しかしアルキスは見つからなかった。……頂上まで辿り着き、山を下りたのだろうか。それだったらいい。父のように足を滑らせ崖から落ちなければいい。生きているだけでいい。それだけで充分だ。

 山を下ろうとポンペオは坂に背を向けた。すると少年の背丈程に体を持ち上げた大蛇に遭遇した。眼を見開いたポンペオは呼吸をするのを忘れる。先程までそこにはいなかった大蛇が現れた事にも驚いた。しかしそれ以上に驚いたのは大蛇の瞳がアルキスと同じ猫のような瞳だった事だ。

 ポンペオは思わず呟いた。

「……アルキス」

 大蛇は諾と言っているかのように頭を垂れた。

 呆然と佇むポンペオと大蛇は暫く互いを見据え合った。しかしゆっくりと大蛇はポンペオに背を向けると藪の中へと消えた。
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