平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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57 恋人同士のセックス カイル編

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「サイカ、大丈夫?」

「…ええ…いつもいつもすいません…。
四日経って大分動けるようになりました…。」

「気にしなくていいんだよ。
ところで今日はカイル様が来る予定だけど……どうする?断ろうか?」

「い、いえ…大丈夫です…!折角来てくれるのに断るのは流石に…カイルにも、予定があるはずですから…。」

「分かった。じゃあ、カイル様が来たら部屋に通すから、それまでゆっくり休むんだよ?」

「はーい…。」


復帰してから間もないのにもう疲労の蓄積が凄まじい。
というのもマティアス様に続きヴァレリア様、そしてカイル様と間隔が短いからだ。
マティアス様との逢瀬の二日後にヴァレリア様、そして四日経って今日はカイル様。
間隔が短いのは前からあった。…しかし、其々とセックスするとなると数ヵ月振りとなるわけで……マティアス様もヴァレリア様も止まらない止められない。朝までノンストップ。

二人が帰ってからお風呂に入って疲れた体をリフレッシュしてみれば…まあ垂れてくる白濁の液体。
掻き出しても掻き出しても中から溢れてくる精液にどんだけ出したんだと逆に感心してしまう。
大量の精液なんて…エロ漫画やエロ小説やエロゲームの中だけかと思ってた。
だって私秘蔵のAVだと男優が出す精液の量はマティアス様たちみたいに大量じゃなかったし。
それに恐らく…日本じゃセックスで朝までハッスルなんて有り得ないのではなかろうか。
友人たちの赤裸々な会話では…最大で第四ラウンドまでだった。しかも高校生の時だから…年を取るとまた回数も減ってくるのだろう。
現実では絶倫なんてそうそういないんだなとその時思ったし、二次元の男と現実の男では全然違うんだな、うんうんと学んだのは…なんだったのだろう。
今、この世界で現実を生きている私はまるで二次元のような体験をしているのだ。
絶倫&大量の精液&超絶イケメン。恐ろしい。気持ちいいけど私の体が持たない。


「…カイルには…ちょっと…加減してもらおう…。流石に朝までは……厳しい…。」

昼間の暖かな日差しに誘われ睡魔がやってくる。
体は辛いけどそれでもセックスをしないという選択肢は私にはない。
何せ凄く気持ちがいいし、嬉しいし好きなので。
今日カイル様と会うのも楽しみだなあと、重い瞼を閉じた。



「…カ、……起きて、サイカ。」

「……う、うん、………カイル…?」

「…そう。…カイル。……来たよ。」

「………あれ…?」


揺さぶられ目を開ければ目の前にカイル様。
部屋の中はすっかり薄暗くなっていた。


「あ…あれ?…もう、夕暮れ?」

「ん。……付き人の子、…何度も…起こそうとしたらしい、でも、…サイカ、起きなかったって。
…オーナーが、…入って下さいって、…部屋、入れてもらった…。」

「…あ…ごめんなさい…!私、カイルが来てどのくらい寝てました…!?」

「…大丈夫。…さっき、部屋に入ったとこ…。
…疲れてる?」

「ううん、ぐっすり寝たからもう大丈夫…!ごめんなさい、支度も何も…」

「いい。……可愛い寝顔、見れたから。支度も、いい。…どうせ脱がせる。」

「…あ……カイル……ん、」

「…ああ、サイカだ……寝てるサイカ、見たら、…サイカだーって、……何か、嬉しくなった……ちゅ、…ちゅ、…サイカ、ちゅ。…サイカ…、ちゅ、…好き、…ちゅ、…寂しかった…ちゅ。…大好き、サイカ…、会いたかった…ちゅ、サイカ、すごく会いたかった…、」

「ん、…ふふ、…んうっ、…ま、待って、…んちゅ、」


カイル様からの熱烈なキスの嵐。
くすぐったくて、でも凄く嬉しくて…カイル様が可愛い。
子犬みたいに、子供みたいに素直な気持ちを全身で伝えてくる。
可愛くて、可愛くて…凄く癒される…。
だけど可愛いのはここまでだった。


「……ちゅ…。……ごめん、サイカ。」

「?」

「…サイカ、疲れてるって、…分かってる、けど。
……セックス、したい。…体、負担…かけないように、する、から。
……セックス、していい…?部屋に入って、サイカ見たら……発情した…。」

さっきまでの可愛いカイル様は消え、すう、と雰囲気が雄のそれに変わった。
カイル様に手を取られ、下腹部へ宛がわれる。
少し触れただけで分かる。カイル様の陰茎は既にズボンの中でパンパンになっていた。

「…サイカ。…お願い。セックス…セックスしよう…?セックスしたい。
俺ので、気持ちよくなろう…?俺も、…サイカのとろとろの中で…気持ちよく、なりたい…。」

耳元で何度もセックスしようと囁かれる。
むんむんとした色気が漂って、耳元に熱い吐息がかかる。
まるで、私を発情させようとしているみたいだ。いや、みたい、ではなくさせようとしている。
言葉で、熱で、雄の色香でカイル様は私を発情させようとしている。

「…しよう。セックス。…凄く気持ちいいい、セックス。
ゆっくり、ゆーっくり、出しながら、ゆっくりするセックス。
……ね?サイカ……セックス、しよう。」

カイル様の色香に当てられ、まんまと発情した私は小さく頷く。
私が頷くとカイル様は先程までの色香は何処へやら。無邪気に笑って私のドレスを脱がせ、そして自分のシャツも脱ぎ捨てた。

相変わらずの美しい筋肉。逞しい体。多くの傷があるけれど、その傷さえも美術品のように見える。
くっきりと、あらゆる筋が見えて…中でもやっぱり、腸腰筋が一番いやらしくて目が離せない。

「…じっと見てる……ここ、…そんなに好き…?」

「…好き…。……凄く、素敵……格好いい…」


再び手を取られ、カイル様の腸腰筋へ宛がわれる。
上から下へと窪みに沿って指でなぞり…ズボンに辿り着く。
線の続く下には…カイル様の長いモノが。
想像すると恥ずかしくなって慌てて指を離すと、カイル様はニヤリと笑って“想像した?”と呟いた。

「…いきなりは…辛いと思う、から。……なか…解さないと。」

下着の紐を解かれ、がばりと大きく股を広げられる。
え、と驚いて固まる一瞬の隙を突かれ、腰が浮く感覚。
そして…ぬるりと割れ目に沿って生暖かい舌が這った。

「…え、……や…!カ、カイル…!?や、やだ!やだやだ…!こんな格好、やだ…!」

「…体格差、あるから。…これが一番、舐めやすい…。」

「い、いい…!じゃあ舐めなくていいからぁ…!…はうう…!?」

「…駄目。……ほら、見て。指。…今、一本だけ。…狭くなってる…。
あと…二本は、最低でも…入るようにしておかないと…駄目。」

「ああ……ああんっ…!」

「…今日、…匂い、濃い……すごく、興奮する…」

「きゃあああ!い、言わないで!ふあ…!?そ、そういうの、ひゃんっ…!い、言わなくていいの…!」

「…そう…?でも……伝えた方が…サイカ、喜んでる…。
ここ、ぱくぱくして…、奥から、溢れてる、……いただきます。」

「…ひゃあああ!?」


ぱくっとカイル様の唇が私の中心を食ばむ。
じゅるじゅると音を立てながらしゃぶりつき、ごくりごくりと喉を嚥下する音が聞こえてくる。
静かな部屋の中、私の喘ぎ声とカイル様の喉を嚥下する音だけが響いて、恥ずかしさでどうにかなりそうだった。
途方もない時間が経ったように感じた。舐め取られ、吸われ、飲み込まれ、時折芽を舌でつつかれ、転がされ。
止めてと言っても止めてくれないカイル様に喘がされ、涎を飲み込む事も出来ず絶頂へ追いやられた。

「…やっと、三本。……サイカ…俺の指、三本…入ったよ。
あ……涎…垂れてる…勿体無い。」

べろりと口の端で垂れていたままの涎を舐め取られ、そのまま半分開いたままの口の中へカイル様の舌が入ってくる。

「んうーー…、」

「…舌、突き出して。」

ゆっくり舌を突き出せば…舌もカイル様に吸われ、吸い終われば今度は舌の上をカイル様の舌が這う。
まるで蛇だ。カイル様は。長い舌が私の舌をしつこく追って、絡めとる。
カイル様が私の唾液を飲んで、私もカイル様の滴る唾液を飲む。
紡ぐ銀の糸が…ぷつりと切れると…カイル様は胡座を掻き、私を抱えると跨がせた。


「……ゆっくり、入れるから…。…味わって。」

「ふぁ…んっ…!」

長く硬い、でも弾力のあるカイル様の陰茎が、ゆっくり、ゆっくりと入ってくる。
味わって、とカイル様は言うが…味わっているのはカイル様の方だと思う。
肉壁をゆっくり割って進んでいくカイル様の陰茎は私の中を余すことなく味わっているように思う。

「はぅ…ん……はぁぁ…、」

「……あー……、…すごい……熱くて…とろとろしてて……すごく、気持ちいい……サイカも…気持ちいい…?」

「んう…、…きもち、…きもちいい、…ああーー、カイルの、…ながいぃ…」

「…もうすぐ…サイカの一番奥、……あ、……届いた…。
ね…、今、…俺の、…サイカの子宮に、キス…してる…分かる…?」

「んん……、わ、かる……カイルの、…さき、…かんじる…」

「…気持ちいいね…サイカ……でも、やっぱり…半分しか、入ってないか…」

「…あ、ぅん…、…ぜんぶ、いれて、あげれな、…ごめ、なさ…、」

「いい。…すごく、…気持ちいい、から……謝らないで……大好き、サイカ…。」

「あん、んっ…わ、わたしも、…だいすきぃ、…かいる、だいすき…いっぱい、すき…だいすき…」

「…かわいい……可愛い、サイカ…もっと言って…俺のこと、大好きって、言って…いっぱい、言って…」

「すき……すき。…だいすき…かいる、だいすき…だいすき…わたし、かいるの、…こいびとで、…うれしい…」

「ん……俺も、…俺も嬉しい…。サイカの恋人…夢みたい…。
好き。好きだよ。大好き、サイカ…ずっと、ずっと、俺の側にいて……俺から、離れていかないで…サイカ……大好きだから…。」

