平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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59 恋人同士のセックス リュカ編

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四人のひとに愛されるというのは、幸せでもあるけど大変だ。
心は幸せだけど…そう、体が大変だった。
感じやすいとか、感じにくいとか。そういう事は私にはよく分からない。
だけど皆とのセックスはとても気持ちがよくて…いや、良すぎるのだ。
其々違う。あれの形も大きさも違う。だけど私は毎回、意識を飛ばすまで感じている。
マティアス様は別としても皆女性経験が無かったはずなのに…上手すぎるから困る。
私の感じる部分を責めて責めて責め尽くして…私はいつもされるがままになる。
指一本動かすのも億劫になるくらい、終わった後は脱力感と疲労感が凄い。

カイル様とのセックスの後、私は二日眠りこけた。
幸いにも朝までセックスとはならず筋肉痛が悪化する事はなかったけれど……酷い脱力感で食べる事もせず眠り続けた。
サイカ、死んじゃ駄目よ~!?水だけでも飲みなさい!!はお姉様たちの言葉。
サイカ様、果物をすりおろして来ました!口を開けて下さい~!はロザンナ。
どうしてこんなになるまで無茶したの!嫌なら断れってクライス候にも言われたでしょ!?はオーナーの言葉だ。
疲労から来る睡魔で目を閉じていた為、声でしか判断出来なかったけど。


「…私も性欲が強い方だけど……皆に比べたらまだまだだったのね…。」

「何を言っているんだお前は。」

「いえ。ちょっと物思いに更けてました…。」


今日はリュカ様が会いに来てくれている。
部屋に入るなり来い、と私を呼び抱き締めたリュカ様はそのまま私をベッドへと運びドレスを脱がしている。


「…疲れているならこのままでもいい。」

「…いいのですか?」

「ああ。だがドレスや下着は脱がす。邪魔だ。僕も脱ぐからその間少し寒いだろうが…待ってろ。」

「…ふふ、…はい。」


ごそごそとリュカ様も服を脱いで全裸になるとシーツを手に持ち私に覆い被さる自分ごと包む。


「…重いか?」

「大丈夫ですよ?」

「ならいい。…重く感じたら言え。僕が下になる。」

「はい…。」

リュカ様の重みがほっとする。
私の背に腕を回しぎゅっと抱き締められ、首筋にリュカ様の温かい息を感じる。
ちゅう、とそのまま首筋に吸い付かれ、ぴくんと反応した体。

「…いい匂いだ。」

「……ん、…擽ったい、」

「…そのイヤリングを贈って正解だったな。…お前はエメラルドが一番よく似合う。」

「…リュカの目と同じ色だから?」

「…ああ。この濃い緑が黒髪にもよく似合っているんだ。
僕の目と同じ色のものが、お前には一番似合う。」


キラキラと。イヤリングと同じ深く濃い緑の目が優しく弧を描くように細まる。
初対面の時とは大違いだ。あの時のリュカ様はこんな優しい目はしていなかった。それが感慨深くて、嬉しくもあった。


「…温かいな…それに、互いの素肌が気持ちいい。」

「はい、私も気持ちよくて…それに、すごく…安心します…。」

「ああ。僕もだ。お前の体温や匂いに心底ほっとする。
……サイカ、口を開けろ。キスがしたい。」

「はい…、……、…んっ、」

「…ちゅ。……はぁ、……ちゅ、」

「…ん、……ふぁ、…あ、…ん、」

「そんな可愛い声を出すな。…我慢している身にもなれ。」

「…ふあ、…だ、って、……きす、…すき…」

「…だから、……そんなうっとりした顔をするな。僕がどれだけ我慢しているか知らないだろ、お前。」

「…ん、…ごめんなさい、」

「……なあ。お前、なんでそんなに可愛いんだ?
お前が日に日に可愛く見えて仕方ないんだが。
…お前が僕の恋人とか、…未だに信じられん…。」

「…リュカ…、」

「でも、現実だな。
夢ではなく、現実だな?…お前が、僕の恋人だというのは。そうだろう?」

「…ん、…そう、……私…リュカが、好き…」

「ああ。僕もお前が好きだ。好きで堪らない。
…お前は、僕の可愛い恋人だ。
一生大事にしてやる。僕の恋人になったんだ。ずっと大事にしてやる。
お前が呆れるくらい甘やかして、愛してやる。覚悟しておけ。」

「…覚悟…?」

「ああ。僕は多分、普通じゃない。自分でもその自覚がある。
お前を好きだと自覚する前から、僕はお前を何度も想像の中で抱いた。
お前を知って、お前を抱いてから、何度も何度も。呆れる程…それこそ毎晩。」

「…あ、っ、…んん、…リュカ…、」

リュカ様の唇が私の体に吸い付く。
ちゅうちゅうと吸い付いて、ぺろりと舌を這わせる。

「馬鹿になったみたいに毎晩自慰をした。
お前の顔を、喘ぎ声を思い出して…お前の体を思い出して。
何回もだ。出しては布で拭って、何をしているんだと考えて…また暫くすると自慰を始めてしまう。…正直、僕にこんな強い性欲があるとは知らなかった。」

