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デバイス

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 この先は誰も知らない領域だ。
まだ罠があるかもしれない。
少し進むと一つの部屋にたどり着いた。
 今までと違ってこの部屋には扉が無い。
ここが終着点かな。


 壁1面にスクリーンが埋め込まれてあり、その前にはいかにもここに手をおけと言ってる場所があった。
 他に出来る事は無さそうなので手を置いてみた。


『生体認証に成功しました。デバイスを作成します……完了しました。』


「これがデバイスか」
デバイス・・・それはこの世界に置いて最も大切なもの。



デバイスは星によって形が違う。
ここのデバイスはまん丸だ。


デバイスで見れるのはステータス、インベントリ、スキル、称号、クエストだ




プレイヤー名:燕
所属:無し
賞罰:なし
プラネットスキル:至高の肉体




 プラネットスキルについて詳しく説明しよう。
 プラネットスキル。略してプラスキ。これは、出身星ごとに個別に設定されている能力のことだ。

例えばフォント&ペックスは【全集中】だ。
発動すると、時間が遅く感じる。あとプラスキは成長するⅠもあればⅡもある。でもⅡの人は見たことない
(Ⅱの人が隠している可能性あり)


ワーストスターでは【至高の肉体】これは全集中とは異なり常時発動型で、効果は2つだった。
身体能力上昇《極》
状態異常体制《極》
うーん。別ゲーだったら強力なんだけど、あくまでロボットで戦うからな~。



次にインベントリを開いた。当然ながらインベントリに装備はない何かご褒美があってもいいのにな。
このゲーム通常アイテムと素材に分かれる。
通常アイテムは1種9999個まで延べ9999999個まで。素材は10000tまで。



多いようにみえて結構カツカツする。例えばチップは通常アイテムだが種にも普通に2000個を超える。
素材もほぼ金属。平気でtを超える。


今度はスキルタブだ。 
ここでは、SPとSPPがある。簡単にいうとSPはスキルプログラムSPPはスキルプログラムポイントだ。
SPPは今5ポイントあるぞ。おかしいな。SPPは0のはず。
原因は次の称号にあると思われる。



称号はプレイヤーの行動によって貰えその効果は多種多様だ。
今度は称号について見ていこう。

 もう既に2つ称号があった。


初到達者
おめでとう!良く解いた!!
効果 SPP+5


ドドドドM
苦行をものともしないその精神はどMそのもの
効果 状態異常効果軽減


 さっきの5ポイントは初達到者の効果によるものだった。
SPPって地味に集めるのが難しいからいい効果だなぁ。
 しっかしドドドドMって
僕はノーマルなんだけど、失礼だなぁ。
効果はとっても嬉しいのだが人には自慢出来ない。


 次はクエスト。
ここでは、既にクリアしたクエストの報酬をもらったり、今進行中のクエストを確認したり出来る。
『デバイス取得』と言うミッションをクリアしていた。報酬は10ポイントだ。



最後にコメント欄だ。
他のプレイヤーにメッセージを送ったり掲示板を見たり出来る。まあ、大体が雑談なのだが。
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