451 / 568
連載
513 *治験&検証
しおりを挟む
*R18。背後注意。前半媚薬の説明、後半が本番です、スミマセン、えちが短い*
俺は今、例の媚薬『月下美人』を一滴、一口分の水に垂らして薄めたモノを手にしている。
アークの口付けで蕩けたもののコレは治験と我に返り、データを取るためまずは原液を直接口にするのではなく薄めて飲むことにした。
「確かに原液を直接吸収すると何かヤベえ気がする」
「うん。まずは薄めて緩やかな吸収での効果をみて、ソレから効果が切れたら徐々に濃くしていこう」
・・・・・・ということは、堪えきれる濃度まで延々と続くんだな?
「というか、俺達竜人ってこういう薬での状態異常も耐性なかったっけ?」
媚薬での催婬効果を状態異常って言っていいのか疑問だけども。
「・・・・・・あー、まあ、他の種族に比べたら格段に強い耐性があるな」
「この検証って、あまり意味ない?」
「・・・・・・いや、ミドガルズオルムの酒は効いてたしなぁ」
「ん? 何だって?」
アークが斜め上を見て考えるように口元に手をあてて何やら小さく呟いたが、よく聞こえなかった。
「いや・・・・・・今更だが、止めるか?」
心配そうにそう言うが、いやいやここは製作者の責務があるからね! 逆にとっても興味あるし。耐性持ちにも効くのかってね。
「もちろんやるよ! それで安全なラインが分かれば、他の人にも使って欲しいし」
「まあ、需要はあるだろうな。子供が欲しくても今イチ頑張れないヤツとかマンネリ解消に」
「そう? アークも欲しい?」
「欲しいな」
即答かよ。いい笑顔だな! うーん、原料が原料だし、コストが高いから値段は張りそう。たぶん一般人には無理な値段になるな。
───ソレはともかく。
「やらないことには始まらない。ひと思いに行くよ。アーク、時間確認して」
「おう、いいぞ。今は夕方、四時だな」
「ちょうど区切りがいいね。うん」
そう言って俺はゴクッと一息に飲んだ。味は蜂蜜みたいな甘さがあるが、薄めているせいか仄かに甘味を感じるくらい。匂いはほとんどなかったはずなんだけど・・・・・・
「飲んだら匂いが・・・・・・」
どういう訳か、身体に取り込んだ直後から凄くいい匂いがする。媚薬から? 違う・・・・・・この匂いは、アレだ。
「アークの匂い・・・・・・薫りだ。不思議、飲んだらもの凄く分かる・・・・・・」
思わずアークの首元に鼻を押し付けてスンッと匂いを嗅ぐ。ああ、いい匂い。
「・・・・・・っ、俺も、ノアが飲み干した直後にノアから発情のフェロモンがぶわって出て来て」
───ヤベえ。そう言って噛み付くように俺に再び口付けをしてきたアーク。俺も身体が胎内から湧き上がるように熱くなって、アークと触れ合うところが気持ちいい。
「───これ、番いだと強制的に発情状態になるみたい」
「そうみたいだな・・・・・・っ。抗うことが、難しいぞコレ」
飲んだ俺はともかく飲んでいないアークでさえ、俺が発情期に入ったときのように興奮してきて普段の欲情とは違うのが分かる。
「───ああ、マズいな。コレは、俺でも理性がトぶかも・・・・・・! クソッ、ノアの凄さを甘く見てた」
「アーク、アーク・・・・・・もう、お願い」
触って、と無意識に身体をアークに擦り付ける。もう、どこもかしこも敏感になってきてどうにかして欲しい。
「ああ、まあ記録してるから、大丈夫かな。俺も余裕がねえ」
そう言ってアークが服を脱ぎ始めた。俺も脱ごうとして服に手をかけるが、それがよけいに快感を拾って身体が震えてしまい、上手く脱げない。
もどかしく思って涙を浮かべると、サッサと裸になったアークが手際よく脱がせてくれた。
「アーク、媚薬が切れればたぶん発情状態は終わると思う、から」
「ああ」
「俺、たぶん、もうすぐ訳分かんなくなる、から」
「ふ、気持ちよくしてやるから、任せろ」
そう言ってアークがギラギラした目で獰猛に笑うのを最後に見たあとの記憶はない───。
気付いたらいつもみたいに太くて大きくて長くて硬いアークの剛直が俺の胎の奥をぐぽぐぽと容赦なく犯していて。
「・・・・・・っあっ、あっ・・・・・・!」
掠れてガサガサの自分の嬌声で意識が引き戻された。
「・・・・・・っ意識が、戻ったか?」
「アーク・・・・・・? っ俺、どうし・・・・・・」
媚薬で発情状態になって、そのあとは・・・・・・記憶がないな。意識が戻ってきたってことは薬の効果が消えてきたってことかな?
「ああ、あの直後にノアが完全に発情して意識をトばした。俺もそれからすぐに似たようなもんだな」
「・・・・・・っあ、そう・・・・・・なんだ? あの、あっ、今は何時・・・・・・!? ちょっと、アーク!」
「何だ」
「質問っ! ちょ、止まってよぉ」
「止まらないな」
笑いながら腰を打ち付けてそう応えるアークに、それどころじゃない俺は待ったをかける。それに構わず奥を抉られ続けて、俺は最後に盛大にイった。
同時にアークも中に射精したようだ。
「───っああ・・・・・・っ!」
「・・・・・・ック」
奥に打ち付けるように熱い白濁を浴びせられて、その衝撃でまたイって。
無意識に下腹部を撫ぜれば、アークの剛直でボコッとしていたがそれ以外にもたぶん相当白濁を注がれたのだろう。その分の膨らみもあって苦しい。
「・・・・・・ぁ」
ズルリと抜けた感覚に軽くイって、それから後孔から伝って漏れるアークの白濁にビクビク震えて。
アークに再度時間を問えば、すでに翌日の昼だという。
「・・・・・・え、待って。つまり・・・・・・?」
「あの薄めたヤツで二〇時間はヤってたことになるな」
「───まーじーかー・・・・・・」
コレは原液を一滴とかのレベルじゃないぞ。まずはどれだけ薄めて時間短縮出来るかが先だ。
じゃないと───。
「普通の人じゃ腹上死だ」
青ざめた顔でそう言う俺に、アークは神妙な顔で頷いた。
「俺達だから無事なようなモンだな」
「・・・・・・次はもっと薄めよう。原液はそっちが検証済んだらだな」
俺がブツブツ言うそばで甲斐甲斐しく浄化したり服を着せてくれているアークが苦笑していた。
「そこで『もう止めよう』ってならないところがノアらしいな」
「俺達だから出来ることでもある」
「俺と番えてよかったな」
「うん、って、そう言う意味じゃなくて! 愛してるから!」
「ふっ、知ってる」
俺もノアを一番に愛してるよ、と当たり前のように耳元で囁いてくれるアークが、大好きだ。
「とりあえず飯食おうぜ。腹減った」
「うん。そうしたら外に出てメーレ達に色々と説明しようか」
向こうでの出来事の話と、お仕置き・・・・・・は別にいいか。
※一旦、検証終わり。間を挟みます。
説明ばっかりであんまりえっちじゃなかった。
治験時間間違えてました。一〇時間→二〇時間でした。訂正しました。スミマセン。
俺は今、例の媚薬『月下美人』を一滴、一口分の水に垂らして薄めたモノを手にしている。
アークの口付けで蕩けたもののコレは治験と我に返り、データを取るためまずは原液を直接口にするのではなく薄めて飲むことにした。
「確かに原液を直接吸収すると何かヤベえ気がする」
「うん。まずは薄めて緩やかな吸収での効果をみて、ソレから効果が切れたら徐々に濃くしていこう」
・・・・・・ということは、堪えきれる濃度まで延々と続くんだな?
「というか、俺達竜人ってこういう薬での状態異常も耐性なかったっけ?」
媚薬での催婬効果を状態異常って言っていいのか疑問だけども。
「・・・・・・あー、まあ、他の種族に比べたら格段に強い耐性があるな」
「この検証って、あまり意味ない?」
「・・・・・・いや、ミドガルズオルムの酒は効いてたしなぁ」
「ん? 何だって?」
アークが斜め上を見て考えるように口元に手をあてて何やら小さく呟いたが、よく聞こえなかった。
「いや・・・・・・今更だが、止めるか?」
心配そうにそう言うが、いやいやここは製作者の責務があるからね! 逆にとっても興味あるし。耐性持ちにも効くのかってね。
「もちろんやるよ! それで安全なラインが分かれば、他の人にも使って欲しいし」
「まあ、需要はあるだろうな。子供が欲しくても今イチ頑張れないヤツとかマンネリ解消に」
「そう? アークも欲しい?」
「欲しいな」
即答かよ。いい笑顔だな! うーん、原料が原料だし、コストが高いから値段は張りそう。たぶん一般人には無理な値段になるな。
───ソレはともかく。
「やらないことには始まらない。ひと思いに行くよ。アーク、時間確認して」
「おう、いいぞ。今は夕方、四時だな」
「ちょうど区切りがいいね。うん」
そう言って俺はゴクッと一息に飲んだ。味は蜂蜜みたいな甘さがあるが、薄めているせいか仄かに甘味を感じるくらい。匂いはほとんどなかったはずなんだけど・・・・・・
「飲んだら匂いが・・・・・・」
どういう訳か、身体に取り込んだ直後から凄くいい匂いがする。媚薬から? 違う・・・・・・この匂いは、アレだ。
「アークの匂い・・・・・・薫りだ。不思議、飲んだらもの凄く分かる・・・・・・」