「はぅ、…リュカ、…ああ、」

「僕も父と同じだと思った。…でも、決定的に違う。
僕は沢山の女を囲いたいと思わない。沢山の女を相手したいと思わない。
…僕の性欲は全て、サイカ…お前に向いている。」

「あっ…、」

リュカ様の指が胸を這い、優しく揉んでいく。
こりこりと先を弄られ、すりすりと指の側面で擦っている。

「お前を好きだと自覚してからはもっと酷い。
毎日毎日、頭の中がお前一色だ。…ああ、やるべき事はちゃんとやっているぞ。
そうでなければ僕はお前に会わない。それこそ…父と同じになってしまう。
僕はなサイカ、僕の他にお前を妻にと望む者がいても構わない。」

「はぁ、…あんっ…!」

「マティアスが本気になれば、お前はマティアスだけの女になってしまう。そうなるくらいなら僕は全然構わない。
だけどなサイカ。…僕を、捨てるなよ。お前のここから、僕を追い出してくれるな。」

リュカ様はつう、と。私の心臓を指した。

「僕は普通じゃない。お前を好きだと自覚してから、僕は母の気持ちが痛いほど分かった。
愛した人に見向きもされない辛さが、痛いほど理解出来た。
お前に同じ事をされたら、…僕は狂うぞ。それはもう、手が付けられない程。僕の母以上に狂うだろう。
…だから覚悟しろサイカ。お前が僕を愛さなくなったその時、僕はきっと狂う。」

「…んっ、」

「だけどサイカ。僕はお前が可愛い。お前が可愛くて仕方ない。
僕の全てで、お前を守ってやる。お前を傷付けようとする者から、お前に危害を加えようとする者から、僕が守ってやる。
女であろうとお前を傷付けるなら容赦しない。慈悲も与えない。
お前を、愛している。」

「は、リュカ…!」

「…止めた。…抱くぞ、サイカ。僕に抱かれろ。僕に愛されろ。いいな?」

「…ん、…はいっ…、愛して、リュカ…!」

「ああ。お前は僕の可愛い女だ。愛しい女だ。
覚悟しろサイカ。僕は、きっとお前を死ぬまで愛すだろう。お前が死んでも、愛するだろう。お前が先に死ねば僕は後を追う。
僕が先に死ねば…それまでにお前が僕を忘れられないように、引きずるように仕向ける。
僕を片時も忘れず、毎日僕を思いながら生きろ。」


なんて重たい愛だろうか。
ずっしりと重いリュカ様の愛。だけどその重たい愛を嬉しく思う私も、もう普通じゃないのかも知れない。
いつか、この人を好きじゃなくなる日が来るのだろうか。
リュカ様だけじゃなく、マティアス様に、ヴァレリア様に、カイル様に抱いている気持ちが無くなる事があるのだろうか。
分からないけれど、人の気持ちは移ろうという。
だけど今、私が皆を大好きな気持ちは簡単に消えるようなものじゃない。
好きだ。大好きだ。もう、自分ではどうにも出来ない。四人が好きで堪らない。


「大好き…大好き、リュカ…。大好き…、愛して、沢山愛して、…リュカに抱かれたい…抱いて、リュカ…。」

「ああ。愛してやる。思いっきり。僕の愛を受けとれ、サイカ。
受け取って、愛されている自覚を体にも、心にも刻め。
お前を愛した、憐れな男の愛を感じろ。お前が、僕を狂わせた。」

責めるような言葉。
だけど私の体に触れる手はひたすら優しいものだった。
口付けも、深く濃い、緑の目も。まるで宝物に触れるような優しいものだった。


「あ、ふっ…ぅ、…リュカ、…あっ、」

「狭くなって…。抱いていない数ヵ月の間にもう僕の形を忘れたのか?
…なら今日、僕の形を思い出させてやらないとな。
僕はお前のここを覚えているぞ…?いやらしくて、気持ちのいい肉穴だ。
僕のをぎゅうぎゅうと締め付けて、一つ一つの粒の動きも覚えている。」