腰を持ち上げられ、ゆっくり下ろされる。
繰り返し繰り返し続けられていく。

「…サイカのおっぱいも…大好き…。」

腰を持ち上げられ、私の胸がカイル様の顔の高さまでくると、片方の胸に吸い付かれた。
挿入を繰り返しながらカイル様は背中を曲げ、ちゅうちゅうと私の何も出ない胸を吸い、満足したかと思えば今度はもう片方の胸に吸い付く。

「…ぷは…、……これ、キスマーク…陛下の?…それとも…ヴァレリア?
……なんか、…むって、した。…俺も…付ける。」

「あんっ…!や、……かいる、…くすぐった、」

「…ちゅ、……ん。…満足。……これ、俺の、ね…?
ここは、誰も…痕、付けさせたら…駄目。」

「あ、あ、あ…、…かいる、…わたし、…も、もお、…あっ、あ、ああ、」

「…いいよ……俺も…出すの、我慢、…してた……いこうか、……あと二回、」

「うう、うううん……!はぅ、…ああ、だめ、…だめ、…いく、もう、…もう、」

「一回…」

「ああ、ああああ、…カイルっ…きて、…もう、きて、…いくから、…いくから、…しきゅ、…きす、しながら、…だしてぇ…!」

「……んっ……く、ぅ、…!」


ちゅ、とカイル様の先が子宮口をぴったり塞ぐ。
私の腰に宛がう両手に力が入り、押し付けるように射精が始まった。
子宮の小さな穴を目掛け、とぷりとぷりと吐き出されていくカイル様の精液がお腹に溜まっていく中、カイル様は射精をしながら私の奥を小突き始める。

「……体…楽にしてあげる…」


カイル様の上に跨がる体勢からくるりと後ろ向きにベッドに下ろされ…私の顔の両隣にカイル様の筋ばった逞しい腕が並び、私に負荷を掛けないように自身の体を腕で支えているようだ。
閉じていた足がカイル様の足で広げられ寝バックの体勢になると射精を続けながら再び奥をゆっくりと小突かれる。

「ん、んっ、…ん、…ん、はっ、…んっ…、」

「……気持ちいい…?…すごく、…吸い付いてきてる……先。
ちゅう、って、吸われてる…、」

「んはっ、…ん、…んっ、んんっ、…う、…はぁんっ、」


頭が、背中がばちばちしている。
ずっと電気が流れているみたい。
ばちばちして、ぞくぞくしてる。
全身が震えて止まらない。気持ちよくて、小突かれている子宮がすごく、疼いて…何だろうか……おかしい。子宮が、お腹が、さっきから疼いて堪らない。

「……うぁ…!?サ……イカ?…サイカ、…待って、……、……っ、」

「はぁ、…は、…うう……は、…あ、…あ…?」

「…はっ……?サイカ、…入る……これ、……サイカの、中、…俺の…入る…」


押し付けていたカイル様の陰茎が、子宮を刺激している。
執拗に刺激されて堪らなくなった子宮が……くぱ、と、口を開けてカイル様を包んで…私の奥の奥へと、誘う。

「く…、…あ、ああ…、…サイカっ、…入ってっ、…これ、…サイカの、…サイカの、子宮、…中に、はっ、…何、これ、……駄目、サイカ…これ、駄目だ…、」

「…はぅ、…うう、……あう、…すごい、…こえ、…すごぃ、…くるし、のに、……すごいぃ…」

「…はぁ、…んんっ……すごい、…俺の、先っぽ、…半分くらい…入ってるっ……先も…しごかれて……はっ…こんなの、…狂う…、…気持ちよすぎてっ…ふ、ぅっ、……サイカ、…出して…いい?…このまま……サイカの、大事な、部屋の中…っ、子宮の、中に、…俺……出したい…!」

「…だして……かいる、…そのまま、…また…だしてぇ…、」

凄い量の精液が私の中に入ってきた。
今までで一番であろう、濃厚で重たい、勢いのあるカイル様の精液が子宮の中に入ってくる。
どぷんと私の子宮の中を満たしていくカイル様の射精は数分もの間続き…私もカイル様も体を震わせながら一緒に果てた。


「…はぁ、はぁ、っ、…すごかった…はぁ、…サイカ、…大丈夫…?」

「はぁ……ふう、……だい、じょう、ぶ……」

「……俺…ちょっと…今……動けない…このままで…いい…?」

「…ん、……い、いよ、」

「……ふ、ぅ、……大好き、サイカ……」


脱力感に支配された体。もう少しも動かない。
カイル様の重みを背に感じながら、私は快楽と幸せの余韻に浸っていた。

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