第三王子と令嬢

まめ

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王子ノエルとアイリーン〈答え合わせ・前〉

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男爵の了承を得てノエルと契約を無事に済ませたアイリーンはそのまま街外れの豪勢な建物に案内された
城に訪れると思っていたアイリーンは首を傾げたがこれからここで暮らすのだと説明され、婚姻のために王族は爵位を賜り城から出ると聞いたことがあり、納得したのだった

一際広い応接間に通された
煌びやかな調度品に囲まれたその部屋を眺めうっとりしているとノエルに似た男達が部屋に入ってきた

「アイリーン、父上と兄上達だ」

城からわざわざ自分に会うために王族が揃ってやって来てくれたことに感激しアイリーンは極上の笑顔で挨拶をした

「アイリーンと申します。不束者ですが宜しくお願い致します」

男達は返事もせずにアイリーンの容姿をじろじろと見出した

ノエルは耳元でアイリーンに言った

「さあ、父上達に認めてもらわなければいけない。脱いで」

「えっ?」

言われた言葉が理解出来ずノエルを見れば真剣な顔をしている

「ほら、全部脱ぐんだ」

ーど、どういうこと?
 王様の前で裸になれってこと?
 もしかして王様の愛妾にでもなれって言うの…?

「ここで暮らしたければ、父上達に全てをお見せしなければならないよ」

王族の命令に背けば処刑さらるかもしれないと、戸惑いつつもボタンに手をかけ脱ぎ始めた

ー王子の妻より王の愛妾の方が立場は上よね…
 そうね、王も虜にしてやるわ

アイリーンは一糸纏わぬ姿になった
ノエルの兄達が脱ぎ終わったのを見届けアイリーンに近付いたかと思うと、一人が後ろから膝裏に手を入れ抱き抱え、もう一人がしゃがみ柔丘を指で開いた

「お前の言う通りかなり使い込んでいるな。中の調子はどうだ?」

しゃがんでいる方の兄がぬぷっと太い指を蜜穴に差し込み、同時に親指で秘豆をぐりっと押した

「アアンッ…」

ーえっ、やだ王子達も相手にするの?

そんなことを考えながら動かされる指に快感を拾っていた

「感じやすいのか。後ろの方はどうなんだ、ノエル、試したか?」

「あ、いえ…その後ろはまだでした。口技の方はさせましたが教え込まれているようでなかなかのものです」

「ノエル、あれを持って来い。俺が試す」

言われてノエルが引き出しから長い箱と小瓶を持ってきた
箱から取り出されたのはディルドだった
アイリーンは初めて見るそれと男達に見られながら身体を自由にされていることで頭は混乱していた

先程まで自分の蜜中に指を出し入れしていた方の兄が小瓶を受け取ると、アイリーンの顎に手をやり口を開かせ口内に流し込んだ
されるがままにそれを飲み込んだ

座ったままのノエルの父親はガチャガチャとベルトを外し前を寛げ男根を扱き始めた

ぼーっとした頭でアイリーンはそれを見ていたが、後ろから抱えていた兄の方が、そのまま父親の方へ近付き、その膝の上に後ろ向きにそっと沈めた

「痛っ!…や、やだ!…やめて下さい…」
痛みにハッとなり自分が何をこれからされるのかやっと気が付いて声をあらげたが後ろに居る父親の低い声がそれを制した

「うるさいから猿轡でも嵌めておけ」

ノエルは命じられた通りにアイリーンに猿轡を嵌めた

「こっちは未通だったようだな」

アイリーンの後ろ穴を押し広げながら男根を挿入し、後ろから膝を開かせた
見せつけるように秘部を晒されながら後ろ穴は深く犯されていく
蜜穴からトロリと蜜が溢れた

「もう直ぐ薬も効いてくるだろう挿入れてやれ」

先程目にしたディルドを躊躇うことなく兄の一人がアイリーンの蜜穴にグププと挿入した
父親の腰の動きに合わせてディルドを抽送し、ノエルともう一人の兄は胸の頂きを摘んだり秘豆を押したり四人がかりでアイリーンの身体を自由にした

先程飲まされた薬の効果なのかアイリーンは猿轡のはじから涎を垂らしながら全身に快感を受け、声にならない矯正を猿轡の隙間から漏らした

間もなく達するというところで後ろの父親がジュポッと怒張を抜きそれに合わせて息子達もパッと手を離した
ドピュドピュと背中側に白濁をかけられながらも達することが出来なかったアイリーンは身を捩った

父親の膝から下ろされ床に置かれるようにされたアイリーンは疼く蜜穴を自分で触り始めた

「もう、良いだろう。猿轡を取ってやれ。早速今晩から客を取らせる。従順になるようお前達で躾ておけ」

兄二人がもぞもぞと動いているアイリーンを抱き上げ部屋を出て行った
その姿を見届けノエルは父親に得意気な顔で言った

「父上いかがでしたか?」

「ああ、最初お前の話を聞いた時はそんな上手い話があるわけ無いと思っていたが本当だったんだな」

「平民上がりの令嬢とはいえ、自分からこの娼館に来たいと申し出て来た時は、私も驚きました」



ノエルは同じ学園に通う男爵家の娘の領地が、先の天候不良により、経済難に陥っていると知り、多額の負債を抱えた家人のシルビアにある提案を持ちかけた

「君が私の父の経営する娼館で働いてくれるなら、前払いで金を用意するよ。どうかな?令嬢として領民達を助けることも役目じゃないのかい?君なら直ぐに良客が付くだろうし、給金をはずむよ」

街中で恥ずかしげも無くシルビアに声をかけたが、顔色を悪くし、侮蔑の目で見られただけだった

そこへシルビアの妹を名乗るアイリーンが現れ自分を王子と呼び色目を使ってきた

この国では王族に子が産まれると平民達は同じ名前を我が子に付ける者が多かった
娼館の三男坊として、娼婦達から揶揄い混じりに王子と呼ばれることもあってアイリーンが自分を王子と呼ぶことに疑問を持たなかった
明らかに思わせぶりな視線を送ってきた、容姿の悪く無いこの娘に、シルビアの代わりに先程の提案をしてみようと茶に誘ってみた
あっさりと自分に着いて来るどころかエスコートの腕に胸を押し付けて来た為、確信を持ったノエルはそのまま安宿で相手をさせた

何度も王子様と口にし、矯正をあげ、貴方の元へ行きたいと言う
次に会う約束を取り付け、早速契約書持参で男爵の元へ行けば、給金の全額をアイリーンでは無く男爵家へ入れる旨の文言の辺りで納得したのか、男爵は何も言わずにアイリーンにサインさせていた
これほどまでに簡単に令嬢を娼館堕ちさせることが出来るとは思っておらず、ノエルはほくそ笑んだ

元令嬢と言う肩書きの娼婦には客が大金を落としていく

こうしてアイリーンはその身を自ら娼館堕ちさせたのだった








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