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12歳・学園生活の始まり。ここは地獄ですか!?
学園生活の始まり
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皆さまごきげんよう。
フィアナ・ヴァレンタインです。
突然ですが私は今………
家族に泣きつかれております
「頼む!いかないでくれ!フィアナ!我らが天使よ!」
「お姉さまぁぁぁぁ!いかないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!リリーを一人にしないでぇぇ!!(泣)」
「……」
(……ここまでくると、さすがに鬱陶しく感じてしまいますね…)
と、アルトと呆れの視線をかわす。
(とりあえず、このままでは拉致があかないので、お母様に視線でヘルプを求めましょうか………)
「改めて、行ってまいります。お父様、お母様、リリー」
「いつでも帰ってきて良いからな!?」
「おねぇさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(泣)」
「あなた達……?」
「「ビクゥ!」」
「このままではいくらたってもフィアナが旅立つことができないでしょう?これ以上引き留めるつもりですか……?」
(お母様……強いです……)
お母様の強さを改めて実感しました。
「気を付けていってらっしゃい、フィアナ。いつでも帰ってきていいですからね?」
(あ……お母様も通常運転でした)
私達は、無事入学試験に合格しました。
今回は試験の成績発表とクラス発表があるのです。
その後は各自自由にしてよくて、校内を見て回るのもよし、部屋で休んでもよしとのことです。
明日本格的に入学式や、オリエンテーションがあります。
「試験で一度来ましたが……改めてみるとやはりすごいですね………」
「そうですね」
『王立セントリア学園』それが、明日から
私達が通う学校です。
ここは全寮制のため、私達は今日から家から離れて寮生活になります。
すごく楽しみです!
「と、姉さん。成績発表の方を見に行きましょう。クラスも書かれてますし」
「そうですね」
と、私達は歩き出す。
(なんでいつも歓声があがるんでしょうか……?すごい見られますし……やっぱりこの空気は苦手です……)
(リーティア様…………これは夢でしょうか……いや夢であって欲しいんですが!!)
試験の結果発表、私はまさかのトップでした。
結果は以下の通りです
1位 フィアナ・ヴァレンタイン
学力 500/500
魔法 100/100
体力 100/100
総合 700/700 クラス A
2位 クレイティオ・フレディア
学力 499/500
魔法 98/100
体力 100/100
総合 697/700 クラス A
3位 ハウライトリア・フレディア
学力 495/500
魔法 98/100
体力 98/100
総合 691/700 クラス A
(王族よりも上の点数ってヤバくないですか!?てか満点だし!!なんで!?私が何をしたというんですか!?私は目立ちたくないんですってばぁぁぁぁぁ!!)
と、私は心のなかで嘆くのでした。
ちなみにアルトは15位でした。
アルトには
「さすが姉さんですね」
と、言われました。
もうこのまま立ち去ろうと思った矢先
「おい」
「へ!?え!?あ!はっはい!ごめんなさい!私なんかが邪魔しちゃってほんとすいません!ごめんなさい!存在していてごめんなさい!今すぐどきます!どきますからぁぁぁぁぁ!!」
と、いきなり声をかけられると同時にかなり低音だったため、驚いて令嬢にあるまじき口調……しかも大声をだしてしまった。
「え!?あ、いや、別にお前が邪魔だったという訳じゃなくてな……えーと……その……驚かせてすまなかった」
「へ……?」
と、この人は謝罪してきた。
(あれ……この人ってあの時の……)
と、恐る恐る顔をあげると
漆黒のサラサラの髪と、燃えるような赤い瞳の美少年が目の前にたっていた。
「え……あ……あの………ど………どのようなご用でしょうか………」
ちょっと冷静さを取り戻してきました……頑張れ私!
「いや……少々気になっただけだ。お前だろ?前代未聞の満点をとったフィアナ・ヴァレンタインは」
「へ?え……えーと……た……確かに私がフィアナ・ヴァレンタインですが…………」
「そうか……お前がハルトの言っていた……ボソリ」
「えーと……なにかおっしゃいましたか?」
「いや、なんでもない。そういえば自己紹介が遅れたな。俺は『クレイティオ・フレディア』だ。今日からクラスメイトだし、身分なんか気にせず気軽に接してくれると嬉しい」
「えーと……フィアナ・ヴァレンタインです。………え?……フレディア……?」
「?どうした?」
「えーと……あの……失礼ですが……国王陛下のご子息様……ですか……?」
「?あぁ……事実上そうだな」
「た………」
「た?」
「大変申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
と、私は勢いよく謝罪をするのでした。
その後、ハルト様がやってきたので、事情?の確認をすることにし、カフェテラスに移動しました。
この学園、すごく設備も揃っており、なによりすごい広いんですよね………
迷わないでしょうか………
「えーと、つまりクレイティオ様はハルト様は義理の兄弟で、クレイティオ様が、正妃様、ハルト様が側妃のお子様ですが、ハルト様の方が先に産まれた為、ハルト様が第一王子、クレイティオ様が第2王子ということになっている…という事でよろしいでしょうか」
「あぁ間違ってない。まぁ他にも理由はあるが、そういうことだ。あと、俺もクレオでいい。」
「他の理由……ですか?よろしければ……お伺いしてもよろしいですか?」
「別に問題ない。俺の目は赤色だ。そして黒髪。これは我が国では災いの象徴と言われていてな。この姿は周りに混乱を持たしてしまう。だから国王はハルトを第1、俺を第2にした。」
「そうなのですか……」
「嫌になっただろう?こんな不気味な災いの姿を持っていて」
「いいえ。私は………美しいと思いますよ?その瞳も髪も………とても……綺麗だと思います」
「………!」
クレオ様はよほど驚いたのか目を見張った。
そして、笑いだした
「ふっ………ははははは!ハルトの言った通りだな!確かにフィアナ・ヴァレンタインは面白い。まさか今まで周りが恐れたこの見た目を美しいと言うとはな………くくく………」
「そうでしょう?兄上………」
「?」
私にはハルト様の最後の呟きはよく聞こえなかったけど
でも本当に、私はクレオ様の姿は綺麗だと思った。
それに実際
(黒髪の方が身近だったので………)
私の前世の髪色は、クレオ様と同じだった。
周りは私のように真っ黒じゃなかったから、私はかなり浮いたのだ。
(私とあなたは……似ているのかもしれませんね)
と、1人心の中で呟いたのだった。
フィアナ・ヴァレンタインです。
突然ですが私は今………
家族に泣きつかれております
「頼む!いかないでくれ!フィアナ!我らが天使よ!」
「お姉さまぁぁぁぁ!いかないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!リリーを一人にしないでぇぇ!!(泣)」
「……」
(……ここまでくると、さすがに鬱陶しく感じてしまいますね…)
と、アルトと呆れの視線をかわす。
(とりあえず、このままでは拉致があかないので、お母様に視線でヘルプを求めましょうか………)
「改めて、行ってまいります。お父様、お母様、リリー」
「いつでも帰ってきて良いからな!?」
「おねぇさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(泣)」
「あなた達……?」
「「ビクゥ!」」
「このままではいくらたってもフィアナが旅立つことができないでしょう?これ以上引き留めるつもりですか……?」
(お母様……強いです……)
お母様の強さを改めて実感しました。
「気を付けていってらっしゃい、フィアナ。いつでも帰ってきていいですからね?」
(あ……お母様も通常運転でした)
私達は、無事入学試験に合格しました。
今回は試験の成績発表とクラス発表があるのです。
その後は各自自由にしてよくて、校内を見て回るのもよし、部屋で休んでもよしとのことです。
明日本格的に入学式や、オリエンテーションがあります。
「試験で一度来ましたが……改めてみるとやはりすごいですね………」
「そうですね」
『王立セントリア学園』それが、明日から
私達が通う学校です。
ここは全寮制のため、私達は今日から家から離れて寮生活になります。
すごく楽しみです!
「と、姉さん。成績発表の方を見に行きましょう。クラスも書かれてますし」
「そうですね」
と、私達は歩き出す。
(なんでいつも歓声があがるんでしょうか……?すごい見られますし……やっぱりこの空気は苦手です……)
(リーティア様…………これは夢でしょうか……いや夢であって欲しいんですが!!)
試験の結果発表、私はまさかのトップでした。
結果は以下の通りです
1位 フィアナ・ヴァレンタイン
学力 500/500
魔法 100/100
体力 100/100
総合 700/700 クラス A
2位 クレイティオ・フレディア
学力 499/500
魔法 98/100
体力 100/100
総合 697/700 クラス A
3位 ハウライトリア・フレディア
学力 495/500
魔法 98/100
体力 98/100
総合 691/700 クラス A
(王族よりも上の点数ってヤバくないですか!?てか満点だし!!なんで!?私が何をしたというんですか!?私は目立ちたくないんですってばぁぁぁぁぁ!!)
と、私は心のなかで嘆くのでした。
ちなみにアルトは15位でした。
アルトには
「さすが姉さんですね」
と、言われました。
もうこのまま立ち去ろうと思った矢先
「おい」
「へ!?え!?あ!はっはい!ごめんなさい!私なんかが邪魔しちゃってほんとすいません!ごめんなさい!存在していてごめんなさい!今すぐどきます!どきますからぁぁぁぁぁ!!」
と、いきなり声をかけられると同時にかなり低音だったため、驚いて令嬢にあるまじき口調……しかも大声をだしてしまった。
「え!?あ、いや、別にお前が邪魔だったという訳じゃなくてな……えーと……その……驚かせてすまなかった」
「へ……?」
と、この人は謝罪してきた。
(あれ……この人ってあの時の……)
と、恐る恐る顔をあげると
漆黒のサラサラの髪と、燃えるような赤い瞳の美少年が目の前にたっていた。
「え……あ……あの………ど………どのようなご用でしょうか………」
ちょっと冷静さを取り戻してきました……頑張れ私!
「いや……少々気になっただけだ。お前だろ?前代未聞の満点をとったフィアナ・ヴァレンタインは」
「へ?え……えーと……た……確かに私がフィアナ・ヴァレンタインですが…………」
「そうか……お前がハルトの言っていた……ボソリ」
「えーと……なにかおっしゃいましたか?」
「いや、なんでもない。そういえば自己紹介が遅れたな。俺は『クレイティオ・フレディア』だ。今日からクラスメイトだし、身分なんか気にせず気軽に接してくれると嬉しい」
「えーと……フィアナ・ヴァレンタインです。………え?……フレディア……?」
「?どうした?」
「えーと……あの……失礼ですが……国王陛下のご子息様……ですか……?」
「?あぁ……事実上そうだな」
「た………」
「た?」
「大変申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
と、私は勢いよく謝罪をするのでした。
その後、ハルト様がやってきたので、事情?の確認をすることにし、カフェテラスに移動しました。
この学園、すごく設備も揃っており、なによりすごい広いんですよね………
迷わないでしょうか………
「えーと、つまりクレイティオ様はハルト様は義理の兄弟で、クレイティオ様が、正妃様、ハルト様が側妃のお子様ですが、ハルト様の方が先に産まれた為、ハルト様が第一王子、クレイティオ様が第2王子ということになっている…という事でよろしいでしょうか」
「あぁ間違ってない。まぁ他にも理由はあるが、そういうことだ。あと、俺もクレオでいい。」
「他の理由……ですか?よろしければ……お伺いしてもよろしいですか?」
「別に問題ない。俺の目は赤色だ。そして黒髪。これは我が国では災いの象徴と言われていてな。この姿は周りに混乱を持たしてしまう。だから国王はハルトを第1、俺を第2にした。」
「そうなのですか……」
「嫌になっただろう?こんな不気味な災いの姿を持っていて」
「いいえ。私は………美しいと思いますよ?その瞳も髪も………とても……綺麗だと思います」
「………!」
クレオ様はよほど驚いたのか目を見張った。
そして、笑いだした
「ふっ………ははははは!ハルトの言った通りだな!確かにフィアナ・ヴァレンタインは面白い。まさか今まで周りが恐れたこの見た目を美しいと言うとはな………くくく………」
「そうでしょう?兄上………」
「?」
私にはハルト様の最後の呟きはよく聞こえなかったけど
でも本当に、私はクレオ様の姿は綺麗だと思った。
それに実際
(黒髪の方が身近だったので………)
私の前世の髪色は、クレオ様と同じだった。
周りは私のように真っ黒じゃなかったから、私はかなり浮いたのだ。
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と、1人心の中で呟いたのだった。
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