6 / 45
6.
しおりを挟む
小競り合いが漸く収まりつつあると
連絡が入ったのはギルバート達が
出立してから8日目のことだった
「殿下!
この度のご活躍おめでとうございます!」
「いや、皆も無事で何よりだ
砦への帰還まで交代で皆休んでくれ」
戦の後騎士達はその血の興奮が昂る
それは性欲として現れ、騎士同士で
それを治めることはよくある
簡易テントのそこかしこや、
少し奥まった木の影などで
騎士達はお互いを慰め、興奮を鎮めあった
「殿下。
今宵殿下をお鎮めさせていただいても
よろしいでしょうか」
自分より少し年上の騎士の提案だった
「…いや、今回はいい」
連絡が入ったのはギルバート達が
出立してから8日目のことだった
「殿下!
この度のご活躍おめでとうございます!」
「いや、皆も無事で何よりだ
砦への帰還まで交代で皆休んでくれ」
戦の後騎士達はその血の興奮が昂る
それは性欲として現れ、騎士同士で
それを治めることはよくある
簡易テントのそこかしこや、
少し奥まった木の影などで
騎士達はお互いを慰め、興奮を鎮めあった
「殿下。
今宵殿下をお鎮めさせていただいても
よろしいでしょうか」
自分より少し年上の騎士の提案だった
「…いや、今回はいい」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
58
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる