偏愛侍女は黒の人狼隊長を洗いたい

あきのみどり

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閑話

ルカスとミリヤム 出会いがしらの一本勝負

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※これは他サイト様に掲載している同作品の感想100件到達記念に、読者様からリクエスト頂き書かせて頂きました閑話です。










 幼い日、ミリヤムが彼に向かって一番最初に向けた言葉は、

「あいつ、いつか、なぐる」

 だった。



 それはミリヤムが七歳の時。その時には既に幼い彼女は見習い侍女として毎日駒鳥のように忙しく邸を走り回っていた。
 まだまだ駆け出しのミリヤムは日々見習い修行に追われていて、最近では好きで好きで好きで堪らないフロリアンにもなかなか会えなくなっていた。
 数年前までは乳母の子という事もあって、特別に一緒にいられる事も多かった。それなのに、最近その顔を見られる機会がぐんと減って、ミリヤムは本当に悲しかった。

 けれど、母も、教育係の妙齢の侍女頭も、そんなミリヤムの性質をよく心得ていて、「立派な侍女になればきっとフロリアン様付きの侍女になれる」と、二人して彼女の尻を叩く。
 そうしてミリヤムは、彼の侍女になることを夢に見て、毎日フロリアンのいる場所とは全然別の場所で働きながら、母アリーナにその日のフロリアンの様子について話を聞くだけの日々を送っていた。我慢我慢の日々だった。
 ミリヤムはフロリアンに逢えない毎日を時にべそべそと泣きながら、懸命に修行の毎日を過ごす。
 周囲の者達は気がついていなかった。
 その下手な“おあずけ”状態が、ミリヤムの中の侯爵家三男に対する偏愛をより酷い状態で育てつつある事に。
 ミリヤムの「坊ちゃま坊ちゃま坊ちゃま……」と、延々繰り返される念仏も、この頃に出来上がったと思われる。



 そんなある日の事だった。
 
 ミリヤムは洗濯物の沢山詰まった篭を手に、中庭の傍を通りかかった。こんもりした洗濯物はミリヤムの視界は殆ど奪っていて、身体の小さなミリヤムはよたよたと廊下を歩いていた。

「うぅ……侍女頭さま、ようしゃなし……ん?」

 ふと、硝子越しに賑やかな声が聞こえて、ミリヤムは、はっと顔を上げる。
 篭の重さに歪んでいた表情が、一気にぱああ……と晴れていた。

「坊ちゃま……!」

 ミリヤムは立ち止まって中庭の中を覗く。実に三日ぶりのフロリアンの声だ。聞き漏らすわけが無い。もうこの頃には彼女は、大勢の中に愛しのフロリアンの声が混じっていても聞き分けられるようになっていた。
 
 木々や花壇で美しい庭園になっている庭園の中を覗き、その金糸の髪の青年を探す。

「あ、」

 居た、と少女の顔が思わず綻ぶ。
 その視線の先で、少年は日の光を金の髪で受けながら、花も霞むような微笑を零し、中庭の中を駆けていた。
 
「はあああ……これで今日も生きていける……」

 ミリヤムは思わず篭を抱えたまま涙した。

「ありがたや、ありがた──ん……?」

 そこでふと、ミリヤムは首を傾げた。
 窓越しのフロリアンの傍に、見慣れぬ少年が居た。
 黒髪で、背丈はフロリアンとそう変わらなかった。フロリアンは彼と共に遊んでいるらしかった。

「……いいなあ……」

 さも楽しそうに微笑み、その黒髪の少年に笑いかけるフロリアンを見て、思わずミリヤムはそう呟く。
 それは見習い侍女であるミリヤムには許されない行為だった。いくら乳母の子だとはいえ、見習い侍女で身分の無いミリヤムは、もうフロリアンとは遊ばせてもらえない。
 見慣れない少年は小姓の服を身につけていて、おそらくどこかの貴族か武官から預けられた子息か何かなのだろう。
 ミリヤムの瞳には、さっきフロリアンを見て出てきた嬉し涙とは別な涙がじわりじわりと滲んでくる。

「……はあ、」

 窓の傍でしゅんとしてしまったミリヤムは、己の侍女専用の制服を見て小さくため息をついた。

「……がんばろう……」

 そうすれば、フロリアンと遊ぶ事は出来なくても、彼付きの侍女になってずっと傍に居る事が出来るようにはなれる。
 そう思って、「よし」と再び篭を抱えなおした、その時だった──

