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連載
389 色々準備があるんです 1(sideヴァルハラ大公家)
※ギルドタグをカードと誤字ってました。修正しておきました。スミマセン。
愕然としながら冒険者ギルドをあとにしたノア達は、どこにも寄らずに真っ直ぐに大公家に帰宅した。
「お帰りーどうだっ・・・・・・?!」
それどころじゃないノア達は、出迎えたウラノス達をサロンに引き連れて、念のため防音結界魔法を張る。
「・・・・・・一体どうしたんだい?」
あまりの落ち着きの無さに、ウラノスが怪訝そうに聞いてきた。
アルジェントは挙動不審だし、レインはよく分かっていない感じだし、ノアはアークに目配せしていてアークは悩ましげな顔で黙っている。
「冒険者ギルドでタグを作ってきたんだよね? どうだった? 年齢とか分かったんでしょ?」
待ちきれなくてアンジェリクが急かすように聞いた事で、漸くアークが口を開いた。
「・・・・・・その年齢がな・・・」
「やっぱりまだ未成年だった?!」
ウラノス達が前のめり気味に聞いてきたが・・・。
「・・・いや、その逆で・・・18歳だった」
「・・・・・・ん? 聞き違えたかな? 8歳?」
「18歳!」
「「「・・・・・・はああぁ---っ?!」」」
一瞬、聞き間違えたかと聞き直したウラノスにもう一度はっきりと告げると、予想通りの反応が返ってきた。
「15歳とかじゃ無くて、18歳?!」
「えっと、鳥獣人の成人が実は20歳とかじゃ無くて?」
「普通に成人年齢、15歳だよな?」
「だと思いますが・・・」
驚くウラノス達が混乱してレーゲンに確認を取ると、やっぱり15歳が成人のようだ。
「「「「---合法ショタ・・・」」」」
「あんたらもか!!」
「さすが親子」
ウラノス達が声を揃えて言った言葉にアークがツッコみ、ノアが感心してそう言った。
いや違う。そう言う問題じゃ無くて。
「---つまり? え? じゃあ、もうアルジェントとそう言う意味で番っても問題ないって事・・・だよね?」
ウラノスがけっこうストレートな発言をして、アンジェリクはおそるおそるレインに聞いた。
「・・・一応聞くけど、レインは成人後の番う意味、分かってる?」
「? えーと、大人になって結婚すると、そのうちお母さんになる人が卵を授かるって事くらい。違う?」
きょとんとしてそう応えるレインに、コレは性教育指導パターンだと、皆が悟った。
アレである。
いつぞやのオーガスタの冒険者ギルドでアークと食堂のマスター・サウスがノアに施した性教育の再現である。
誰がやる、どう説明するとお互いがお互い目配せし合って、最終的に今現在番っていて昨日までやる事やってたアークとノアに白羽の矢が立った。
「---はああ・・・アレをまたやる羽目になるとは思わなかったぜ・・・」
ブツブツ呟くアークにノアも苦笑した。
「その節は大変申し訳ありませんでした」
「---まあ、アレの焼き増しのようだが、ココでしっかりと確認して教えておかないと、困るのは本人だからな。ちゃんとやるよ」
はあーと溜息を吐いて気持ちを切り替えるアーク。
ノアは真剣な表情でレインに向き合って言った。
「そう言う事でレイン、ちょっと長くなるけど、レインとアルジェント兄様の為にも大切な事だから、聞いてくれる?」
「!! うん、分かった」
その返事を聞いてホッとしたウラノスがお茶を用意させる。
お茶請けをノアがテーブルに山盛り出して、シルヴァラが自分用にたくさん確保してアンジェリクに叩かれて、いい感じに場が和んだところでアークが切り出した。
「---ええと、レイン。結婚・・・番うとな、種族にもよるが年に何度か定期的に『発情期』が来るんだ。『発情期』の意味は知ってるか?」
「あっ、この前、浮島から戻った後、アークとノアがお部屋に巣篭もりした時に聞いた。仲良し夫夫がもっと仲良くなる時期が発情期だって、義父様が・・・」
そう言ってレインがウラノスをキラキラした目で見た。
---オイコラ父上、なんつー大雑把な説明だよ!
