ださもち

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?3話

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?3話
私「昨日の事が忘れられない...」
プププ...
無線「〇〇死体安置所にて大量虐殺事件発生!!付近の警官達は立ち入らないようにパトカーに装備してある散弾銃などで厳戒態勢で包囲願う!!」
私「今度は虐殺かぁ...26番緊急走行で向かう」
私「うわぁ...SWATチームと米軍まで出動してる、よほど危険なんだな...」

無線の通りに散弾銃とかで武装した、米軍は入り口から20mほどの距離でマシンガンを装備して戦闘態勢に入っている。
SWATチームは、死体安置所の横でいつでも突入出来るようにしていた。
建物の入り口が開く...今まで以上に緊張が走る私達、すると...
入り口から昨日射殺してしまったはずの少女が勢いよくジャンプして私を押し倒した!!
殺されると思いきや私の顔を見ると別の人に標的を変えた、少女は手当たり次第に刃物のように鋭い爪で米軍兵の体を引っ掻いて大怪我させた、もの凄いスピードで。
私は恐怖で目を閉じて涙を流してしまった、やがて銃声と米軍や皆の声が止むと私はゆっくり目を開けた。
辺りは血まみれになっていて、倒れた私の足元に血を浴びて真っ赤になった少女が立っていた、息が荒々しく瞳孔はネコの様に縦長になっていた。
私は持っていたハンカチで恐る恐る血まみれの少女の顔を拭き、優しく包むようにハグをすると安心したのか涙を流し初めた。
私は冷たくなった彼女を温めるように上着を着せると直後に味方のパトカーが到着、少女はタッタッタと走って行ってしまった。
味方「おい?!どういう事だ?お前、犯罪者を野放しにしやがったな!」
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