 中庭から一際大きな声が上がって、ミリヤムが思わず其方に顔を向ける。

「!?」

 その光景を見て、ミリヤムは思わず固まった。
 その一瞬、黒髪の少年が──彼女の愛しい主を突き飛ばしたように見えたのだ。



「あ、ごめん!」
「? どうかしたのルカス?」

 尻餅をついたフロリアンに駆け寄って、慌てて引っ張り起こそうとする少年に、押されたフロリアンが青緑の瞳をぱちくりさせて問う。周囲のお付の侍女達も少し慌てたが、フロリアンはそれをまだ小さめな手で制する。
 そうして不思議そうに立ち上がったフロリアンに、少年──ルカスは手を差し出して、ほらと手を開いて見せた。 

「虫です」
「?」

 そこには一匹の赤いてんとう虫がいた。てんとう虫はルカスの手の平の上でちょこちょこと歩いている。

「わああ、かわいいねえ」

 昆虫の好きなフロリアンは一気に破顔する。

「ごめんなさい、服についてました」

 謝るルカスにフロリアンは軽い調子で「いいよ」と微笑みかける。そしててんとう虫を手の平に受け取ると、もう一度微笑んで、彼に言った。

「ありがとう、ルカス」
「はい」



──ありがとう、ルカス、ありがとう、ルカス……ありがとう……

「…………」

 それを木の陰からぎりぎりと睨んでいる者がいた。
 言わずと知れた、ミリヤムである。
 その双眸の暗さと言ったらなかった。とても七歳の少女がするような表情ではない。
 ミリヤムはその暗がりから、黒髪の少年を睨み嫉妬の念を送り続けていた。その少年は、ミリヤムが共に遊ぶ事の敵わぬ少年と堂々と遊び、笑いあい、そして突き飛ばしておきながら、お礼まで言われていたのだ。

「……あいつ、いつか、なぐる」

 ミリヤムは呪いの言葉かと聞き間違えるようなおどろおどろしい声音でそう呟いた。
 あろうことか、あの可愛らしい坊ちゃまに尻餅をつかせるなんて何て奴だ、とミリヤムは怒る。
 突き飛ばし、地面に手を突かせておきながら、あの天使のような微笑を独り占めするなんて、

「ゆるすまじ、黒の小姓め……」



 それから少年ルカスは、幾日もの間、ずっと誰か(あきらかミリヤム)に付け狙われる事となる……


「……」
「どうかしたの? ルキ」

 フロリアンは、己の私室で二人で読書をしていたかと思ったら、本から顔を上げてぼうっとしている少年に気がついた。
 ルカスはフロリアンが自分の方を見ている事に気がつくと、首をこてんと横に倒して、今や親友のように仲のよくなった邸の三男にぽつりと打ち明ける。

「……昨日、わたしのスープだけものすごく甘かったんです」
「スープ? ……ん? あれ? 昨日は肉のスープだったよね?」

 フロリアンがきょとんと首を傾げる。

「はい……それに一昨日は小姓の服に変な継ぎ当てがしてあって……」
「ああ、その膝の?」

 ルカスのズボンの膝には可愛いうさぎのアップリケがしてある。

「可愛いからわざとなんだと思ってた」

 違ったの? と瞳を瞬かせる友に、ルカスは違うと首をふる。

「…………それからその前は布団の中に花がいっぱいしいてあって……」
「花?」
「それからその前は外で昼寝してたら髪にたくさん三つ編みがしてありました」
「ああ、そうだったね。リボンもついてたから可愛かった。あれ? あれはおしゃれじゃなかったの?」
「…………」

 ううん、とルカス。

「……誰かのいたずらなんでしょうか……」
「いたずら……」

 フロリアンは、そう困った顔をしているルカスの、几帳面に揃えられた膝に可愛くあしらわれているウサギのアップリケを見た。
 その、まだ如何にも針を持ちなれていなさそうな不器用さの感じられる、右と左とで目の大きさが違う、ピンクのウサギ。

「…………うーん、なるほど……」
「?」

 ふふふ、とフロリアンは苦笑する。

「まったく、困った子だなあ……」
「?」
「ルキ」
「? はい?」

 フロリアンはにっこりと微笑んで言った。

「ちょっと付き合ってくれる?」






 その頃ミリヤムは使用人用の食堂で頭を悩ませていた。

「……今日のいたずらはどうしよう……」

 長テーブルの端の席について、頬杖をつき、あれでもないこれでもないとうんうん唸っている。
 一口に悪戯と言っても相手がフロリアンのお気に入りだけに、あんまり酷いことは出来ない。それでいて効果的な嫌がらせになるような悪戯を考えているのだが、これがなかなか難しかった。
 寝台に花を飾った時は、本当は虫にしようかとも思ったのだが、昆虫関係は男子を喜ばせかねない。

「うーん喜ばせてしまうのはフホンイ……なんかないかな……次はうわぎに、バラの花の刺繍でも……」
「ミリーの腕前じゃまだバラは難しいんじゃない?」
「うーんじゃあ……りぼ、ん……? ぎゃっ!?」

 気がつくと長テーブルの向かい側に金色の髪の少年がにこにこして座っていた。その笑顔に驚いたミリヤムは思わず椅子から転げ落ちる。

「ぼぼぼぼ……坊ちゃま!? あ! こんな間近なんて久し振りすぎ……ま、まばゆい!!」

 ぎゃーっと叫び、テーブルの下に隠れた娘を、フロリアンの隣にいた黒髪のルカスが言いようの無い表情で見ている。

「……あの、フロリアン様……何? こいつ……」

 ルカスはミリヤムとは初遭遇だった。ミリヤムの方では散々彼をストーキングしていたが、彼としては始めて彼女の顔を見た。
 彼がそう問いかけた主、フロリアンはにこにこしながらしゃがみ込んでテーブルの下を覗き込んでいる。

「この子は僕の乳母の娘でミリヤム。可愛いでしょ? ほーら出ておいでミリー」
「……」

 来い来いとテーブルの下を覗くフロリアンは、まるで何かの動物を招き寄せようとしているかのように見えて、ルカスの怪訝さが増す。

「(……猫……?)」
「ミリー、ルカスに花をあげたり、服に継ぎ当てしたりしたの君でしょ?」

 微笑んだままフロリアンが言うと、ルカスの眉間が「え?」と寄せられる。テーブルの下ではミリヤムが「ぎゃっ!?」と、叫んだ。
 ミリヤムはだらだらと汗を掻いている。こんなに早くばれると思っていなかったらしい。

「えーっとえーっと……」
「ミリー? 僕に嘘ついたりしないよね?」
「!? …………う……はい……」

 そうにっこりと言われて、ミリヤムががっくりと頷く。
 それを見たフロリアンがやれやれと笑った。

「ミリー駄目じゃない。花を贈るのは良いし、アップリケは可愛くできてるし、ルキの三つ編みもリボンも可愛かったけど」
「……」(ルカス)
「でもね、知らない人からそんなふうにずっと何かされたら相手はとっても怖いんだよ。ね、もうしないって約束して」
「……はあい……」

 ミリヤムはしゅんとしながらテーブルの下から這い出してきた。そして憮然としているルカスに向かってぺこりと頭を下げた。

「ごめんなさい。もうしません(ストーキングは)」
「……」

 頭を下げられた方のルカスは、どうしたものかという戸惑った顔つきをしている。その前で、フロリアンはミリヤムの頭をよしよしと撫でていた。

「良い子だね、ミリー。ごめんね、最近かまってあげてなかったよね。少しだけでも休憩の時間に会えるよう、母上に言ってみるから」
「!? 本当に!? また前みたいに髪の毛にブラシをあてたり、お茶を入れたりさせていただけるんですか!?」
「うん、頼んでみる」

 途端ミリヤムがびよんびよんと飛び上がって喜び始めた。

「わああああああ!!! 坊ちゃまのおぐし!!!」
「そのかわりお仕事頑張るんだよミリー」

 ミリヤムがはい! とぶんぶん頷いた時、ルカスが、そうっと手を上げた。 

「あ、の……フロリアン様、ミリ、ヤム? ところでどうしてわたしはこの子にいたずらをされたんでしょうか……? この乳母の娘はフロリアン様のなんなのですか?」

 全然意味が分かりません、と言うルカスに、ミリヤムがずずいと進み出た。
 その小さな身体から未だ滲み出るあからさまな敵意にルカスが思わず仰け反る。
 さっきフロリアンと話して喜んでいた時は、普通の少女のようで可愛らしかったのに、今はもう険のある表情がなんだかとっても気味悪い、とルカスは思った。

「お初にお目にかかります、いえ、わたくしめはずっとつけ狙ってましたけどね。わたくし侍女アリーナ・ミュラーの娘、ミリヤムです。私めは、フロリアン様の第一の信奉者です。わ・た・く・し・が第一の! そしてフロリアン様のおさななじみであり、旦那様と奥方様の次にフロリアン様を愛しているミリヤムです。ミリヤム・ミュラー、ミリヤム・ミュラーをよろしくおねがいいたします。わたくしめが一番です!!」
「信奉者だなんて、ミリーったら難しい言葉を知ってるねえ」
「…………」

 ふふふ、とフロリアンが笑う。だがルカスはとても笑えなかった。
 その主張は明らかにルカスに対する牽制の意思がなみなみと含まれていて。ルカスは思わず憮然とする。自分だって、その優しい侯爵の三男がとても好きで、自分こそが親友なのだと自負していたから尚の事。