アークの心の声に気付いたのか、アークから視線を逸らすウラノス。
まあ、未成年かもって思ってればそう言う回答にもなるか。
視線をレインに戻すと、アークは続けた。
「まあ、あながち間違ってはいない。発情期ってのは、好きな相手をもっと好きになりたい、触りたい、抱き締めたいっていう欲が強く出やすい時期で、その時に仲良くしてると子供が出来やすい」
子供と言う言葉にレインが引っかかった。
「・・・子供? どうして?」
「お互い好き同士なら発情期以外でもスるのは当たり前だが、発情期は子供を作れっていう本能が強くなるんだ。それで、その為の行為をたくさんすることになる」
「・・・ただ抱き締め合ったりするだけで子供が授かれるんじゃ無いんだ? やり方があるの?」
どうやらレインは性行為による子作りを知らなかったようだ。
だが、そういう行為があると知って受け入れてくれたならそれで良い。
「そう。そこら辺は本番で、旦那様になるアルジェント兄上に色々と教えて貰え。ただ、大好きな人にされる事でも怖かったりイヤなことは我慢せずにちゃんと言って抵抗するんだぞ」
「そうだよ。お互い労り合って慈しみながら、気持ちが一緒じゃ無いとダメだからね。アル兄様も、くれぐれも暴走しないでね?」
アークに続けてノアも釘を刺す。
レインもアルジェントも神妙な顔で頷いた。
「それで確認だけど、たぶんレインは発情期って来たこと無いよね?」
「・・・うん。たぶん無いと思う。今聞いた話だと、好きな相手と普段よりもいちゃいちゃしたくなるんでしょ? 今までそんな気になったことないなあ。・・・僕、アルが初めての好きな人だし」
レインの無自覚な惚気にアルジェントが思わず耳を赤くした。
「---良かったね。レインの初めて、貰えて」
サロンの皆に生温かい目で見られてますます赤くなるアルジェントだった。
※出産表現は無いので明記したこと無いですが、竜人や鳥獣人は卵生で、生まれた後、魔力を注いでいると大きくなって孵化する感じです。竜や鳥の雛形態で生まれたり半獣人姿で生まれたりと決まってません。生まれの形態で優劣はありません。
猫や犬系の獣人なども形態はまちまちで大抵は卵生ではありません。人族のように普通に生まれます。ただ多産ではあります。
愕然としながら冒険者ギルドをあとにしたノア達は、どこにも寄らずに真っ直ぐに大公家に帰宅した。
「お帰りーどうだっ・・・・・・?!」
それどころじゃないノア達は、出迎えたウラノス達をサロンに引き連れて、念のため防音結界魔法を張る。
「・・・・・・一体どうしたんだい?」
あまりの落ち着きの無さに、ウラノスが怪訝そうに聞いてきた。
アルジェントは挙動不審だし、レインはよく分かっていない感じだし、ノアはアークに目配せしていてアークは悩ましげな顔で黙っている。
「冒険者ギルドでタグを作ってきたんだよね? どうだった? 年齢とか分かったんでしょ?」
待ちきれなくてアンジェリクが急かすように聞いた事で、漸くアークが口を開いた。
「・・・・・・その年齢がな・・・」
「やっぱりまだ未成年だった?!」
ウラノス達が前のめり気味に聞いてきたが・・・。
「・・・いや、その逆で・・・18歳だった」
「・・・・・・ん? 聞き違えたかな? 8歳?」
「18歳!」
「「「・・・・・・はああぁ---っ?!」」」
一瞬、聞き間違えたかと聞き直したウラノスにもう一度はっきりと告げると、予想通りの反応が返ってきた。
「15歳とかじゃ無くて、18歳?!」
「えっと、鳥獣人の成人が実は20歳とかじゃ無くて?」
「普通に成人年齢、15歳だよな?」
「だと思いますが・・・」
驚くウラノス達が混乱してレーゲンに確認を取ると、やっぱり15歳が成人のようだ。
「「「「---合法ショタ・・・」」」」
「あんたらもか!!」
「さすが親子」
ウラノス達が声を揃えて言った言葉にアークがツッコみ、ノアが感心してそう言った。
いや違う。そう言う問題じゃ無くて。
「---つまり? え? じゃあ、もうアルジェントとそう言う意味で番っても問題ないって事・・・だよね?」
ウラノスがけっこうストレートな発言をして、アンジェリクはおそるおそるレインに聞いた。
「・・・一応聞くけど、レインは成人後の番う意味、分かってる?」
「? えーと、大人になって結婚すると、そのうちお母さんになる人が卵を授かるって事くらい。違う?」
きょとんとしてそう応えるレインに、コレは性教育指導パターンだと、皆が悟った。
アレである。
いつぞやのオーガスタの冒険者ギルドでアークと食堂のマスター・サウスがノアに施した性教育の再現である。
誰がやる、どう説明するとお互いがお互い目配せし合って、最終的に今現在番っていて昨日までやる事やってたアークとノアに白羽の矢が立った。
「---はああ・・・アレをまたやる羽目になるとは思わなかったぜ・・・」
ブツブツ呟くアークにノアも苦笑した。
「その節は大変申し訳ありませんでした」
「---まあ、アレの焼き増しのようだが、ココでしっかりと確認して教えておかないと、困るのは本人だからな。ちゃんとやるよ」
はあーと溜息を吐いて気持ちを切り替えるアーク。
ノアは真剣な表情でレインに向き合って言った。
「そう言う事でレイン、ちょっと長くなるけど、レインとアルジェント兄様の為にも大切な事だから、聞いてくれる?」
「!! うん、分かった」
その返事を聞いてホッとしたウラノスがお茶を用意させる。
お茶請けをノアがテーブルに山盛り出して、シルヴァラが自分用にたくさん確保してアンジェリクに叩かれて、いい感じに場が和んだところでアークが切り出した。
「---ええと、レイン。結婚・・・番うとな、種族にもよるが年に何度か定期的に『発情期』が来るんだ。『発情期』の意味は知ってるか?」
「あっ、この前、浮島から戻った後、アークとノアがお部屋に巣篭もりした時に聞いた。仲良し夫夫がもっと仲良くなる時期が発情期だって、義父様が・・・」
そう言ってレインがウラノスをキラキラした目で見た。
---オイコラ父上、なんつー大雑把な説明だよ!
アークの心の声に気付いたのか、アークから視線を逸らすウラノス。
まあ、未成年かもって思ってればそう言う回答にもなるか。
視線をレインに戻すと、アークは続けた。
「まあ、あながち間違ってはいない。発情期ってのは、好きな相手をもっと好きになりたい、触りたい、抱き締めたいっていう欲が強く出やすい時期で、その時に仲良くしてると子供が出来やすい」
子供と言う言葉にレインが引っかかった。
「・・・子供? どうして?」
「お互い好き同士なら発情期以外でもスるのは当たり前だが、発情期は子供を作れっていう本能が強くなるんだ。それで、その為の行為をたくさんすることになる」
「・・・ただ抱き締め合ったりするだけで子供が授かれるんじゃ無いんだ? やり方があるの?」
どうやらレインは性行為による子作りを知らなかったようだ。
だが、そういう行為があると知って受け入れてくれたならそれで良い。
「そう。そこら辺は本番で、旦那様になるアルジェント兄上に色々と教えて貰え。ただ、大好きな人にされる事でも怖かったりイヤなことは我慢せずにちゃんと言って抵抗するんだぞ」
「そうだよ。お互い労り合って慈しみながら、気持ちが一緒じゃ無いとダメだからね。アル兄様も、くれぐれも暴走しないでね?」
アークに続けてノアも釘を刺す。
レインもアルジェントも神妙な顔で頷いた。
「それで確認だけど、たぶんレインは発情期って来たこと無いよね?」
「・・・うん。たぶん無いと思う。今聞いた話だと、好きな相手と普段よりもいちゃいちゃしたくなるんでしょ? 今までそんな気になったことないなあ。・・・僕、アルが初めての好きな人だし」
レインの無自覚な惚気にアルジェントが思わず耳を赤くした。
「---良かったね。レインの初めて、貰えて」
サロンの皆に生温かい目で見られてますます赤くなるアルジェントだった。
※出産表現は無いので明記したこと無いですが、竜人や鳥獣人は卵生で、生まれた後、魔力を注いでいると大きくなって孵化する感じです。竜や鳥の雛形態で生まれたり半獣人姿で生まれたりと決まってません。生まれの形態で優劣はありません。
猫や犬系の獣人なども形態はまちまちで大抵は卵生ではありません。人族のように普通に生まれます。ただ多産ではあります。
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