「あああ…指…そこ、…駄目…!」

「何が駄目だ。ここの上壁を掻くときゅうきゅうさせて…奥からとろとろした蜜が垂れてくるんだ、お前は。
一緒に芽を弄れば…」

「ひゃあああああ!?」

「…ほら、簡単に達した。
胸が寂しそうだな…ぴんと乳首が勃って…誘っている。しゃぶると旨いだろうな…まだ何も出ないが。
…なあサイカ、お前はどうして欲しい?」


言ってみろ。とリュカ様が円を描くように乳輪をなぞる。
その間も膣に入れた指の動きが止まることはなく、だけど私がイキそうになるとぴたりと止んでしまう。


「…ふ、…あん…!リュカ、…お願い、…おねが、……おっぱいも、…おっぱいも、して、…舐めて、」

「舐めるだけでいいのか?」

「…や、…いつも、リュカが、する…みたいに、」

「…僕が、どうしているって?ちゃんと言わないとこのままだ。
言えサイカ。僕は、お前の胸をいつもどうしている。」

「…ふぇ、…リュ、リュカ、は、…いつも、…な、舐めて、…吸って、…舌で、転がして、…甘噛み、してる…、」

「…ああ…堪らないな、お前は…。可愛い。可愛くて、いい子だ。
意地の悪い事をしたな。…お前の望む通りにしてやる。よく頑張った。」

「リュカぁ…、」

「…泣くな。泣いても可愛いだけだぞ。それに僕が喜ぶだけだ。
あと何回か達したら…一緒に気持ちよくなろうか。いいな?」

「はい、…一緒に、…早く、」

リュカ様が胸の先に吸い付いた瞬間、私は二度目の絶頂を迎える。
舐めて吸い付いて、舌で転がして甘噛みするリュカ様は私の胸を愛撫しながら上目使いで私の感じている様子を見ている。
恥ずかしくなって掌で顔を隠せば不機嫌なリュカ様の声。


「隠すな。僕は、お前の感じている顔も好きなんだ。楽しみを奪うなよ。
顔を隠すな、声も抑えるな。好きだけ感じて喘げ。」

胸も膣も弄くられ、何度も達した私をリュカ様は恍惚とした顔で見ていた。
可愛い、綺麗だと耳元で囁きながら嬉しそうに。


「…入れるぞ。…僕の形を思い出せ、サイカ。」

「はうっ…!あ、ううう…、ふ、といぃ、」

「っ、はっ、…サイカ、吸い込むな。息を吐け。まだ先が入っただけだ…っ、」

「はっ、は、…はああ…、」

「そうだ……はぁ、…気持ちいい…、最高だ、」

「は、はぁ、…リュカ、…リュカぁ、はぁ、…んっ、…ふうぅ、」

「これだけ熱く、濡れていても…お前の中はっ…狭い、な…はぁ、…これが、お前の中が、ずっと忘れられないっ…、…お前の、可愛い、顔がっ、…可愛い、声がっ、…はっ、……毎晩、毎日、」

「あ、あっ、あ、…りゅか…りゅかっ……あんんっ、…おおき、…ふと、いっ、…おなか、…いっぱ、」

「…っ、…サイカ……、力むな、もっと力を抜け…はっ……ああ、そうだ。
…弛めて…僕の形を覚えろ…馴染ませろ…。
お前の中が馴染んだらっ…僕の子種を出すっ…。僕のものを、味わえ、味わって、お前のなかに覚えさせろ…、」

「…は、いっ……りゅか、…りゅかの、…覚え、る、…から、…あんっ、…りゅか、すき…りゅか、…だいすき…だいすき、だからっ、」

「…んと、……お前、…可愛いんだよ、……サイカ、苦しいかもしれないが…キスするぞ。
……キスをしながら、っ、…出してやる…。
数日、溜めてるからな…よく味わえ…。…ちゅ、…ちゅく、………ちゅ。」

「…ん、…ふ、…ふぁ、…りゅ、ひゃ、……もう、…いき、そ、…いって、い…?わた、し、…いって、」

「は…ちゅ、……もう少しまて、……僕も、出す…キスしながら、…一緒にイクぞ……まだ、イクな……はっ、ちゅ、……ちゅ、」

「んっ、んっ、…んんっ、…ん、んあ、…んんんっ…!!ぷはっ…!りゅか、…りゅか、…もうだめ、だめ、…りゅか、りゅかぁ、りゅか、…もう、もう、…はやく、…いっしょ、いっしょに、…ひとり、いやぁ…!」

「…ああっ!……もう、出る、…出すっ…!サイカっ…もう、いいぞ…!
一緒だっ…一緒に、…っ、う、…!!」

リュカ様の唇が押し付けるように重なり、舌を絡ませながら二人で絶頂を迎える。
唇と同じように膣の中でもリュカ様の陰茎が子宮口を、膣全体を塞ぎ、押し付けながらビュービューと射精している。

「………ちゅく…、……お前のその、幸せそうな顔が好きだ…」

「…ん……しあわせ…、」

「ああ。……愛してるぞサイカ。…お前は僕の可愛い恋人だ。
だから思う存分、幸せになれ…。ずっと、幸せにしてやる。僕に愛され、僕の愛を受け入れ続けろ。…そして忘れるな。お前は、僕の女だ。」


重く、甘い囁きを一晩中聞きながらリュカ様の惜しみ無い愛を受け止める。
朝が来ても、日が高く登ってもリュカ様は囁き続け、言った通り体にも心にも、リュカ様の愛を刻みこもうとしていた。

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