女子水泳部の雑用係である俺が童貞を卒業したらハーレムが出来た〜女子部員たちとセフレに〜

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冬最後の合宿で

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俺たち水泳部は春に新入生が入る事を見越しその前に確かな絆を作るという名目で合宿に来ていた。今回の合宿は練習とかはなく親交を深める会のような物だった。俺たちは白鷺先輩の両親が経営している旅館に泊まることになっていた。

「凄いっすね。ここが白鷺先輩の家族が経営している旅館ですか 」

「凄いでしょ? 私の自慢の一つよ 」

「寧々の家凄いねー!! 」

「確かに....凄いかも....」

 篠崎先輩と笹山先輩は白鷺先輩家の旅館を見て感動しているように見える。俺も二人と同じように感動していた。俺たち部員は感動しながら続々と中へと入って行く。俺が入り口から入る時、高橋が俺の方をずっと見つめていた事に気づいたが特に会話する事なく中へ入った。

「うぉー。中も豪華ですねー 」

 白鷺先輩家の旅館は金色が基調の神々しい作りになっている。こんなゴージャスな旅館は見た事がなく、とても高級感ある。

「みんな奥の部屋、案内するわ 」

 白鷺先輩の案内で俺たちは奥の部屋を目指す。その最中に高橋が俺の元にやって来て腕の袖を掴んで軽く引っ張る。

「お? どうした高橋? 」

「室戸くん。後で話したい事あるから、ちょっといいかな? 」

 高橋とは最近全然話していたなかったので久しぶりの会話になる。俺は高橋の話したい事が何なのか気になっていた。
 奥の部屋に入ると俺たちは荷物を床に置いた。そして、俺は高橋と二人で部屋を出て少し離れた所で会話を始めた。

「高橋どうしたんだ? 」

「あのさ、室戸くんって白鷺先輩と付き合ってるの? 」

 高橋の直球の質問は予想外であり俺はドキッとしたが冷静に答えた。

「いや、付き合っている訳ではないんだ 」

「だよね。じゃあ、セフレなの? 」

「そ、そうなるのかな 」

「白鷺先輩だけじゃなくて、篠崎先輩も、笹山先輩もだよね? 」

 なぜ高橋が知っているのか分からない。だが、高橋は詳しく知っている。俺は高橋の情報量に驚き、繕う事を忘れてしまっていた。

「全部当たってる 」

「だよね。じゃあ言うね 」

「えっ? 」

「今すぐそんな関係辞めなよ!! おかしいよ 」

 高橋は強い。俺はいつもより気迫のある高橋の力を前に何も言い返せずにいた。

「室戸くんは純粋な人だって、信じてるから 」

「高橋。俺は純粋じゃない 」

「純粋だよ。室戸くんは、私の知ってる室戸くんは、純粋な筈だからっ 」

 高橋の要求に答えることはできない。今更、白鷺先輩たちとの関係を終えるなんて俺には出来ないのだ。辞められない関係、踏み込んで戻れない関係なのだ。俺の身体と心は白鷺先輩たちで満たされて依存している。

「高橋。俺は今の状態が最高に楽しいんだ。欲望に呑まれて清々しい気分なんだ。最高なんだよ 」

「室戸くんおかしいよ。何でそうなったの? 」

「それは......」

 高橋は俺の両肩を掴んで強く揺する。俺はシェイクされたように強く揺らされる。激しい揺すりに俺は困惑していた。

「室戸くん!! 室戸くん!! 」

「うおっ!! 高橋っ!! 」

「室戸くんっ!! 室戸くんっ!! 」

 高橋が俺に対して何がしたいのかイマイチ分からない。ひたすら揺すられる俺は高橋の名前を呼び続けるシュールな物になっていた。

「室戸くんは、私のだからっ!! 」

 高橋は俺を強く抱きしめる。高橋の身体のあらゆる部分が俺の身体に合わさる。俺は心が熱くなっていた。

「私ね、室戸くんの事がずっと好きなんだよ。だから、室戸くんが他の人と絡むのが凄く嫌で 」

「高橋。俺は 」

「私とだったら恋人になってくれる? セフレとかじゃなくて 」

 高橋は一旦俺の身体を離すと目を閉じて待機する。この待機がキスを要求するものだという事はすぐに分かった。

「高橋 」

 高橋は複数の女と絡み身体の関係を持っている俺の事を好きでいてくれている。そんな高橋からの好意が眩しいぐらいだ。俺の頭の中には高橋とキスというワードが広がっていく。

「高橋。俺はお前と....」

 俺が言葉を発する瞬間、白鷺先輩と篠崎先輩がやって来た。

「二人とも何してるの? 」

「怪しんだ~ 」

 俺は高橋との事を上手く誤魔化してみんなで部屋に戻った。部屋に戻った後は高橋からの視線を時々感じていたが俺は特に気にせずに合宿の時間を過ごした。

 そして三日目の最終日、俺たちは白鷺先輩家の旅館の手伝いを行った。簡単な手伝いで肉体的には中々キツかったが普段雑用で慣れていた俺にとってはへのカッパだった。

「みんなお疲れ様 」

 手伝いが終わり、白鷺先輩は俺たち部員にお茶を入れてくれた。茶柱が立っておりこれから何か良いことが起きる前振りを感じた。

「白鷺先輩って凄いですよね 」

「そんな事ないわよ 」

「あの、白鷺先輩の夢って 」

「ええ。私はこの白鷺旅館を継ぐのが夢よ。私がこの旅館を継いで経営したいの! みんなが来てくれる素晴らしい旅館にしたいわ 」

 夢。俺は今まで一度も考えた事がなかった。夢という未知の先にある物についてよく考えようと思った。俺は高校卒業してどうしたいのかどうなりたいのかこれから考える事を始めようと白鷺先輩を見て思った。
そして、相変わらず高橋は俺の顔を見てくるのだった。
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