28 / 65
平和!?な日常。今日も賑やかです
弟ができました!…あれ、嫌われてる…?
しおりを挟む
皆さまごきげんよう。
フィアナ・ヴァレンタインです。
ただいま私は新しくできた弟に敵意を向けられております……
(私……なにかしたでしょうか………いや絶対してません。今日が初対面ですし…)
ことの発端は数日前に至ります
コンコン
「お父様。フィアナです。ご用はなんでしょうか」
「来たか……入りなさい」
「失礼します」
「それでお父様。本日はどのようなご用ですか?」
「あぁ……フィアナ、お前に弟ができる」
「………………はい?」
(え?なに?唐突すぎて話の意図が見えないんですけど)
「お父様。それだけでは理解が追い付かないのですが……」
「ん……あぁすまない。いきなりすぎたな。実はこの前リリーが生まれる前に話した通り、家の分家から養子をとることにしたんだ。歳はお前と同い年だが、立場上お前の方が上だから弟ができるといったんだ。慣れないことも多いと思うから、お前が面倒を見てやってほしい」
「はぁ……」
「本来は私たちがすることなんだろうが、あいにくと仕事であまり構ってやれないと思うからな。シルヴィアはリリーの世話で忙しいだろうし…」
「よってその役が私にまわってきたと。わかりました。お受けしましょう」
「ありがとう。理解が早くて助かる。やっぱりうちのフィアナは天才だな!ハッハッハ!」
「ご用はそれだけでしょうか?」
「え?…あ、あぁ……」
「わかりました。失礼します」
パタン
「……反抗期だろうか……?」
(うわー……まじかぁ……まさか弟ができて、その世話係が回ってくるとは……あぁ…気が重いよぉ…男性恐怖症の私に男の相手をしろと!?死ねっていってるようなものですからね!?まぁでも受けてしまったものは仕方ありません。最低限の世話をすれば大丈夫ですよね、うん)
「……頑張ろう」
そうして、弟が我が家にやって来た。
「あぁ、フィアナ。彼が今日から我がヴァレンタイン家の跡取りになり、お前の義弟だ。」
「はじめまして。私はフィアナ・ヴァレンタインです。呼び方は名前でも、姉でもどちらでも構いません。これからよろしくお願いします」
「…………アルト。よろしく」
「え……えぇ……」
(うっわぁ……無愛想ですぅ……てかこっち睨むのやめてくれません?怖いんですけど!私何かしました!?全く覚えがないんですけど!?そんな敵意むき出しにしないで!?)
そしていまに至ります
(うわぁ……まだ睨まれてますぅ……でも多分この子攻略対象の一人ですよね?ポジション的に考えて……美形ですし)
「それじゃあフィアナ。あとは任せた」
「へ!?はっはい!」
(いきなり話を丸投げ子ないでください……驚きますので……お陰で反応遅れたじゃないですか……)
「えーと、じゃあアルトくん……「アルトで良い」
(サヨウデスカ)
「じゃあアルト、今からあなたの部屋に案内しますね。多分荷物も既に運ばれてるかと……」
「わかった……あ……わかりました……」
「無理に敬語で言わなくても大丈夫ですよ?いきなり初めての環境で慣れないこともあると思いますけど、そのための私ですから何かあったら遠慮なくいってください。これでも今日からあなたの姉ですから」
「……いきなり姉ぶるとか何様なの?うざい」
「……」
(おぉう……これらあれですか?腹黒キャラ?無口な腹黒キャラ的なやつですか?それともツンデレですか?もうわけわかんないんですけど!!確かにあまり関わりたくないとか思いましたよ!?思いましたけど!さすがにここまで突っぱねられると心に来るんですが……(泣))
「……そうですか……失礼しました」
「部屋……」
「え?」
「俺の部屋……どっち」
「え?あっあちらですけど」
「そう……」
「え?ちょっちょっと待って!案内を……」
「いらない。あと鬱陶しい」
「……」
(なんなんですか……なんなんですか!?あの……その……えっと……ク……クソガキ?は!!あれが、姉(一応ですけど!)に対する態度ですか!?鬱陶しい?どこが!?どこに鬱陶しい要素ありました!?)
「フフフフフフフフフ……良いでしょう……そっちが鬱陶しい鬱陶しいと拒むなら……私はグイグイいってやろうじゃないですか……!!そしてあなたにお姉さまと呼ばせて見せます!覚悟しなさい!アルト!」
_アルトの自室にて
「……なんか寒気がする。さっさと終わらせてねよ」
フィアナ・ヴァレンタインです。
ただいま私は新しくできた弟に敵意を向けられております……
(私……なにかしたでしょうか………いや絶対してません。今日が初対面ですし…)
ことの発端は数日前に至ります
コンコン
「お父様。フィアナです。ご用はなんでしょうか」
「来たか……入りなさい」
「失礼します」
「それでお父様。本日はどのようなご用ですか?」
「あぁ……フィアナ、お前に弟ができる」
「………………はい?」
(え?なに?唐突すぎて話の意図が見えないんですけど)
「お父様。それだけでは理解が追い付かないのですが……」
「ん……あぁすまない。いきなりすぎたな。実はこの前リリーが生まれる前に話した通り、家の分家から養子をとることにしたんだ。歳はお前と同い年だが、立場上お前の方が上だから弟ができるといったんだ。慣れないことも多いと思うから、お前が面倒を見てやってほしい」
「はぁ……」
「本来は私たちがすることなんだろうが、あいにくと仕事であまり構ってやれないと思うからな。シルヴィアはリリーの世話で忙しいだろうし…」
「よってその役が私にまわってきたと。わかりました。お受けしましょう」
「ありがとう。理解が早くて助かる。やっぱりうちのフィアナは天才だな!ハッハッハ!」
「ご用はそれだけでしょうか?」
「え?…あ、あぁ……」
「わかりました。失礼します」
パタン
「……反抗期だろうか……?」
(うわー……まじかぁ……まさか弟ができて、その世話係が回ってくるとは……あぁ…気が重いよぉ…男性恐怖症の私に男の相手をしろと!?死ねっていってるようなものですからね!?まぁでも受けてしまったものは仕方ありません。最低限の世話をすれば大丈夫ですよね、うん)
「……頑張ろう」
そうして、弟が我が家にやって来た。
「あぁ、フィアナ。彼が今日から我がヴァレンタイン家の跡取りになり、お前の義弟だ。」
「はじめまして。私はフィアナ・ヴァレンタインです。呼び方は名前でも、姉でもどちらでも構いません。これからよろしくお願いします」
「…………アルト。よろしく」
「え……えぇ……」
(うっわぁ……無愛想ですぅ……てかこっち睨むのやめてくれません?怖いんですけど!私何かしました!?全く覚えがないんですけど!?そんな敵意むき出しにしないで!?)
そしていまに至ります
(うわぁ……まだ睨まれてますぅ……でも多分この子攻略対象の一人ですよね?ポジション的に考えて……美形ですし)
「それじゃあフィアナ。あとは任せた」
「へ!?はっはい!」
(いきなり話を丸投げ子ないでください……驚きますので……お陰で反応遅れたじゃないですか……)
「えーと、じゃあアルトくん……「アルトで良い」
(サヨウデスカ)
「じゃあアルト、今からあなたの部屋に案内しますね。多分荷物も既に運ばれてるかと……」
「わかった……あ……わかりました……」
「無理に敬語で言わなくても大丈夫ですよ?いきなり初めての環境で慣れないこともあると思いますけど、そのための私ですから何かあったら遠慮なくいってください。これでも今日からあなたの姉ですから」
「……いきなり姉ぶるとか何様なの?うざい」
「……」
(おぉう……これらあれですか?腹黒キャラ?無口な腹黒キャラ的なやつですか?それともツンデレですか?もうわけわかんないんですけど!!確かにあまり関わりたくないとか思いましたよ!?思いましたけど!さすがにここまで突っぱねられると心に来るんですが……(泣))
「……そうですか……失礼しました」
「部屋……」
「え?」
「俺の部屋……どっち」
「え?あっあちらですけど」
「そう……」
「え?ちょっちょっと待って!案内を……」
「いらない。あと鬱陶しい」
「……」
(なんなんですか……なんなんですか!?あの……その……えっと……ク……クソガキ?は!!あれが、姉(一応ですけど!)に対する態度ですか!?鬱陶しい?どこが!?どこに鬱陶しい要素ありました!?)
「フフフフフフフフフ……良いでしょう……そっちが鬱陶しい鬱陶しいと拒むなら……私はグイグイいってやろうじゃないですか……!!そしてあなたにお姉さまと呼ばせて見せます!覚悟しなさい!アルト!」
_アルトの自室にて
「……なんか寒気がする。さっさと終わらせてねよ」
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました
ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる