1 / 5
上
しおりを挟む
「ハッ、くっ…あぁ…」
パチュンパチュンと細腰を掴み快楽に身を任せ、一心不乱に腰を打ちつける男
若さの割にでっぷりとした腹と肉肉しい指をしている
「ア、アイリーン、気持ちっ…良すぎて…くっ、持っていかれる…あぁっ…」
華奢な身体に似合わずたわわな胸を揺らしながら後ろから獣のように覆い被さられているのはこの屋敷の娘、男爵令嬢アイリーン
まだ幼さの残るその顔から発せられる嬌声
更に男の欲を煽った
「ノエルっ、さまっ、もう、あっ、おかしくなって、しま、いっ、あんっ…あぁっ!!」
「くっ、出るっ、んっん、あっ!!!!」
男はググッと最奥まで挿入し中で白濁を放ったのだろう、息を止めるようにぐっと目を瞑った後はぁはぁと荒い息づかいをし、娘と共に寝台にどさりと横たわった
ーやったわ!ノエル様は私のモノ!
ああ、シルビアはこの後どんな顔するのかしら…
まだ息の整わない男に向き直りアイリーンは恥じらうようにして言った
「…私、幸せです。ノエル様とこうなれて…」
「ああ、アイリーン、とても良かったよ」
徐ろに男の萎え始めた象徴に手を添え、男を見つめながら刺激を与える
男はそれに応えるように胸の尖りを指で摘みあげる
先程達したばかりだというのに男の竿はまたむくむくと固さを取り戻した
「今度は君のその魅惑的な口で悦ばせてくれないか?」
「えっ、ええ…もちろんですわ!」
ー貴方の見目の悪さを見たく無かったから、後ろから交わらせたのに…
ま、まぁ仕方ないわ
これで王子妃になれるなら
渋々といった顔を見せないようにもぞもぞと男の股間に近づき、ぱくりと咥えた
ー早く出させて終わらせなきゃ
アイリーンは舌で裏筋をゆったりと舐めたり、チロチロと精孔を刺激したりした
掴んだ手で緩急をつけながら扱き、わざとチラリと上目使いにトロンとした目で男を見た
間もなく達するのだろう
男はアイリーンの後ろ頭を両手で掴みググッと喉奥まで差し込んだ
ドクドクと欲の限りを放ち終えるまで男はアイリーンを逃さなかった
「ンッっ!…けほっ、けほっ…」
涙目になりながら無理矢理飲まされむせかえるアイリーンを恍惚とした顔で男は見つめた
「アイリーン、君は一番だ」
「う、嬉しい、けほっ、けほっ、貴方に、けほっ、認めていただけてっ…」
腹の出っ張りが気になったがアイリーンは男にしがみつくように抱きついた
ーそろそろね…
アイリーンは継父とその連れ子の姉、実母の四人家族だ
継父である男爵の妻が一年前に亡くなり、愛人であった母と再婚した
愛人であったとはいえ、アイリーンの父親は別な男
きつそうな顔立ちの母親だが昔から常に何人もの恋人がおり、その中の誰が父親か分からない子を産み実家の親にアイリーンを預けては遊び歩いていた
五年前にその遊び相手の一人であった男爵に囲われることになり、王都でアイリーンと住み始めた
爵位が男爵とはいえ、裕福な男爵は愛人とその娘アイリーンが望む物は金に頭をつけず買い与えていた
アイリーンはその生活が当たり前になり、どんどん我儘になっていった
ー私が望めば何でも手に入る
我慢するなどということは一切学ばず過ごし、自分の容姿に自信のあったアイリーンは何でも一番で無ければ気が済まなくなり、母親のおまけとしてでは無く、男爵の愛情を独り占めしたいとさえ思い始めていた
母が体調を崩して寝込んでいる時にチャンスはやって来た
男爵が湯浴みを始めた隙に通いの使用人達を早々に帰宅させ、湯場へ向かった
コンコンコンと扉をノックし下を向いたまま、中に入るとそこにはバスタブの前でローブを着た男爵が使用人を待っていた
「男爵様…、今日は私がお手伝いします」
薄布の白いワンピース一枚で現れたアイリーンに驚いた男爵だったがニヤリと笑い頷いた
アイリーンは気が付いていた
自分より一つ年上の実の娘が居ると言っていたがこの男がどんな目で自分を見ているか
ローブを脱ぎアイリーンに手渡しバスタブに身を沈めた
海綿体を手にバスタブに近寄り、男爵の外に出された腕を取り、湯を浸した海綿体をそっと押し当てた
わざと自分も濡れるように…
下着を着けていないのでアイリーンの身体は下生えの一本一本までが分かるほどだった
「力加減はいかがですか…。私、慣れなくて…」
「ああ、丁度良い…」
じろじろと透けて丸見えになった胸の尖りを隠すことなく見られていた
「あっ、!」
ポチャンと滑ったふりをして海綿体を湯船に落とし男爵の足の付け根辺りをかするように触れた
さっと手を離し慌てる様子を見せ泣きそうな困った顔で見上げればこちらの意図を汲んだのか口角を上げ黙って上から下まで舐めるように視線を動かしていた
「男爵さまぁ…申し訳ありません…。上手く出来ませんわ」
