クジを引いたら幼馴染と異世界に来て能力身につけた

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エレメント能力者編

即堕ち

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「頼むよっ!そこは俺たちに力を貸してくれっ」
昇は土下座して頼んだ。
翠も希良梨もそれに続く。
ジレンは腕を組みスフィアを見る。
ラーシィはぼーっとスフィアを見ていた。

「嫌なの。スフィアはスフィアの為にしか力を使いたくないの。」

「仕方ないな。だったら俺たちと闘って負けたら力を貸せ。」
ジレンはスフィアに挑発的だった。


「分かったの。でもスフィアを倒せるの?」
スフィアは水を身体に纏う。それだけではなく湖全てを自由自在に操り出す。

「昇っ!アンチを使えっ!」

「分かってるよ。でも水ってどうやったら無効になるかなー。」

「とりあえず"来い"って言えばいいだろ。」

「いや、それじゃ無理だな。」

「2人ともばかなの。」
スフィアは水を大きな球にして投げつけてくる。
大きな球は昇たちに向かってくる。


「これかっ!"凝結" 」

大きな球は沸騰して砕けていく。大きな雨のように落ちていく。昇たちは沸騰した水が落ちてくるのを急いで逃げる。


「みんなバカなの。」

スフィアは昇たちが逃げた先に先回りにしていた。
そして水を刃物のようにする。
「"激流水刃" 」

刃物は全員を切り刻んでいく。
あっという間に全裸になった。
「裸になっちゃったー!」

「くっ...屈辱よ。」

「恥ずかしいですわ。」

「まじかっ!」

「やはり奴はやるな。」

女子勢はその場でペタンと座り込んだ。
昇とジレンは堂々としてスフィアを前に身構えた。
スフィアの目線が昇の下半身にいく。

「すごいの....大きいの...これは無理なの。」

「どうした?戦わないのか? 」



「スフィアは力を貸すことにしたの。」
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