思わずアークの首元に鼻を押し付けてスンッと匂いを嗅ぐ。ああ、いい匂い。
「・・・・・・っ、俺も、ノアが飲み干した直後にノアから発情のフェロモンがぶわって出て来て」
───ヤベえ。そう言って噛み付くように俺に再び口付けをしてきたアーク。俺も身体が胎内から湧き上がるように熱くなって、アークと触れ合うところが気持ちいい。
「───これ、番いだと強制的に発情状態になるみたい」
「そうみたいだな・・・・・・っ。抗うことが、難しいぞコレ」
飲んだ俺はともかく飲んでいないアークでさえ、俺が発情期に入ったときのように興奮してきて普段の欲情とは違うのが分かる。
「───ああ、マズいな。コレは、俺でも理性がトぶかも・・・・・・! クソッ、ノアの凄さを甘く見てた」
「アーク、アーク・・・・・・もう、お願い」
触って、と無意識に身体をアークに擦り付ける。もう、どこもかしこも敏感になってきてどうにかして欲しい。
「ああ、まあ記録してるから、大丈夫かな。俺も余裕がねえ」
そう言ってアークが服を脱ぎ始めた。俺も脱ごうとして服に手をかけるが、それがよけいに快感を拾って身体が震えてしまい、上手く脱げない。
もどかしく思って涙を浮かべると、サッサと裸になったアークが手際よく脱がせてくれた。
「アーク、媚薬が切れればたぶん発情状態は終わると思う、から」
「ああ」
「俺、たぶん、もうすぐ訳分かんなくなる、から」
「ふ、気持ちよくしてやるから、任せろ」
そう言ってアークがギラギラした目で獰猛に笑うのを最後に見たあとの記憶はない───。
気付いたらいつもみたいに太くて大きくて長くて硬いアークの剛直が俺の胎の奥をぐぽぐぽと容赦なく犯していて。
「・・・・・・っあっ、あっ・・・・・・!」
掠れてガサガサの自分の嬌声で意識が引き戻された。
「・・・・・・っ意識が、戻ったか?」
「アーク・・・・・・? っ俺、どうし・・・・・・」
媚薬で発情状態になって、そのあとは・・・・・・記憶がないな。意識が戻ってきたってことは薬の効果が消えてきたってことかな?
「ああ、あの直後にノアが完全に発情して意識をトばした。俺もそれからすぐに似たようなもんだな」
「・・・・・・っあ、そう・・・・・・なんだ? あの、あっ、今は何時・・・・・・!? ちょっと、アーク!」
「何だ」
「質問っ! ちょ、止まってよぉ」
「止まらないな」
笑いながら腰を打ち付けてそう応えるアークに、それどころじゃない俺は待ったをかける。それに構わず奥を抉られ続けて、俺は最後に盛大にイった。
同時にアークも中に射精したようだ。
「───っああ・・・・・・っ!」
「・・・・・・ック」
奥に打ち付けるように熱い白濁を浴びせられて、その衝撃でまたイって。
無意識に下腹部を撫ぜれば、アークの剛直でボコッとしていたがそれ以外にもたぶん相当白濁を注がれたのだろう。その分の膨らみもあって苦しい。
「・・・・・・ぁ」
ズルリと抜けた感覚に軽くイって、それから後孔から伝って漏れるアークの白濁にビクビク震えて。
アークに再度時間を問えば、すでに翌日の昼だという。
「・・・・・・え、待って。つまり・・・・・・?」
「あの薄めたヤツで二〇時間はヤってたことになるな」
「───まーじーかー・・・・・・」
コレは原液を一滴とかのレベルじゃないぞ。まずはどれだけ薄めて時間短縮出来るかが先だ。
じゃないと───。
「普通の人じゃ腹上死だ」
青ざめた顔でそう言う俺に、アークは神妙な顔で頷いた。
「俺達だから無事なようなモンだな」
「・・・・・・次はもっと薄めよう。原液はそっちが検証済んだらだな」
俺がブツブツ言うそばで甲斐甲斐しく浄化したり服を着せてくれているアークが苦笑していた。
「そこで『もう止めよう』ってならないところがノアらしいな」
「俺達だから出来ることでもある」
「俺と番えてよかったな」
「うん、って、そう言う意味じゃなくて! 愛してるから!」
「ふっ、知ってる」
俺もノアを一番に愛してるよ、と当たり前のように耳元で囁いてくれるアークが、大好きだ。
「とりあえず飯食おうぜ。腹減った」
「うん。そうしたら外に出てメーレ達に色々と説明しようか」
向こうでの出来事の話と、お仕置き・・・・・・は別にいいか。
※一旦、検証終わり。間を挟みます。
説明ばっかりであんまりえっちじゃなかった。
治験時間間違えてました。一〇時間→二〇時間でした。訂正しました。スミマセン。
983
あなたにおすすめの小説
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。