「……」
「ミリーはね、僕と殆ど生まれてた時から一緒だから。仲がいいんだ」
「ええ、ええ。ですからルカス様があまりにもフロリアン様と仲がよろしいうえ、この間中庭で坊ちゃまをつきとばしたあげく、“てんとう虫かわいいねえ”などと、坊ちゃまのひときわ美しい微笑みをひとり占めなさるので、激・裂・気に食いませんでした。すみません」
「……」

 ルカスは思った。こいつ、これで謝っているつもりなのだろうか、と。
 しかし金の髪の主の息子は、そんな娘に向かってほのぼのと微笑んでいる。解せない、とルカス。
 もしかしてこいつは彼のお気に入りで、この先嫌がらせをされたとしてもじっと耐えなければならないのだろうか、とも思った。が、ルカスの顔つきから、それを察したらしいフロリアンがくすくす笑って首を振った。

「大丈夫、別にやられたらやりかえしてもいいと思うよ。加減はしてほしいけどね、ミリは女の子だから」
「……はあ」
「ええ、ええ、しかえし大歓迎です。そうしていただければ、こちらもどうどうとやり返す事ができますから」

 おほほほほ、と大人の真似をして高笑いするミリヤムの顔はいかにも憎たらしくて。かちんと来たルカスはミリヤムを睨んだ。無論睨まれた方のミリヤムも、丸い目を精一杯鋭くしてルカスを睨み返す。

 ここに──フロリアン争奪戦の幕は上がり──

 二人は三日後には取っ組み合いの喧嘩をするような仲となる。
 

「…………」
「…………」

 額をくっ付けるようにして睨みあっている少年少女を見て、フロリアンはにこにこと金の睫に彩られた瞳を和らげた。

「二人とも、ほどほどにして仲良くしてね」

 しかしそれは絶対に出来ない、と思った二人は──それから実に十三年という年月を、そのままの関係性で過ごすこととなるのだった……


 戦いは、続く。


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感想 152

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みんなの感想(152件)

unkun
2025.08.26 unkun

こんにちは ! 下手な日本語を構わないでください、私はまだ日本語学び中の外国人です

先ほどこの小説を見つけて、もふもふが好きなので読んでみますと思いました. 私みたいに初心者にとってちょっと読みにくいですけど、とても可愛くて楽しいです ! 人間と獣人が功存している話は最高だと思います. だからこそ、そしてもちろん可愛いミリちゃんとカッコいいヴォルデマー様のために、頑張ります ! 面白い話を楽しみながら、同時にみちみちで日本語を学び続きます !

こんなにいい小説を書いてくれて本当にありがとうございます ! お疲れ様です !

2025.09.02 あきのみどり

unkun様

作品をお読みいただき、ありがとうございます。
読んでいただけたことも、ご感想も、とてもうれしいです!

お勉強がんばってください!
わたしも楽しいお話がまた書けるようにがんばります!

解除
anb4sa
2024.05.26 anb4sa

I love this work so much! Werewolf beastman is so good! Fluffy-sama is so good! Voldemar-sama is so gentle! I can only imagine his trouble, smile, grin and laugh expressions!! I'm so melting!! I hope the manga or even anime version will exist in the future or in another parallel world somewhere! Thank you so much for you warm and fluffy work! (~w~)
(I'm only at the first 4 episodes of volumn 1 but I can't hold down the fluffy feeling and end up writing the comment, sorry)

2024.05.31 あきのみどり


Thank you for reading my piece.
I'm not very good at English, so I'm not sure if I can convey my message well, but let me say thank you.
I am very happy that you enjoyed my work!
I would be honored if you could read the rest of my work.

解除
まっちゅ
2018.12.04 まっちゅ

今、2章を読み始めてみました。すみません、ちゃんと続いてました☆はー、面白くて一気に読みたいような、ゆっくり読みたいような。。
そんな感じですw

2018.12.05 あきのみどり

まっちゅ様

まとめてこちらにお返事させていただきます。

作品お読み頂き有難うございます(*^_^*)
電子書籍ご購入頂き感謝です。書籍化部分は、一冊の本である程度お話の区切りが良いように、(あと一巻だけでしか出なかったときの為に(^_^;))かなりストーリーの流れが変わっているんですね。
そのせいで書籍化部分とネット版を続けて読むと「?」となるところもあるかと思います。分かりづらくすみません;

サブキャラがつぶだっていると言って頂けて嬉しいです。私もサブキャラを愛しすぎて、未だに新作でなく、サイドストーリー的なものばかり書いてしまっています。
また新しく、ミリのような変な子も書きたいんですが…笑

ご感想有難うございました。とっても励みになりました!

解除

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