孤独になった俺は女教師とその妹と暮らすことになった

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羽田先生の頼みで水泳部に

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「やぁ。星月 太陽 」
廊下を歩いている俺を後ろから呼ぶのは羽田先生だ。
羽田先生と言えばこの間のこともあり正直あまり関わりを持ちたくはないのが本音だ。しかし先生である以上多少の関わりは必要なのは理解している。
「羽田先生こんにちは。」
俺は羽田先生に向かって一礼した。

「今日は君に頼みがあってな。単刀直入に言うが水泳部に入ってくれないかな?断ればどうなるかは分かっていると思うけど。」
ほぼ脅迫じゃないかと思う所だが現在俺は部活に所属していないしこれを機に何か部活に所属して運動することもありだと思い始めた。

「分かりましたよ。入ります。」

「さすがは僕の生徒だ。話が早くて助かるよ。ふふふ。」
そう言うと不気味な笑いで羽田先生は去った。



翌日早速水泳部に入部して練習をすることになった。とりあえず体験入部といった形になっている。
「今日から仮入部の星月 太陽くんだ。みんな仲良くしてあげてくれないかな。」
羽田先生は俺と2人で話す時と比べてすごく優しくて好イメージを抱くような話し方をする。

そして俺と同時にもう1人紹介された人がいる。
有梨華先生だ。
昨日俺が水泳部に仮入部することを伝えると羽田先生が何かしないか監視するために見学として来たみたいだ。
「確か有栖川先生も水泳経験者ですよね?」

「はい。一応習ってました。」
羽田先生の問いに普段と同じ雰囲気で答える有梨華先生。

「星月くんは更衣室を案内するから来てくれないかな?他のみんなは練習を開始してくれないかな。」
部員は強い返事をすると各自練習を始めた。
俺は羽田先生の案内の元男子更衣室へと入っていく。
更衣室には俺と羽田先生だけだった。
「星月 太陽。僕の計画通りに事が進んで助かるよ。」
羽田先生はニヤリと笑う。

「計画通り?」

「ああ。君が水泳部に仮入部するということを有梨華先生が知れば必ず様子を見に来ると思ってね..僕が有梨華先生に近づくチャンスが来たということだ。」

「相変わらずですね。羽田先生。」

「有梨華先生は僕のものになる。ふふふ...ハッ張っは。」
羽田先生は笑いながら更衣室を去った。
俺は水着に着替えて更衣室を出た。
俺の高校の水泳部は男子と女子が共同で練習をする。つまり女子の水着姿も見ることができるのだ。まさに眼福だ。

「太陽くん。目つきがエッチだよ。」

「ゆ、有梨華先生っ!」

「そんな..怖いものが来たような目しなくてもいいじゃない。」
有梨華先生は俺の横に座り練習を見ていた。

「やぁ。君たち2人で仲良くおしゃべりしているのかな。」
俺たちの元に羽田先生が現れた。

「羽田先生。」

「星月くん。君には特別メニューも用意している。来てもらえるかな?」
俺は羽田先生に連れられて地獄の練習メニューをさせられることになったのだ。
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