男爵は徐ろにアイリーンの手を掴み男根に触れさせた
「…私が教えてやろう」
この日アイリーンは父親ほど歳の離れた男爵に初めてを与えた
そして、母親の目を盗んでは、男爵から男の悦ばせ方を教わったのだった
この時アイリーンは十六歳であった
パチュンパチュンと細腰を掴み快楽に身を任せ、一心不乱に腰を打ちつける男
若さの割にでっぷりとした腹と肉肉しい指をしている
「ア、アイリーン、気持ちっ…良すぎて…くっ、持っていかれる…あぁっ…」
華奢な身体に似合わずたわわな胸を揺らしながら後ろから獣のように覆い被さられているのはこの屋敷の娘、男爵令嬢アイリーン
まだ幼さの残るその顔から発せられる嬌声
更に男の欲を煽った
「ノエルっ、さまっ、もう、あっ、おかしくなって、しま、いっ、あんっ…あぁっ!!」
「くっ、出るっ、んっん、あっ!!!!」
男はググッと最奥まで挿入し中で白濁を放ったのだろう、息を止めるようにぐっと目を瞑った後はぁはぁと荒い息づかいをし、娘と共に寝台にどさりと横たわった
ーやったわ!ノエル様は私のモノ!
ああ、シルビアはこの後どんな顔するのかしら…
まだ息の整わない男に向き直りアイリーンは恥じらうようにして言った
「…私、幸せです。ノエル様とこうなれて…」
「ああ、アイリーン、とても良かったよ」
徐ろに男の萎え始めた象徴に手を添え、男を見つめながら刺激を与える
男はそれに応えるように胸の尖りを指で摘みあげる
先程達したばかりだというのに男の竿はまたむくむくと固さを取り戻した
「今度は君のその魅惑的な口で悦ばせてくれないか?」
「えっ、ええ…もちろんですわ!」
ー貴方の見目の悪さを見たく無かったから、後ろから交わらせたのに…
ま、まぁ仕方ないわ
これで王子妃になれるなら
渋々といった顔を見せないようにもぞもぞと男の股間に近づき、ぱくりと咥えた
ー早く出させて終わらせなきゃ
アイリーンは舌で裏筋をゆったりと舐めたり、チロチロと精孔を刺激したりした
掴んだ手で緩急をつけながら扱き、わざとチラリと上目使いにトロンとした目で男を見た
間もなく達するのだろう
男はアイリーンの後ろ頭を両手で掴みググッと喉奥まで差し込んだ
ドクドクと欲の限りを放ち終えるまで男はアイリーンを逃さなかった
「ンッっ!…けほっ、けほっ…」
涙目になりながら無理矢理飲まされむせかえるアイリーンを恍惚とした顔で男は見つめた
「アイリーン、君は一番だ」
「う、嬉しい、けほっ、けほっ、貴方に、けほっ、認めていただけてっ…」
腹の出っ張りが気になったがアイリーンは男にしがみつくように抱きついた
ーそろそろね…
アイリーンは継父とその連れ子の姉、実母の四人家族だ
継父である男爵の妻が一年前に亡くなり、愛人であった母と再婚した
愛人であったとはいえ、アイリーンの父親は別な男
きつそうな顔立ちの母親だが昔から常に何人もの恋人がおり、その中の誰が父親か分からない子を産み実家の親にアイリーンを預けては遊び歩いていた
五年前にその遊び相手の一人であった男爵に囲われることになり、王都でアイリーンと住み始めた
爵位が男爵とはいえ、裕福な男爵は愛人とその娘アイリーンが望む物は金に頭をつけず買い与えていた
アイリーンはその生活が当たり前になり、どんどん我儘になっていった
ー私が望めば何でも手に入る
我慢するなどということは一切学ばず過ごし、自分の容姿に自信のあったアイリーンは何でも一番で無ければ気が済まなくなり、母親のおまけとしてでは無く、男爵の愛情を独り占めしたいとさえ思い始めていた
母が体調を崩して寝込んでいる時にチャンスはやって来た
男爵が湯浴みを始めた隙に通いの使用人達を早々に帰宅させ、湯場へ向かった
コンコンコンと扉をノックし下を向いたまま、中に入るとそこにはバスタブの前でローブを着た男爵が使用人を待っていた
「男爵様…、今日は私がお手伝いします」
薄布の白いワンピース一枚で現れたアイリーンに驚いた男爵だったがニヤリと笑い頷いた
アイリーンは気が付いていた
自分より一つ年上の実の娘が居ると言っていたがこの男がどんな目で自分を見ているか
ローブを脱ぎアイリーンに手渡しバスタブに身を沈めた
海綿体を手にバスタブに近寄り、男爵の外に出された腕を取り、湯を浸した海綿体をそっと押し当てた
わざと自分も濡れるように…
下着を着けていないのでアイリーンの身体は下生えの一本一本までが分かるほどだった
「力加減はいかがですか…。私、慣れなくて…」
「ああ、丁度良い…」
じろじろと透けて丸見えになった胸の尖りを隠すことなく見られていた
「あっ、!」
ポチャンと滑ったふりをして海綿体を湯船に落とし男爵の足の付け根辺りをかするように触れた
さっと手を離し慌てる様子を見せ泣きそうな困った顔で見上げればこちらの意図を汲んだのか口角を上げ黙って上から下まで舐めるように視線を動かしていた
「男爵さまぁ…申し訳ありません…。上手く出来ませんわ」
男爵は徐ろにアイリーンの手を掴み男根に触れさせた
「…私が教えてやろう」
この日アイリーンは父親ほど歳の離れた男爵に初めてを与えた
そして、母親の目を盗んでは、男爵から男の悦ばせ方を教わったのだった
この時アイリーンは十六歳であった
20
あなたにおすすめの小説
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。
香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。
皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。
さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。
しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。
それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?
行き場を失った恋の終わらせ方
当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」
自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。
避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。
しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……
恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。
※他のサイトにも重複投稿しています。
お兄様の指輪が壊れたら、溺愛が始まりまして
みこと。
恋愛
お兄様は女王陛下からいただいた指輪を、ずっと大切にしている。
きっと苦しい片恋をなさっているお兄様。
私はただ、お兄様の家に引き取られただけの存在。血の繋がってない妹。
だから、早々に屋敷を出なくては。私がお兄様の恋路を邪魔するわけにはいかないの。私の想いは、ずっと秘めて生きていく──。
なのに、ある日、お兄様の指輪が壊れて?
全7話、ご都合主義のハピエンです! 楽しんでいただけると嬉しいです!
※「小説家になろう」様にも掲載しています。
君は番じゃ無かったと言われた王宮からの帰り道、本物の番に拾われました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ココはフラワーテイル王国と言います。確率は少ないけど、番に出会うと匂いで分かると言います。かく言う、私の両親は番だったみたいで、未だに甘い匂いがするって言って、ラブラブです。私もそんな両親みたいになりたいっ!と思っていたのに、私に番宣言した人からは、甘い匂いがしません。しかも、番じゃなかったなんて言い出しました。番婚約破棄?そんなの聞いた事無いわっ!!
打ちひしがれたライムは王宮からの帰り道、本物の番に出会えちゃいます。
旦那様の愛が重い
おきょう
恋愛
マリーナの旦那様は愛情表現がはげしい。
毎朝毎晩「愛してる」と耳元でささやき、隣にいれば腰を抱き寄せてくる。
他人は大切にされていて羨ましいと言うけれど、マリーナには怖いばかり。
甘いばかりの言葉も、優しい視線も、どうにも嘘くさいと思ってしまう。
本心の分からない人の心を、一体どうやって信じればいいのだろう。
男装の騎士に心を奪われる予定の婚約者がいる私の憂鬱
鍋
恋愛
私は10歳の時にファンタジー小説のライバル令嬢だと気付いた。
婚約者の王太子殿下は男装の騎士に心を奪われ私との婚約を解消する予定だ。
前世も辛い失恋経験のある私は自信が無いから王太子から逃げたい。
だって、二人のラブラブなんて想像するのも辛いもの。
私は今世も勉強を頑張ります。だって知識は裏切らないから。
傷付くのが怖くて臆病なヒロインが、傷付く前にヒーローを避けようと頑張る物語です。
王道ありがちストーリー。ご都合主義満載。
ハッピーエンドは確実です。
※ヒーローはヒロインを振り向かせようと一生懸命なのですが、悲しいことに避けられてしまいます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる