平凡な私が絶世の美女らしい 〜異世界不細工(イケメン)救済記〜

宮本 宗

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167 物語はそれぞれにある

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ステンドグラスから射し込んだ日の光が、花嫁の通る道を七色に照らしていた。
七色の光は純白のドレスを宝石のように輝かせ、愛しい男の元へ向かう一人の女神に祝福を与えているようだった。
女神の瞳には男しか映っておらず、男の瞳にも女神しか映っていなかった。
二人の視線が近くで交わる。
花綻ばすように女神が微笑み、華奢な腕で男を包んだ瞬間、女神を祝福する七色の光は伴侶となる男にも祝福を与えるように輝きを増した。
“今日、神に認められ夫婦となった二人に祝福を”
溢れんばかりの拍手と二人を包む七色の光。

(…ああ、なんて、)

溢れる感情のまま、流れる涙を拭うこともせず、クリスティーナは主役の二人を見つめ続けた。

クリスティーナのこれまでの人生を一言で例えるとしたら、“それなりに幸せな人生”と言える。
クリスティーナは裕福な貴族の子として生まれ、優しい両親と優しい人たち、可愛い妹と弟に恵まれた。
ひもじい思いをした事もなければ明日をどう生きて行こうと絶望した事もない。
大きな事件や障害はなかったけれど、人並みに悩みを抱えたり壁に当たったりすることも当たり前にあって、多くの人たちからは“恵まれた幸せな人生”だとその目に映っているだろう。
クリスティーナ自身もまた、自らが他よりうんと恵まれていると自覚している。
善き夫に巡り合い、可愛い子供たちにも恵まれた。
義両親も優しく、クリスティーナを実の娘のように可愛がってくれている。
子供のように明るく社交的な夫はクリスティーナをいつも楽しい気持ちにさせてくれるし、やんちゃ盛りの子供たちに手を焼く日々ではあるけれど、我が子は可愛い。
クリスティーナの人生は大きな波もない、平穏で平和そのものだった。
だから、少し。ほんの少しだけ、クリスティーナはサイカを羨ましく感じていた。

サイカという女に初めて会った時、クリスティーナは大きな衝撃を受けた。
“完璧な美”がそこにはあって、彼女はまさに“神に愛された存在”のように見えた。
同じ女としてこうも違うのか。
彼女の前では美しいと評されるどんな女もきっと敵わない。きっと足元にさえ及ばない。
大切な弟の恋人。
ヴァレリアの人生を変える程の存在、それがサイカ。
サイカはヴァレリアに深く愛されていた。
ヴァレリアだけではなく、サイカの恋人たちにも、義父にも、それはそれは深い愛情を一身に。
サイカが嫌な女だったのなら良かったのに、とクリスティーナは少なからず思った事がある。
嫌な部分が大きければ、容姿こそ足元に及ばないけれど、まだ勝負出来る何かがあると思えたから。
勝ち負けの問題ではないと理解しているけれど、だけど。
サイカと出会ってから、クリスティーナの心にほんの少しの“靄”が生まれた。
どうしようもない、だけどどうにも出来ない想いが。
きっと多くの女がクリスティーナと似た気持ちを抱えただろう。
他人を羨む事は誰にだってある。
自分との違いを大きく感じて、差を付けて、勝手に落ち込む事は誰にだってあるものだ。
そんな、誰でも一度は持つ感情をクリスティーナはこの時に初めて持った。
その感情は小さくとも、クリスティーナの心を憂鬱にさせるものだった。

「おかあさま!みてみてぇ!エミリー、おひめさまみたいでしょ!?」

「あら、ほんと!今日のエミリーはとっても可愛いわね!」

「エヘへ~!エミリー、おねえちゃんみたい?」

「…ええ、お姫様みたいよ!」

「やったぁ!おかあさま、けっこんしきたのしみね!」

「…そうね…。」

そう。勝ち負けの問題ではないと理解している。
誰かを妬みたくないのに、クリスティーナの心の靄はどれだけ日が経とうと少しも晴れないでいた。
鏡を見ては溜め息が出る日々。
三十路になったクリスティーナは何処か疲れた顔をしている。
やんちゃ盛りの子供たちに振り回され、手を焼き、子供のような夫の面倒を見る時も多々ある。
楽しいばかりではなくて、苛立ちや腹立たしさを感じる事も当然ある。

鏡の中のクリスティーナは確かに年を取っていた。
自分を美しいと思った事など、今まで一度もない。
肉のついた頬を持ち上げてみると輪郭が幾分かシャープになるけれど、手を離せばすぐに元通り。
目も一重で、二重になった事も一度もない。
目尻付近にポツポツとシミが出来て、加齢による隈もうっすらとだがある。
ほうれい線はまだ其ほど目立ってはいないけれど、五年、十年と経てば…きっと今より目立つだろう。
だけど五年、十年経っても、きっとサイカは変わらないのではないか。
今と変わらず、美しいままなのだろう。
きっと、きっとそうに違いない。
誰でも年を取る。
目尻の皺も出来て、シミも増えて、肌が弛んで、ほうれい線だって目立ってくる。
だけど、サイカは自分と違って、美しいまま年を取るのだろう。
羨ましい、とクリスティーナは思う。
サイカの容姿と、サイカの人生をクリスティーナは羨ましいと思っている。

物語に出てくる主人公に不幸は付き物だけれど、その後に待っているのはハッピーエンドだ。
サイカは娼婦だった。
娼婦は蔑まれる職業で、不幸で可哀想な女たちがなる職だと、クリスティーナは思っている。
好きでもない男に自分の体を好き勝手され、セックスをしなくてはならない。
そういう行為をして得たお金で生きている。
貴族で、お金にも恵まれていたクリスティーナにはサイカの娼婦時代は不幸以外の何でもなかった。
不幸を乗り越えた後に大きな幸せが待っている。
まさにサイカがそうなのだろう。
娼婦だったサイカはレスト帝国でもトップに入るディーノ・クライス侯爵の養女になったのだ。
そして、この国で一番尊い人物、マティアス・ベルフォーレ・レスト皇帝に見初められ、国母になった。
サイカを愛する人は多い。
愛されて当然。愛される為に生まれた存在。
平凡な人生を歩んでいる自分とは全く違う。
サイカは間違いなくどんな物語であっても主役だ。

「クリス~、そろそろ出発しないと!」

「え、ええ!今行くわ!」

クリスティーナは憂鬱な気持ちを散らすように頭を振った。
妬みや嫉みを持つけれど、サイカを嫌いだと思った事は一度もない。本当に。
人として純粋な好意を持っているし、自分の義妹になる人物だ。可愛いと思うし素敵だと思っているし、家族になる日を楽しみにしているのも本当だった。
弟が選んだ女性はとても美しい容姿と優しい心を持っている。
弟のどこを好きになったのか、妹のそんな失礼な問いかけに対し、サイカの応えは誠実だった。
胸の奥に閉まっている宝物を一つずつ見せるようにヴァレリアとの思い出を語る姿に、サイカの人となりをクリスティーナは見たのだ。
そんな所も、クリスティーナは羨ましく感じた。
運命のように惹かれ合う二人。多くの試練と困難を乗り越え、結ばれる二人。
サイカの持つ愛は、人生は…まるで物語のようだ。

クリスティーナの夫、ルーカスとは恋愛結婚ではない。
ウォルト家と繋がりを持ちたい貴族の家との縁談、その内の一つにルーカスの家があった。
誰と会っても求められているのはクリスティーナ自身ではなくウォルト家の娘という肩書きだけ。
加えて、女だからと馬鹿にしているのか相手の男たちの中には横柄な態度を取る者もいた。
『弟になる人間が醜い容姿なのは仕方ない』だとか『結婚したらそう会う事もないだろうし気にしない』だとか、クリスティーナの逆鱗に触れる者も少なくなかった。
打算ばかりが見える縁談にクリスティーナは疲弊していて、あと一人だけ会ったらもう暫くは誰とも会わないと気持ちを固めていた時に出会ったのがルーカスだったのだ。
ルーカスはそれまで会った男たちとは違い、家の事も結婚の事も話題に出さず、ただ純粋にクリスティーナとの会話を楽しんでいた。
是が非でもウォルト家との繋がりを!的な気持ちも感じられず呆気に取られたクリスティーナが思わず、“何故私と縁談を?”と聞けば…ルーカスから返ってきた答えは予想だにしていないものだった。

『いや~、実は僕も知らなかったんだ。
突然父から縁談を申し込んでおいたって二日前に聞かされてね。思わず叫んじゃったよね。僕が逃げないようにギリギリまで言わなかったみたいで…信用されてないんだなぁって涙が出たよ。』

『……は?』

いい意味で気が抜けた瞬間だった。
それからの時間は縁談だとかを気にせず、二人はお喋りを続けて、楽しい時間を過ごせた。
“この人だ”という強い想いなんてものは無かったけれど、クリスティーナはルーカスを夫に選んだ。
運命だとか、出会った瞬間に惹かれたとか、大恋愛の末だとか、そんなロマンチックなものではないから、余計に羨ましいと感じるのかも知れない。

「ルーカス、私化粧おかしくない?
このドレスで大丈夫かしら。」

「うん、変じゃないよ!」

「…そう、なら良かった。」

クリスティーナは自分が美人だと思った事はないけれど、不細工だとも思った事はない。
普通の容姿だ。どこにでもいる。
だけど、差を感じて悲しくなる時がある。
人生もそうだ。大きな波も障害もないけれど、平和で平穏な人生は時に退屈を生む。
三十路を迎えたこれからのクリスティーナは、女としての価値はもう下がるだけになるのだろう。
シミも皺も増えて、皮膚は弛んで、ほうれい線も目立って、そうやって目に見える老いを感じながら生きていく。
クリスティーナの人生はどこにでもある人生だ。
結婚して子供が生まれて、子供の成長を見守りながら年を取り、やがて老いて死ぬだろう。
今は手の掛かる子供たちだが成長するにつれクリスティーナの手を離れ、やがて巣立つ時がやってくる。
この国では多くの家が事情ない限り長子が代を継ぐけれど、だからと言って親の跡を継ぐまで親と共に暮らさなくてはならないという決まりはない。
そうなれば子供のような夫との二人の生活は楽しくもあるだろうけれど、きっと寂しく感じる事も多いだろう。
巣立った子供たちが家庭を持ち、孫が生まれたまに顔を見せに来るのを夫と二人、楽しみに待つ日々が想像出来る。
大きな波もない、波瀾万丈でもない、何もせず、ただただ平穏に生きているそんな、どこにでもある平凡な幸せが、この時のクリスティーナには緩やかな牢獄に思えた。
振り返った過去も、これから先の人生も、自分の人生は特に面白味もない、大した事のない人生だ。
クリスティーナにしか出来ない事はなく、使命もない。
毎日を何となく過ごして、そして一日が繰り返し過ぎていく。
どこにでもいる、どこにでもある、そんな脇役のような人生に気付いてしまうと、どんどん考えて込んでしまう。
決して不幸せなんかじゃないけれど、だけど羨ましいと思う気持ちが止まらない。
自分の人生に不満はないけれど、それでも羨ましいと思ってしまう。
クリスティーナにしか出来ない事があったなら。
クリスティーナの容姿が誰もが噂するくらい美しい容姿だったなら。
ルーカスとの結婚が、恋愛結婚だったなら。
運命のように、互いに一目で恋に落ちるような、そんなロマンチックなものだったなら。
そんなどうしようもない事を考えては憂鬱になってしまう。
一度心の中に根付いてしまった靄は、ずっと晴れないままだった。


『今日、神に認められ夫婦となった二人に祝福を!』

その言葉を皮切りに大きな拍手が辺りに響く。
余りにも美しい光景。
美しいひとの隣で背筋を真っ直ぐ伸ばした堂々たる姿の弟は、とても格好良かった。
背中まで伸びていた髪はバッサリと切られ、それまで隠れていた顔立ちがはっきりと見える。
周りから悪意ある言葉を浴びせられてきた容姿を晒すことを少しも恐れていない。
言葉では表せない感動がクリスティーナの胸を貫いた。

「…ヴァレリア、すごく格好いいね。」

「……うん。」

止まない拍手の中、祝福の光が二人を包んだまま照らしている。

(…ああ、なんて、)

きっと誰の目から見ても、今のヴァレリアは美しく映っているだろう。
美しいひとの隣に並んでも少しも違和感がないくらい、今のヴァレリアは美しい。
自信に満ち溢れ、堂々として、輝いている。

「ふふ。ヴァレ、まるで物語の主人公みたい。」

そう呟いて、ふと、クリスティーナは考える。
今のヴァレリアは間違いなく物語の主人公だ、とクリスティーナは感じたけれど、今日に至るまでは“そう”とは感じていなかった。
クリスティーナの中で、ヴァレリアは主人公枠ではなかった。
気弱で臆病で繊細で消極的な弟は守ってやらねばと思う程弱い存在で、このままでは死んでしまうかも知れないと不安になった事もあった。
放っておけば弱って、そのまま消えてしまうかも知れない。
物語の主人公にはとてもじゃないけれど向かない、そのはずだった。
だからクリスティーナは、ヴァレリアに対しては一度だって“主人公”だと思った事はなかった。サイカと出会って変わった後も。
でもそれは、サイカが余りにも鮮烈だったからだ。
サイカを知った時のクリスティーナの衝撃が大きくて、どうしたってサイカの方に目が向かってしまっていたからだった。
今、サイカの隣に立つヴァレリアはサイカと同じく、輝いて見える。
それが何故か。どうしてそう見えるのかを理解した瞬間、クリスティーナの中に何かがストンと降りた。それは天啓のように。

「…ああ、そう、…そうだったんだ…」

胸を貫く感情が言葉に表せない。
ただ、ただただ美しいと、尊いと思う。
ヴァレリアの美しさ、サイカの美しさ。
これは元々あったものではなかったと気付いて、クリスティーナは静かに涙を流す。
クリスティーナにはサイカがこれまでどんな人生を歩んでいたかなんて分からないけれど、ヴァレリアの事なら分かる。
だって家族だから。大切な弟だから。近くで見てきたから。
ヴァレリアの人生は“家族”が主役だった。
自己主張もせず、家族の誰かの意見に従って日々を過ごす姿は自分の人生を諦めているようにも感じた。
自分の人生なのに、ヴァレリアは自分を主役にはしていなかったのだとクリスティーナは気付いた。
今のヴァレリアは主人公だ。間違いなくヴァレリアの物語に君臨する王だ。
初めから主人公ではない。
だけど初めから、王だった。
主人公ではなかったヴァレリアが努力して玉座を掴んで、そしてヴァレリアという一つの物語の王になったのだ。
そしてヴァレリアを動かしたのが、たった一つのサイカ

ヴァレリアが、サイカが。並ぶ二人が美しい。
愛は、こんなにも尊くて美しいものだったのか。
人の人生を変える程に。
臆病だったヴァレリア自身が変わりたいと努力を続ける程に。
そして得たものが、彼の玉座。
彼だけの玉座。
クリスティーナには、サイカの事は分からない。
分からないけれど、サイカがただ美しいだけであれば、きっと今のヴァレリアの方が輝きが大きいはずなのだ。
けれどサイカは変わらず美しく、輝いている。
どんな人生を送っていたかなんて分からない。
けれど、きっと、美しく輝ける何かを経て、そして彼女もまた、彼女の物語、その唯一の女王になったのだと、それだけは分かる。

「…なんて、美しいの…。」

「…本当…とても、美しい光景だね。
………だけどクリス。」

「…?」

「僕の目には、クリスが一番美しく見えているよ。
出会った時の君も、妻になった君も、母親になった君も。
最近シミや皺を気にしだした君もね。」

「…なあに、急に。」

「言わなくちゃ、と思ったんだ。
今、とても感動しているから。あんまりにも美しい光景が目の前にあって、僕は、今、君に出会えたのは運命だと思った。
言わなくちゃ、勿体無いって思ったから。」

「……。」

「父が、縁談を申し込まなかったら…僕とクリスは出会ってない。
エドガーも、エミリーも生まれてない。
じゃあ、僕の今があるのは…全部運命じゃないのかな。
…僕の人生には、クリスがいなくちゃ始まらないよ。」

「……。」

「…僕の人生、心からの幸せを感じたのは君が僕の元へ来てからだよ。それまでだって幸せだったけどね。
…クリス。君を愛してる。ありがとう。僕の元へ来てくれて。世界で一番美しいひと

夫の深い愛の言葉に、クリスティーナの中にずっと巣くっていた靄が晴れた。
クリスティーナは誰もが噂するような美人ではない。
クリスティーナのこれまでの人生は特に大きな波もなく、平穏で平凡な、どこにでもある人生を送っている。
けれど、誰かと全く同じではない。
クリスティーナの人生はクリスティーナだけのもので、他の誰のものでもない。
子供みたいな夫はクリスティーナにとって誰よりも愛しい夫だ。
愛しい夫との間に生まれた可愛い子供たちは奇跡だ。
それなりに幸せな人生。大きな波はない、穏やかな毎日。
どこにでもある平凡な幸せは時に退屈を呼ぶかも知れない。
クリスティーナだけにしか出来ない事はない、使命もなくただ時間だけが流れていく人生。
年を重ね、クリスティーナは老いていく。
シミや皺も今よりうんと増えて、皮膚は弛んで、ほうれい線だって目立ってくるけれど、それは隣にいる夫も同じ。
今ある目尻の皺が深くなって、シミも沢山出来て、白髪も増えて、もしかしたら義父と同じように禿げるかも知れない。
だけどきっと、年を重ねた分、クリスティーナは夫を愛しく思えると確信した。
恋愛結婚ではないけれど、縁談から始まった結婚生活だけど。
クリスティーナは夫に恋をした。
夫に恋をし、夫を愛し、可愛い子供たちが生まれた。
素敵な恋をして、大切な愛を育んでいる。

年を重ね、過去を振り返るたび寂しさや切なさが胸を占め、巣だった子供たちがいない毎日を過ごしながら老いていく緩やかな牢獄の中だろうと、クリスティーナは幸せだ。
ずっとずっと幸せだった。
生まれてからずっと、クリスティーナの人生はそれなりに幸せで、そして、これから先はとても幸せな人生になる気がした。

「ルーカス。私たちの人生、愛も、ヴァレたちみたいに美しくて尊いものになるかしら。」

「違うよクリス。
ヴァレリアたちみたいじゃなくて、僕たちだけにしかない人生と愛、その美しさと尊さがあるのさ!」

サイカの容姿が羨ましいと感じたけれど、クリスティーナの容姿だって、夫にとっては世界で一番美しく映っていた。
サイカの人生が羨ましいと感じたけれど、クリスティーナの人生だってとても素晴らしいものだ。
サイカにはサイカの、ヴァレリアにはヴァレリアの、各々だけにしか歩めない人生の物語がある。
クリスティーナが抱えていた靄は晴れた。
今は、幸せな愛しさしかない。





※※いつも読んで下さりありがとうございます!
コメントのお返事が遅くなってごめんなさい~!
出張から帰ってきたら随時返信します!
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