10 / 21
待ちに待った夕食
しおりを挟む
俺は放課後になり急いで家に帰った。
早く帰って夕食を食べたいという気持ちが強かったが俺は帰ってからあることに気づいた。
先生は仕事があるので俺より帰るのは遅い。冷静になればわかることだった。
「洗濯物でも畳んで勉強でもするか。」
俺は襖を開けて縁側の向こうにある物干し竿を眺めた。俺の服に隠れて大きな赤色のブラとパンツとそのブラより少し小さい黄色のブラとパンツがあった。
「あれがブラか。初めて見るなー。」
俺の記憶の中では初めて見るブラだった。男のパンツよりも遥かに魅力的だ。全く違う魅力だ。見ているだけで身体が熱くなる感じだ。
俺は1人で恥ずかしがりながら洗濯物を取り込み畳んでタンスの中に入れた。
「ふぅー終わったー。」
キッチンで麦茶を飲み一息ついていると紗奈蘭さんが帰ってきた。
「太陽帰ってたんだ...」
「はい。夕食が待ちきれなくて早く帰りました。」
「有梨華姉ちゃん今日遅いよ...」
「後から気づきました。とりあえず宿題でもして待ってます。」
俺は机に向かって宿題を始めた。
今日の宿題は英語だった。得意教科ということもあり俺は早いペースで宿題を進めた。
◇◇◇
いい匂いがする....
俺は目を開けた。どうやら眠っていたみたいだ。
宿題を終わらせた後眠ってしまったようだった。
テーブルの上にはオムライスにフライドチキン、コーンスープ、トマトサラダ、ケーキだ。
「凄い。豪華だ。」
「あっ起きたんだね太陽くん。宿題は終わったの?」
「はい。今日は大丈夫です。」
「ふふふ。よくできました。私も昨日約束した豪華な夕食頑張ってみたよ。一部お店で買ったけどね」
有梨華先生は食事をテーブルの上に置きながら笑みを見せる。仕事も大変なのに料理まで。
感謝してもしきれないぐらいだ。
「有梨華先生ありがとうございます。」
「ううん。感謝されるほどじゃないよ。」
俺たちは手を合わせていただきますをすると夕食を食べた。どれも美味しい。手が止まらなかった。
「有梨華先生美味しいです。ありがとうございます。」
「喜んでもらえて私は嬉しいよ。」
先生がニコッと微笑むので俺も返すようにニコッと笑った。
夕食を食べ終えると洗い物を俺が引き受けたのだが有梨華先生も手伝いに来たので談笑しながら洗い物をした。
洗剤を付けてゴシゴシと食器を擦り有梨華先生に渡す。それを受け取った有梨華先生は水洗いをする。
初の共同作業だった。
食器洗いが終わると有梨華先生と紗奈蘭さんがお風呂に入った。
またもや声が聞こえてくる。
「有梨華姉ちゃんのおっぱいムニムニして私好きだなー。」
「ちょっと紗奈蘭!おっぱい揉むのやめなさいっ。」
(また始まったな。)
俺は2人の声が聞こえなくなるまで悶々としていた。2人がお風呂から出た頃には俺のHPはほぼ0だった。
◇◇◇
2人の後に俺は風呂に入り終えると布団の中に入った。ふと今日の昼食の時間に秋奈先生が言ったことを思い出した。
(明日は先生と遊園地か...)
思い出さなければ良かったかもしれなかった。胸がドキドキしてその日は中々寝付けれなかったからだ。
早く帰って夕食を食べたいという気持ちが強かったが俺は帰ってからあることに気づいた。
先生は仕事があるので俺より帰るのは遅い。冷静になればわかることだった。
「洗濯物でも畳んで勉強でもするか。」
俺は襖を開けて縁側の向こうにある物干し竿を眺めた。俺の服に隠れて大きな赤色のブラとパンツとそのブラより少し小さい黄色のブラとパンツがあった。
「あれがブラか。初めて見るなー。」
俺の記憶の中では初めて見るブラだった。男のパンツよりも遥かに魅力的だ。全く違う魅力だ。見ているだけで身体が熱くなる感じだ。
俺は1人で恥ずかしがりながら洗濯物を取り込み畳んでタンスの中に入れた。
「ふぅー終わったー。」
キッチンで麦茶を飲み一息ついていると紗奈蘭さんが帰ってきた。
「太陽帰ってたんだ...」
「はい。夕食が待ちきれなくて早く帰りました。」
「有梨華姉ちゃん今日遅いよ...」
「後から気づきました。とりあえず宿題でもして待ってます。」
俺は机に向かって宿題を始めた。
今日の宿題は英語だった。得意教科ということもあり俺は早いペースで宿題を進めた。
◇◇◇
いい匂いがする....
俺は目を開けた。どうやら眠っていたみたいだ。
宿題を終わらせた後眠ってしまったようだった。
テーブルの上にはオムライスにフライドチキン、コーンスープ、トマトサラダ、ケーキだ。
「凄い。豪華だ。」
「あっ起きたんだね太陽くん。宿題は終わったの?」
「はい。今日は大丈夫です。」
「ふふふ。よくできました。私も昨日約束した豪華な夕食頑張ってみたよ。一部お店で買ったけどね」
有梨華先生は食事をテーブルの上に置きながら笑みを見せる。仕事も大変なのに料理まで。
感謝してもしきれないぐらいだ。
「有梨華先生ありがとうございます。」
「ううん。感謝されるほどじゃないよ。」
俺たちは手を合わせていただきますをすると夕食を食べた。どれも美味しい。手が止まらなかった。
「有梨華先生美味しいです。ありがとうございます。」
「喜んでもらえて私は嬉しいよ。」
先生がニコッと微笑むので俺も返すようにニコッと笑った。
夕食を食べ終えると洗い物を俺が引き受けたのだが有梨華先生も手伝いに来たので談笑しながら洗い物をした。
洗剤を付けてゴシゴシと食器を擦り有梨華先生に渡す。それを受け取った有梨華先生は水洗いをする。
初の共同作業だった。
食器洗いが終わると有梨華先生と紗奈蘭さんがお風呂に入った。
またもや声が聞こえてくる。
「有梨華姉ちゃんのおっぱいムニムニして私好きだなー。」
「ちょっと紗奈蘭!おっぱい揉むのやめなさいっ。」
(また始まったな。)
俺は2人の声が聞こえなくなるまで悶々としていた。2人がお風呂から出た頃には俺のHPはほぼ0だった。
◇◇◇
2人の後に俺は風呂に入り終えると布団の中に入った。ふと今日の昼食の時間に秋奈先生が言ったことを思い出した。
(明日は先生と遊園地か...)
思い出さなければ良かったかもしれなかった。胸がドキドキしてその日は中々寝付けれなかったからだ。
0
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる