癒しが欲しい魔導師さん

エウラ

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96 *魔導師と騎士の共闘じゃなくて共同作業

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*R18。背後注意*



これから体力勝負だと言うので、少しでもお腹に食事を詰め込んで、お風呂に入って。

まだ昼下がりのお茶するような時間から、寝室に防音結界魔法を張って、色気なくベッドに押し倒される僕。
いや、色気ないのは僕だけで、ロズはいつにも増して色気マシマシで怖いんだけど!

「考え事か? 余裕だな。これからそんな余裕もなくなるのに」
「ロロ、ロズッ!? 何か、めちゃくちゃ……ヤる気満々」
「そりゃあ、ヤる気満々だからな」
「そっ……ソーデスカ」

僕は押し倒された体勢のまま、遠い目をした。
いや、別にヤらなくても、一晩寝ればそれなりに回復するんだけど──いやいや、すみません! そんなことひと言も考えてません!

ジト目のロズと目が合って、僕は諦めて身体の力を抜いた。

「……優しく抱きたいんだ。今日は、本当にセイリュウのおかげで、大勢の命が救われた。あの客船のヤツら以外、無傷で死者も出なかった。本当に感謝してる」
「ロズ、僕は僕のできることをしただけ。それが出来る力があるんだから、貴族の義務とか魔導師団長だからじゃない。人として、当たり前のことだよ」

そう言って、ロズの首に腕を回して、そっと口付ける。

「……そんなセイが、大好きで、愛おしいんだ」

だから、出来るだけ優しく抱くから───って、言ったよねぇ!?

あれから、最初はバードキスから、徐々にディープキスになり、あっという間に裸に剥かれて。

キスでぽーっとなっているうちに、いつの間にか後孔を解されていた。
そして気付いたらナカに挿入されていて、揺さぶられていた。

早い早い早い──!

でももうトロトロにされた僕は、荒い息と喘ぎ声しか出せなくて、魔力不足の身体は重いから、余計に動けなくて。

「あ、ロズ……、はっ──奥、待ってぇ」
「待たないっ、一度出すぞ。そうすれば、重怠さは少し減るはずっ」
「あ、あーっ! 気持ちい……」

お腹の奥にロズの魔力が、あったかい……。
ロズに躾けられた身体は、魔力を欲してロズの剛直をぎゅうっと締め付ける。

「──っ、まだまだ、物欲しそうだな」
「へへへ、あったかい……もっと」

魔力で怠さはちょっと減ったけど、快感で力が抜けた身体は、さっきよりも動かない。

「……ッチュ、あー、優しくって思ってたのに」
「もっと、チューして」
「ああ、もういいや。魔力補給だが、愛し合いたいから、もう、好きなだけ抱くことに決めた。最初に宣言したしな」

『今夜は寝かせないからな』

「ロズぅ……早くぅ……動いてぇ……ああ、ぐっておっきくなったぁ」
「──何か、セイに勝てる気がしない」

煽る天才だな──そう言ったのが聞こえたけど、僕は笑うだけだった。

そうして、今は対面座位で、ロズに口付けをされながら突き上げられている。
自重で結腸を突き抜けていて、ぐぽぐぽと抜き差しされるたび、身体が痙攣するほどの快感が突き抜ける。

「……ん、ふ、はあっ、ぁ」

もう、僕の陰茎からは透明な潮しか出なくなった。いや、それすらも出ないかも。
言葉にならない喘ぎ声で、ひたすらイキっぱなし。

もう、魔力は目いっぱい。ご馳走さま。

そう言いたいのに、だらしなく開いた口からは、『ぁ』とか、『ぅ』とかしか出ない。

「──っこれで、最後にっ」
「───っぁ……」

そう言ってまた最奥に出されて、イって、気持ちいいとお腹いっぱいが頭に浮かんで……僕はついに気絶した。

気絶する直前、カーテンの隙間から、白んだ空が見えて、ガチでオールだったと思った。

当然、翌日(というか、今日だね)はベッドの住人で、海の幸の料理どころじゃなかった。

「……でもまあ、僕も自業自得かなぁ」

魔力不足もそうだし、何となく煽ったような気もするし。

「まあ、俺もやり過ぎた。すまない」

そう言いつつも、嬉しそうに僕の世話を焼くロズ。
貴方は絶倫体力お化けだね。つやっつやの肌で元気いっぱいだね。
ルラック公爵家の使用人達の生温かい目が……いたたまれない。

ちくしょう……明日こそは、公爵家の庭でバーベキューとたこ焼きパーティーやってやる!

あ、その前にたこ焼き器ないな。作るか。









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